2021年5月22日 (土)

回顧録:ロンドン 1995夏

コロナ禍で当分海外には行けないと思いながら、古い写真をデジタル化しています。
ロンドンに出かけたのは1995年8月。

今見直すと、ロンドンでは見事なほどありきたりの観光地に行っていました(笑)。
ロンドンとパリ、同じヨーロッパと言っても街の様子が全く違います。パリは整然とした古風なヨーロッパの街並みですが、ロンドンは新旧の建物・街並みが雑然としており、ある意味で東京とよく似ています。思い出をキーワード的に挙げると、次のようになります。

 

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・ロンドン塔 (THE TOWER OF LONDON) ;監獄そして歴史に名を残す著名な人々が処刑・暗殺された暗いイメージですが、実際は現在も「女王(国王)陛下のロンドン塔の宮殿および要塞」。宝物館 (Jewel House)が素晴らしい。
・タワー・ブリッジ (Tower Bridge)
・大英博物館 (British Museum) ;ルーブル美術館が広大な元宮殿にあるのに対して、大英博物館の正面入口はごく普通の通りに面しているのでやや拍子抜け。もちろん入場待ちの大勢の人たち。まずギリシアのエルギン・マーブル、そして古代アッシリア、古代エジプトの彫像。最後に大人気のエジプトのミイラですが、部屋は防腐剤のためか独特の香りに満ちています。18時ピッタシに閉館となり、ミュージアム・ショップにも行けずにがっかり。博物館の前にはシャーロック・ホームズゆかりのパブ「ミュージアム・タヴァーン (Museum Tavern)も。

 

・バッキンガム宮殿 (BUCKINGHAM PALACE);流石に世界の観光地!入場時間までウエストミンスター寺院 (Westminster Abbey)で時間調整。宮殿は豪華なインテリアと調度品で素晴らしいが、人が多かったためかあまり印象に残らず。ショップでイヤープレートを買う。
・テムズ川 (River Thames)、ウエストミンスター橋 (Westminster Bridge)、ビックベン (Big Ben)、国会議事堂 (House of Parliament)、ダウニング街 (No.10 Downing Street)(首相官邸)。

 

・どこでもツーショット;エジンバラでもそうでしたが、ここロンドンでもツーショット(笑)。ロンドン塔の衛兵さん、通称ビーフィーター (Beefeater、牛食い)、正式にはヨーマン・ウォーダーズ (The Yeomen Warders)と。ダウニング街にある騎馬衛兵本部のホースガード(Horse Guards、近衛兵)と。日本ではなかなかお目にかかれないおもてなし!

 

・トラファルガー広場 (Trafalgar Square)、ネルソン提督記念碑、ピカデリーサーカス (Piccadilly Circus)、リージェントストリート (Regent Street)、セビル・ロー (Savile Row); お買物とウインドショッピング
・シャーロックホームズ博物館 (SHERLOCK HOLMES MEMORABILIA) 、ベーカーストリート (Baker Street)

 

・ハイドパーク (Hyde Park)、リージェントパーク (The Regent's Park)、クイーン・メアリーズ・ガーデン (Queen Mary's Rose Gardens); ロンドンの薔薇を堪能します。

 

・プラザ・オン・ハイドパーク・ホテル (PLAZA ON HYDE PARK HOTEL); ホテル選びはちょっと失敗。街中のレストランも期待外れが多い。

 

(全文はこちらへ)


撮影機材 Nikon F4, Ai AF Nikkor 35mm F2D, Ai AF Nikkor 85mm F1.8D FujiColor Gold 400, Kodak EKTAR25, EPSON F3200(フィルムスキャン時、Fujiは全て褪色補正、EKTARは一部補正)

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2021年4月14日 (水)

回顧録:エディンバラ / スコットランド 1995夏

 

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コロナ禍で当分海外には行けないと思いながら、古い写真をデジタル化しています。
イギリスのエジンバラに出かけたのは1995年8月。

当時は1990年前後のバブル景気が崩壊した中、また前年の1994年には阪神淡路大震災が発生と、けっして良い状態ではありませんでしたが、行ける時に行っておいた方が良かったと、このコロナ禍の下で改めて思いました。海外旅行の立場からは、当時空前の円高(1ドルが80円を切る)で1ポンドが約155円と、現地では助かりました。

 

思い出をキーワード的に挙げると、次のようになります。

・エジンバラ・ウェーヴァリー駅 (Edinburgh Waverley Station);駅は谷の底にあり、両側の丘の上にオールドタウンとニュータウンがあります。最初はこの状況が分からず、荷物を抱えて駅の上に出るまでが大変でした。

・プリンセス・ストリート(Princes Street)、プリンセス通り公園(Princes Street Park & Garden);エジンバラ城、バラやゼラニウムが美しい。スコット記念塔(Scott Monument)も。

・エジンバラ・インターナショナル・フェスティバル (Edinburgh International Festival)、ミリタリ-・タトゥ- Military Tattoo (The Royal House of Stuart);当時日本ではミリタリ-・タトゥ-はほとんど紹介されていなかったので(インターネットはもちろんまだ無い)、現地に到着してから面白そうだと思ってホテルのコンシェルジェにお願いして運よくチケットが手に入りました。大感激でした。(ミリタリ-・タトゥ- 詳細はこちらへ)

 

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・ロイヤルマイル(The Royal Mile)、エジンバラ城 Edinburgh Castle (The Jewel of Scotland);古色蒼然としたオールドタウン。正にスコットランド! 城門などにいる衛兵さんと仲良くツーショット!

・ジェナーズ(JENNERS, Princes Street) エジンバラのビクトリア調の高級老舗百貨店。プリングル(Pringle)のニットやセーターなどいろいろ買いました。私に合うサイズがなかなか無くて、一生懸サイズを探してくれた高齢の店員さんが印象的でした。ところが、ウェブサイトを見にいくと、2021年1月閉店発表(5月閉店?)、183年の歴史に幕だそうで、びっくり。グーグルマップでエジンバラ市街地の詳細を見ると、臨時休業のショップが非常に多いです。

・LOCHCARRON(ロキャロン) LAMSWOOL LINDSAY; ロキャロンはタータンで非常に有名なスコットランドのブランド。妻が濃赤系タータン柄のマント~大判ストールを買いましたが、こちらのウェウブサイトを見ると、今でも同じ商品を販売していました。妻のを改めて見ても、なかなか格好良くて私も欲しくなりました。ちなみにこれを買ったタータンのお店、DAVID WALKER KNITWEAR (32 High Street, Royal Mile)はネット検索しても出てきませんでした。

・セント・ジャイルス大聖堂(St. Giles' Cathedral)、ホリルード宮殿 (The Palace of HOLYROOD HOUSE)、カールトン・ヒル(Calton Hill)〜丘の上からエディンバラ中心部が良く見えます。塔が多いです。

・スカンディック・クラウン・ホテル (SCANDIC CROWN HOTEL Edinburgh);名前の通り、北欧系のホテルです。オールドタウンにあり、駅からも近くて便利でした。建物も古風で立派でしたが、なぜかホテルの写真がほとんどありません(苦笑)。夕食でサーモンのムニエルを食べましたが、大味だったような印象が残っています。妻と、やはりイギリスの料理は・・・・(笑)。

・ロンドン・キングス・クロス駅 (London King's Cross Station) 行きはロンドン発10:00、エディンバラ着14:12、帰りはエディンバラ発15:00、ロンドン着19:45で快適な2泊3日の旅でした。

(全画像はこちらへ)

 

撮影機材 Nikon F4, Ai AF Nikkor 35mm F2D, Ai Nikkor 105mm F1.8S FujiColor Gold 400、Film Scanner EPSON F3200(フィルムスキャン時に全て褪色補正)

 

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2020年5月30日 (土)

ヘット・ロー宮殿 (1996/6/7)(リニューアル更新)

 

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アムステルダムから列車で1時間ほどの街アペルドールン(Apeldoorn)にあるオランダ王室のヘットロー宮殿のリニュアール更新版です(オリジナル版はこちらへ)。内容的な変更はなく、画像のフィルムスキャンをもう一度やり直して、若干画像を差替え・追加しています。

ヘット・ロー宮殿(https://www.paleishetloo.com)は17世紀から20世紀後半まで、オランダ王室の夏の離宮でしたが、1984年からはミュージアムとして一般公開されています。

このヘット・ロー宮殿には、2006年8月、当時の皇太子ご夫妻(現 天皇皇后両陛下)が、雅子さまの静養目的で半月ほど滞在(ヘット・ロー宮殿の離宮アウデ・ロー、ヘット・アウデ・ロー城という表現もあります)されるというニュースを偶然テレビで見て驚いた記憶があります。ヘット・ロー宮殿は深い森に覆われた宮殿で、私が訪問した当時はウェブサイトなども無く、広い敷地とともに宮殿全体を伺わせるものはありませんでしたので。

 

なお、オリジナル版には入れなかったアムステルダムなどの回想録を、最後に簡単に追加しました。

(全文はこちらへどうぞ。ヘット・ロー宮殿(1)(2)(3)、アムステルダム~運河と街と森、アムステルダム(1)(2)、デン・ハーグ

 
撮影機材 New Mamiya 6 MF/ G75mm F3.5L, Fuji PROVIA (RDPII), EPSON F3200

 

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