Panasonic LUMIX S1, LX3

2024年2月18日 (日)

<movie> 雪の奥多摩・大岳山 2024年冬 / Trekking in the snow mountain trail to Mt. Ohdakesan, Japan

youtube動画(MOVIE) SD/HD/4K ; 雪の奥多摩・大岳山 2024年冬

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奥多摩の山間部では2月上旬にかなりの降雪があったようです。それから少し日時が経ってしまいましたが、年に一度くらいはアイゼンを使いたいので、出かけてみました。

コースは、ごく普通に武蔵御嶽神社から大岳山山頂への往復です。
2022年2月の大雪の際には、武蔵御嶽神社への入口(登山道への分岐点)でアイゼンを装着して行きましたが、今回はそのかなり先の東屋のある岩石園への分岐でようやくアイゼンを装着です。登山道周辺にはまだ20cmほどの積雪も見られましたが、登山道自体はかなり踏み固められており、一部区間で凍結しているような状態でした。全体としては、アイゼン無しでも登れないことはないような感じでした。

                        

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山頂からは丹沢~富士山~三頭山・御前山、御前山の背後に見える大菩薩嶺や奥秩父などが綺麗に見えていました。山頂の案内板を見て、雲取山もはっきりと見えていることを初めて知りました(笑)。この日、下界では4月の陽気で、山頂でもポカポカ陽気で暖かく、のんびりと過ごすことができました。

平日のこともあり、この日行き交う登山者は20名ほどと少なかったでした。

                  

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February 2024 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S., Capture One 21 PRO

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2023年11月26日 (日)

北アルプス高瀬川最深部へ(7) 三俣山荘図書室 金萬映劇


 
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三俣山荘図書室 金萬映劇(きんまんえいげき)  基本は金土日月曜日営業、夜まで営業。「図書室」と言う名前ですが、山好きが集えるカフェバーと言う趣です。三俣グループ伊藤誠一氏のメモリアル、伊藤新道のPRコーナー、山岳書籍、山岳グッズ販売、ソフトドリンク、アルコール、軽食、バーカウンター、テラス席などを備えています。都会風のモダンでお洒落なインテリアです。各種イベントも開催。 

ウェブサイトでは
     「山と人と街」を結びつける
          街にいて山を感じる、環境に思いをはせる場所。
          新しい人と自然の関係を探る場所。
とされています。ここは、都会に良くあるブックカフェ、スポーツカフェ・スポーツバー、音楽喫茶などのバリエーションですね。

 

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建物自体は市街地のメインストリート(アーケード街)に面しています。初めてだと、少々建物の入り口に戸惑います。建物横の契約駐車場?に面した建物後方にある小さな扉が入り口です。この建物、元の用途は分かりませんが(旧金萬呉服店3F)、ちょっと変わった形で、3階が図書室です。1階には古本屋「書麓 アルプ」も。外壁にはトレッキングの大きな絵が描かれています。扉を開けると、正面に大きく「三俣山荘図書室 金萬映劇」。まわりにはパンフ、カタログ、写真などが。螺旋階段があるので、それらを3階まで上ります。階段の最上部に再び「三俣山荘図書室」、営業している雰囲気で、若い女性スタッフがいました。開店時間ジャストに来たので、まだ準備中だったようです。

 


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この図書室には信濃大町駅からは徒歩で15分程度、すぐそばに市営駐車場がありますので車が便利です。山岳博物館からまっすぐに下ってくると、市街地メインストリートの手前右側に市営の無料駐車場の案内があります。そこに車を入れると、ここは図書室の裏側です。

 

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ジャンボ・サルシッチャのホットドッグとリンゴジュースを頼みます。三俣山荘の朝食で出てくる猪肉のジャンボ・サルシッチャが、こちらではホットドッグとして出てきます。このサルシッチャですが一般に販売されているジビエ商品ではないようで、オンラインショップで手軽に購入できるような感じではないようでした。こちらで1時間少々のんびりと過ごして、あとは寄り道もせずに東京にまっすぐ帰ります。

シリーズ(完)

撮影機材 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S., iPhone SE(食事)

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2023年11月25日 (土)

北アルプス高瀬川最深部へ(6) 市立大町山岳博物館

 

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大町市市街地の東側にある山の中腹にあるので、北アルプスの展望が良いです。大町ダムも良く見えます。この市立博物館は1951年(昭和26年)オープンで、「山博(さんぱく)」の愛称で「岳(だけ)のまち・大町」の皆さんに親しまれているそうです。また、現在大町市は「山岳文化都市宣言」のまちだそうです。

訪れた時は、建物がちょうど改装工事中で外壁にネットが張り巡らされておりちょっと残念でした。展示の中でいちばん興味深かったのは1階の常設展示「山岳人列伝~山岳文化を育んだ大町周辺の人々~」でした。日本の近代登山黎明期である明治末から昭和初期にかけて、この大町で活躍された方々のお話でした。
中心人物は百瀬慎太郎という大町出身の登山家・事業家・歌人の方です。当時の日本山岳会に入会、日本初の山岳ガイド組織「大町登山案内人組合」を設立、立山-黒部渓谷-針ノ木峠の冬季横断、針ノ木小屋などの建設・運営などで知られ、現在大町市で行われる夏山安全祈願祭は「針ノ木岳慎太郎祭」と呼ばれているそうです。

 

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博物館正面玄関あるいは博物館3階展望室からは、蓮華岳の大きな山体を中心に、北葛岳、裏銀座方面が少々、餓鬼岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳などを見ることが出来ます。針ノ木岳は手前の大きな蓮華岳に隠れて見えないようです。針ノ木岳は、日本三大雪渓の一つ、針ノ木大雪渓があるものの、現在ではそれほど有名ではないと思われますが、当時は針ノ木峠越えなどにたいへん人気があったようです。

撮影機材 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

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2023年11月19日 (日)

<MOVIE> 北アルプス高瀬川最深部へ 2023秋 / To the deepest area of the Takase River JAPAN ALPS Autumn 2023

 

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youtube動画(MOVIE) SD/HD

 
(1) 七倉山荘~湯俣温泉(1)  (Nanakura~Yumata Hotspring)

(2) 七倉山荘~湯俣温泉(2)  (Nanakura~Yumata Hotspring)

(3) 湯俣温泉~天然記念物「噴湯丘」(Yumata Hotspring ~ Natural Monument "Tufa Mounds"

 

JAPAN ALPS October 2023, Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

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2023年11月 8日 (水)

北アルプス高瀬川最深部へ(2) 七倉山荘~高瀬ダム~湯俣温泉 2023秋

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さあ七倉山荘を出発です。とりあえず高瀬ダム行特定タクシーに乗り込んで、東京電力の管理用道路を走って高瀬ダムの堤体まで行きます。ダムまで10分少々でした。この管理用道路は歩くことができ、ダムまで約2時間程度だそうですが、トンネル区間が長いです。トンネル内には側道がありますが、ガードレールのついた歩道ではありません。通常は工事用のダンプが走っているそうで、どの程度の頻度か分かりませんが、排気ガスが気になるかもしれません。ヘッドランプも必須と思われます。あまりお薦めではないようです。

 

高瀬ダムは、黒部ダムに次ぎ日本第二位の高さです。ダムに向かって、堤体右側にあるトンネルを進むと裏銀座の登山口に、左側にあるトンネルを行くと今回の湯俣方面に向かいます。タクシーは、この左側のトンネル入り口の手前の駐車場に止まりました。料金は2,600円です。この少し手前の堤体部(ダム管理事務所の前)にタクシーを呼ぶ公衆電話がありました。高瀬ダムでもdocomoが繋がると言われましたが、この付近では圏外でした。堤体の中央部あたりで繋がるのでしょうか? なお、湯俣に向かう林道でもやや長いトンネルが3カ所あり、工事用(業務用)車両が通行しているので、ここでもヘッドランプがあった方が良いです。

 

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不動沢、船窪岳、ダム湖
 

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不動沢と船窪岳

ここから林道の終点(湯俣温泉登山口)まで約4.4km、樹林帯の整備された登山道を「名無避難小屋」まで約1.6km、さらに湯俣温泉まで約3.5km、合計約9.5kmです。標準で2.5時間から3時間程度とされています。林道区間で猿の一団が行きも帰りもいました。コバルトブルーのダム湖に周辺の紅葉が映り込み、美しいです。途中、山へ向かう作業用の道や河原に向かう工事用道路などが時々ありますが、迷うことはまず無いと思います。

 

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林道終点(湯俣温泉登山口)、ここから整備された樹林帯の登山道

 
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渓谷

 

渓谷を通り過ぎ、再び高瀬川の河原が広くなります。ふと谷の奥に目をやると、とんがった山が見えています。これが”槍ヶ岳”です。意外と直近に見えます。正確には、正面の三角形の山体は槍ヶ岳から続く北鎌尾根です。その背後の右にに小さく見えているピークが槍ヶ岳の山頂、さらにそのちょっと右にあるさらに小さなピークが小槍です。もう少し進むと、さらに右側にギザギザのピークの山体が見えてきますが、これは硫黄尾根(硫黄岳)だそうです。ここまで来ると、もうじきです。

 

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右手奥の山体が北鎌尾根、槍ヶ岳山頂、小槍



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同様に中央奥の山体が北鎌尾根、槍ヶ岳山頂、小槍。右側が硫黄尾根(硫黄岳)。


  

ここから約15分、対岸に晴嵐荘が見えてきますが、ここで稜線にある燕山荘のドコモ基地局からの電波が弱いながらも入ります。そこを過ぎるともうすぐに湯俣山荘です。晴嵐荘のジップラインと吊り橋も見えてきます。

天候が良ければ、登山というよりはハイキングの感覚で楽しく歩くことができます。おおむね平坦と言っても約10kmの歩行ですの、やっと着いた! という感じでした。

撮影機材 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

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2023年11月 2日 (木)

北アルプス高瀬川最深部へ(3) 湯俣温泉 晴嵐荘 2023秋

 

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湯俣温泉は標高1534mにある秘湯です。温泉の存在は古くから知られていたようですが、入浴に利用されるようになったのは昭和の初期のようです。なかなか温泉として定着しなかった理由として、源泉は河原にあること、源泉が小さくお湯の湧出量が少ない、安定しない? 洪水などにより川の流路がすぐに変わること、などがあったものと推測されます。

晴嵐荘(せいらんそう)の小屋主 竹村正之氏の講演会(2023年4月)のお話から、小屋の歴史を紐解きます。正之氏の祖父 竹村多門治?(たもんじ)氏が炭焼きの仕事をされていた関係で、昭和の初め(1933年/昭和8年ごろ?)に、現在の晴嵐荘の対岸(から谷沢出合)に山小屋「仙人閣」を建てたそうです。また、千丈沢と天上沢の出合(千天出合)から槍ヶ岳の北鎌尾根を直登するたもんじ新道(廃道)を開かれたそうです。「仙人閣」は1953年に雪崩で倒壊、その後、父 たいじ氏が1958年(昭和33年)に現在の場所に「晴嵐荘」を建てました。山小屋の名前は公募で決められたとのことです。ちなみに、旧「伊藤新道」が開通したのは1956年です。

昭和30年代~40年台は日本に一大登山ブームが訪れ、大町は「岳都」と呼ばれ、晴嵐荘には100~120人もの登山客が宿泊したこともあったそうです(現在は新型コロナ感染症もあり定員30名)。登山ブームに合わせてダークダックスの雪山讃歌も流行っていました(私も覚えています)。その後、東京電力による大規模揚水式発電所(新高瀬川発電所・高瀬ダム・七倉ダム)の建設工事(1969年/昭和44年~1979年/昭和54年)、さらには「昭和44年8月豪雨」の大水害に対して建設省の洪水調節機能として大町ダムの建設工事(1972年/昭和47年~1985年/昭和60年)が続き、登山者は工事現場の中を歩くような状態となり、裏銀座への登山者も含めて訪れる人は激減してしまいました。

 

ところで、出発一週間前に電話で現地の状況を確認をしたのですが、その際に、高瀬川をジップラインと吊り橋で渡るのですが、ジップラインは・・・・・と説明を受けました。ジップライン(ZIP LINE)とは、山や森など自然のなかに架けられたワイヤーロープにベルトとハーネスを装着してぶら下がり、プーリーと呼ばれる滑車を使って滑り降りるアウトドアアクティビティで、時々テレビなどで見かけますが、私自身は使ったことはありませんでした。晴嵐荘のウェブサイトにある美しい画像をいくら眺めても小さな吊り橋だけで、ジップラインはいったいどこにあるのだろうかと思いながら出かけました。

真新しい湯俣山荘を通り過ぎると、晴嵐荘の正面にこのジップラインと吊り橋がありました! 使用方法の説明書きがありましたが、お恥ずかしいながら対応できず、そのうちに後続の登山者が到着し、その方達に教えてもらったり、アシストしていただいたりでようやく私自身とザックを渡すことができました。初めてでしたので焦りもあり、大汗をかいてしまいました。初体験でもう草臥れました(苦笑)。でも一度体験してしまえば、もう大丈夫です。

 

こちらのジップラインは人用と荷物用の2ラインあります。いずれも椅子(ブランコ)があります。

人用には安全ベルトがありますが、腰の周りに回す程度で、いわゆる安全帯のように落下の際に体を保持してくれるようなベルトではありません。実際に乗ってみると意外と安定しており、風もあまり吹いていなかったので、恐怖感は感じませんでした。途中までは自重で移動していきますが、その後は自分でケーブルを手繰り寄せながら、対岸まで移動していくことになります。ナップザック程度の小さな荷物なら胸元に回して乗れますが、ザックを背中に背負って乗ることはバランスが崩れて危ないようです。

荷物用の椅子(ブランコ)には荷物固定用のベルトが2本ついています。単純にベルトを締めれば良いのですが、万が一はずれて川の中に落ちると困るので、ザックのショルダーベルトにも固定用ベルトを通したりして、確実に固定しました。

全体の手順としては、椅子(ブランコ)に荷物の固定を行う、椅子に自分が乗って対岸に渡る、対岸から荷物を手繰り寄せる、となります。

 

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荷物用のラインでは荷物が黒いパイプに引っ掛かりやすいようです。この方も対岸に渡ったのですが、荷物を上手く手繰り寄せることができず、仕方がなく再びジップラインに乗り込んで、引っ掛かっている荷物の所まで行って、手を伸ばしてその引っ掛かりをなんとか外して無事荷物を回収していました。このジップラインにかなり慣れている方とお見受けしました。 
  
  

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ところで現在の写真とウェブサイトやポスターの写真を比べると明らかに川の流路が変わっています。多分洪水で以前の吊り橋が落ちて今のジップラインに、晴嵐荘側にも新たな流路が出来てしまい、そこには新たな吊り橋ができたようです。先ほどのご講演では、洪水は平成30年6月~7月の出来事だったそうです。

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現状です! 左側(右岸)にジップライン、右側(左岸)に吊り橋

  
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晴嵐荘のウェブサイトより
  

この水害について調べてみると、該当するのは平成30年7月豪雨(別名 西日本豪雨)です。6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に全国的に広い範囲で発生した、台風7号および梅雨前線の影響による記録的な集中豪雨です。西日本を中心に甚大な被害が発生し、長崎大水害(昭和57年7月豪雨)以来の最悪の被害、「平成最悪の水害」と報道されました。長野県王滝村では約1000ミリの雨が降ったようです。翌年平成31年に仮復旧、2021年(令和3年)に新「伊藤新道」の吊り橋工事に合わせて、現在の吊り橋をかけて、ようやく4年ぶりに復旧できたとのことでした。いずれにしろ、高瀬川流域では集中豪雨のたびに洪水や土砂災害が発生しているようで、現在でもあちらこちらで河川改修工事(護岸工事)をおこなっている感じでした。

 

 

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今回の宿泊は山荘の営業終了直前の滞在でした。テント泊の登山者もいましたが、小屋泊まりのお客さんは少なく、のんびりとした雰囲気でした。

温泉ですが、以前は山荘の少し下流に野湯(のゆ)が2ヶ所あったようですが(昔の写真がありました)洪水で流されたりして、現在は山荘内の内湯だけです。泉質は単純硫化水素泉、温度は約42度。微かに硫黄の匂いがしますが、適温で長風呂ができる状態でした。浴槽は3人入ればいっぱいで、1~2人が良いです。今回は午後、夜、早朝と3回、一人でのんびりと楽しめました。夜はランプのみの灯りでほぼ真っ暗、ちょっと幻想的です。タオルは持参です。

 

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夕食は「噴湯丘にちなんだ晴嵐荘特製スパイスカレー」です。噴湯丘を模した五穀米?のご飯、少々辛いスパイスの良く効いたカレールー、揚げたての鶏肉が入っています。もう本格的なカレーで大変美味しいです。欲を言えば、ご飯の量に対してルーがもう少し欲しかったです。

朝食は、国産・手作りが強調されています。温泉卵も。ご飯は大町コシヒカリだそうですが、非常に美味しく炊き上がっているのが一番印象的でした。 

 
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小屋は谷筋にあるためか、この季節16時ごろから食堂兼談話室も暖房がないと、かなり寒い感じでした。部屋も含めて、防寒着は必須かと思いました。また、一週間前の事前確認では、小屋締めが間近なので宿泊日に昼食を提供できるかどうか分からないので、昼食は持参したほうが無難とのことでした。

山荘では携帯電話はすべて圏外、公衆電話(衛星電話)はありません。業務用は無線のようです。ただし、ドコモに関しては、向かいの湯俣山荘からわずかに下った登山道で、はるか稜線にある燕山荘のドコモ基地局からの電波が弱いながらも入っており、メールは問題なく可能でした。

この付近には電信柱が設置されており東京電力から給電されているようでした。山荘の照明も24時間使えているような感じでした。

 

この湯俣温泉あるいは晴嵐荘、場所的にはたいへんな秘境だと思いますが、高瀬川流域の治水・砂防などがあるのでしょう、河川改修工事(護岸工事)、水門、小規模水力発電所、ダムなど、小さいながらも人工構造物があるので、秘境感はやや削がれるような印象でした。でもなかなか興味深いエリアでした。

 

撮影機材 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S. and iPhone SE

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2023年10月29日 (日)

北アルプス高瀬川最深部へ(1) 大町ダム・七倉山荘 2023秋

 

◼️「道の駅 アルプス安曇野ほりがねの里」

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長野自動車道を下りて、久しぶりに安曇野を少しドライブしてみます。途中、「道の駅 アルプス安曇野ほりがねの里」に昼食で立ち寄ります。常念岳の麓です。「道の駅」ですが、こちらはちょっと変わっていて、どちらかというと地元の方のためのショッピングセンターの趣で、食堂・生鮮食料品や地元野菜の加工品などの売り場などが地元の方でたいへん賑わっていました。

昼食は「炙りサーモン御膳」を食べてみました。信州サーモンの炙り丼と鶏天そばがメインです。「信州サーモン」? あまり聞きなれない名前ですが、長野県水産試験場が約10年かけて開発したもので、ニジマスとブラウントラウトを交配した一代限りの養殖品種だそうです。肉厚でおいしい、肉のきめが細かいなどの特徴があるとのことです。御膳はボリュームもあり、美味しかったでした。また、地元の丸ナスの粕漬けをお土産に買ってみましたが、我が家好みの味で良かったでした。

 

◼️大町ダム(龍神湖)

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ダム湖の奥 野口五郎岳方面 / 左 唐沢岳

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ダム湖の奥 北葛岳
 
 

大町市街地から行くと(いろいろなコースがありますが)、途中で立山黒部アルペンルートの長野県側入口扇沢駅への分岐があり、懐かしく思いました。高瀬川は、急流であり水量も豊富にあったことから、大正時代から水力発電所の建設が進められていましたが、水害も多く「昭和44年8月豪雨」を受けて、この大町ダムが建設されたそうです。

ダム情報館や周辺の公園に加えてダム堤体内や龍神湖の散策も可能です。堤体からは、北葛岳、野口五郎岳、唐沢岳が龍神湖の奥の方に見えています。湖岸には一匹の竜とその背中に乗った一人の少年の銅像があるそうです(見落としてしまいました)。この地方に伝わる伝説『泉小太郎』にちなんだもので、童話『龍の子太郎』として広く知られているとのことでした(名前だけは聞いたことがあります)。


◼️七倉山荘(七倉登山口)

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裏銀座、高瀬ダム、湯俣温泉、伊藤新道、湯俣岳などに向かう登山口(七倉登山口)です。ここまでは一般車が入れますが、この先は東京電力の管理用道路となるので、許可を受けた工事用車両などや高瀬ダム行特定タクシーのみが通行可となります。七倉山荘の前には、十分な広さを持った無料の公営駐車場があります。

駐車場には、高瀬ダムへ向かう観光客を乗せた大型観光バスや登山者などの個人の乗用車が多数駐車していました。

 

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夕 食 今シーズン初めてのすき焼き
 

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いわなのホイル焼き(塩焼き) 淡白な味です 
 

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朝 食
 
  

七倉山荘は山小屋(山荘)と旅館の中間的な感じです。宿泊費も山小屋と近くの温泉旅館の中間的な価格です。登山のハイシーズンには相部屋(山小屋に普通にあるカイコ棚式タイプの相部屋)も利用できますが、この季節は個室(旅館にある普通の部屋)のみの利用でした。
夕食は今季初めての(笑)すき焼きでした。ボリュームたっぷりで嬉しいのですが、下山時の時の方が良かったかな(苦笑)。朝食も、宿泊者が少ないせいか、出発時間に合わせますとの大サービスでした。ちなみに、出発時間が早い場合は、通常の和定食ではない、簡易な?朝食となるそうです。

温泉(単純泉)も内風呂・露天風呂とあります。食堂(昼食)や売店も充実しており、山岳関係の書籍・雑誌がたくさんあるのが印象的でした。携帯電話はドコモ・ソフトバンク・AUはいずれも問題なく使用可能だそうです。

 

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七倉山荘の前には、東電の管理事務所(ゲート)、登山届のポスト(管理事務所)、トイレなどがあります。湯俣温泉までは、高瀬ダムから前半は林道、後半は樹林帯の登山道で、ほぼ平坦な道を9.5km、標準で2.5~3時間程度で歩きます。天気が良ければ登山というよりはハイキングの感覚で行けますが、高瀬ダムからは「登山扱い」になるので、ここで必ず登山届けは出すように言われました。もちろん、装備も登山で! また、湯俣温泉を日帰りで往復する場合、湯俣の山荘(2軒)で昼食を取れない場合もありますので、必ず携行食は持参した方が安全です。

それにしても、高瀬ダム行特定タクシーが七倉~高瀬ダムを頻繁に往復しているのにはびっくりしました。まあ、特定の期間だけなのでしょうが・・・・。朝6:30(ゲートの開門時間?)の一番タクシーに乗る場合は、七倉山荘かタクシー会社に連絡したほうが良いようです。

 

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2023年10月25日 (水)

北アルプス高瀬川最深部へ(4) 噴湯丘・伊藤新道入口・湯俣山荘 2023秋

 

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湯 俣
 

 

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水俣川(槍ヶ岳へ)

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水俣川(槍ヶ岳へ)

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湯俣川(「伊藤新道」スタート地点、三俣山荘へ)

 

 

高瀬川最深部(長野県大町市)に位置する湯俣温泉を通り過ぎると、それまで幅広い河原が広がっていた高瀬川が、巨大な岩壁にせばまれ、槍ヶ岳を源流とする水俣川と三俣蓮華岳を源流とする湯俣川に分かれます。湯俣川を少し進むと湯気と硫黄の匂いが広がります。河原のあちらこちらには温泉(熱水)が噴き出し、湯気が風に流され、硫黄が河原に沈着しています。河原の熱水もかなり温度が高いので、川の水と上手く混ぜれば”露天風呂”になりそうですが、この付近では足湯程度が限界かなと思いました。

 

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湯俣川(「伊藤新道」スタート地点)
 
 
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国の史跡名勝天然記念物「高瀬渓谷の噴湯丘と球状石灰石」
 

  

湯俣川が増水していなければ、河原を歩いて、国の史跡名勝天然記念物「高瀬渓谷の噴湯丘と球状石灰石」を対岸に眺めることができます。間近に見るためには湯俣川の中を歩いて川を渡る(渡渉)必要がありますが、通常は湯俣川の水量が多く流れも急なので、危険です。対岸からも「噴湯丘」(ふんとうきゅう)の様子は十分見ることができます。

 

河原にある「噴湯丘」の形はなかなかユニーク、可愛らしいです。温泉沈殿物(石灰華)が河床に堆積し、もり上がって噴湯丘がつくられます。現在、大きいものはこれ1ヶ所で、今も成長して大きくなっているようです。付近には熱水の噴気が止んで崩れてしまったものや、これから成長しそうなものもあるようです。間近で見ると、噴湯丘の先端から温泉(熱水)が噴き上がっており、温度は約85℃,まわりの湧出口では80~50℃だそうです。噴湯丘を形作る石は「球状石灰岩」と呼ばれていますが、高瀬川にある断層に沿って地下深くから石灰分に富む温泉水が、地上まで到達していると考えられています。

 

 

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旧「伊藤新道」の登山ルート跡
 
 

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旧「伊藤新道」の登山ルート跡

 

ところで、この付近は今年の8月に再開された「伊藤新道」のスタート地点にあたります。「伊藤新道」とは長野県大町市から北アルプス最深部の三又蓮華岳など黒部源流域を最短距離で結ぶことを目的に開かれた登山ルート(1956年)で、このルートを利用して三俣山荘や雲ノ平山荘が完成する(1963年)も、その後の高瀬ダム建設工事開始(1969年〜)により登山者が激減し長い間廃道となりましたが、三俣山荘グループがクラウドファンディングなどの協力も得て再開した(2023年8月)登山ルートです。湯俣から三俣山荘まで約10時間、前半は15箇所程度の渡渉が必要な沢登りルート、後半は鷲羽岳南東斜面を登る尾根道・巻道ルートです。十分な基礎体力と技術が求められる上級者向けのコースです。一般向け登山道ではありません。

 

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撮影機材 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

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2023年9月20日 (水)

<MOVIE> 北アルプス 雲ノ平・三俣蓮華岳 2023夏 /  JAPAN ALPS Kumonodaira & Mt. Mitsumatarenge Summer 2023

 

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youtube動画(MOVIE) SD/HD/4K

(1) 太郎平&薬師沢(Tarodaira & Yakushizawa )

(2) 雲ノ平&雲ノ平山荘(Kumonodaira & Kumonodaira mountain lodge)

(3) 雲ノ平&祖父岳(Kumonodaira & Mt. Jii )

(4) 黒部源流域(Headwaters of Kurobe River)

(5) 三俣蓮華岳(Mt. Mitsumatarenge )

(6) 三俣山荘、双六小屋、鏡平山荘、わさび平小屋(Mitsumata, Sugoroku, Kagamiike and Wasabidaira mountain lodge)


JAPAN ALPS August 2023, Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

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2023年8月27日 (日)

太郎平小屋・薬師沢小屋・雲ノ平山荘・三俣山荘・双六小屋・わさび平小屋(1) 〜黒部源流域・槍穂高連峰展望の旅 2023夏

 

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三俣山荘

 

今回宿泊した山小屋は次のような3、4つのグループに分かれているようです;

ロッジ太郎(太郎平小屋・薬師沢小屋・高天原山荘ほか)、雲ノ平山荘(三俣山荘と提携)、三俣山荘グループ(三俣山荘・水晶小屋ほか)、双六小屋グループ(双六小屋・鏡平小屋・わさび平小屋・黒部五郎小舎)。 最近はどこの地域の山小屋もグループ化されていて、経営の効率化や合理化・経営者の世代交代への対応・ウェブ予約の共通化、コロナ対応などを進めているようです。

全体としては、雲ノ平山荘と三俣山荘グループはかなり尖った個性的な方向を目指し、双六小屋グループでは普段の日常生活にかなり近い感じで宿泊でき、ロッジ太郎は小屋ごとのばらつきが大きいという、個人的な印象でした。

 

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太郎平小屋

 

◆新型コロナ感染症対策; 今年の5月にコロナ関連の行動制限が解除されました。スタッフの方達は、下界の商業施設や飲食店従業員と同じように、どちらでもマスク着用でした。しかし、昨年まで行われていた感染症対策を概ね継続して実施している山小屋(グループ)と、ほとんど撤去しているところと、はっきり分かれていました。ウェブサイト上では、宿泊者は山小屋内ではマスク着用が多かったでしたが、実際は山小屋(グループ)によって宿泊者がほとんどマスクをしていないところ、かなりの宿泊者がマスクをしているところと分かれていました。今回は私も持参しなかったのですが、相部屋で混雑が予想される場合は、やはり枕カバー、インナーシーツ/シュラフカバーなどを持って行った方が良いかもしれません。

 

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雲ノ平山荘

 

◆乾燥室; ちょっと驚いたのが、燃料費高騰の為、この季節は乾燥室のボイラーを焚いていないという山小屋(グループ)がけっこうありました。乾燥室自体、日当たりの良い場所にあるわけではないので、夏とはいえ、衣類がなかなか乾きません。もちろん、雷雨や台風で土砂降りの雨でずぶ濡れの宿泊者が多い場合は、ボイラーを焚いてくれるのでしょうが。改めて、乾燥室のボイラーのありがたみを感じました。

 

◆割引・連泊サービスなど; 雲ノ平山荘と三俣山荘グループは同じグループではないようですが、経営者はご兄弟ですので、緩やかな連携があるのでしょう。それぞれ連携割引、連泊割引があります。連泊の場合の夕食ですが、サービスの一品追加やメニューの選択可能などがありました。双六小屋グループでも連泊割引や連泊時の夕食メニュー変更を経験しました。ロッジ太郎については良く分からないのですが、薬師沢小屋ではいくつかのカード提示で割引があると言われ、突然で驚きましたが、ヨドバシカメラ(石井スポーツ)のポイントカードで宿泊代金の割引をして頂きました。

 

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三俣山荘

 

◆有料サービス 水・お湯・お茶、スマホなどデジタル機材の充電サービス、携帯電話の受信状況、トイレ; 各山小屋の立地条件やサービス内容により、無料から有料までさまざまです。
 今回はインスタントのココアや各種スープを持参しましたが、カップを持参して食堂でお湯をもらう(無料/有料〜少額)だけでも、かなり充足感が高かったでした。
 デジタル機材の充電は、山小屋に到着したら真っ先にしないといけない最優先事項ですが、電源コンセントの獲得競争が激しいです(笑)。私の場合は、スマホ本体、スマホ用の予備バッテリー、デジタルカメラのバッテリーの3種類を必要に応じて順番に充電させてもらいましたが、驚くような金額にはなりませんでした。
 最近は登山に必須の情報サービスやアプリがスマホにインストールされていますが、肝心な場所で使えなかった場合もあり(スマホの圏外も含めて、理由はさまざま)要注意でした。
 宿泊者以外のトイレ使用料は、100円から200円に上がっていました。止むを得ないですね。トイレのタイプもさまざまで良い経験をしました(笑)。

 

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双六小屋
 
(続く)

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