3月上旬、秩父(埼玉県)へ行ってきました。
初めてのスギ花粉症で鬱々とした日々を過ごしていると、無性に、ひとりで旅に出たくなりました。
旅に出たい!
先ず、簡単な日帰り旅行の計画を立てることにしました。
西武鉄道の動画広告で宣伝している「秩父」が、頭の片隅にありました。
そうだ 秩父、行こう。

秩父神社と秩父七湯に行くことにしました。
秩父七湯とは、秩父地方に古くから存在する7つの温泉です。
新木の湯
鳩の湯
柴原の湯
千鹿谷の湯
鹿の湯
和銅鉱泉 薬師の湯
不動の湯
今はやりの無料休憩所と食事処がある日帰り専門の温泉ではなく、旅館の温泉に日帰り入浴をします。
ホテルや旅館にこだわるホテル・ジャンキーならでの選択です。
今回は、秩父七湯の中で、電車の駅から歩いて行ける
「和銅鉱泉 ゆの宿 和どう」 に決定。
最寄りの駅は、秩父鉄道の「和銅黒谷駅」で、徒歩約15分です。
上の写真が、旅館の外観です。


和銅黒谷駅から国道140号の歩道を、ひとりでトコトコと歩いて行きます。
ちょうど梅の花が満開でした。
古い温泉と聞いていたので、ひなびた旅館を想像していたのですが、鉄筋コンクリート造りの旅館にちょっと吃驚しました。
玄関ロビーは、明るく広く清潔な感じでした。
フロントのスタッフも親切で、日帰り入浴の説明をしてくれました。
日帰り入浴の時間は、11時から。
日帰り入浴の料金は、900円(税込)。
(旅館の公式サイトには、1000円と書いてあったのですが・・・)
今回は、タオルとバスタオルは持参しましたが、有料でレンタルもあるようです。
個室での休憩と入浴と昼食のプランは、また別ですので、旅館の公式サイトをご覧ください。
お風呂は、男女別々で、内湯(大浴場)と露天風呂がありました。
露天風呂が気持ち良くて、満足しました。
ストレスを、和銅鉱泉の「薬師の湯」に洗い流してきました。
「近所に食事が出来る所はありませんか?」
とフロントのスタッフに尋ねたところ、
「秩父菓子処 栗助」の中にある、食事処「栗久」を紹介してくれました。
旅館と同じ系列の菓子処だそうです。
「秩父菓子処 栗助」は、国道140号を挟んで、旅館の反対側にある店です。
食事処「栗久」の名物は、「栗おこわ」だそうです。
栗おこわと秩父そばが付いた「竹の膳」1620円(税込)を注文。
栗おこわと秩父そばは美味しいのですが、煮物の味付けが少し濃かったなあ。
お土産に、「栗とら焼き」を買いました。
秩父鉄道の「和銅黒谷駅」です。
ここは、日本最初の流通貨幣「和同開珎」ゆかりの地です。
708年、武蔵国秩父郡から和銅(自然銅)が朝廷に献上されました。年号も「和銅」と改められ、「和同開珎」の鋳造が行われました。
「聖神社」は、和同開珎ゆかりの神社です。
「和銅黒谷駅」から徒歩約5分。
参拝後、「和銅黒谷駅」へ戻り、次の目的地「秩父駅」を目指します。
秩父鉄道は、昼間は1時間に2本しか電車がないので、要注意です。
そして、秩父神社へ。
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