2018年10月
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2018年9月 2日 (日)

Nikon Fan Meeting 2018(東京)


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 土砂降りの中を自宅を出発、渋谷は曇り、丁度開場の10時に到着です。
 
 もちろん、かなりの方がすでに入場済みでしたが、目の前のモデル撮影コーナー(Z 7 & NIKKOR撮影体験コーナー)は人も少ないので、とりあえずここで2回並びました。1回目はZ7+FTZ+105/1,4、2回目はZ7+35/1.8でした。設定などはスタッフに確認しましたが、よく分かっていないで撮っています。ハンドリング、サイズ、重量感は確かに私にも合っていました。デザインも確かにV2似ですが、ニコンらしくて好みでした。EVFもなかなか滑らかな美しい視認性でした。動体やシビアな撮影条件では分かりませんが、この撮影条件下ではFマウントでも特に違和感はありませんでした。Zマウントレンズは小さくはないですね。
 
 少々気になったのは、連写を続けるとバッファが足りないのか、すぐに連写速度が低下することです。なお、瞳AFは顔認識の中に含まれているわけでなく今回は無いということで、あえて代わりの機能?と言えば、ピンポイントAFがあると言われました。
 
 
 次は、超望遠新製品体験コーナー。「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR」は2台ありましたが、並ぶ列が別になっており、椅子に座って随分待ちました(笑)。本当に軽くて小さい!ボディはD500でしたが、これなら常用レンズにもなりそうな感じ。
 
 ついでにP1000にも並びます。3000mmまでズームすると実に巨大なカメラ。眼科の視力検査用チャートがあって、「視力20.0の世界を体験」。隣のミニセミナー「写真家:山野 泰照 氏、超望遠 COOLPIX P1000 徹底使いこなし」で、月面撮影のノウハウ解説をチラチラ見ていました。
 
 
 次は、写真家 阿部 秀之 氏のトークショー「ミラーレスと一眼レフ」。特徴についていろいろとお話されていましたが、全く新しいZマウントとそれを支えるミラーレスボディということで、従来のFマウントカメラの機能を全てフォローしているわけではなく、取得選択されているということが印象的でした。ニコンが苦手だった肌色もさらに良くなり、白にうっすらとピンクが乗るような微妙な色合いが可能となったようです。一眼レフの完成形と高い評価を受けたD850をさらに越えてきたとのことでした。メモリーカードに関しては、どうしても2枚必要な人は今後出るであろうプロ用機を買えということなんでしょうね。
 
 
 
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 合間を見つけて、作例を鑑賞します。どれも素晴らしいです。展示作品の出力はEPSON SureColor SC-P2005PS(顔料インクのインクジェットプリンター)、用紙はプロフェッショナルフォトペーパー厚手絹目だそうです。当たり前ですが、CANON製プリンターではないですね。あと気になったのは、ほとんどの作品がシーンモードを利用していることでした。プロ写真家でもふつうにシーンモードを使うのでしょうか、あるいは単にNikonからの依頼に応じてなのか?
 
 
 
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 最後に、ニコンの後藤哲朗フェローの「信頼の証し ~Nikon F2・F3ウエムラスペシャル~」です。昨年に続いて今年もファンミーティングをやるとは思っていなかったようです。今回は、リチウム電池の先駆的な利用も含めて、F2ウエムラスペシャルの改造についての詳しい説明がありました。1984年1月に「Nikon新聞 新春対談」で様々なお話が出たそうで(対談は1983年12月)、2月には厳冬のアラスカ・マッキンリー登頂に成功し、その下山中に遭難という悲劇的な結末で終わることになります。この時はF3スペシャルではなく、F2スペシャルで行かれてたようです。
 
 
 今日も昼ごろになると人出も増えて14時ごろはかなりの混雑となりました。しかし、昨年のD850発表のような異常な熱気はなく、皆さん冷静だったようです。Nikonのコアなファンは皆さん昨年D850を購入しており、今年またZ7を追加で買うのもたいへんという心理もあるとか思います。
 
 Zシリーズ発表時にはミラーレスカメラとしてはスペックが期待よりも低すぎると批判がたくさん出たり、ファンミーティングの直前にCANONからEOS R発表の情報がリークされたりして、やや水をさされているのかもしれません。Nikonとしては「新次元の光学性能」のためのZマウントがポイントで、それを支えるボディーがミラーレスと強調しており、実際の画像を皆さんが見ることによってNikonの意図が理解されていくのでしょう。NikonはLeica SLのようなプレミアム化を狙っているのかもしれません。ただし、当初発売予定のレンズ群はCANONの方が分かりやすいような気がします。私自身はどうしよう・・・・・。
 
 ごく最近、日本のカメラメーカーがほとんどフルサイズミラレースカメラに参入するような噂が出ていますが、危惧を感じます。日本では業種に関わらず横並び志向が強いですが、国内の同じ土俵で争い無駄に体力を消耗するのではなく、ある程度の住み分けが必要だと思います。新型デジタルカメラの総フルサイズミラレース化により、再び淘汰の時代にならなければ良いと思っています。
 
撮影機材 SIGMA DP3 Merrill ( 50mm F2.8 )
  

2018年8月27日 (月)

Nikon Z7(JR品川駅)

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「Nikon Fan Meeting 2018」開催の頃には、「NIKON 恋した瞬間 ーマリリン・モンロー」の時のように、Z7 がずらりと並ぶのでしょうか?

2018年6月23日 (土)

那須岳 1994 & 2018


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 四半世紀ぶりに!!那須岳に行きました。今回は那須岳(茶臼岳)を超えての三斗小屋温泉泊まり、前回は山麓のペンション泊まりで日帰りの茶臼岳~朝日岳登山でした。
 
 前回の登山は写真も少なくあまり記憶に残っていないので、詳しい比較ができませんでした。気が付いた違いは、
 
那須ロープウェイ 大人片道 前回550円、今回950円
峰の茶屋跡 前回 避難小屋が無く、石造りの道標のみ。今回 立派な避難小屋。
前回 8月の夏休み期間なのに人が少ない? 今回 梅雨の前で? 人が多い。
前回 サブザックのみの軽装で、若かったので楽勝。今回 くたびれた。
 
 
Img_6658_iphone5           2018(避難小屋の側に)
 
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     1994
 
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     2018
 
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     1994
 
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     1994
 
Img921_f4      1994(退色補正に難)


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Img908_cx645           2018
 

 
撮影機材 
1994.8 : Nikon F4 + Ai AF Nikkor 35mm F2 S  + Fuji Color Gold  ISO 100 + EPSON F-3200 
2018.5 : CONTAX645  +  Planar T* 80 mm F2,  MFB-1B + Fuji ベルビア100 + EPSON F-3200 ( iPhone 5)
 

2018年2月27日 (火)

NIKON 恋した瞬間 ーマリリン・モンロー(JR品川駅)

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D850に続く、100周年記念の大型商品登場が近いのでしょうか?
 

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追記

この”マリリン・モンロー”、電車のつり革広告や3月1日の一面新聞広告にも出ていましたが、CP+では噂のフルサイズ・ミラーレスの開発発表はありませんでしたね。

  
撮影機材 iPhone 5
  

2017年12月18日 (月)

Fマウント NIKKORの世界

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 ニコン創立100周年記念企画展第4回を見てきました。これが企画展の最終回です。約400本とのこと、あまりにも多すぎてお目当のレンズを探すのも大変です(笑)。
 
 一番驚いたのは、AI Zoom-Nikko 200-400mm f/4S ED (1984年) でした。ほとんど記憶に残っていませんでした。ネットで検索すると確かに出てくるのですが・・・・、報道専用だったのでしょうか?
 
 
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 デジタルの時代になって無くなってしまったレンズ、Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-F5.6D。マクロ撮影が多い私、買っておけばよかったと後悔しています。Nikonに確認したところ、修理受付はすでに終了しているそうです。中古を買って長期間使用しようと思ったら、安全を見てMFメインでの使用でしょうか?
 
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撮影機材 iPhone 5
 

2017年10月 4日 (水)

世紀の記憶「デビット・ダグラス・ダンカン」


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 終了間近のニコン創立100周年記念企画展第3回を見てきました。
 
 戦後のニコン創世記における逸話、ニコン神話の源となった世界的に有名な写真家です。その割には地味な展示だと思いましたが、2012年96歳の時のインタビュー動画が流されていました。現在101歳でフランス在住だそうです。社長室の応接間には、ダンカン氏の作品が飾られているとか。
 
 いつものカメラ・レンズ展示コーナーには、F一桁機種を中心にカメラ・レンズに実際に触れられるようになっていました。久しぶりにNIKON F Photomic FTNやNIKON F2を手に取ってシャッターを切ってみると、昔の思い出が鮮やかに蘇りました。
 

2017年8月30日 (水)

NIKON D850 : NIKON 100TH ANNIVERSARY FAN MEETING 2017 -TOKYO&OSAKA-

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 東京会場での2日間のイベントも終わり、約1ヶ月以上続いたNIKON D850についての巷での噂と興奮状態も、発売日までひと段落でしょうか。
 
 初日は開場前から大変だったようですが、2日目10時半頃行った際には入場規制もなくちょっと拍子抜けしました。もちろん会場内はかなりの混雑でしたが人をかき分けかき分けというような状態ではなく、エアコンが寒いくらい良く効いていました。そうは言っても、モデル撮影体験コーナーやプロフィールフォトコーナーは長蛇の列、製品説明・相談カウンターもある程度待ちました。ステージ(写真家やニコン開発者によるセミナー)も整理券が必要でしたが、問題なく毎回聞くことができました。
 

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ニコンのスペースカメラと宇宙事業 ~黎明期から最新のニコン機材まで~
 時間の関係で最後の方だけ立ち見でした。以前参加した後藤哲朗氏のトークショーのヴァージョンアップといった感じで、最新情報としてスペースカメラとしてのNikon D5(直前に発表されたNASAからD5の大量受注)、宇宙からNikon D4で撮影したタイムラプス映像(Nikon in Space)を大幅に時間オーバーしながら話されていました。このタイムラプス映像は自宅に戻って何度も見ました。
 
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D850 開発者プレゼンテーション
 キャッチコピー「その刹那に、かつてない精彩を」から話が入りましたが、このコピーの意味や意義については結局説明はありませんでした。ニコンらしい頑固な哲学的な?アプローチですが(笑)、久しぶりにSuper Nikon(F3)のような分かりやすいキャッチコピーがあっても良いような気がしました。
 
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 D810についてユーザーの声を聞くと、満足度の高い点は画質・バッテリーの持ち・ファインダー、不満な点は暗所性能(高感度)・AF・連写速度(動態を背景に含む風景写真などへの対応)だったそうです。これらの不満な点を丹念につぶして、風景・人物・動態・動画に対応すべく正常進化させたモデルがこのD850だそうです。8KUHDに対応するために45MPとのこと。プレゼンでは、目的ごとに機能一覧のどれが対応して(複数の機能が組み合わさって)役立っているのかが示されて、分かり易かったでした。カタログでもこのような説明方法は有効と思いました。
 
D850写真家セミナー: 中野耕志氏「D850で撮る野鳥写真・飛行機写真」
 AF捕捉力+高画質が特徴。新型機によるモチベーションの向上。作例はトリミングができない、見開き写真は構図に工夫が必要。今回のカタログでは見開き写真が多く好みです。 
 何と言っても、AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR  +  AF-S TELECONVERTER TC-14E III の圧倒的な写りに感動しました。100万円オーバーの超高級レンズの凄さですね。
 
カメラ雑誌編集長 ライブディスカッション:「アサヒカメラ」、「カメラマン」、「CAPA」、「デジタルカメラマガジン」、「日本カメラ」の各編集長。
 DL発売に併せて特集記事を組んでいたのにドタキャンで発売中止になり慌てた! といった話題くらいで、あとは当たり障りない話題でやや期待外れでした。一眼レフとミラーレス一眼との競合の中で、D850の位置付けくらいの話は出るのかと思いましたが、これは10月号のネタでしょうか?

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ニッコールレンズ対談
 写真家阿部秀之氏とPC NIKKOR 19mm f/4E ED、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの設計を担当されたお三方との対談。こちらも時間の関係で最後の方だけ立ち見でした。阿部氏のまとめ方、機能の説明(セールストーク?)はさすがに上手いです。3人の設計者も、この後も会場を回っているので、是非話をして欲しいとのこと。
 
製品説明・相談カウンター
 D850  +  AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED 、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED+フィルムデジタイズアダプター(試作品)でちょっとお試し。マルチパワーバッテリーパックMB-D18 は数が少ないそうで回ってきませんでした。
 
 通常の7コマ連写とLVでの6コマサイレント撮影モードを体験。D8XXシリーズは持っていないので良く分かりませんが、連写の音は意外と大きい印象。サイレント撮影モードは無音・無振動なので、慣れないとこれで撮れているの?という感じ。グリップの握りが深くて、重さを感じない印象でした。F1.4大口径シリーズ、やはり良いなあ・・・。スチール写真用に裏面照射型CMOSセンサーやLVのメリットを最大限取り入れた一眼レフカメラということでしょうか。フィルムデジタイズアダプターは昔のスライドコピアのデジタル版、ペンタックス・フィルムデュプリケーターのお手軽版。
 
ニコンクイズグランプリ
 一番難しかったのは、ゴルフの4大メジャー選手権(マスターズ・トーナメント、全米プロゴルフ選手権、全米オープン選手権、全英オープン)のいずれを協賛(?)しているかでした。まだ始まったばかりのこのクイズで正解者が2〜1割くらいに激減して司会者も慌てていました。私もこれであえなく沈没!カメラオタクはゴルフをやらない?
 
Dsc00070_             主催者側も楽しんでいる感じ
 
 
最後はファンミーティング集合写真撮影
  集合写真では、皆さん、ニコンのNを指で形造っています。
 結局なんとなく最後まで残ってしまいました。
 
 
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2017年6月11日 (日)

ニコンミュージアム・トークライブ「後藤哲朗、試作機を語る」

 
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(これには笑ってしまいました。どのように使うのでしょうか。)
 
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 開場時間の1時半に行ったのですが、定員50名のところ、すでに部屋いっぱいに大勢の方が来られていて驚きました。ニコンのスタッフが次から次へと椅子を追加したり、詰めてもらったりして、最終的には100人以上の参加者がいらしたようです。最後には多くの質疑応答まであり、後藤氏も丁寧に答えられていました。すし詰め状態の中のトークでしたが、皆さん満足感は高かったものと思います。
 
 
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 ニコン創立100周年記念企画展「カメラ試作機~開発者たちの思い」の小冊子が配布されましたが、後藤氏は、社内記録と証言メモ、および自分自身の思い出に基づいて小冊子には書いていない話をするとのことでした。ニコン社内では技術の継承としてもこのような話はしないそうですので、個人的に興味のあった点について、お話のメモなどを整理して備忘録として残しました。(勘違いや誤りがあるかもしれません)

 
1) 1945年10月 カメラ開発の検討会:ライカ・コンタックス的な高級路線かローライ的な普及路線かを議論し、結論は最高級機を目指す。しかし時期が悪かった。
 
2) 1947年 Nikon I型 20台試作
 
3) 1954年4月 ライカM3発表。S2発表後、米国からの要望でSPの開発に進んだらしい。


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4-1) Nikon F  1956~1959年 ドタバタの設計(変更)と試作期間
・更田(ふけた)氏による他社カメラの調査と方針・仕様検討
・1956年9月11日 仕様案  コンツールファインダー(途中で中止)、マウント(独自マウント/エグザクタ マウント)、デザインなど
  
4-2) Nikon F 試作機 1957年
・SP先行、F追従。その結果、Fは自由に、若手が新規性を盛り込む。Fマウントの立ち上げ。
・高級機を目指すが、その定義が曖昧で、総合的になんでも出来る的なイメージに終始。
・内蔵露出計を目指す、セレン光電池は当初は自社製。
・潤滑油は昔からニコンの得意とするところで、当初は鮫の油、その後はジェットエンジン用の油を採用。
 
4-3) 亀倉デザインの登場 1958年3月 
・11月亀倉氏 来社。
・1959年1月 SPとFに比較表。Fの名称としてFのロゴをわざわざ表示、SPは普通の文字で。Fのロゴがよっぽど気にいっていたらしい。
 
4-4) 「F金物試験」 「金物」とはボディの意味。ニコンは社内評価が昔から大好き。 発売前の検査 300台/月、つまり当初は10台/日しか製造していない!?
 
5) 開発理念 1959年2月: 品質、使い良さと多能性、自動化
 
4-5) Nikon F 発表会 1959年3月26日
・会場の写真を見ると、Fのロゴがやたらと多い。カクテルパーティなど記念イベントが多数。ニコンのお土産。
・仕様に「早戻り反射鏡」、クイックリターンミラーのこと。
・1ヶ月間の発表イベントの後、社内各部門から様々な要望が来るが、製造上の不具合が非常に多かった。
 
 
6) Nikon F2  1973年 絞り優先の電子制御試作機
・F2についてはあまり話題がありませんでした。
 
 
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7-1)  Nikon F3 設計と試作 1975年~1977年(後藤氏1973年入社し、F3電気回路設計担当)
・1975年初期型:プロ機能、絞り優先、ドットCED表示
・1977年後期型:LCD表示(当初 2年の寿命予想)、クォーツ制御、ジウジアーロ・デザイン。
・初めてジウジアーロ・デザインを見たときは、傾斜したモータードライブと一体化されたデザインがたいへん印象的だった。
・ジウジアーロ・デザインは自動車評論家・写真家の三本和彦氏のアドバイス。メカはドイツ、デザインはイタリア、製造は日本による3カ国の共同成果?
 
7-2) 試行錯誤と心残り:信号干渉、配線やICの設計ミス、F3のAF駆動電源
 
7-3) Nikon F3の多様性:
・程よいアナログ回路と分かり易いメカニズムにより多くの改良要望に対応。
・F3P(水や結露に弱い初期型を改良、水につけて検証)、F3H 高速化(標準5.5fps, 1/250sec 7.5 fps, 1/1000sec 13fps)、松本清張スペシャルモデル、(多分、F3スペースカメラも
 
8) MDX 1978年  モータードライブ内蔵、絞り・シャッター速度両優先。
・9ヶ月の超ハードスケジュールでフォトキナ用試作機完成。
・ハンダ付けの接触不良でフォトキナ中に動作不良となりUnder the Tableでお目見えできず、その後試作中止に。
 
 
9) Nikon F4 試作機 1985年: あらゆる要望に対応したニコン最後の機種。
・ニコンすべてのマウントに対応した世界一複雑なマウント仕様で、非常に苦労。
・ジュージアーロモデルはガンメタ、ロゴは緑色。
・昔は様々な試作機(形状など)を作ったが、現在は最初にデザインを決めてしまうので、このような試作機自体がない。
 
10-1) 非展示試作機 ピカイチカリブ
 
10-2) マルチカメラ(改造機) F2 + MD-2 + リピーティング・フラッシュ。
20~30回の連続発光を伴う高速撮影、試作機のみだが貸し出しされていた。
 
 
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(中判カメラの試作品、トークにはなし)


Img_4874_   (いつかは、後藤氏からD3開発秘話なども伺えるのでしょうか)

 
 ニコノス(NIKONOS )やNikomat ELにつていのお話がなかったのが残念でした。
 
 Nikon  F  〜  F3 に関する個人的な想い出は、ブログのカテゴリー「カメラ回想録へ」にあります。
  

 

2017年2月20日 (月)

ニコンミュージアムと創立100周年記念企画展

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 何度目かのニコンミュージアムですが、現在は創立100周年記念企画展「植村直己 極地の撮影術」を開催中です。
 植村直己氏の写真、デジタルに変換されてきちんと補正されているのだと思いますが、綺麗ですね。F2についているのは28-50/4.5ですが、最近はこのレンジの広角〜標準ズームは少ないですね。F3には43-86/3.5ですが、少々意外です。


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復刻版が出たら買ってしまいそう(笑) 
 
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 ところで、先日の”「DLシリーズ」発売中止”に伴う大きな波紋。画像処理用IC、開発費、販売想定数量、収益性・・・・・。「画像処理用のICに不具合」はとてもまともには受け取れないですね。
 憶測ですが、やはりEXPEED 6Aに絡む特許侵害と特許料の交渉がギリギリまでもつれた末に交渉決裂で、3月の発売も中止やむなしとなったのでは。特許料高騰で限定数量販売で面子だけは確保するなどの策もあったのではないでしょうか。
 単なるIC不具合ならば対応に1年もかからないと思うし、EXPEED 6AからEXPEED 5A改良型で済んだようにも思えます。しかし特許侵害となると、現在のEXPEEDや今後の開発に大きな影響が出ないのでしょうか?
 
 
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 デジタルの時代になってから、ニコンは躍進と迷走の繰り返しです。「ニコン神話」が遠い過去に過ぎ去っていく中で、次の100年を迎える今は正念場となります。
 
 常に身の回りにあるカメラといえば、Nikon, Canon, CONTAXではなくiPhoneです。株式会社ニコンやキヤノンマーケティングジャパン株式会社の本社に近い品川駅のホームにはiPhone 7による大画面の写真が出ています。まさにスマートフォンから伝統的なカメラへの宣戦布告とも受け取れます。iPhoneでは構図が難しい、いつの間にか指が写り込んでいる、いつの間にか正方形サイズや動画になっている、露出に自分の意思が入らないなど、いろいろありますが、でも日常のメモ用としては十分良く写ると思います。
 妄想してみると、小型のD5X、F3そのままデザインのフルサイズミラーレス、α6500ライクのコンパクト?デジカメ(DLはデザインがゴツすぎる印象)、ニッコールレンズのついたスマートフォン、革新的なニコンキャプチャー・・・・・・。CP+の直前に何らかの動きがあるのか、あるいは一呼吸おいて春になるのを待つのか。
 
撮影機材 iPhone 5 
 

2016年11月26日 (土)

「ミヤマ商會レンズの集い」セミナー (4)

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 85mm f/1.4Gは発売からやや時間が経っているためか、最新のレンズと比べるとやや印象が薄かったでした。でも、F1.4時のボケは美しいし、なんとなく安らぎを覚える解像感?でした。
 
 最近は1kgオーバーの常用域巨大レンズがフツウになりつつありますが、SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art はどんな感じなんでしょうね。
 
 有料でもいいから機材の試写会があったほうがはるかに楽しいです。ちなみに今回お借りした4点、某量販店の価格で試算すると消費税込みで合計約138万円!現実は厳しい(笑)。
 
 
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撮影機材 Nikon D5 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
 

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