遅い選手交代 -新潟戦-
東京駅で名古屋帰りの浦和サポに会いました。浦和は鬼門の豊田スタジアムで勝利したそうです。赤黒のタオルマフラーが誇らし気でした。
こちらは、負けに等しい引き分けの新潟帰りでしたので、疲れが倍増しました。
東北電力ビッグスワンスタジアムでの新潟戦は、1-1の引き分けでした。
関越自動車道を行くバスからは、新緑が美しい越後や上州の山々を見ることが出来ました。
ここに私の青春がある、と懐かしくなりました。巻機山、谷川岳、妙義山・・・。ひとつひとつの山行を今でもはっきりと覚えています。巻機山の麓の民宿で食べたお蕎麦が美味しかったこと。谷川岳の山頂直下でブロッケン現象(ブロッケンの妖怪)を見たこと。妙義山の鎖場で難儀したことなど。山に登って爽やかな風に吹かれると、会社勤めのストレスが霧散したものでした。


ビッグスワン内の売店は大したものがないだろうと思い、外の屋台を見て回りました。
「越後豚の串焼き」とビールを買い、ひとり昼食を食べました。クローバーや黄色の花が咲く公園があって、新潟サポの家族連れがお弁当を広げていました。カシマ・スタジアムとは違うのんびりとした雰囲気です。越後豚の串焼きは美味しかったですが、ここでまったりしすぎたのが敗因だったかしら?
さて、試合ですが、残念な結果に終わりました。
オリヴェイラ監督は、選手の決定力不足を嘆きますが、敗因はそれだけでしょうか?
後半、選手の足が止まり始めました。
オリヴェイラ監督は、立ち上がって指示を出しながら、何度も何度も腕の時計を見ます。しかし、動きません。
「選手の足が止まっている」
と周りの鹿島サポから声があがります。
選手は疲れてきているようです。
早く選手交代をしろ、と念じますが、監督は動きません。
何の為にサブの選手がいるのでしょうか? 監督は、サブの選手を信用していないのですか?
後半36分、増田誓志選手を投入。
後半39分、興梠慎三選手を投入。
しかし、追加点は成らず!
9分で誓志に何をしろ、というの?
周りの選手がへろへろ状態なのに・・・。
監督の采配の妙を見せてくれ!
オリヴェイラ監督の「采配の勝利」は、一度も見たことありません。
無能無策なオリヴェイラ監督と、腸が煮えくり返る思いでした。
あまりの怒りに神経が高ぶってしまい、帰りのバスでは眠ることが出来ず、暮れゆく山々を見て心を落ち着かせていました。
ダニーロ選手の件は、もう書く気力がありません。
しかし、周りの鹿島サポが色々と言っていましたので、ひとつ紹介します。
「ダニーロは、今日もダメーロだった」
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