2023年1月14日 (土)

奥武蔵 越上山 2023新春トレッキング

 

Cf009512__cocolog
 
 
 

Cf009562__cocolog

 

西武秩父線吾野駅周辺の山登りというと、それこそ大昔、高校1年生の遠足の記憶でした。

 

今回は正月開けの軽い足ならし? という感じで、東吾野駅から、福徳寺(屋根の曲線が美しい阿弥陀堂は鎌倉時代末期の建築様式、国の重要文化財)・橋本山・古道飛脚道・ユガテ(湯ヶ手、湯ヶ天)・観音岳・スカリ山・茶獄山・蟹穴山・越上山(おがみやま 標高566m)・諏訪神社・顔振峠(かあぶりとうげ)、そして吾野駅というコースを回りました。

標高にすれば321mから566mといった低山の小さなピークを越えながら、時々林道に出ながら、延々と歩くといった感じでした。雨乞いの儀礼スポットがあったり、トレイルランニングの人たちや、スカリ山や越上山ではちょっとした岩場も体験できます。新春の団体登山グループもいて、仲間同士の新年のご挨拶をされていました。

(全文はこちらへ)

 

Cf009586__cocolog
 
 

Cf009680__cocolog

 

撮影機材 CONTAX645 Phase One P30+ Planar T* 80 mm F2.0

| | コメント (0)

2022年12月 1日 (木)

奥多摩 大菩薩ラインから甲州市へ 2022晩秋

 

Cf009404_cocolog
  

Cf009399_cocolog

 

Cf009389_cocolog

 

お気に入りの、奥多摩の青梅街道・大菩薩ラインから、甲州市塩山・勝沼方面へ抜ける高原・山岳ドライブコースです。

 

真っ赤なモミジが美しい奥多摩湖、柳沢峠から望む富士山、大菩薩峠登山口の上日川峠で食べるきつねうどん、”勝沼ワイナリーマーケット” 新田商店で買った一升瓶の葡萄果汁、丹波山村 道の駅「たばやま」のジビエが、この日の成果でした。

(全文・全画像はこちらへ)

Cf009433_cocolog

 

撮影機材  CONTAX645 Phase One P30+ Distagon T* 35 mm F3.5 Sonnar T* 140 mm F2.8

 

| | コメント (0)

2022年11月23日 (水)

南八ヶ岳南東側山麓(甲斐大泉)から見る富士山 2022秋

 

Cf009367_cocolog

Cf009297_cocolog
 
 
10月下旬、甲斐大泉・天女山・山梨県立まきば公園・「標高1000mの天空レストラン 」・八ヶ岳高原ラインなどの、南八ヶ岳の南東側山麓へ出かけました。


紅葉の盛りはおおむね終わっていましたが、オープンドライブ、散策、富士山から南アルプスの絶景、美味しいベーコンステーキで、秋の一日を楽しむことが出来ました。快晴の秋晴れの下、とにかく、どこからも甲府盆地の向こうに富士山が良く見えて、素晴らしかったでした。

(全文はこちらへ)

 

Cf009271_cocolog

Img_5897_cocolog

 

撮影機材  CONTAX645 Phase One P30+ Distagon T* 35 mm F3.5 Planar T* 80 mm F2.0,   ( iPhone SE)

 

| | コメント (0)

2022年10月29日 (土)

上越 火打山 / 高谷池ヒュッテ & 笹ヶ峰 / 明星荘

 

P1026145_cocolog
 
P1026255_cocolog
 
P1026216_cocolog

 

 

火打山 / 高谷池ヒュッテ

 
 高谷池ヒュッテは妙高市の妙高観光局が管理運営する山小屋です。妙高高原駅前に妙高観光局のインフォーメーションが(笹ヶ峰行きのバス停も)あります。高谷池ヒュッテのウェブサイトを見にいくと、宿泊予約は、モンベルの予約システムを利用するようになっています。妙高観光局が管理運営をすべてモンベルに委託しているのかと思いましたが、そうではなく予約システムだけだそうです。ヒュッテでの現金取り扱いが非常に少なくなり、スタッフの負担軽減も非常に大きいのでしょうね。 

 地方自治体が運営する山小屋のためか(多分、運営予算の関係もあると思いますが)、北アルプスなどの通常の山小屋と勝手が違う点も多々あるので、気になる点は事前に確認した方が良いと思います。それらの不便さをカバーする魅力がこのエリアにあるのだと思いました。

 

P1026419_cocolog   P1026239_cocolog
 
P1026363_cocolog
 
 

・モンベルの予約システムはクレジットカード決済のみです。宿泊代金は予約と同時にクレジット引き落としがなされていますので、キャンセル規定に十分注意する必要があります。
・スタッフのマンパワーや厨房が最小限の機能しかないためか、夕食や朝食は本当に最小限です。連泊しても同じ食事です。
・売店もありますが、昼食となるようなものはカップラーメンしかありませんので、昼食のお弁当(小さめのおにぎり2個)を頼まないと食べるものが手に入りません。行動食・非常食を余分に持参した方が良いです。
・細かいことですが、少額ながら有料のサービスが多いです。

・ヒュッテの水は湧水ではなく高谷池から汲み上げているそうです。飲料水用は煮沸してあるそうです。
・ウェブサイトにも書いてありますが、乾燥室はありませんが、更衣室は複数あります。ヒュッテの屋内でも全体的にやや寒いので、濡れた衣類・着替えには注意した方が良いかもしれません。
・宿泊用の部屋(大部屋)は、いわゆる二段ベット式のよくある形です。間取りとして一人分の幅は十分広いのですが、間仕切りのカーテンがちょっと不思議でした。

・これもウェブサイトにも書いてありますが、携帯電話はDOCOMO・auで電波微弱、Softbankで使用不可です。DOCOMOでも(多分 au も)繋がるのはヒュッテの特定の場所のみ、それもアンテナが立ったり立たなかったり非常に不安定で、送信できるのはほぼテキストメールのみでした。スタッフの業務用連絡もこの環境だそうで、衛星電話は無いそうです。

・夕食終了後、談話室でビデオ放映(火打山の四季、高山植物)、NHK天気予報、スタッフからの明日の天気・登山のアドバイスがありました。最近は、ななかまどが十分に綺麗な赤にならず、ポスターやパンフレットにあるような、黄色と赤が入り乱れた美しい紅葉にはなかなかならないそうです。スタッフの方々は少人数で良く対応されていると思いました。

 

P1026373_cocolog
 
P1026445_cocolog

 

 

笹ヶ峰 / 明星荘

 
 山小屋は60年ほど前から3代にわたっているそうです。山小屋は、15年前に雪で倒壊し、現在の建物に建替えしたそうです。笹ヶ峰のバス停(終点)および登山口(登山ゲート)のすぐそばにあるので、利便性が高いです。

 
 こちらのウェブサイトには、「山小屋『明星荘』 当小屋は、火打山、妙高山への登山者専用の宿泊施設です。登山の前泊、下山後の宿泊にご利用ください。一般観光客の方は大変申し訳ございませんが、ご宿泊はできません。」という説明があります。ウェブサイトの画像を見るとなんとなく想像がつきますが、どちらかと言うと山小屋というよりも簡易民宿風(風呂なし)です。新型コロナ感染症の影響もあるのでしょう、ごく少数のお客さんしか受け入れていないような印象でした。予約は電話が基本のようですので(メール・インターネット予約は無し)、電話してみないと空室状況も分かりません。

 

P1025967_cocolog
 
Img_5821_cocolog

 


 夕食・朝食とも和食の家庭料理です。夕食では実に久しぶりにいわな?の甘露煮を頂きました。ご主人は厨房、話し相手は主に奥さんですが気さくな方です。
 この付近、携帯電話(メール)は問題なく使えました。また通常の電気が来ていますので、夜もヘッドランプは不用です。下山時も昼食かカフェで立ち寄るつもりでしたが、下山がバスの乗車時間ギリギリになってしまい、ダメでした。

 

撮影機材 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.  ( iPhone SE )

| | コメント (0)

2022年10月14日 (金)

上越 初雪の火打山 2022秋

(パソコンで見る一部のインスタグラム風画像配列は、スマホでは表示されません)

 

P1026555_cocolog
  
 
P1026078_cocolog

 

 

   

P1025963_cocolog  P1025975_cocolog
 

新潟県西部の上越地方に、頸城三山と呼ばれる標高2400m程度の妙高山・火打山(以上、百名山)・焼山があります。高谷池の紅葉に興味が湧き、火打山(標高2462m)に出かけてみました。

登山ルートは標準的な笹ヶ峰登山口~高谷池ヒュッテ~火打山の往復です。天候は、寒冷前線の南下により真夏の陽気から一気に秋冬の陽気に激変するとの予報でしたが、山行最終日は標高の高い山岳部では初雪となりました。

登山口(標高1315m付近)から黒沢橋までは木道の散策路で、こもれびで明るく輝く緑の樹林帯にみるブナが美しいです。

黒沢橋からしばらく行くと十二曲りの急登です。この区間が、今回のトレッキングルートの中では一番クマに遭遇しやすい場所のようです。十二曲りを登り切ると一休みですが、この先のちょっとした岩場を含めた急登区間が意外と苦しいです。長い木道を登り切ると、富士見平に到着です。この急登区間で約500mの標高差を稼ぎますので紅葉もかなり進んできますが、雨にしっとりと濡れた木々の紅葉もまた一段と良かったでした。

 

 

P1026247_cocolog
 
 
P1026434_cocolog
P1026253_cocolog  P1026421_cocolog
 

あとは黒沢岳西側斜面を巻くようにして歩くだけですが、大きな木の根っこや大きな岩を乗り越えながら歩くので意外と時間がかかります。途中からは北アルプス(白馬岳付近~槍ヶ岳・穂高連峰)が見えたり、火打山と高谷池ヒュッテの特徴的な三角屋根が見てきます。「アルプス展望台」、ここはもう高谷池ヒュッテのすぐ裏手です。

高谷池ヒュッテは妙高市の妙高観光局が管理運営する山小屋です。高谷池ヒュッテ(標高2105m)の前には大小多数の池塘からなる高谷池、その後には火打山が見えています。高谷池では7月後半には高山植物の大群落が咲き乱れますが、この季節には美しい黄色の草紅葉が広がっています。ナナカマドは最近なかなか綺麗な赤にならないそうで、ポスターやパンフレットにあるような黄色と真っ赤な紅葉が入り乱れるような素晴らしい眺めは難しいようです。

高谷池の周りをぐるりと回って、もう一段標高の高い所に上がって行く途中で、高谷池・高谷池ヒュッテ・背後の茶臼山という組合せで、桃源郷のような光景が見られます。さらに木道を進むと大小の池塘からなる湿原が再び現れますが、これが「天狗の庭」で周辺には美しい草紅葉が広がっています。

 

P1026303_cocolog
 
 
P1026575_cocolog

 

P1026535_cocolog   P1026571_cocolog

 

「天狗の庭」を過ぎると、標高差約350mの火打山への最後の登りとなります。頂上まで1本道で間違えることはないはずです。「雷鳥平」までのだらだらした登りを終えると、ライチョウの鳴き声や姿を探しながらハイマツ帯の稜線を静かにゆっくりと歩きますが、この山域には現在ごく少数しかいないそうで、実際に目撃するのはなかなか難しいそうです。寒さのためか、霜柱・薄い氷・葉の氷結などが見られます。

最後に、山頂への急登を階段で登ります。風を遮るものが無いので、寒冷前線や台風が通過する際の強風時にはたいへんなようです。山頂からは、今登ってきた稜線、妙高山、北アルプス(雪倉岳・白馬岳~鹿島槍ヶ岳、野口五郎岳~槍ヶ岳・穂高連峰)、影火打、噴煙の上がる焼山、雨飾山、糸魚川市街地~上越市街地、米山、日本海の海岸線など、まさに360度の大展望です。

 


Insta_p1026053_cocolog Insta_p1026098_cocolog Insta_p1026105_cocolog
  
Insta_p1026085_cocolog Insta_p1026280_cocolog Insta_p1026282_cocolog
 
Insta_p1026415_cocolog Insta_p1026337_cocolog Insta_p1026722_cocolog
  
 Insta_p1026494_cocolog Insta_p1026482_cocolog Insta_p1026687_cocolog
 
Insta_p1026476_cocolog Insta_p1026694_cocolog Insta_p1026473_cocolog



この日、高谷池ヒュッテを午前6時半に出発する時は、氷点下2度、ガスで視界ほとんどゼロでしたが、「雷鳥平」の終わりのあたりから急にガスが切れて曇りながらも遠方まで良好な視界となりました。山頂でも風も弱く30分ほど滞在、全体で1時間半ほど良好な天候が続きました。午前11時ごろ高谷池ヒュッテに戻りましたが、気温はちょうど0度、途中からあられ・みぞれになっていましたが、ヒュッテで休息中に本格的な雪、初雪となりました!みなさん、ちょっとびっくりでした。

下山時に妙高の日帰り温泉に入ろうと思うと、火打山→妙高山→燕温泉のコースになるそうで、結構大変なようです。笹ヶ峰からバスを利用すると、本数が非常に少ないので、温泉などに入れる自由度が少ないですね。

 

撮影機材 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

| | コメント (0)

2022年9月 4日 (日)

初めて聞く熊よけホイッスル

 

P1014112_cocolog-4

登山口入口から

 

P1025760_3_cocolog-4

 

ツキノワグマ出没についての注意書きは、首都圏に近い奥多摩や奥秩父の山々でよく見られます。したがって、トレッキングの際にはザックの中に熊鈴は必ず入れていきます。もちろん現実にクマと遭遇することはないのですが。

ところが、この夏の北アルプス双六岳登山では、わさび平~鏡平の間で、上りも下りもクマさんと遭遇してしまいました(苦笑)。そもそもわさび平では小熊が頻繁に現れるのでテント場が閉鎖されています。周辺の林道には、熊よけのために大きな音を出せるように缶が多数置いてあります。私も周囲に人がいないことを確かめた上で、試しにこの缶を叩いてみました。

 

P1014190_cocolog-4
チチブ沢出会

P1025667_cocolog-4
 
 
P1014222_cocolog-4
 
 
P1014255_cocolog-4

シシウドケ原を望む

 

上りでは、チチブ沢出会いの少し上標高1,800m付近で、突然30mほど先で登山道をクマさん(体がかなり大きかったので小熊ではなく親熊?)が悠然と横切っていきました。後続の登山者に事情を説明し、その場で少し待機し、しばらく一緒に歩くことにしました。
下りでは、シシウドケ原 標高2,090m付近まで来たところ、シシウドケ原の休憩ポイントに小熊がずっといて立ち去らないという情報でした。ちょうどその付近にいたツアーのガイドさんやベテランさんが熊よけホイッスル(笛)を吹きながら、周辺にいた登山客30〜40名(?)に状況を説明しながら誘導していました。この時、初めてこの熊よけホイッスルを聞いて印象的でした。ホイッスルが長く吹かれ、非常に高音で遠くまでよく響いていました。

 

通常は熊鈴を携行しますが(ラジオを鳴らしている方も時々いますが)、鳴らしっぱなしで熊の警戒音や気配に気がつくのが遅れるのは、逆に非常に危険だそうです。また、ホイッスルの場合は、救難活動の国内外の慣行として合図は「3回繰り返し」が基本だそうです。クマさんと遭遇するリスクが現実問題として大きい場所では、ホイッスルも持参した方がよさそうですね。

撮影機材 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

| | コメント (0)

2022年8月28日 (日)

北アルプス 双六岳カール お花畑 2022年夏

 

P1014883_cocolog-3

 

P1014896_cocolog-3

 

 

P1014923_cocolog-3

 

P1014940_cocolog-3

 

 

双六岳付近では、稜線を歩くコース、「中道」と呼ばれる双六岳カールの中央部を歩くコース、稜線が強風で危険な場合に歩く「巻道」の3コースがあります。双六岳カールの中を歩く「中道」では、8月上旬での高山植物が咲き乱れていました。

 

Insta-p1014970_cocolog-3 Insta-p1014951_cocolog-3 Insta-p1025240_cocolog-3

Insta-p1025266_cocolog-3 Insta-p1025310_cocolog-3 Insta-p1025325_cocolog-3

Insta-p1025337_cocolog-3 Insta-p1025385_cocolog-3 Insta-p1025394_cocolog-3

Insta-p1025406_cocolog-3 Insta-p1025459_cocolog-3 Insta-p1025479_cocolog-3

 

田中澄江さんの著書「花の百名山」では、双六岳を代表する花としてコバイケイソウが紹介されています。ただし、コバイケイソウは有毒で、その若芽を食用の山菜と間違えて食べると嘔吐や痙攣を起こし食中毒を起こすそうです 。

 

Insta2-p1025221_cocolog-3 Insta2-p1025250_cocolog-3

Insta2-p1025265_cocolog-3 Insta2-p1025301_cocolog-3

Insta2-p1025342_cocolog-3 Insta2-p1025358_cocolog-3

Insta2-p1025363_cocolog-3 Insta2-p1025379_cocolog-3

Insta2-p1025444_cocolog-3 Insta2-p1025474_cocolog-3

 

(動画はこちらへ)

P1025162_cocolog-3

P1025284_cocolog-3

 

撮影機材 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

| | コメント (0)

2022年8月16日 (火)

北アルプス わさび平小屋・鏡平山荘・双六小屋_インスタグラム風仕立て 2022年夏

(スマホではインスタグラム風の表示はされません)

Insta-3_p1014708_cocolog-2 Insta-3_p1025534_cocolog-2 Insta-3_p1014717_cocolog-2

Insta-3_img_5684_cocolog-2 Insta-3_img_5663_cocolog-2 Insta-3_img_5673_cocolog-2

Insta-3_img_5668_cocolog-2 Insta-2_p1014475_cocolog-2 Insta-2_img_5719_cocolog-2

Insta-2_p1025650_cocolog-2 Insta-2_p1025622_cocolog-2 Insta-2_p1025606_cocolog-2

Insta-2_img_5716_cocolog-2 Insta-2_img_5641_cocolog-2 Insta-1_p1025689_cocolog-2

Insta-1_p1025715_cocolog-2 Insta-1_p1025712_cocolog-2 Insta-1_p1025703_cocolog-2

Insta-1_img_5632_cocolog-2 Insta-1_p1025760_cocolog2 Insta-0_p1014045_cocolog-2

 

双六小屋・黒部五郎小舎・鏡平山荘・わさび平小屋はグループとして運営されているので融通も効き、予約の変更などについても便利でした。もちろん、それぞれの山小屋に個性があります。登山口としてのわさび平小屋には小さいながらもお風呂があります。下山時にお風呂をここで利用するかどうかで、帰りのスケジュールが決まります。せせらぎに接するベンチは何時間いても心地良いです。鏡平山荘は、その2階からも間近に槍ヶ岳が望めるとともに、すぐそばの鏡池ではオコジョを待ちながらのんびりと過ごすことができます。双六小屋は、黒部源流方面と槍ヶ岳へ向かう要衝です。緊張感がぴ〜んと張り詰めます。

新型コロナ感染症対策もあったのでしょうか、部屋・洗面所・トイレなどが全面的に新しくなっているような印象でした。食事に関しては、メインは魚(イワナ・サバ・銀鮭)・天麩羅・コロッケが多く、ハンバーグは珍しく出てきませんでした。朝食にはスクランブルエッグがよく出たので、ちょっと卵の食べ過ぎかと思いました。味噌汁はすべて赤味噌です。煮物はどれも非常においしく感じました。新鮮な野菜や果物という意味ではわさび平小屋です。食事中は”黙食”が原則ですが、概ね守られていたようです。軽食・喫茶のメニューでは、ラーメン・うどん・カレーライス、丼物、かき氷、コーヒーフロートなど、実にさまざまです。

 

(動画はこちらへ)

P1025618_cocolog-2

 

撮影機材 iPhone SE、Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

 

| | コメント (0)

2022年8月11日 (木)

北アルプス・双六岳 2022年夏

 

P1014384_cocolog

早朝の槍ヶ岳〜鏡池に映る槍ヶ岳の穂先(逆さ槍)、槍ヶ岳山荘(肩の小屋)の灯


P1014468_cocolog

早朝の穂高岳連峰と鏡池

 

 

8月上旬、新穂高温泉からの一般的なコースですが、初めて鏡平そして双六岳へと行ってきました。

 

涸沢、蝶ヶ岳・常念岳や表銀座から見る穂高岳~槍ヶ岳が、反対側から見るとどんな姿なのだろうか? というのが理由の一つでした。鏡池からは、日の出に合わせて、池に映る槍ヶ岳の穂先を見て、また双六岳からは西鎌尾根に繋がる槍ヶ岳から穂高岳に連なる峰々を堪能できました。必ずしも天候に恵まれた訳ではなかったので、当初予定の三俣蓮華岳・三俣小屋までは行けませんでしたが、双六岳山頂からは黒部五郎岳・雲の平・薬師岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳などを望むことが出来て、黒部源流域の一旦を垣間見ることができました。

 


P1014967_cocolog

双六岳に登る途中から、丸山・三俣蓮華岳・水晶岳・鷲羽岳を望む

 

P1015008_cocolog

双六岳から西鎌尾根・槍ヶ岳

 

P1025154-2_cocolog1

双六岳の山頂直下は椀を伏せたような緩やかな台地となり、その上に浮かぶ槍ヶ岳の眺望が有名
(雲がちょうどかかって、槍ヶ岳山頂が見えていません)

 
P1025062_cocolog

双六岳山頂から黒部源流域、黒部五郎岳・雲の平・薬師岳

 

P1025045_cocolog1

双六岳山頂から見る笠ヶ岳

 

 

それにしても、双六岳のカール(氷河地形)の中ではたくさんの高山植物が咲き乱れていました。8月にこれほど豊かな高山植物を見たのは初めてでした。また、チチブ沢から鏡平への上り下りでは2度も熊さんと遭遇し、鏡沼周辺では走り回るオコジョに何度も出会い、双六池周辺では久しぶりに雷鳥の親子を間近に見ました。実に、豊かな自然と巡り合うことができました。

 

双六小屋・黒部五郎小舎・鏡平山荘・わさび平小屋はグループとして運営されているので融通も効き、予約の変更などについても便利でした。もちろん、それぞれの山小屋に個性があります。登山口としてのわさび平小屋には小さいながらもお風呂があります。下山時にお風呂をここで利用するかどうかで、帰りのスケジュールが決まります。鏡平山荘は、すぐそばの鏡池でのんびりと過ごすことができます。双六小屋は、黒部源流方面と槍ヶ岳へ向かう要衝です。黒部五郎小舎は、黒部五郎岳に向かう途中にあり、黒部源流最深部の一つです。

 

P1025168_cocolog
  
双六岳東側斜面(氷河地形のカール)では夏でも雪渓が残り、登山道周辺には高山植物の群生地が広がる( ”中道” )

 

 

P1025240_cocolog
 
 
P1025337_cocolog

 
 

宿泊したのはわさび平小屋・鏡平山荘・双六小屋ですが、新型コロナ感染症対策もあったのでしょうか、部屋・洗面所・トイレなどが全面的に新しくなっているような印象でした。食事に関しては、メインは魚(イワナ・サバ・銀鮭)・天麩羅・コロッケが多く、ハンバーグは珍しく出てきませんでした。朝食にはスクランブルエッグがよく出たので、ちょっと卵の食べ過ぎかと思いました。味噌汁はすべて赤味噌です。煮物はどれも非常においしく感じました。新鮮な野菜や果物という意味ではわさび平小屋です。食事中は”黙食”が原則ですが、概ね守られていたようです。軽食・喫茶のメニューでは、ラーメン・かた焼きそば・うどん・そば・カレーライス、丼物、かき氷、コーヒーフロートなど、実にさまざまです(笑)。双六小屋のスタッフには、特にお世話になりました。

 

この登山ルートの特徴は、比較的に手軽に、槍ヶ岳を間近に見ることが出来ることだと思います。その一方で、周りの登山者の皆さんの話を聞いていると、黒部源流エリアや西鎌尾根などに向かうレベルの高い話もよく出てきました。

残念な予定変更もありましたが、私にとっては新たな発見の多かった山行となりました。

(動画はこちらへ)

 

P1025364_cocolog
 

P1025420_cocolog
 

P1025456_cocolog

 

撮影機材 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

| | コメント (0)

2022年5月 5日 (木)

南房総~春の嵐

 

Cf009179_cocolog_

 

Cf009015_cocolog_

 

羽田空港からの離着陸の際にも見える印象的な東京湾アクアライン・海ほたる、一度行ってみたいと思っていました。十分日帰りも出来そうでしたが、せっかく行くならば南房総まで足を延ばしてみようか、ということになりました。

 

南房総というと、小学生の頃、夏休みに両親に連れられて鋸山・保田海岸・岩井海岸などで遊んだ記憶があります。成人してからは2回くらい? それも30~40年前の話になるので、本当に久しぶりです。

 

Cf009050_cocolog_
   
  
Cf009077_cocolog_

 

 

首都高・レインボーブリッジ・湾岸線・東京湾アクアラインを走って、木更津からは海岸に沿って館山の南、洲崎・野島岬方面まで行ってみました。ところが、運悪く「春の嵐」でした(苦笑)。まあ、それはそれで良いのですが・・・・。

東京湾アクアラインの海ほたる、予想外に大きいのにはびっくり。それにしても大観光地ですね(笑)。レストランもたくさんありますが、その観光地値段にも驚きました。帰りは、うっすらと東京~横浜方面、東京スカイツリー、木更津~君津の工業地帯が見えていました。秋から冬には、富士山~横浜方面が良く見えるのでしょうね。

 

木更津から富津付近までが遠く感じられました。館山市街地は大きくて、その海岸通り(北条海岸)はミニ湘南海岸の感じでした。南房総は総じて伊豆半島にも似た南国のイメージですね。幹が太くて背はそれほど高くないシュロが印象的でした。伊豆と房総の違いは、火山の有無、それに伴い源泉が温度の高い温泉か温度の低い鉱泉かの違いですね。

 

Cf009138_cocolog_

 

Cf009178_cocolog_

 

(全画像はこちらへ)

撮影機材 CONTAX645, Phase One P30+, Distagon T* 55 mm F3.5, Zonnar T* 140 mm F2.8

 

| | コメント (0)

より以前の記事一覧