新緑の上高地を歩く -上高地帝国ホテル-



久しぶりに、上高地(長野県)に行ってきました。
写真は、河童橋(かっぱばし)から見た残雪の穂高連峰です。
穂高岳は、私の青春でした。
20代の頃、山登りに夢中で、穂高岳には毎年登っていました。
穂高岳に登ると言っても、7月から10月の三連休までの夏山登山で、今回、初めて残雪の穂高岳を見ました。
朝5時に起きて、ホテルから河童橋に行きましたが、神々しい穂高連峰に感激しました。
山は美しい!
昔のことを色々と思い出して、感慨無量でした。


上高地帝国ホテルの正面玄関で、後方に穂高連峰が見えます。
実は、高校生の時の修学旅行が「上高地と立山黒部アルペンルート」でした。
バスの中から、スイス風の赤い屋根の木造の建物を見て、「あの素敵な建物は何?」と興味を持ちました。
上高地帝国ホテルは、私の憧れでした。



部屋は、ツインルームです。
残念ながら、穂高連峰側に面したベランダ付きの部屋ではなく、反対側の霞沢岳と六百山側に面した部屋でした。
それでも、長年の期待を裏切らない素敵なホテルでした。
登山のために何度も上高地を訪れましたが、帝国ホテルは一度も利用したことがありませんでした。
「帝国ホテルでお茶を飲みたいね」
と山仲間で話をしたものでした。
東京のホテルと同じような贅沢に、「山のホテルでこんな贅沢をしていいのかな」と少し罪悪感を感じました。
ここのホテルの排水処理はどうなっているのかしら?
ホテルレポートは、また別途。詳しくは、こちらへ。 (1)〜(5)


大正池から見た焼岳と穂高連峰です。
大正池から河童橋までの遊歩道を、観光バスを降りた観光客がぞろぞろと歩いていて吃驚しました。
梅雨前の新緑の美しい時季なので、観光客も多いようです。
大正池は、大正4年に焼岳の噴火によって梓川がせき止められて出来た池です。
しかし、以前に比べると池が小さくなったような気がしました。

美しい梓川と新緑の木々。
木々の新緑は、実物の方がもっと綺麗です。
ベンチに座って、いつまでもいつまでも眺めていました。
また、ここに来ることが出来るかしら?


5月の上高地は、ニリンソウが咲いています。
河童橋から明神へ行く「梓川左岸道」の遊歩道(登山道)の道端に可愛い花々が咲いていました。
山の花は可憐です。
花々と新緑の上高地の5月に、大満足した旅でした。
















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