Nikon F, F2, F3, F4, D2Hs, and Nikkor Lenses

2023年10月14日 (土)

ニコンミュージアム 2023年10月

 

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久しぶりにニコンミュージアムに立ち寄りました。

企画展は「AI NIKKORの魅力 ニコン社員による写真展」、今のミュージアムでの最後の企画展のようです。どこかで見た記憶がある写真がいくつもありました。一番気に入ったのはチラシの左上にある、花びらの水滴の中にさらに花全体が写っている写真です。とにかく水滴が美しい! 花の種類は分かりませんが、これを狙って花を探したのでしょうね。

常設展も少しずつ変わっていますね。今回はNikon F, F2, F3 が気になりました。昔のカメラは今のデジタルカメラと比べて本当にメカっぽいですね。ZfcやZfのデザインについて百家争鳴ですが、私は憧れの(?)F3T(チタンカラー)だったらと、一人勝手に夢想しています。

 

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この憧れのF3T(チタンカラー)を中古で買いましたが、なんと短期で手放してしまいました。FシリーズはF, F2, F4系をかなり使い込みましたが、いざF3Tを手に入れてみると、なんと使い方を忘れていました。ショックでした。また、使い始めてみると、手動によるフィルム巻き上げに違和感が大きすぎてダメでした。21世紀になってからもフィルム一眼レフはNikon F4, CONTAX aria, CONTAX645(今でも現役)と使いましたが、いずれもフィルムは自動巻き上げ式でした。その後のデジタルカメラも含めて、露出制御やAFに関しては新旧どのカメラに関してもそれなりの順応性がありましたが、フィルム巻き上げだけはダメだったというのは意外でした。

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2022年11月 5日 (土)

ニコンミュージアム企画展「光学ガラスの軌跡」


 
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新型コロナ感染症の影響もあり、随分と久しぶりに品川のニコンミュージアムに行ってみました。各種の光学ガラス・合成石英ガラス・人工蛍石の実物の展示があったりして、普段あまり見られないような物もあり、なかなか興味深かったでした。その中でも、目を引いたのが「アッべ図から見る光学ガラスの進化」でした。

 

実はもう40年ほど前にニコンの方が、同じような図で光学ガラスの研究開発の結果を説明されていました。
「最近の光学ガラスの動向とレンズ」 日本光学工業 苅谷道朗・飯塚 豊,  写真工業 ,1982, 7月号, 特別記事, pp.22-30

内容は以下のようなもので、数式、光学ガラスnd(屈折率)ー vd(アッベ数)分布図、vd(アッベ数)ー 部分分散比図、光学設計とレンズ構成など、かなり専門的な解説がなされていました。
1 はじめに
2 最近の光学ガラスの開発 ・低屈折率低分散ガラス ・中屈折率低分散ガラス ・高屈折率低分散ガラス ・高分散ガラス 
3 種々のレンズ ・望遠レンズ(異常部分分散ガラス) ・高倍率ズームレンズ ・大口径比標準レンズ ・ショートズーム リアコンバーター


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この1982年というと、Nikonでは F3/F3HP/F3Tなどが、CANONではNew F-1が発売された頃です。

 
当時憧れの的であった高価な超高性能望遠レンズ~CANON new FD 300/2.8L, 400/2.8L, 500/4.5など、Ai Nikkor ED (IF) 200/2.0, 300/2.8, 400/3.5など~ その使用されている低屈折率低分散ガラスについて、光学ガラスnd(屈折率)ー vd(アッベ数)分布図を用いて説明されているのが非常に印象的でした。当時は、図の左下側にあるPC102という低屈折率・低分散・異常分散のフッ化物リン酸塩ガラスが各社の望遠レンズに実用化されており、フッ化物の含有量を増やしたより低屈折率低分散のFC21は、望遠レンズ用の大きな塊を製造するのがまだ困難という説明がなされていました。この憧れのNikkor EDレンズ、私自身はAi ED 180mm F2.8S(1981年10月発売)でようやく手にすることができました。

 

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この新旧の「アッべ図」を比較すると、新しい図では光学ガラスの進化として蛍石・低屈折率低分散(ED)ガラス・合成石英ガラス・高屈折率ガラス・特殊高分散(SR)ガラスが挙げられています。EDガラスの右側は従来からの通常タイプ、蛍石に近い左側はスーパーEDガラスでしょうか? 蛍石との違いも分かり易いです。高屈折率ガラスもLADF42以外に非常に増えています、特殊高分散ガラスもDF32に加えてバラエティに富んでいますね。

これらはニコンの立場からの解説ですが、キヤノンの解説もあると面白いですね。

 

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2021年10月29日 (金)

Nikon Z9 パンフレット

 

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何気なくカメラ屋に立ち寄ると、もうNikon Z9のパンフレットが、24-120mm f/4 S, 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sのリーフレットと伴に出ていました。早速ゲットです。カタログの構成も随分と違う印象です。

UNSTOPPABLE ! 昔、歌謡曲で「どうにもとまらない / 山本リンダ」という大ヒット曲がありましたが、その「どうにもとまらない」が脳裏にまず浮かんでしまいました。(笑;歳がわかってしまいますが)

最近の話題も含めての昨夜のオンライン発表会ですが、それにしても予想外の驚異的なハイスペックでニコンのフラッグシップ機が登場したことに、非常な驚きと安堵感を持ちました。まだあまり全体像が掴めていませんし、時間が経つと重箱の隅を突くようなネガ的な部分も出てくるとは思いますが、現在の興味は、
・上面表示パネル(肩液晶)の右スペースを空けた理由;余計なボタンなどを配置せずに、シンプルに使い勝手を優先させた?
・Real-Live Viewfinderの実際
・メカシャッターレス
・センサーの製造元
・開発設計者へのインタビューや秘話!
・従来のZシリーズがどう見てもちぐはぐだったのに、完成度を一気にここまで高められた理由は?; 単なる時間の問題、技術的なブレークスルー、躯体の大きさも含めた必然性、開発チームの違い?

最近のフルサイズのフラッグシップクラスは、どのメーカーでも超絶的な機能・性能で、風景中心でほとんど動きものは撮らなくなってしまった私などは、過剰な機能や性能は要らないが気持ちよく撮れるカメラ、という意味で本当に選択肢に困ってしまいます(実はもう結論を出してしまっているのですが)。ニコンのことですから、カタログには出てこないような、使ってみて初めて分かる良さもたくさんあると思います。Z9の発表を見て、またいつの日かニコンに戻ることもあるのかもしれないという、危うい関心を抱いてしまいました(苦笑)。

 

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2021年5月22日 (土)

回顧録:ロンドン 1995夏 / Memoirs : London, summer 1995

     

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コロナ禍で当分海外には行けないと思いながら、古い写真をデジタル化しています。
ロンドンに出かけたのは1995年8月。

当時は1990年前後のバブル景気が崩壊して、90年代を通じて、地価や住宅価格下落、企業の不良債権拡大、大手金融機関の破綻、ゼネコン問題、日本の格付け引き下げ、日本企業の海外事業からの撤退などがありました。また、旅行の前年の1994年には阪神淡路大震災が発生と、けっして良い状態ではありませんでしたが、行ける時に行っておいた方が良かったと、このコロナ禍の下で改めて思いました。
海外旅行の立場からは、当時空前の円高(1ドルが80円を切る)で1ポンドが約155円と、現地では助かりました。

今見直すと、ロンドンでは見事なほどありきたりの観光地に行っていました(笑)。
ロンドンとパリ、同じヨーロッパと言っても街の様子が全く違います。パリは整然とした古風なヨーロッパの街並みですが、ロンドンは新旧の建物・街並みが雑然としており、ある意味で東京とよく似ています。思い出をキーワード的に挙げると、次のようになります。

  


・テムズ川 (River Thames)、ウエストミンスター橋 (Westminster Bridge)、ビックベン (Big Ben)、国会議事堂 (House of Parliament)、ダウニング街 (No.10 Downing Street)(首相官邸)。   

・ロンドン塔 (THE TOWER OF LONDON) ;監獄そして歴史に名を残す著名な人々が処刑・暗殺された暗いイメージですが、実際は現在も「女王(国王)陛下のロンドン塔の宮殿および要塞」。宝物館 (Jewel House)が素晴らしい。
・タワー・ブリッジ (Tower Bridge)



  
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・大英博物館 (British Museum) ;ルーブル美術館が広大な元宮殿にあるのに対して、大英博物館の正面入口はごく普通の通りに面しているのでやや拍子抜け。もちろん入場待ちの大勢の人たち。まずギリシアのエルギン・マーブル、そして古代アッシリア、古代エジプトの彫像。最後に大人気のエジプトのミイラですが、部屋は防腐剤のためか独特の香りに満ちています。18時ピッタシに閉館となり、ミュージアム・ショップにも行けずにがっかり。博物館の前にはシャーロック・ホームズゆかりのパブ「ミュージアム・タヴァーン (Museum Tavern)も。

・バッキンガム宮殿 (BUCKINGHAM PALACE);流石に世界の観光地!入場時間までウエストミンスター寺院 (Westminster Abbey)で時間調整。宮殿は豪華なインテリアと調度品で素晴らしいが、人が多かったためかあまり印象に残らず。ショップでイヤープレートを買う。

・どこでもツーショット;エジンバラでもそうでしたが、ここロンドンでもツーショット(笑)。ロンドン塔の衛兵さん、通称ビーフィーター (Beefeater、牛食い)、正式にはヨーマン・ウォーダーズ (The Yeomen Warders)と。ダウニング街にある騎馬衛兵本部のホースガード(Horse Guards、近衛兵)と。日本ではなかなかお目にかかれないおもてなし!

・トラファルガー広場 (Trafalgar Square)、ネルソン提督記念碑、ピカデリーサーカス (Piccadilly Circus)、リージェントストリート (Regent Street)、セビル・ロー (Savile Row); お買物とウインドショッピング
・シャーロックホームズ博物館 (SHERLOCK HOLMES MEMORABILIA) 、ベーカーストリート (Baker Street)     

・ハイドパーク (Hyde Park)、リージェントパーク (The Regent's Park)、クイーン・メアリーズ・ガーデン (Queen Mary's Rose Gardens); ロンドンの薔薇を堪能します。

・プラザ・オン・ハイドパーク・ホテル (PLAZA ON HYDE PARK HOTEL); ホテル選びはちょっと失敗。街中のレストランも期待外れが多い。

 

London,  August 1995,  Nikon F4  Ai AF Nikkor 35mm F2D  Ai AF Nikkor 85mm F1.8D, FujiColor Gold 400  Kodak EKTAR25, Film Sanner EPSON F3200(フィルムスキャン時、Fujiは全て褪色補正、EKTARは一部補正)

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2021年4月14日 (水)

回顧録:エディンバラ 1995夏 / Memoirs :Edinburgh, United Kingdom, summer 1995

 


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コロナ禍で当分海外には行けないと思いながら、古い写真をデジタル化しています。
イギリスのエジンバラに出かけたのは1995年8月。

当時は1990年前後のバブル景気が崩壊して、90年代を通じて、地価や住宅価格下落、企業の不良債権拡大、大手金融機関の破綻、ゼネコン問題、日本の格付け引き下げ、日本企業の海外事業からの撤退などがありました。また、旅行の前年の1994年には阪神淡路大震災が発生と、けっして良い状態ではありませんでしたが、行ける時に行っておいた方が良かったと、このコロナ禍の下で改めて思いました。
海外旅行の立場からは、当時空前の円高(1ドルが80円を切る)で1ポンドが約155円と、現地では助かりました。

  

思い出をキーワード的に挙げると、次のようになります。

・エジンバラ・ウェーヴァリー駅 (Edinburgh Waverley Station);駅は谷の底にあり、両側の丘の上にオールドタウンとニュータウンがあります。最初はこの状況が分からず、荷物を抱えて駅の上に出るまでが大変でした。

・プリンセス・ストリート(Princes Street)、プリンセス通り公園(Princes Street Park & Garden);エジンバラ城、バラやゼラニウムが美しい。スコット記念塔(Scott Monument)も。

・エジンバラ・インターナショナル・フェスティバル (Edinburgh International Festival)、ミリタリ-・タトゥ- Military Tattoo (The Royal House of Stuart);当時日本ではミリタリ-・タトゥ-はほとんど紹介されていなかったので(インターネットはもちろんまだ無い)、現地に到着してから面白そうだと思ってホテルのコンシェルジェにお願いして運よくチケットが手に入りました。大感激でした。(ミリタリ-・タトゥ- 詳細はこちらへ)

   


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・ロイヤルマイル(The Royal Mile)、エジンバラ城 Edinburgh Castle (The Jewel of Scotland);古色蒼然としたオールドタウン。正にスコットランド! 城門などにいる衛兵さんと仲良くツーショット!

・ジェナーズ(JENNERS, Princes Street) エジンバラのビクトリア調の高級老舗百貨店。プリングル(Pringle)のニットやセーターなどいろいろ買いました。私に合うサイズがなかなか無くて、一生懸サイズを探してくれた高齢の店員さんが印象的でした。ところが、ウェブサイトを見にいくと、2021年1月閉店発表(5月閉店?)、183年の歴史に幕だそうで、びっくり。グーグルマップでエジンバラ市街地の詳細を見ると、臨時休業のショップが非常に多いです。

・LOCHCARRON(ロキャロン) LAMSWOOL LINDSAY; ロキャロンはタータンで非常に有名なスコットランドのブランド。妻が濃赤系タータン柄のマント~大判ストールを買いましたが、こちらのウェウブサイトを見ると、今でも同じ商品を販売していました。妻のを改めて見ても、なかなか格好良くて私も欲しくなりました。ちなみにこれを買ったタータンのお店、DAVID WALKER KNITWEAR (32 High Street, Royal Mile)はネット検索しても出てきませんでした。

・セント・ジャイルス大聖堂(St. Giles' Cathedral)、ホリルード宮殿 (The Palace of HOLYROOD HOUSE)、カールトン・ヒル(Calton Hill)~丘の上からエディンバラ中心部が良く見えます。塔が多いです。

・スカンディック・クラウン・ホテル (SCANDIC CROWN HOTEL Edinburgh);名前の通り、北欧系のホテルです。オールドタウンにあり、駅からも近くて便利でした。建物も古風で立派でしたが、なぜかホテルの写真がほとんどありません(苦笑)。夕食でサーモンのムニエルを食べましたが、大味だったような印象が残っています。妻と、やはりイギリスの料理は・・・・(笑)。

・ロンドン・キングス・クロス駅 (London King's Cross Station) 行きはロンドン発10:00、エディンバラ着14:12、帰りはエディンバラ発15:00、ロンドン着19:45で快適な2泊3日の旅でした。

    

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Edinburgh,  August 1995,  Nikon F4   Ai AF Nikkor 35mm F2D   Ai Nikkor 105mm F1.8S, FujiColor Gold 400、EPSON F3200(フィルムスキャン時に全て褪色補正)

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2020年5月 5日 (火)

タンジョンジャラ リゾート 2000/8/15-20(リニューアル更新)(4) / TANJONG JARA RESORT, MALAYSIA August, 2000 (Final Renewal) (4)

                  
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TANJONG JARA RESORT, MALAYSIA, August 2000, Fuji EPION 1000 MRC TIARA ix TITANIUM , Fuji NEXIA A200

      

ホテルのレストランですが、何を食べても美味しかったです。朝食には感激しました。45リンギット(¥1,350)で、ビュッフェとメニューにあるお料理が食べ放題なのです。お粥に干魚と青葱を載せて食べると美味しいわよ、と関西弁の女性に教えてもらい、真似をして食べてみて病みつきになりました。また、にんにくの利いたシーフード・ラーメンも毎朝、食べました。ここはイスラム圏なので、ハムはチキンで、ベーコンはビーフでしたが、食べ慣れないせいか、味はもうひとつでした。それから、チーズも残念な味です。

              

この朝食は、水上レストランのディ・アタス・スンガイ・レストラン (Main Dining Di Atas Sungei Restaurant、マレー語で川の上)で頂きます。川といっても、日本の川のような清流ではなく、水が澱んでいます。これにはちょっと興ざめでしたが、清流にすると大とかげ(年配のご夫婦が見たそうです)等の生き物が生息出来なくなるから、仕方がないのでしょうか?

プールの近くのネラヤン・レストラン(Nelayan Restaurant、マレー語で漁師)で食べた昼食もお気に入りです。マレーシア風焼きそばやスパイシー・チャーハンは、去年遊んだバリ島のそれよりも、ずーっと安くて美味しいです。私は断然、マレーシアが気に入りました。

       

夕食も楽しみの一つでした。夕食は上記の2つのレストランで食べることが出来ます。ディ・アタス・スンガイ・レストラン(Di Atas Sungei Restaurant)のBeef with Ginger は量が多いので、夫婦で1つ、スチーム・ライス(バナナの葉に詰めてある)を2つ注文すると、丁度いい量です。Tom Yam Talay のスープも程よく香辛料が利いていました。
ネラヤン・レストラン(Nelayan Restaurant、マレー語で漁師)は夜はバーベキュー・レストランになります。ロブスターは少々焼きすぎのようで、残念に思いました。魚も食べた。ビーフ・ステーキも食べた・・・・・。

      
このレストランは、日本人客が多いと異様に盛り上がります。チーフ・シェフのお兄さんも大張り切りでパフォーマンスいっぱいです。ワゴンに盛り付けられた沢山のロブスターや魚があっという間に売り切れました。日本人客もカメラやビデオを回して、シェフとのやりとりを楽しんでいました。しかし、欧米人客が大半の時は、静かで寂しい雰囲気です。ワゴンのロブスターや魚も売れ残っていて、従業員が気の毒になりました。どうして、こんなに雰囲気が違うのかしら、と不思議に思いました。

         


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ところで部屋の前のテラス(屋外)でのプライベートディナー (Private Dinner) なるものがあります。これはプライベートシェフ1名、アシスタント2名の他に楽士も付くようです。フロントに申し込むと、シェフがやってきてメニューやワインの相談をします。ところが最後になって希望日に大きなパーティが入っているために、シェフを出せないことに気がつき、結局交渉の甲斐もなく中止になりました。滞在中1回だけこれを見かけました。それなりの費用がかかりますが、楽しそうでした。残念!!

       

TANJONG JARA RESORT MALAYSIA,  15th-20th August 2000, Nikon F4  AF Nikkor 35mm F2S  Ai Nikkor 105mm F1.8S  Fuji RVP  Fuji PN400  KODAK Royal 100 EPSON F3200,  Fuji EPION 1000 MRC TIARA ix TITANIUM   Fuji NEXIA A200

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2020年5月 4日 (月)

タンジョンジャラ リゾート 2000/8/15-20(リニューアル更新)(3) / TANJONG JARA RESORT, MALAYSIA August, 2000 (Final Renewal) (3)

             

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TANJONG JARA RESORT, MALAYSIA, August 2000, Nikon F4, AF Nikkor 35mm F2S, Fuji PN400

         

     

プールは大小2つあります。大きなプールは水深が1.6mもあり、欧米人の子供たちは盛んに飛び込んでいました。プールサイドにには、デッキチェアが2つずつ配置され、青いバスタオルが2枚ずつ用意されています。日本人も欧米人も、デッキチェアで読書をしている人が多いですね。少し離れた所にある小さいプールは、水深が2~3mあり、潜水が出来ない私は泳ぎませんでした。

          

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TANJONG JARA RESORT,  MALAYSIA 15th-20th August 2000,  Nikon F4  AF Nikkor 35mm F2S  Ai Nikkor 105mm F1.8S, Fuji RVP  Fuji PN400, EPSON F3200

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タンジョンジャラ リゾート 2000/8/15-20(リニューアル更新)(2) / TANJONG JARA RESORT, MALAYSIA August, 2000 (Final Renewal) (2)

 

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Nikon F4, Ai Nikkor 105mm F1.8S, Fuji RVP
2000/8, Tenggol Island seeing from TANJONG JARA RESORT, MALAYSIA
          
    
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日の出は午前7時。6時半頃から小さな番いの小鳥が鳴き始めます。曇りの時にはテンゴル島がよく見えますが、天気が良いとかすんで見えません。

延々と数km続くプライベートビーチ。やや黄色の砂で、遠浅ですが潮流が速いため泳ぎにくく、透明度は少ないですね。小魚はリゾートはずれの小岬の岩場周辺でしか見られません。タンジョンジャラのジャラは小さな内湾、入江の意味だそうです。それにしてもビーチでも極端に暑くないし、湿度が低く快適です。東京はなんと暑苦しいことか。  

     

                   

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施設はレストラン、バー、テニスコート、マリンスポーツ、スパと売店がありました。私が一番気に入ったのは、このプライベートビーチの眺めです。ビーチ沿いに点々と2つずつ配置されたデッキチェアは、朝7:30になると、従業員がプールと同じ青いバスタオルを配って歩きます。私のお気に入りはコテージの丁度前の木陰にあるデッキチェアです。ここで読書をしていると、頭の上の木の枝に3cm位の小鳥がつがいでやって来て、美しい声で鳴きます。そうすると、いつのまにか眠ってしまいます。ここはまるで天国です。少し離れたデッキチェアでは、おじさんが二人、一日中、トランプをしていました。それにしてもマレーシアには椰子の木が多いですね。

TANJONG JARA RESORT,  MALAYSIA 15th-20th August 2000,  Nikon F4,  AF Nikkor 35mm F2S  Ai Nikkor 105mm F1.8S, Fuji RVP  EPSON F3200,  Fuji EPION 1000 MRC TIARA ix TITANIUM   Fuji NEXIA A200

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タンジョンジャラ リゾート 2000/8/15-20(リニューアル更新)(1) / TANJONG JARA RESORT, MALAYSIA August, 2000 (Final Renewal) (1)

 

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Nikon F4, AF Nikkor 35mm F2S, Fuji PN400
2000/8/20, TANJONG JARA RESORT, MALAYSIA

リゾートのゲートです。ここは送迎バスで通り過ぎてしまうだけですので、もう一度よく見ようと思うと外の大通りまで歩いて戻らないといけません。実際によく見ている人は少ないのでは?

     

       

マレーシア東海岸にあるタンジョンジャラ・リゾートのリニュアール更新版です(オリジナル版はこちらへ)。内容的な変更はなく、画像のフィルムスキャンをもう一度やり直して、若干画像を差替え・追加しています。内容的な変更はなく、画像のフィルムスキャンをもう一度やり直して、若干画像を差替え・追加しています。

このタンジョン・ジャラでは何もしない贅沢を楽しみ、「天国に一番近い島」のような絶海の孤島テンゴル島でのシュノーケリングを行いました。当時オープンして2、3年の真新しいリゾートで、ANAやJALがパンフレットで大きく取り上げていました。行ってみると、日本人ツアー客もけっこう多くて、ちょっとがっかりした記憶があります(笑)。

タンジョン・ジャラ・リゾートのウエッブサイトがありました! ( TANJONG JARA RESORT https://www.tanjongjararesort.com ) その後20年間続いていたんだと思うと嬉しいです。最新情報はサイトでご確認ください。一方、テンゴル島のホテルのウエッブサイトは無くなっていました。ただし、今でもTenggol Coral Beach Resort – The Divers Haven Of Malaysia ともてはやされていますし、ホテルもテンゴル アイランド ビーチ リゾート(Tenggol Island Beach Resort)と名前がやや変わって続いているようです。

       

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Nikon F4, AF Nikkor 35mm F2S, Fuji PN400
2000/8, TANJONG JARA RESORT, MALAYSIA
アイルのパンフレットにも出ているレセプション。周辺の回廊も含めて夜の光景が美しい。
    
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今にもどしゃ降りの雨が降って来そうな暗雲の下、クアラルンプールを飛び立った飛行機は幾重もの高い積乱雲を飛び越えて、いつのまにかぎらぎらと輝く熱帯の陽の下、トレガンヌ空港に到着しました。さらに車で約1時間、ようやくたどり着いたタンジョン・ジャラ・リゾート!!
は~るばる きた~ぜ、タンジョン・ジャ~~ラ!!!

広大な敷地に人気の少ない静寂のリゾート、喧噪のリゾートとは別世界。
延々と続くプライベートビーチ。
日本人にも口のあったエスニック料理。
多種多用な動植物。
「天国に一番近い島」のような絶海の孤島テンゴル島でのシュノーケリング。

タンジョンジャラの印象です。  

マレーシア、特にトレガンヌ州はイスラム色が強いので、偶像崇拝的な、また仏像的なものがありません。トレガンヌは壺で有名だそうで、リゾートにも飾ってありますが、バリ島と比べるとシンプルな美しさというか、簡素・質素というか、ゴテゴテと無いのがうれしくもあり、逆に寂しく感じるかもしれません。

    
     
            
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 ホテルは、自然豊かな広々とした土地に、マレーシアの伝統的な宮殿の建築様式を生かした造りです。部屋タイプは3つあって、その中で一番広いのが、二室一棟のコテージである「アンジョン・ルーム」です。部屋の中は、キングサイズ・ベットとリビング・スペース。シャワー、トイレ、洗面所とクローゼット・スペース。そして、石造りのアウトドア・バスが付いています。バルコニーからは、緑の庭の向こうにプライベート・ビーチが見えました。とにかくベット・ルームが広くて感激しました。全体としては荒削りな豪壮な造りで、バリ島のような芸術的な繊細さはありません。

       

TANJONG JARA RESORT,  MALAYSIA 15th-20th August 2000,  Nikon F4,  AF Nikkor 35mm F2S  Ai Nikkor 105mm F1.8S,  Fuji RVP  Fuji PN400  KODAK Royal 100, EPSON F3200

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2020年2月14日 (金)

Nikon D6 男の汗臭さ満載?

 

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CANON EOS-1DX Mark III、Nikon D6。
1DX Mark IIIはなんでもOKのモンスターカメラ。

さてD6は?
カタログを見る限りはオリンピックなどの競技スポーツオンリー。
女性アスリートの作例も少し出ているが、華やかさや優雅さとは無縁の世界。
最初の見開きページは、ごつい男性カメラマン。男の汗臭さ満載、仕事にかける男の道具、そして執念!プロ用カメラも来るところまで来たかという感じ。

Nikon, CANONのフラッグシップ機に憧れた時代も遠くに。

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