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2024年12月20日 (金)

麻布台ヒルズ 2024 クリスマスシーズン

 

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森ビル株式会社が昨年開業した「麻布台ヒルズ」を見に行きました。そのついでに、近くにあるNHK 放送博物館、愛宕神社に立ち寄ってみました。この付近を散策していると、とにかく「・・・・ヒルズ」の表示が目に止まります。

森ビル株式会社のウェブサイトを見ると「・・・・ヒルズ」の一覧がすぐにわかりました。数字は主要建物・施設の開業年です。おおむね2000年以降に完成した大規模再開発事業に「ヒルズ」の名称をつけているようです。
麻布台ヒルズ 2023
虎ノ門ヒルズ 2014~2023
六本木ヒルズ 2001~2011
アークヒルズ 1986~2013
愛宕グリーンヒルズ 2000~2018
表参道ヒルズ 2006
元麻布ヒルズ 2002
オランダヒルズ 2004~2005

この中で、虎ノ門ヒルズ、愛宕グリーンヒルズ、 アークヒルズ 、麻布台ヒルズ は隣接しているので、どこをみても「・・・・ヒルズ」です。

麻布台ヒルズのコンセプトは、『「緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街-Modern Urban Village-」です。都市の本質はそこに生きる人にあるからこそ、人間を中心に発想し、誰もが豊かに暮らせる環境をめざしました。世界が注目する Green&Wellness という価値を、東京の中心で実現します』。

神谷町駅から地下道を歩いて麻布台ヒルズの一角に到着です。いきなりブランド商品の広告の大洪水で、ここもインバウンド向け?と思いました。「麻布台ヒルズ」は全体として緩い傾斜地に建設されていて、高層ビル(オフィス、ショップ&レストランなどの商業施設、ホテル、レジデンス)と低層ビル(主にブランドショップ?)からなるようです。アマンのセカンドブランドホテル「ジャヌ東京」や「アマンレジデンス」がちょっと目を惹きます。まだ完成後1年で、クリスマスシーズンということもあり、家族づれ、カップル、高齢者グループなどで大混雑でした。人気あるんですね。今日の予定は、商業施設のクリスマス・マーケットを見て、お手軽なランチです。こちらにはドイツ銀行が入っていたり、クリスマス・マーケットもドイツ風で、全体としてドイル風に振っているのでしょうか。

タワープラザ低層階にあるショップ・レストラン街は大混雑。予約もせずに来てしまったのですが、なんとかイタリアンレストランの「ラシーヌ (RACINES)」に入れました。都内にいくつか店舗があります。店内をぐるりと見渡すと、若い女性とカップルがほとんど、珍しく高齢者が少ないです(笑)。パスタランチを注文しますが、どれもどちらかというと創作系パスタで、量は十分で、しっかりとお腹いっぱいになります。お手拭きは、初めて見る黒のウェットテイッシュ!でした。

まだ次の予定が控えているので、こちらはほどほどにして出発です。

 

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NHK 放送博物館(意外と遠かった、最後にちょっと不思議なエレベーターに乗って到着)は、1956年に世界最初の放送専門のミュージアムとして、現在の愛宕山に開館しました。1925年3月22日朝9時30分、東京芝浦の東京放送局仮放送所から、アナウンサーからJOAKの読み上げ、初代総裁の後藤新平の挨拶があり、日本のラジオ第一声が流れました。そして7月、今度はこの愛宕山で本放送が始まり、愛宕山は“放送のふるさと”と呼ばれるようになったそうです。いちばん興味深かったのは3階のヒストリーゾーンで、昭和生まれ(高齢者)には懐かしいものが多かったでした(笑)。

      

愛宕神社はすぐ隣でした。標高26mの愛宕山の山頂にあります。これは23区内で自然の地形としては一番高い山です。
愛宕神社は、徳川家康の命により防火の神様として祀られ、幕府の手厚い保護を受けました。その後江戸大火災で全焼、明治に入って再建されました。こちらでいちばん有名なのは「男坂」です。曲垣平九郎(讃岐高松藩士)は、江戸時代初期の馬術家。将軍徳川家光に命じられて、愛宕山の急な石段を馬で登り降りし、梅の枝を手折って家光に献上したことで名声を得ました。これが「出世の石段」と呼ばれる非常に急な石段です。

境内にある「山の上の茶屋」で小休止です。境内には、これまでもソムリエの田崎真也さんがプロデュースしていたお食事処、「あたご茶屋」などがあったそうですが、今ある「山の上の茶屋」は2024年3月にオープンです。

最後に愛宕山を下って、地下の巨大な虎ノ門ヒルズ駅まで降ります。意外と見所が多かった1日でした。

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December 2024, AZABUDAI Hills, NHK Museum of Broadcasting and ATAGOYAMA Shrine in Tokyo

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