5) ホテル偵察記 (Hotel & Watching) - 国内(Japan)

2025年6月30日 (月)

東京エディション虎ノ門 / The Tokyo EDITION, Toranomon ; A NEW GENERATION OF LUXURY IN DOWNTOWN TOKYO

       
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地下鉄神谷町駅から程近い場所にある(ホテル)「東京エディション虎ノ門」(2020年6月開業)に行く所用がありました。エディションは、マリオット・インターナショナルで最高級グレードに位置するホテルブランド。「ブティックホテルの生みの親」と称されるイアン・シュレーガー氏のコンセプトと日本の著名建築家である隈 研吾氏によるデザインが融合したのが、ラグジュアリー・ライフスタイルホテルの「エディション」です。このエリアは森トラストが国際ビジネス拠点として世界と日本を繋ぐゲート機能を担う「東京ワールドゲート」と呼ぶ大規模複合開発プロジェクト。その一環に華を添えるものです。

 

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待ち合わせ場所は31階のロビーフロアにある「Lobby Bar」。素晴らしいのはなんといっても目の前の東京タワーと麻布台ヒルズの街並み、そして東京湾。「Lobby Bar」の一角には「天空のジャングル」と呼ばれる緑の空間もあります。一方で、意外性は非常にシンプルな内装やデザイン。美意識が完全にインバウンド向けなような感じです。日本人には理解しにくいかも。地上1階のホテルエントランスも、どこ? と思うほど小さくて、隠れ家ホテルのような印象でした。でも、確かに楽しめる場所であることは間違いないようです。

June 2025, The Tokyo EDITION, Toranomon, iPhone 13

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2025年3月 8日 (土)

小田急ホテルセンチュリーサザンタワー 2025早春 / HOTEL CENTURY SOUTHERN TOWER (Shinjuku Tokyo) 2025

             
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新宿駅南口に近い小田急サザンタワーに入っている小田急ホテルセンチュリーに所用で初めて行ってきました。お隣にはJR東日本本社ビルがあります。今や新宿サザンテラスや新宿駅新南口、既設の新宿高島屋などと合わせて、なかなか利便性のいいロケーションです。

ホテルからの眺めもなかなかのものです。レストランからは代々木・渋谷方面が、ほかのエリアからは東急歌舞伎町タワー・新宿駅・西武新宿駅方面、JRの鉄路、NEWoMAN新宿・新宿タカシマヤが間近に見えます。夜景になると雰囲気がずいぶんと変わりそうです。

 

 

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20階 サザンタワーダイニングでランチです。テーブルの配置にいろいろなパターンがあったり、オープン・キッチン風で調理中の様子がよく見えたり、ちょっと変わっています。雰囲気としてはカジュアルです。

・前菜(季節野菜のスープ、3種のブルスケッタ、生ハムとサラミの盛り合わせ)


 スープは美味しいけれども塩分多そう。前菜のブルスケッタはまるで握り寿司のような雰囲気で唖然、生ハムとサラミは盛付け方法が変わっている。

・メインディッシュ(国産牛ほほ肉と冬野菜の赤ワイン煮込み/厚切りローストビーフ)
 メインの赤ワイン煮込みは供され方にこれまた唖然(最初これ、何?)、ローストビーフは一見普通だけれどもグリル風。


・デザート(シェフパティシエ特製デザート、トロワ・アソーティ~東京産食材で作った「プリン・マドレーヌ・ジェラート」3種類のスイーツ盛り合わせ)
 デザートも今風に凝っていました。スイーツ盛り合わせはボリューム満点。

創作料理の面が多かったでしたが、新宿周辺のパノラマとともに、食事も大いに楽しめました。このホテルは初めてですが、意外と良いかもと思いました。

February 2025, HOTEL CENTURY SOUTHERN TOWER, Shinjuku Tokyo, SONY RX1R ( Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0 ) & iPhone 13

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2025年1月25日 (土)

ホテル仙景(箱根湯本温泉) 2025冬  / Hotel SENKEI (Hakone-Yumoto Hotspring, Japan) winter 2025

 

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箱根湯本駅から徒歩でもそう遠くはないホテル仙景に泊まってみました。
箱根湯本駅から続く商店街を歩いて、途中左折し、須雲川沿いの「滝通り」に出ます。それほど広くはない道をクルマ(マイカー、タクシー)や観光客が慌ただしく通り過ぎて行きます。

ホテル仙景は、最近リニューアルはしているようですが、外観は和風の温泉旅館、朝食夕食とも部屋食、昔ながらの旅館という形式を守る、ということのようです。
客室は15室、それぞれが異なった間取りと趣を持ち、自家源泉の展望露天風呂付、半露天風呂付の部屋もありました。

    

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今回はごく普通の部屋に宿泊です。窓際には洋式のテーブルと椅子、中間部の畳の部分には和式のテーブルと昔懐かしいこたつがありました。こたつには籐製の非常に重量級のしっかりした座椅子が付いており、たいへん快適でした。奥には幅が少々狭いシングルベッド2つの寝室があります。

「温かで行き届いたサービス、つかず離れずのおもてなし」がモットーのようです。昔は、食事の配膳の際に仲居さんが世間話などいろいろとお話しされることもありましたが、話を合わせるのに苦労したこともありました。なかなか難しいです。こちらの仲居さんは流暢かつ古典的な日本語を話す東南アジア系の若い女性、かなりのベテランの方とお見受けされ、その立ち振る舞いに呆気に取られてしまいました。また手慣れた様子で、構図を変えながら写真を撮ってくれました。

         

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温泉ですが、露天風呂はちょうど部屋のある建物群の屋上にありました。なかなか風情があります。適温で、いつまでも入っていることができます。内風呂の大浴場は、別の建物まで出かけて行きます。

   

       

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それにしても、この須雲川沿いにはホテル・旅館がずらりと並んでいて、驚きます。巨大なウナギの寝床のような天成園! そんなにたくさん源泉があるのだろうかと思います。

「神奈川県温泉地学研究所」が1986年に「箱根湯本温泉の湧出状況について」という報告を行っています。その中に箱根湯本温泉 (塔之沢地区を含む)の源泉の分布図がありました。昭和33年 (1958)から昭和58年 (1983)にわたる25年間の温泉の変化を調べているのですが、須雲川沿いには確かにたくさんの源泉があり、ホテル仙景の付近にもありました。ただ、どこが源泉の権利を所有しているのかは分かりません。

むか~し行った「桜庵 おーあん」(現 星野リゾート 界 箱根)も、この須雲川のもう少し上流にあったこと思い出しながら、のんびりと散策しました。

January 2025, Hotel SENKEI (Hakone-Yumoto Hotspring, Japan), SONY RX1R ( Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0 )

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2024年12月22日 (日)

ホテル「オークラ東京」 2024年 クリスマスシーズン / THE OKURA TOKYO, X-mas season 2024

 

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久しぶりにオークラに、それも改装後初めて最上階のバーラウンジ「スターライト」に行く所用がありました。

広いラウンジ形式と小ぶりの個室がありました。新宿方面の大展望が見られます!
黄昏時の大都会の刻一刻の変貌が印象的です。お食事のメニューもお洒落です。

           

 

December 2024, Bar lounge "Starlight", THE OKURA TOKYO

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2024年10月10日 (木)

<movie> HOTEL EAST 21 TOKYO / ハロウィンスイーツによるアフタヌーンティー 2024秋

          

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ちょっとした所用で「ハロウィンスイーツによるアフタヌーンティー」なるイベントに出かけてきました(笑)。場所は、東京都江東区にあるHOTEL EAST 21 TOKYO。東京デズニーリゾートからもそれほど遠くないと思います。

東京メトロ東西線「東陽町駅」下車、1番出口から地上に出ます。ちょうど大きな交差点で、ぐるりと見回すと高層ビル、Tokyo East 21が見えるので、そちらに向かって歩いて行きます。この日は小雨で雲がかかっていましたので、あまり良くは見えないのですが、この道路の先の方に東京スカイツリーが見えていました。しばらく歩くと江東区役所があり、Tokyo East 21の2棟の高層ビル(その一つがHOTEL EAST 21 TOKYO)が見てきます。

「東京イースト21」は「オフィス・ホテル・商業施設 3つの機能を有する複合都市」と謳われています。開業は1992年ですので、いわゆる1990年前後の”バブル”の前に企画されて、”バブル”崩壊直後に完成という、多分、当時よくあった最悪のパターンだったのではないでしょうか。

HOTEL EAST 21 TOKYOは1992年9月開業。内装は19世紀のヨーロッパを思わせるラクジュアリーホテル。最近は超モダンな内装を誇るホテルが多いですが、こちらは19世紀ヨーロッパの貴族の邸宅をイメージして建築された館内で、絵画や調度品などの飾りが配されているので、かなりクラシックな佇まいのホテルです。私などにはのんびり落ち着くホテルという印象でした。オークラホテルズ&リゾーツのグループホテルです。都内随一の広さを誇る屋外プール(ガーデンプール)でも有名なようです。

アフタヌーンティー は19世紀半ばにイギリスの貴族階級の人たちから始まった伝統的な慣習で、午後(主に16時頃)に紅茶と軽食を楽しむもので、女性にとっての社交の場でもあったそうです。正式なアフタヌーンティーは、3段のケーキスタンドの下段にサンドウィッチ、中段にスコーン、上段にケーキ(ペストリー)を乗せ、紅茶と共に下から順に楽しむのがマナーとされています。また、シルバーのケーキスタンドと磁器のティーカップで提供されるものが格式高いとされています。マナーとしては、ローテーブルやソファテーブルの場合は、ソーサーを持って紅茶を飲むと上品に。スコーンにナイフを入れることは良くないとされているため、一口分を手で割って口に運ぶのがスマートだそうです。

妻も、大昔の独身時代、ロンドンに遊びに行った際に本場のアフタヌーンティーを味わい、たいへん感激したそうです。

 

HOTEL EAST 21 TOKYO / ハロウィンスイーツによるアフタヌーンティー 2024秋

 

 

 

さて、ロビーラウンジでのアフタヌーンティーです。秋の味覚も取り込んだハロウィンスイーツが、3段のスタンドに並びます。通常は1つのスタンドがふたり分です。スコーンなどは別のお皿に。コーヒー・紅茶・ソフトドリンクは飲み放題です。時間は2時間。今や女性に大人気のアフタヌーンティーですが、その分量からして女性にとっては十分昼食代りになるでしょう。男性にはどうなのかなと思いますが、おしゃべりをしながら、各種の飲み物(アルコールはありませんが)を頂きながら、つまみ食いをしている感じで、なんとなくお腹はいっぱいになってくるような感じでした。通常のランチメニューを食べながらよりも、おしゃべりが進みますね(笑)。それにしても、これらのスイーツはひとつひとつに手がこんでいます。そんなこんなで、2時間以上がアッという間に過ぎてしまいました。

以前、デパートの家庭用品売り場でシルバーの3段アフタヌーンティースタンドを見かけたことがあります。好きな人は、自宅でアフタヌーンティーのセッティングをして楽しめそうです。

October 2024, HOTEL EAST 21 TOKYO, iPhone 13

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2024年1月31日 (水)

小田原駅東口 ミナカ小田原 & 箱根湯本温泉 河鹿荘 2024冬

      

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久しぶりに小田原・箱根湯本温泉のミニ旅行です。

小田原駅東口には「ミナカ小田原」(2020年12月オープン)ができていて、すっかり様相が変わっていました。「ミナカ小田原」の低層棟(江戸情緒薫る「小田原新城下町」)にはお土産屋さんや飲食店街などの商業施設が、高層棟にはホテルなどが入っています。「みなか」とは「真ん中(中心)」という意味の古語で、この施設が、多くの人がであい、ゆきかい、にぎわう中心(みなか)として愛されるようにと願いが込められているそうで、「みらいの宿場町小田原づくり」がコンセプトだとか。駅西口でも高層マンションが建設中で、駅周辺は大きく変わっていくようです。

以前は、駅周辺どこで食事しようかと迷ったものでしたが、今では良くも悪くも「ミナカ小田原」で事足りてしまうような印象でした。今回は「みなと食堂」で海鮮丼のランチです。

   

箱根湯本駅前から狭い国道の両側に立ち並ぶ商店街を覗いてお土産などを買ったりしながら、のんびりと行きます。こちらの地元出身の知人の話では、最近では地元のお店がすっかり減ってしまって、まったく知らないお店が増えたと言っていました。

        

        

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この日は、箱根湯本駅からも近く、早川に面したホテル河鹿荘で温泉を楽しみます。今では「箱根二十湯」とも言われるほど箱根には数多くの温泉場がありますが、箱根湯本温泉の開湯は奈良時代で箱根の最古の温泉郷です。散策する場所もいろいろとあるようです。

2階はフロント・ラウンジ・料亭などがあるメインのフロアーですが、渓流や庭園を模した水場が広くあります。管理がたいへんそうです。大浴場・露天風呂は男性用が2階、女性用が6階と分かれており、入れ替え制は無いそうです。男性用には広大な洗い場がありました。1階はダイニング・会議室・宴会場で、昔ながらの団体さん向けのフロアーのようです。

部屋は和室で、早川と対岸の温泉街が見えます。お茶受けの漬物4種類と和菓子が用意されていました。多分全館共通の空調システムだと思いますが、エアコンも程よく効いており、快適に眠ることができました。

      

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夕食も朝食も2階(1.5階?)の料亭「錦」で頂きます。こちらは完全な個室でした。掘りごたつ式で、足元には赤外線のヒーターがあります。
夕食は月替わりの会席料理で、1月は「新年の始まりに思いをはせた献立」だそうです。別注の特別料理(一品料理)などのメニューもありましたが、ごく標準的なコースでも十分満足できるお料理でした。全体として、大部分が魚を素材とした料理でしたので、肉が食べたいというお客さんには1月のメニューはややミスマッチかもしれません。アルコールの選択肢がやや少ないような気もしました。

 

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朝食も和定食で、あつあつのアジの干物を頂きました。「河鹿荘」の刻印が押されたさつま揚げなどがあったり、いろいろとこだわりがあるようです。

 

チェックアウトが10時と少々早いのが残念なところですが、駅からのアクセスも良く、全体としてはコスパの高い温泉旅館だと思いました。

January 2024,  SONY DSC-RX1R Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0 and iPhone SE

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2023年12月20日 (水)

ニューヨーク グリル&バー(パークハイアット東京) 2023 /  NewYork Grill & Bar (Park Hyatt Tokyo) 2023

 

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パークハイアット 東京は、1994年7月の開業以来、2024年に30周年を迎えるため、2024年5月GW明けより約1年間、全館の営業を休止し改修工事をするそうです。再オープンは2025年春頃を予定とのこと。ちなみに、こちらの運営会社は名前の通りハイアット、経営会社は東京ガスの系列会社(パークタワーホテル株式会社)です。

また、ホテルが入居する新宿パークタワーの設備改良工事に伴い、2024年1月の正月明けから3月いっぱい「ニューヨーク グリル&バー」の営業を休止するそうです。つまり、「ニューヨーク グリル&バー」は2023〜2024年の年末年始で営業休止、来年の4月の営業はどうなるのか良く分かりません。「パークハイアット 東京」自体も再オープン後は、さらに高級化される可能性が高いと思います。

そんな予感の中、クリスマスシーズンに入る前に急遽「ニューヨーク グリル&バー」を訪れてみました。ホテルのエントランスから高層階にあるホテルに向かう高揚感は、何度訪れても変わらない不思議な魅力があります。

          

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その日は、やはり混んでいました。欧米人のお客さんが圧倒的に多く、日本人はチラホラという感じでしょうか。窓際などの展望の良い席は宿泊者優先のような雰囲気でした。お料理は、前菜・肉料理・サイドメニューなどのアラカルト・メニューです。グリルの受付時にバーの希望も伝えておくと、食事の終了に合わせて、バーの空席状況をチェックして案内してくれます(席の予約ではありません)。バーの方では生バンドの演奏がいつも通りありましたが、演奏間隔が30分おきになり、以前と比べて演奏回数が増えたような気がします。人気の席はカウンターで、欧米人はこのカウンター席が好きなようです。

この日は視界が良く、実に素晴らしい東京の夜景を眺めることができました。

             

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NewYork Grill & Bar (Park Hyatt Tokyo),  November 2023,  SONY DSC-RX1R Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0

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2022年12月20日 (火)

インターコンチネンタルホテル 東京ベイ 2022 クリスマスシーズン / InterContinental Tokyo Bay, 2022 Christmas season

 

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新型コロナ感染症の先行きもまだはっきりしませんが、竹芝のインターコンチネンタルホテル 東京ベイで久しぶりに旧交を温める機会がありました。

12月の土曜日のせいもあり、昼間から山手線はラッシュ時のような混雑具合、ホテルも結婚披露宴のお客さんで溢れ、会食のお客さんも多数といった感じで、ちょっとびっくりでした。こちらのホテルでは、クリスマスの飾り付けは例年シルバーやゴールドを主体としたシックな感じですが、飾り付けの密度が高い感じで、なかなか華やかな印象です。

 

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イタリアンレストラン「ジリオン」( Italian Dining "Zillion" with a New York-style interior and dishes on the menu ) 、お料理は前菜の盛り合わせ、生ハム、マッシュルームスープ カプチーノ仕立て(珍しくて、美味しかった)、松茸を使ったパスタ、牛ほほ肉の煮込み トリュフ風味、デザート(ケーキ、濃厚なチョコレート)、珈琲・紅茶、お酒 各種。

初めてホテルのテラスにも出てみたのですが、レンボーブリッジをはじめとした東京湾の黄昏時や夜景が堪能できて、良かったでした。

 

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撮影機材;SONY DSC-RX1R Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0, iPhone SE

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2022年5月14日 (土)

オーベルジュ オーパ・ヴィラージェ(裏庭編) 南房総 2022年春 / Auberge OPA Village in the Southern Boso Peninsula Japan, Spring 2022 (Backyard Images)

 

南房総(房総半島南端に近い洲崎と野島崎の間ですが)のオーベルジュ「オーパ・ヴィラージェ」に行って来ました。南房総は30~40年ぶりですので、現地の状況が良くわかりませんでした。ビジネスホテルはあまり無いようですし、ホテルやペンションはコロナのせいもあると思いますが、ウェブサイトを見ても営業状況が良く分からず、こちらのオーベルジュにしてみました。

オーベルジュ(Auberge)とはフランス語で「旅籠」で、「郷土料理を提供するレストラン付きのホテル」を意味します。日本でも実態は宿泊施設を備えた「レストラン」で、オーナーは料理人であることが多いそうです。一方、ペンションは家族で経営するヨーロッパ生れの小さな”ホテル”(通常は自宅兼用)で、日本では通常夕食・朝食が提供されています。

オーベルジュ「オーパ・ヴィラージェ」は、フレンチを中心とした、完全にミニ・リゾートホテルといった感じです。創業者の方のお話が、いくつかのウェブサイトに掲載されているので、少し抜粋して紹介します。;「オーパ・ヴィラージュ」という名前は、作家の故 開高 健先生の作品から頂いた。1980年のオープンにご来館頂いた時の直筆「オーパ」がフロントに飾ってあります。OPA(オーパ)!は、ポルトガル語で「わっ」「おっ」と驚いた時に発する一言です。南房総の辺鄙な所に突然おしゃれな空間が出現して、皆様に「わっ」と感動を与えられればいいなと思います。経歴を見ると、料理人というよりは、ホテルのサービス・経営の方がご専門のようです。それにしても開業以来40年、バブル崩壊や現在進行中のパンデミックをくぐり抜けて営業を続けているので、これは凄いことだと思いました。

半円形状の車寄せから正面エントランスを眺めます。手前にミニ噴水? 左側にアーケード状のアプローチ、左手にはテラス(テラスレストラン兼用)、右手にはハート型のプールなどの庭園が見えます。
建物は緩くアーチを描いた細長い2階建てです。この建物、実は7棟の小さい建物からなっています。このあたりが「ヴィラージェ」たる由縁なのでしょう。1番目から3番目まではレストラン・ショップ・管理棟、4番目から7番目までが宿泊棟です。したがって、食事に行くときには必ず一旦屋外に出て行くことになります。

  

 

建物の裏手に出る通路が2箇所あります。建物の連結部にある狭い不思議な空間で、ちょっと別の世界への入り口のような雰囲気です。裏手には、現在でもやや荒涼とした借景の中に、花が咲き乱れた庭園と田んぼがあります。


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全体としては南フランスのプロバンスのイメージでしょうか。正面からの明るい印象と、裏手からのやや複雑で屈折した印象が対象的です。創業者のアイデアなのかホテルなどを得意とする設計者のアイデアか分かりませんが、1980年当初としては確かにたいへん斬新な設計で「オーパ」の目的は果たしていたと思われます。

April 2022  Auberge OPA Village,  Southern Boso Peninsula Japan, CONTAX645 Distagon T* 55 mm F3.5, Fujicolor PRO 160NS Professional, Film Scanner EPSON F3200

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2022年5月12日 (木)

オーベルジュ オーパ・ヴィラージェ(ヴィラージェ編) 南房総 2022年春 / Auberge OPA Village in the Southern Boso Peninsula Japan, Spring 2022 (Village Images)

 

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南房総(房総半島南端に近い洲崎と野島崎の間ですが)のオーベルジュ「オーパ・ヴィラージェ」に行って来ました。南房総は30~40年ぶりですので、現地の状況が良くわかりませんでした。ビジネスホテルはあまり無いようですし、ホテルやペンションはコロナのせいもあると思いますが、ウェブサイトを見ても営業状況が良く分からず、こちらのオーベルジュにしてみました。

オーベルジュ(Auberge)とはフランス語で「旅籠」で、「郷土料理を提供するレストラン付きのホテル」を意味します。日本でも実態は宿泊施設を備えた「レストラン」で、オーナーは料理人であることが多いそうです。一方、ペンションは家族で経営するヨーロッパ生れの小さな”ホテル”(通常は自宅兼用)で、日本では通常夕食・朝食が提供されています。

オーベルジュ「オーパ・ヴィラージェ」は、フレンチを中心とした、完全にミニ・リゾートホテルといった感じです。創業者の方のお話が、いくつかのウェブサイトに掲載されているので、少し抜粋して紹介します。;「オーパ・ヴィラージュ」という名前は、作家の故 開高 健先生の作品から頂いた。1980年のオープンにご来館頂いた時の直筆「オーパ」がフロントに飾ってあります。OPA(オーパ)!は、ポルトガル語で「わっ」「おっ」と驚いた時に発する一言です。南房総の辺鄙な所に突然おしゃれな空間が出現して、皆様に「わっ」と感動を与えられればいいなと思います。経歴を見ると、料理人というよりは、ホテルのサービス・経営の方がご専門のようです。それにしても開業以来40年、バブル崩壊や現在進行中のパンデミックをくぐり抜けて営業を続けているので、これは凄いことだと思いました。

 

 

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半円形状の車寄せから正面エントランスを眺めます。手前にミニ噴水? 左側にアーケード状のアプローチ、左手にはテラス(テラスレストラン兼用)、右手にはハート型のプールなどの庭園が見えます。

 
建物は緩くアーチを描いた細長い2階建てです。この建物、実は7棟の小さい建物からなっています。このあたりが「ヴィラージェ」たる由縁なのでしょう。1番目から3番目まではレストラン・ショップ・管理棟、4番目から7番目までが宿泊棟です。したがって、食事に行くときには必ず一旦屋外に出て行くことになります。

  

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ユニークなお風呂が5箇所ありますが、4箇所は4番目から7番目の建物にそれぞれ、残りの1箇所は温泉露天風呂なので庭園の隅にあります。5箇所のお風呂は、予約なしの貸切ですので、空いていれば自由に入れるという単純なシステムです。山梨産葡萄の赤ワイン風呂、地元柑橘類の香りがきつい南仏風呂、ハーブ風呂(いつも利用中で入れず)、人気のない(?)深層水風呂、そして2箇所の温泉露天風呂です。ちょうど春の嵐!と言った天候でしたので、強い風の音を聞きながらの露天風呂でした。

また、プールの季節ではありませんが、プールにもきちんと水が入っており、こちらのイメージもきちんと確保されているようでした。

建物の裏手に出る通路が2箇所あります。建物の連結部にある狭い不思議な空間で、ちょっと別の世界への入り口のような雰囲気です。裏手には、現在でもやや荒涼とした借景の中に、花が咲き乱れた庭園と田んぼがあります。

 

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今回、部屋は7番目の建物でした。ジロフレ(giroflée )という名前がついていました。ニオイアラセイトウという花の名前で、花言葉は尊厳だそうです。部屋のキーホルダーは、開高 健らしくおさかなです。1~2名用の1階ツインルームですので部屋は広くはありません。南仏の田舎にあるプティホテルをイメージしているそうです。開業以来40年も経っているのでさすがに古さを感じるところもあります。カーテンやベッドカバーの柄はあまり今風ではないと思いました。

 


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食事はレストラン「カンパーニュ」でいただきます。基本は全て個室のような感じでした。夕食・朝食とも美味しく頂きましたし、食事の分量としても十分だったと思います。

全体としては南フランスのプロバンスのイメージでしょうか。正面からの明るい印象と、裏手からのやや複雑で屈折した印象が対象的です。創業者のアイデアなのかホテルなどを得意とする設計者のアイデアか分かりませんが、1980年当初としては確かにたいへん斬新な設計で「オーパ」の目的は果たしていたと思われます。周辺にはそれほど遊びに行くところは無いと思いますが、オーベルジュとしてのお料理とステイしても楽しめる施設が、うまくバランスしていると思いました。首都圏から近いという利便性もありますが、これが長く続いている秘訣ですね。

April 2022  Auberge OPA Village,  Southern Boso Peninsula Japan, CONTAX645 Distagon T* 55 mm F3.5 Distagon T* 45 mm F2.8, Fujicolor PRO 160NS Professional, Film Scanner EPSON F3200

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