3) トレッキング(高尾山, 奥多摩, 奥武蔵, 奥秩父)/ Metoropolitan area

2025年7月26日 (土)

猛暑の鋸山〜大岳山〜武蔵御嶽神社 トレッキング / Trekking from the Okutama Station, through Mt. Nokogiri-yama, Mt. Ohdake-yama, to Musashi-Mitake Shrine (Tokyo) in a scorching hot day

 

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最近、このコースは夏山山行の直前トレーニングの場として、定番となってしまいました。日帰りとして十分な距離があり、登山コースもバラエティに富んでいます。季節的には、雷雲に追いかけられたり、猛暑日だったり、条件的にはあまりよくありません。

 

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この日、下界は猛暑日! 奥多摩駅でポカリスエットを1本追加したのが良かった。鋸山まではいつものペース、意外と登山者が多かった。
大岳山山頂直下からの登り(急緩急緩急)が、今日はキツく感じられました。山頂は、御岳側から登山者が次から次へと到着して、賑わっていました。御岳集落では夏祭りの準備中でした。

  

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July 2025, Mt. Nokogiri-yama and Mt. Ohdake-yama Tokyo, SONY RX1R ( Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0 )

 

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2025年7月13日 (日)

新しい登山靴の足慣らしに奥多摩の武蔵御嶽神社と日の出山へ

 

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新しいモンベルの登山靴を買ったために、足慣らしのために梅雨の最中に武蔵御嶽神社へと向かいました。当初は大岳山まで往復するつもりでしたが、予報では昼前から雨が降り出すようでしたので、雨雲を避ける意味でも急遽日の出山に変更しました。

モンベルの靴は初めてでしたので、ショップで念のために合わせる靴下も確認しました。推奨は、モンベルの”トレッキング”でしたので、とりあえずひと組み購入しました。(私の場合、左右の足の大きさが微妙に違うので、2、3度の足慣らしの後に、追加で薄手の”トラベル”を購入し、左足は”トレッキング”、右足は”トラベル”という、変則的な組み合わせになりました。)

     

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今日は足慣らしですので、ケーブルカーには乗らずに、靴の感触を確かめながら、また通勤通学時間帯の車に注意しながら、舗装道路の参道を歩きます。途中、モンベルのウェブサイトには標準的な横幅に加えて幅広のEタイプもあると書いてあったけれども、ショップでは確認することをすっかり忘れていたことを思い出したりしました。ビジターセンターの手前で、ケーブルカー乗り場からくる参道に合流し、武蔵御嶽神社まで進みます。この日は、天候が悪いためか参拝者もほとんどいないような状態でした。拝殿から振り返ると、ちょうど日の出山が正面に見えています。

        

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日の出山の山頂直下に東雲山荘があります。大昔来た記憶が蘇ってきました。外観は全く変わっていない感じでした。現在、山荘は休業中のようです。日の出町のウェブサイトを見ると、管理は日の出町シルバー人材センターで、令和4年度の耐震調査で現在の耐震基準を満たしていないことが判明したために、予約受付を令和5年4月から当面の間中止しているそうです。山小屋の耐震診断なんて初めて聞きました(笑)。

        

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山頂まではもうひと登りです。山頂では数人が楽しそうに昼食を作っていました。下山後、つるつる温泉に立ち寄ろうか迷いましたが、比較的最近行ったばかりなので、今日はさっさと帰宅することにしました。

July 2025, Musashi-Mitake Shrine and Mt. Hinode-yama Tokyo, SONY RX1R ( Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0 ) & iPhone 13

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2025年6月27日 (金)

<movie>雲取山・三条の湯 2025初夏 / Mt. Kumotoriyama and Sanjo Hotspring Japan, early summer 2025

 

         

6月上旬、天候の変わりやすい梅雨の晴れ間を狙っての山行です。鴨沢~七ツ石小屋~七ツ石山~雲取山荘(宿泊)~雲取山~三条ダルミ~三条の湯(宿泊)~お祭という一般的なコースを、2泊3日ののんびりトレッキングです。

ここでは七ツ石山~雲取山(雲取山荘)~三条の湯を中心に書いています。鴨沢~七ツ石小屋~七ツ石山、およびお祭~三条の湯については、以下をご覧ください。

   
「奥多摩 三条の湯 2024年秋」(Okutama Sanjo Hotspring in Tokyo, Autumn 2024)
「奥多摩 七ツ石山、七ツ石小屋 2024年初夏(1)」(Mt. NANATSUISHIYAMA and NANATSU-ISHI hutte Japan, early summer 2024 (1))、「奥多摩 七ツ石山、七ツ石小屋 2024年初夏 (2)」(Mt. NANATSUISHIYAMA and NANATSU-ISHI hutte Japan, early summer 2024 (2))

 

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平日のためか、鴨沢~七ツ石小屋~七ツ石山では登山者はそれほど多くは無いようでした。午前中は過ごしやすい陽気でしたが、七ツ石山に到着する頃から気温が急に上昇し、七ツ石尾根ではけっこう暑かった。初めて歩く七ツ石尾根の感想をいくつか・・・・。

   
・20歳代の頃、友人と三峯神社~雲取山~雁坂峠へと縦走し塩山方面へ下山したことがありますが、その奥秩父縦走路にある飛龍山がよく見えて、ちょっと感慨に耽りました。
・やはり幾重にも重なる山並みの向こうにいつも富士山が見えると言うのが一番印象的でしょうか。
・緑に輝くブナの中に咲き誇るツツジはなかなか美しいです。
・七ツ石尾根の登山道は本当によく整備されていて、ここだけ見ると本当にランニングで走れる道、ハイキングコースの感じです。五十人平キャンプ場もいいですね。
・途中で、雲取山山頂の南側にある避難小屋が良く見えます(実は、七ツ石山からも見えていました)。

逆に期待外れは、小雲取山かも。
小雲取山を少し下って雲取山山頂への最後の登りになるところに、雲取山荘への巻道の分岐があります。近道でもなく所要時間も変わらない、上り下りが無いだけと紹介されていますが、今回歩いて見ると確かにその通りで、展望もなく原生林の薄暗い狭い巻道は歩きにくいし、行き交う人もいない(非常に少ない?)です。登山道が整備されていると言う点からは、むしろ山頂経由の方が安全なのかもしれません。

 

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雲取山荘到着! ここもいちおう東京都でしょうか? 遠かった!(苦笑) ただし、住居表示は埼玉県秩父市です(笑)。昔の記憶はほとんど残っていません。1999年に建て替えられていますが、雰囲気は古典的な山小屋。

       
・相部屋に限って見ると大部屋に一人分空けたような感じで布団が準備されており、真ん中にこたつがありました(笑)。こたつ自体は暖かく無いので、気休めかと思います。ザックを置くとあまりスペースが残らない感じでした。この日(7名で満室?)は広い感じはしませんでした。
・トレイは外にしか無いので(でもたいへん立派な水洗トイレです)、夜間・冬季・雨天時は面倒かも。飲料水などの水は豊富でした。
・宿泊費は北アルプスなどに比べるとかなり安いので、食事はそれなりと言ったところでしょうか。
・一番感動したのは都心の夜景が見えたことです。よく写真に出ていますが、半信半疑で、どこから見えるのだろうかと思っていましたが、なんと小屋の前のベンチから見えていました。秋や冬ほど空気が澄んでいないので、ややぼーっとしていますが、帰宅後撮影画像を実サイズまで拡大して見ると、確かに東京スカイツリーと思われるものが写っていました!
・三峯神社~雲取山の登山情報はネット検索をしてもあまり出てこないので、今は歩く人が少ないのかと思っていましたが、それほどでもないようですね。何人かの方に伺うと、登山道も問題無いようです。

 

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翌朝、雲取山山頂を目指します。

       
・雲取山荘から日の出はあまりよく見えません。山頂まで行く必要があります。
・山頂まで登る途中で両神山や三峰神社が木々の間によく見えていました。
・雲取山頂では薄曇りでしたが視界は良く効いており、富士山や南アルプスが良く見えました。雲取山は南側の展望がいいのですね。昔来た時には春霞で霞んでしまい印象に残る光景がありませんでした。都心方面には、何か白っぽい球形のものが太陽に反射してキラキラと輝いていました。これって、所沢にある西武ライオンズのドーム球場でしょうか?
・それにしても山頂には東京都・埼玉県・山梨県・国土地理院などの道標など、たくさんあります(笑)。

 

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山頂から一気に三条ダルミへと降ります。三条ダルミは、富士山の眺めが良い、気持ちの良い鞍部です。ここからブナの原生林を延々と歩きます。太陽の光を透過して緑に輝く原生林の木々は眼にも美しいですが、逆に天気が悪いと暗い原生林の中をやや暗い気持ちで歩くことになります。

途中から石灰岩の巨岩が連続して出てきます。そういえば、青岩鍾乳洞がこのあたりにあったことを思い出しました。帰宅後調べてみると、
・青岩鍾乳洞は,規模としては奥多摩の日原鍾乳洞と並び関東一
・洞内の保存状態は良好
・三条の湯(丹波山村?)が管理、洞口を閉鎖して学術調査目的のみ入洞を許可
・観光で行くような鍾乳洞ではない

地形図上では巻道風に見えますが上り下りもあったり意外と草臥れる登山道(特に上りコースで使う場合)です。
三条の湯からサワラ峠に向かう尾根が見えてくると、今日の宿泊地も間近となります。三条の湯への近道(通行止め)分岐を通り過ぎ、10回ほど急なジグザグの道を下ると、お祭~三条の湯の登山道に出て、今日の山行も終わりとなります。

三条の湯では、この日は男性 大浴場、女性 小浴場でしたが、大浴場ではアルカリ性のツルツル感が非常に感じられ、湯量も豊富で良かったでした。

  

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今回の山行コースは、自然林が実に豊かです。鴨沢から登ると堂所辺りから(?)、下山時は後山林道の片倉ゲートまで、ずっとブナを見ることができました。


June 2025  Mt. Kumotori-yama and Sanjo Hotspring (Japan), Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

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2025年5月23日 (金)

笹尾根と数馬の湯(奥多摩、檜原村) 2025 初夏 / Mt. Makiyose-yama and Kazuma Hotspring (Tokyo), early summer 2025

   

 

「笹尾根」は、山の地名として立派な固有名詞のようです。三頭山から流れ出る南秋川の北側に連なるのが浅間尾根、南側に連なり東京都と山梨県の境になっているのが「笹尾根」です。浅間尾根は非常に人気の高いコースですが、「笹尾根」は登山者も少ない静かな山のようです。
ふつう言われる「笹尾根」は、東京都檜原村と山梨県上野原市の境になっている槇寄山~西原峠~数馬峠~笛吹峠(うずしきとうげ)~丸山~日原峠~土俵山~浅間峠を歩くコースで約9km、標高1100m前後の尾根歩きです。ところが、この「笹尾根」、実は、三頭山から始まり、さらに生藤山~和田峠~陣馬山~景信山~高尾山!へと続いており、総延長約40kmの登山道があります。このコースを広い意味での「笹尾根」というそうです。

今回は西東京バスの仲ノ平バス停あるいは数馬バス停下車でスタートし、西原峠・槇寄山・数馬峠と「笹尾根」を少し歩いて、「数馬の湯」にも行くというのが目的です。

 

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結局、数馬バス停で下車、途中に九頭龍神社を見ながら、九頭龍橋を過ぎたところに登山道入り口があります。しばらく急登が続きますが、あまり人が歩かないのか道は荒れています。しばらく行くと、仲ノ平バス停から登ってくる道と合流します。途中には、大岳山方面がよく見える場所、国定忠治の遠見柱があるくらいで、淡々と登っていくと、西原峠到着です。昔からの峠、という感じです。朽ちかけた古い道標には「高尾山」の表示も残っていました。ここから槇寄山へはすぐで、ベンチがあり一休みです。雲間に富士山の山頂が見えていました。このルートでは、三頭山は樹林の間に垣間見える程度で、良い展望はありません。

 

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再び西原峠に戻り、新緑の中、ゆったりとした「笹尾根」を歩いて行くとあっけなく数馬峠に到着です。笛吹峠(うずしきとうげ)まで行ってしまうと、「数馬の湯」まで戻る気持ちは無くなるし、バスの時間も考えながら、この日は「数馬の湯」を優先しました。途中、伐採跡地の大展望の場所で昼食です。三頭山の全景がようやく見えています。

           

登山道を下っていくと「数馬の湯」の裏手に出ます。ぐるりと回って、正面玄関に向かいます。こちらの源泉は、25℃、湧出量36 リットル/分、泉質 アルカリ性単純泉です。特に高アルカリ性を強調しているわけではないですが、意外とツルツル感の高い温泉でした。内風呂が3つ、露天風呂が1つ、いずれも小ぶりです。こちらはジャグジーに力を入れているのかもしれません。

食堂で少し休憩です。昼食は食べたばかりですので、缶ビールと舞茸の天ぷらを注文します。この天ぷら、たいへん美味しかったでした。数少ないバスの便ですので、乗り遅れないように切り上げます。

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May 2025  Mt. Makiyose-yama and Kazuma Hotspring (Tokyo), Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

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2025年5月10日 (土)

<movie> 塩船観音寺~霞丘陵ハイキングコース~岩蔵温泉 2025春 / Shiofune Kannon-ji Temple ~Kasumi Hills Hiking~Iwakura Hot-spring, Ohme Tokyo, Spring 2025

         

いつ、どこで手に入れたのか記憶がないのですが、青梅市の「霞丘陵ハイキングコースMAP」というチラシが、年末の大掃除中に出てきました。最初は霞丘陵!? どこ? という感じでしたが、東京都青梅市の北東部、埼玉県飯能市と接する標高200m前後の緩やかな丘陵地のようです。
このエリアの一角に塩船観音寺という(行ったことはないのですが)春のつつじ祭りや春の大祭(火渡荒業)などで有名なお寺がありますので、ツツジの季節に合わせて出掛けてみました。歩く時間は実質2時間程度です。塩船観音寺へはJR青梅線の河辺駅からバス(徒歩でも可)で、帰りは岩蔵温泉からJR青梅線の東青梅駅・河辺駅へ、あるいは西武池袋線飯能駅へバスとなります。

      

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塩船観音寺(真言宗)は、飛鳥時代・奈良時代まで遡ると言われる関東地方の古刹です。つつじ祭りの期間には、お寺のウェブサイト上にツツジの定点撮影がアップされているので、見頃を確かめながら出かける日を調整するのですが、紹介されている満開の状態と比べながらまだもう少し先? と勝手に予想しているうちに見頃が過ぎてしまい、結局諸般の事情で出かけたのは見頃を10日ほど過ぎてからになってしまいました(苦笑)。入山料も300円から200円に値下げされていました。
印象的なのは2つ。一つは、国指定重要文化財などの茅葺(かやぶき)屋根等の仏教建築群、もう一つは満開のツツジの中に立つ観音立像でしょうか、「花の寺」とも呼ばれ、優れたレイアウトです。

                  

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観音立像の背後から、霞丘陵ハイキングコースに出られます。前半は岩蔵街道までのコースで霞丘陵自然公園とも呼ばれているようです。なだらかな丘陵部の稜線を歩きながら眼下にゴルフコースの美しいグリーンを眺めたり、桜並木の美しい新緑の中をのんびりと歩くことができます。この日は、とにかく鳥のさえずりがどこに行っても聞くことができました。岩蔵街道(笹仁田峠)を横切るとコースの後半となり、スギの人工林の中を歩きます。途中、七国広場・七国峠などを通りすぎ、いくつかの分岐を確認しながら、”富士見台”を過ぎ、最後山道を一気に下って、黒沢川の堰を見ると、岩蔵温泉ももうすぐです。

     

「岩蔵温泉」は湧出温度13〜20℃の単純硫黄泉です。古くは「岩蔵禊(みそぎ)の湯」とも呼ばれ、青梅市の史跡にも指定されています。“多摩の七ツ湯”に数えられており、東京都唯一の温泉郷として、明治初期に「儘多屋」が創業、最盛期には5軒の旅館が営業していたそうです。

岩蔵温泉周辺には古い伝承が多くあります。「岩蔵エクスペリエンス」によると、『青梅街道で知られる青梅市は、古くは御岳山の山岳信仰、近世では交通網の発達とともに信州へ抜ける宿場町として盛隆を極めたとされています。ここ岩蔵地域は、そんな宿場町から峠を一つ越えた場所にあります。ヤマトタケル伝説が色濃く残っており、「岩蔵でヤマトタケルが傷癒し」と青梅かるたにもあるように、東征の折に戦いの傷をこの岩蔵温泉で治したとの言い伝えがあります。「岩蔵」という地名も、ヤマトタケルが武具を納めたという大岩の伝説が由来となっています。』

                     

最後にこの岩蔵温泉のカフェで、数少ないバスに乗り遅れないように注意しながら、古の伝承に目を通しながら一休みします。

May 2025, Shiofune Kannon-ji Temple ~Kasumi Hills Hiking~Iwakura Hot-spring, Ohme Tokyo, Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

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2025年4月26日 (土)

葉桜の景信山〜高尾山トレッキング 2025春

           

「三角点かげ信小屋」から
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       「景信茶屋青木」跡        景信小屋から移転して新規開店「小仏城山 山の茶屋 青天狗」


               
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「景信茶屋青木」から小仏城山

                  

満開の景信山のサクラを見る予定が、タイミングがづれてしまい葉桜の状態でした(苦笑)。

「三角点かげ信小屋」は最近土日祝日営業のみのようで、平日はいつもクローズしています。驚いたことに、山頂南側にあった「景信茶屋青木」は昨年1月で営業終了し(小仏城山へ昨年3月移転)、茶屋は解体されて廃材が片隅に整理されていました。高尾山から景信山までは、あまり登山者が来ないのでしょうか。

               

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            「城山茶屋」

小仏城山には満開の桜の大木が1本ありました。こちらには「城山茶屋」と「春美茶屋」の2軒の茶屋がありましたが、「春美茶屋」が「小仏城山 山の茶屋 青天狗」に変わったようです。「城山茶屋」はいつも通りお客さんで賑わっていました。

 

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このエリア、桜が終わってしまうと、あまり見るべきものがないですね。ひたすら歩いて、高尾山山頂に到着です。「曙亭」で山菜なめこ蕎麦を(暑さに負けて缶ビールも)。食事を終えて、高尾山ふもとのケーブルカー・リフト駅まで再び歩きます。

軽い足慣らしのつもりで来たのですが、季節外れの陽気で、予想外に疲れました。

April 2025 Mt. Kagenobuyama and Mt. Takaosan, Tokyo Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.

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2024年11月30日 (土)

<movie> 奥多摩 三条の湯 2024秋 / Okutama Sanjo Hotspring in Tokyo, Autumn 2024

 

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早朝の奥多摩駅から西東京バスに乗車、朝靄の中を丹波山村のお祭バス停で下車します。「三条の湯」の予約状況を見ると、紅葉シーズの真っ只中のはずですが、登山者の姿はごく僅かで、ちょっと拍子抜けです。お祭バス停の周辺には何もなく、雲取山登山口の鴨沢バス停と比べると雲泥の差です。

バス停から少し歩くと後山林道入口(三条の湯・雲取山・飛龍山登山口)です。後山川を高巻きにしながら林道は進みます。一般車通行止めゲートの片倉ゲートに到着です。お祭に比べて少し紅葉が進んでいる感じでしょうか。この日は、ここまで業務用車両と2、3台遭遇した程度でした。

片倉ゲートを過ぎると黄色の紅葉に加えて、赤い紅葉が増えてきます。後山橋を過ぎて塩沢林道分岐点に着くと、三条の湯の小さな案内板があります。さらに進むと、対岸に廃屋(作業場?)、道路工事の現場、東京水道(株)の作業所、道路工事の現場詰所などがあり、後山林道の終点に到着です。ここで小型トラクターで下山してくるご老人と出会います。荷物運搬ではないような感じで山菜取りの帰りでしょうか? ここまで出会った登山者は10名程度でした。

いよいよ登山道ですが、道幅は確かに狭くなりますが、一部を除いて緩やかな登りであることには変わりません。眼下には、滝や渓谷美が目に飛び込んできます。「やまなしの森林100選 三条谷の落葉樹林」という看板と巨木の付近が登山道のハイライトでしょうか。

「三条の湯」の手前の渓流まで到着。これから斜面をもうひと登りと思っていましたが、よく見ると、付近には作業場、テント場、斜面のちょっと上には山小屋が見えています(笑)。ちょっと意外な、あっけない「三条の湯」到着です。林道終点から30分ほどで到着でした。

 

 

 

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山小屋の受付で宿泊の手続きをします。こちらは管理人室・食堂、宿泊の部屋、水場、トイレなどがそれぞれ独立していて別の建物になっているようです。つまり、雨の日も夜間も部屋から食堂・水場・トイレに行くためには一旦”外へ”出なければならないので、特に夜のトイレなどは大変だなと思いました。宿泊の部屋は大部屋の「三ツ岳」で、古典的な作りの大部屋でした。今日の宿泊者は6人、紅葉の最盛期でほぼ満室のはずですが意外と少ない感じでした。

到着時間がまだ早かったので、先に温泉に入ってくださいと言われました。こちらでは、薪でお風呂を沸かしているとのことで、スタッフの男性がしばしば薪をかまどにくべたり、お湯加減を見ていました。一人で大変そうです。お風呂が沸くと部屋まで来て伝えてくれて、風呂まで案内されて、説明していただきました。もう至れり尽くせりで、この日はたった一人のスタッフで非常に忙しいと思うので、こちらの方が恐縮してしまいます。温泉は小さい内風呂のみ。泉質は硫化鉱泉、源泉温度は10℃と低いので完全に沸かし湯で、それも薪でお湯を沸かしている!(ちなみに、調理はプロパンガスです)湯の華もあり、かすかに硫化水素の香りもあり、お湯のぬるぬる感も大きいです。同宿の方の話では、薪は適宜くべてくれるそうですが、流石に夕方になるとお湯はぬるくなるようです。仕方がないですね。

 

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温泉から上がって、少々遅い昼食を食堂で頂きます。ジビエ(鹿肉)カレーを頂きますが、ちょっと寂しいかな? という印象です。午後から天候が急に悪くなり、標高1,100mなのに意外と寒く感じ、マウンテン・ジャケットを着込んでしまいました。午後4時、件の小屋主さんが「三ツ岳」に来て、まき薪ストーブをつけてくれます。一人で本当に忙しい!

午後5時半、夕食です。雰囲気は似ていますが、ウェブサイトに出ている夕食と全く違います(笑)。まあ、季節によっても食材は変わるので、やむを得ないと思いますが・・・・。日本酒も頂きました。食後は、食堂が談話室に変わるのでそこでお話ししたり、部屋(三ツ岳)のストーブを囲んで歓談したりします。大部屋なのでやはり寒いし、やることもないので、たくさん着込んで早々と寝ることにしました。夜間、ヘッドランプをつけてトレイに行きましたが、それほど寒くはありませんでした。でも、天気予報が全く外れて、雨が降っていたのにはまいりました。

 

朝5時、部屋の照明が点灯します。朝食は5時半からです。朝も薪ストーブです。
昨夜はかなりの雨が降ったようで、今朝も天候不良、ガスっています。朝食後、小屋の周辺を散歩してみたり、テント場の様子を見に行ったりします。天気も良くないので、7時半には下山することにしました。途中、登山道の区間で、週末の応援でしょうか、登ってくる山小屋スタッフが1人いました。

お祭バス停で一休みですがベンチも何もないので、隣の西鴨沢バス停まで歩きます。ここにはバスの広い駐車(待機)スペースとベンチがあるので、のんびりとバスが来るのを待つことができます。

 

 

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昼前には奥多摩駅に着いてしまいました。駅の2階のカフェ(PORT Okutama)でランチを食べます。カレーのメニューは5種類。前のグループが注文した5種類のカレーが厨房から次々と出てきます。どのメニューも見た目もおしゃれで美味しいそう! 思わず見惚れてしまい(笑)、どれを注文しようかと迷ってしまいました。スタッフの人からは、どうぞごゆっくり考えてくださいと、言われます。けっきょく、カツカレーとクラフトビール(黒ビール大)を頼んで、この2日間の山行をを思い出しながらのんびりと過ごしました。

November 2024, Okutama Sanjo Hotspring, iPhone 13, Panasonic LUMIX S1 LUMIX S PRO 50mm F1.4

 

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2024年7月14日 (日)

猛暑の中 奥多摩 鋸山・大岳山トレッキング 2024梅雨

    
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                                       奥多摩駅北側の本仁田山?

          

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七ツ石尾根の末端部

 

下界は猛暑日。恒例のJR奥多摩駅〜鋸山・大岳山・武蔵御嶽神社〜JR御嶽駅のトレッキングに出かけました。この季節、晴れれば真夏日、気温がやや低いと思うと蒸し暑い雨、運が悪ければ雷雨と、いずれにしても条件は良くないです。

標高1000m〜1200m付近を歩くことが多いルートですが、この日は25〜30℃くらいはあったと思います。暑さのためか、ペースが全然上がりませんでした。冷水を大量に持参しましたが、午後は特に頻繁に水を飲んでいました。出会った登山者は10名弱、奥多摩〜鋸山往復の方が多かったようです。縦走されたのは3,4人くらい?熱中症にはなっていませんが、下山後の疲労感は半端なかったでした(苦笑)。

 

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               何もない鋸山山頂
        
             
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緩やかな上り下りが続く鋸山〜大岳山縦走路
      
             
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薄曇りの大岳山山頂

              

July 2024 Mt. Nokogiri-yama and Mt. Ohdake-yama Tokyo, Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

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2024年6月18日 (火)

奥多摩 七ツ石山、七ツ石小屋 2024年初夏 (2) / Mt. NANATSUISHIYAMA and NANATSU-ISHI hutte Japan, early summer 2024 (2)

         

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七ツ石小屋から七ツ石山へ向かいます。水場を過ぎて少し登ると、石尾根縦走路に出ます。高丸山や鷹ノ巣山方面も樹間に見えています。

少し平坦な部分に七ツ石神社があり、「平将門 迷走ルート」の案内板があります。将門は、ここで最後の祈願を行ったそうです。また、影武者七人衆の藁人形を置いたところ、追手に射掛けられた矢によって七体の人形は大きな岩に化身してしまったそうです。

        

          

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ようやく七ツ石山山頂(標高1757m)に到着です。広々とした山頂で北側の眺望がよく、雲取山や奥秩父縦走路の山々も間近に見えます。いつの間にか黒雲も出てきて、半袖ではややひんやりした感じです。南側の展望もありますが、曇っていてどのあたりが見えているのか良くわかりません。

                      

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June 2024 Mt. NANATSUISHIYAMA and NANATSU-ISHI hutte Tokyo,  SONY DSC-RX1R Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0

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2024年6月15日 (土)

奥多摩 七ツ石山、七ツ石小屋 2024年初夏 (1) / Mt. NANATSUISHIYAMA and NANATSU-ISHI hutte Japan, early summer 2024 (1)

    

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鴨沢バス停(西東京バス)は、車での奥多摩ドライブでは良く通るので、その存在自体はもちろん良く知っていましたが、鴨沢バス停から実際山に登るのは今回が初めてでした。バス停の脇に、「かもさわ登山口」という大きな標識がかかっています。そこには雲取山関連の情報や登山届が用意されていました。今回はとりあえず七ツ石山の日帰りトレッキングです。

鴨沢バス停から集落内の舗装道路や登山道をしばらく歩くと、雲取山登山者用の丹波山村村営駐車場(小袖乗越の広場、トイレもあり)があります。50~60台駐車可能でしょうか? 午前8時の時点で満車でした。深夜の未明あるいは明け方には来ないとダメな感じですね。ここからさらに少し舗装道路を歩くと、ようやく本当の登山道となります。

杉の人工林の中、よく整備された緩やかに登っていく登山道を、延々と歩きます。杉の大木も時々見られます。堂所(標高1250m付近)でようやく尾根に出ますが、展望はないです。平将門迷走ルート(伝承哀話を辿る旅)の案内板があちらこちらにあります。いつの間にか人工の杉林もなくなり美しい自然林になっています。

     
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「マムシ岩」付近(標高1450m付近)までくると、七ツ石小屋(標高1597m)までもうすぐです。やや登りがきつくなってきますが、急登や岩場はありません。

雲取山登山というと今は鴨沢ルートがほとんどなんでしょうか、ちょうど土曜日ということもあり、登る人、降る人、本当に多くて驚きました。20人くらいの団体登山も5パーティくらいありました。午前中下山してくる人は雲取山荘宿泊? 午後一緒に下山する人は雲取山・七ツ石山日帰りの人たちでしょうか。

       

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見えているのは三頭山?
     
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七ツ石小屋に到着です。小さな素泊まりの山小屋でした。テント場が主でしょうか? 到着時にはほとんど登山者がいなかったのに、昼過ぎ七ツ石山から戻ってくると、小屋の手前の休憩所、奥のテント場(兼 休憩所)にも登山者がもう大勢でびっくり。さらに、帰りの下山中にも登ってくるかなりの人たち(多分テント)は七ツ石小屋止まり? それとも雲取山荘まで行くの? 予想外に賑わっている山小屋で驚きました。

        

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June 2024 Mt. NANATSUISHIYAMA and NANATSU-ISHI hutte Tokyo,  SONY DSC-RX1R Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0

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