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2017年10月 4日 (水)

世紀の記憶「デビット・ダグラス・ダンカン」


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 終了間近のニコン創立100周年記念企画展第3回を見てきました。
 
 戦後のニコン創世記における逸話、ニコン神話の源となった世界的に有名な写真家です。その割には地味な展示だと思いましたが、2012年96歳の時のインタビュー動画が流されていました。現在101歳でフランス在住だそうです。社長室の応接間には、ダンカン氏の作品が飾られているとか。
 
 いつものカメラ・レンズ展示コーナーには、F一桁機種を中心にカメラ・レンズに実際に触れられるようになっていました。久しぶりにNIKON F Photomic FTNやNIKON F2を手に取ってシャッターを切ってみると、昔の思い出が鮮やかに蘇りました。
 

2017年8月30日 (水)

NIKON D850 : NIKON 100TH ANNIVERSARY FAN MEETING 2017 -TOKYO&OSAKA-

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 東京会場での2日間のイベントも終わり、約1ヶ月以上続いたNIKON D850についての巷での噂と興奮状態も、発売日までひと段落でしょうか。
 
 初日は開場前から大変だったようですが、2日目10時半頃行った際には入場規制もなくちょっと拍子抜けしました。もちろん会場内はかなりの混雑でしたが人をかき分けかき分けというような状態ではなく、エアコンが寒いくらい良く効いていました。そうは言っても、モデル撮影体験コーナーやプロフィールフォトコーナーは長蛇の列、製品説明・相談カウンターもある程度待ちました。ステージ(写真家やニコン開発者によるセミナー)も整理券が必要でしたが、問題なく毎回聞くことができました。
 

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ニコンのスペースカメラと宇宙事業 ~黎明期から最新のニコン機材まで~
 時間の関係で最後の方だけ立ち見でした。以前参加した後藤哲朗氏のトークショーのヴァージョンアップといった感じで、最新情報としてスペースカメラとしてのNikon D5(直前に発表されたNASAからD5の大量受注)、宇宙からNikon D4で撮影したタイムラプス映像(Nikon in Space)を大幅に時間オーバーしながら話されていました。このタイムラプス映像は自宅に戻って何度も見ました。
 
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D850 開発者プレゼンテーション
 キャッチコピー「その刹那に、かつてない精彩を」から話が入りましたが、このコピーの意味や意義については結局説明はありませんでした。ニコンらしい頑固な哲学的な?アプローチですが(笑)、久しぶりにSuper Nikon(F3)のような分かりやすいキャッチコピーがあっても良いような気がしました。
 
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 D810についてユーザーの声を聞くと、満足度の高い点は画質・バッテリーの持ち・ファインダー、不満な点は暗所性能(高感度)・AF・連写速度(動態を背景に含む風景写真などへの対応)だったそうです。これらの不満な点を丹念につぶして、風景・人物・動態・動画に対応すべく正常進化させたモデルがこのD850だそうです。8KUHDに対応するために45MPとのこと。プレゼンでは、目的ごとに機能一覧のどれが対応して(複数の機能が組み合わさって)役立っているのかが示されて、分かり易かったでした。カタログでもこのような説明方法は有効と思いました。
 
D850写真家セミナー: 中野耕志氏「D850で撮る野鳥写真・飛行機写真」
 AF捕捉力+高画質が特徴。新型機によるモチベーションの向上。作例はトリミングができない、見開き写真は構図に工夫が必要。今回のカタログでは見開き写真が多く好みです。 
 何と言っても、AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR  +  AF-S TELECONVERTER TC-14E III の圧倒的な写りに感動しました。100万円オーバーの超高級レンズの凄さですね。
 
カメラ雑誌編集長 ライブディスカッション:「アサヒカメラ」、「カメラマン」、「CAPA」、「デジタルカメラマガジン」、「日本カメラ」の各編集長。
 DL発売に併せて特集記事を組んでいたのにドタキャンで発売中止になり慌てた! といった話題くらいで、あとは当たり障りない話題でやや期待外れでした。一眼レフとミラーレス一眼との競合の中で、D850の位置付けくらいの話は出るのかと思いましたが、これは10月号のネタでしょうか?

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ニッコールレンズ対談
 写真家阿部秀之氏とPC NIKKOR 19mm f/4E ED、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの設計を担当されたお三方との対談。こちらも時間の関係で最後の方だけ立ち見でした。阿部氏のまとめ方、機能の説明(セールストーク?)はさすがに上手いです。3人の設計者も、この後も会場を回っているので、是非話をして欲しいとのこと。
 
製品説明・相談カウンター
 D850  +  AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED 、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED+フィルムデジタイズアダプター(試作品)でちょっとお試し。マルチパワーバッテリーパックMB-D18 は数が少ないそうで回ってきませんでした。
 
 通常の7コマ連写とLVでの6コマサイレント撮影モードを体験。D8XXシリーズは持っていないので良く分かりませんが、連写の音は意外と大きい印象。サイレント撮影モードは無音・無振動なので、慣れないとこれで撮れているの?という感じ。グリップの握りが深くて、重さを感じない印象でした。F1.4大口径シリーズ、やはり良いなあ・・・。スチール写真用に裏面照射型CMOSセンサーやLVのメリットを最大限取り入れた一眼レフカメラということでしょうか。フィルムデジタイズアダプターは昔のスライドコピアのデジタル版、ペンタックス・フィルムデュプリケーターのお手軽版。
 
ニコンクイズグランプリ
 一番難しかったのは、ゴルフの4大メジャー選手権(マスターズ・トーナメント、全米プロゴルフ選手権、全米オープン選手権、全英オープン)のいずれを協賛(?)しているかでした。まだ始まったばかりのこのクイズで正解者が2〜1割くらいに激減して司会者も慌てていました。私もこれであえなく沈没!カメラオタクはゴルフをやらない?
 
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最後はファンミーティング集合写真撮影
  集合写真では、皆さん、ニコンのNを指で形造っています。
 結局なんとなく最後まで残ってしまいました。
 
 
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2017年6月11日 (日)

ニコンミュージアム・トークライブ「後藤哲朗、試作機を語る」

 
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(これには笑ってしまいました。どのように使うのでしょうか。)
 
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 開場時間の1時半に行ったのですが、定員50名のところ、すでに部屋いっぱいに大勢の方が来られていて驚きました。ニコンのスタッフが次から次へと椅子を追加したり、詰めてもらったりして、最終的には100人以上の参加者がいらしたようです。最後には多くの質疑応答まであり、後藤氏も丁寧に答えられていました。すし詰め状態の中のトークでしたが、皆さん満足感は高かったものと思います。
 
 
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 ニコン創立100周年記念企画展「カメラ試作機~開発者たちの思い」の小冊子が配布されましたが、後藤氏は、社内記録と証言メモ、および自分自身の思い出に基づいて小冊子には書いていない話をするとのことでした。ニコン社内では技術の継承としてもこのような話はしないそうですので、個人的に興味のあった点について、お話のメモなどを整理して備忘録として残しました。(勘違いや誤りがあるかもしれません)

 
1) 1945年10月 カメラ開発の検討会:ライカ・コンタックス的な高級路線かローライ的な普及路線かを議論し、結論は最高級機を目指す。しかし時期が悪かった。
 
2) 1947年 Nikon I型 20台試作
 
3) 1954年4月 ライカM3発表。S2発表後、米国からの要望でSPの開発に進んだらしい。


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4-1) Nikon F  1956~1959年 ドタバタの設計(変更)と試作期間
・更田(ふけた)氏による他社カメラの調査と方針・仕様検討
・1956年9月11日 仕様案  コンツールファインダー(途中で中止)、マウント(独自マウント/エグザクタ マウント)、デザインなど
  
4-2) Nikon F 試作機 1957年
・SP先行、F追従。その結果、Fは自由に、若手が新規性を盛り込む。Fマウントの立ち上げ。
・高級機を目指すが、その定義が曖昧で、総合的になんでも出来る的なイメージに終始。
・内蔵露出計を目指す、セレン光電池は当初は自社製。
・潤滑油は昔からニコンの得意とするところで、当初は鮫の油、その後はジェットエンジン用の油を採用。
 
4-3) 亀倉デザインの登場 1958年3月 
・11月亀倉氏 来社。
・1959年1月 SPとFに比較表。Fの名称としてFのロゴをわざわざ表示、SPは普通の文字で。Fのロゴがよっぽど気にいっていたらしい。
 
4-4) 「F金物試験」 「金物」とはボディの意味。ニコンは社内評価が昔から大好き。 発売前の検査 300台/月、つまり当初は10台/日しか製造していない!?
 
5) 開発理念 1959年2月: 品質、使い良さと多能性、自動化
 
4-5) Nikon F 発表会 1959年3月26日
・会場の写真を見ると、Fのロゴがやたらと多い。カクテルパーティなど記念イベントが多数。ニコンのお土産。
・仕様に「早戻り反射鏡」、クイックリターンミラーのこと。
・1ヶ月間の発表イベントの後、社内各部門から様々な要望が来るが、製造上の不具合が非常に多かった。
 
 
6) Nikon F2  1973年 絞り優先の電子制御試作機
・F2についてはあまり話題がありませんでした。
 
 
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7-1)  Nikon F3 設計と試作 1975年~1977年(後藤氏1973年入社し、F3電気回路設計担当)
・1975年初期型:プロ機能、絞り優先、ドットCED表示
・1977年後期型:LCD表示(当初 2年の寿命予想)、クォーツ制御、ジウジアーロ・デザイン。
・初めてジウジアーロ・デザインを見たときは、傾斜したモータードライブと一体化されたデザインがたいへん印象的だった。
・ジウジアーロ・デザインは自動車評論家・写真家の三本和彦氏のアドバイス。メカはドイツ、デザインはイタリア、製造は日本による3カ国の共同成果?
 
7-2) 試行錯誤と心残り:信号干渉、配線やICの設計ミス、F3のAF駆動電源
 
7-3) Nikon F3の多様性:
・程よいアナログ回路と分かり易いメカニズムにより多くの改良要望に対応。
・F3P(水や結露に弱い初期型を改良、水につけて検証)、F3H 高速化(標準5.5fps, 1/250sec 7.5 fps, 1/1000sec 13fps)、松本清張スペシャルモデル、(多分、F3スペースカメラも
 
8) MDX 1978年  モータードライブ内蔵、絞り・シャッター速度両優先。
・9ヶ月の超ハードスケジュールでフォトキナ用試作機完成。
・ハンダ付けの接触不良でフォトキナ中に動作不良となりUnder the Tableでお目見えできず、その後試作中止に。
 
 
9) Nikon F4 試作機 1985年: あらゆる要望に対応したニコン最後の機種。
・ニコンすべてのマウントに対応した世界一複雑なマウント仕様で、非常に苦労。
・ジュージアーロモデルはガンメタ、ロゴは緑色。
・昔は様々な試作機(形状など)を作ったが、現在は最初にデザインを決めてしまうので、このような試作機自体がない。
 
10-1) 非展示試作機 ピカイチカリブ
 
10-2) マルチカメラ(改造機) F2 + MD-2 + リピーティング・フラッシュ。
20~30回の連続発光を伴う高速撮影、試作機のみだが貸し出しされていた。
 
 
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(中判カメラの試作品、トークにはなし)


Img_4874_   (いつかは、後藤氏からD3開発秘話なども伺えるのでしょうか)

 
 ニコノス(NIKONOS )やNikomat ELにつていのお話がなかったのが残念でした。
 
 Nikon  F  〜  F3 に関する個人的な想い出は、ブログのカテゴリー「カメラ回想録へ」にあります。
  

 

2017年2月20日 (月)

ニコンミュージアムと創立100周年記念企画展

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 何度目かのニコンミュージアムですが、現在は創立100周年記念企画展「植村直己 極地の撮影術」を開催中です。
 植村直己氏の写真、デジタルに変換されてきちんと補正されているのだと思いますが、綺麗ですね。F2についているのは28-50/4.5ですが、最近はこのレンジの広角〜標準ズームは少ないですね。F3には43-86/3.5ですが、少々意外です。


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復刻版が出たら買ってしまいそう(笑) 
 
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 ところで、先日の”「DLシリーズ」発売中止”に伴う大きな波紋。画像処理用IC、開発費、販売想定数量、収益性・・・・・。「画像処理用のICに不具合」はとてもまともには受け取れないですね。
 憶測ですが、やはりEXPEED 6Aに絡む特許侵害と特許料の交渉がギリギリまでもつれた末に交渉決裂で、3月の発売も中止やむなしとなったのでは。特許料高騰で限定数量販売で面子だけは確保するなどの策もあったのではないでしょうか。
 単なるIC不具合ならば対応に1年もかからないと思うし、EXPEED 6AからEXPEED 5A改良型で済んだようにも思えます。しかし特許侵害となると、現在のEXPEEDや今後の開発に大きな影響が出ないのでしょうか?
 
 
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 デジタルの時代になってから、ニコンは躍進と迷走の繰り返しです。「ニコン神話」が遠い過去に過ぎ去っていく中で、次の100年を迎える今は正念場となります。
 
 常に身の回りにあるカメラといえば、Nikon, Canon, CONTAXではなくiPhoneです。株式会社ニコンやキヤノンマーケティングジャパン株式会社の本社に近い品川駅のホームにはiPhone 7による大画面の写真が出ています。まさにスマートフォンから伝統的なカメラへの宣戦布告とも受け取れます。iPhoneでは構図が難しい、いつの間にか指が写り込んでいる、いつの間にか正方形サイズや動画になっている、露出に自分の意思が入らないなど、いろいろありますが、でも日常のメモ用としては十分良く写ると思います。
 妄想してみると、小型のD5X、F3そのままデザインのフルサイズミラーレス、α6500ライクのコンパクト?デジカメ(DLはデザインがゴツすぎる印象)、ニッコールレンズのついたスマートフォン、革新的なニコンキャプチャー・・・・・・。CP+の直前に何らかの動きがあるのか、あるいは一呼吸おいて春になるのを待つのか。
 
撮影機材 iPhone 5 
 

2016年11月26日 (土)

「ミヤマ商會レンズの集い」セミナー (4)

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 85mm f/1.4Gは発売からやや時間が経っているためか、最新のレンズと比べるとやや印象が薄かったでした。でも、F1.4時のボケは美しいし、なんとなく安らぎを覚える解像感?でした。
 
 最近は1kgオーバーの常用域巨大レンズがフツウになりつつありますが、SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art はどんな感じなんでしょうね。
 
 有料でもいいから機材の試写会があったほうがはるかに楽しいです。ちなみに今回お借りした4点、某量販店の価格で試算すると消費税込みで合計約138万円!現実は厳しい(笑)。
 
 
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撮影機材 Nikon D5 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
 

2016年11月24日 (木)

「ミヤマ商會レンズの集い」セミナー (3)

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 昔、AI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDを買おうかどうしようか散々迷いましたが、この300mm f/4E PFには感動的でした。
 
 NIKKORで初めて採用されたPF(位相フレネル)レンズは大幅な軽量・小型化と素晴らしい解像感で、スナップには最適ですね。
 
 
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 かなり意地悪して、強烈な逆光の中の灌木の葉とそばにある鉄管を撮ってみました。いずれもナノクリスタルコートの効果か、ゴーストの発生もなく画像の破綻もなくて驚きました。

 ただし、鉄管の中央部、劣化してザラザラになっている表面ですが拡大してよーっく見ると細かい円が無数に発生しています。これが位相フレネル(回折格子)に特有な例のゴーストなんでしょうね。でも、フツウに撮る分には素晴らしいレンズです。
 
撮影機材 Nikon D5 + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
 

2016年11月22日 (火)

「ミヤマ商會レンズの集い」セミナー (2)

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 24mm側と70mm側の遠景は実にシャープ、70mm側の近景は巷で言われるようにやや平凡?(私の撮り方が悪い?)。しかし、全体としては本当に良く写る。以前使っていた旧世代のニコン・デジタルと比べると隔世の感。
 
 京浜急行の品川駅~北品川駅間の踏切周辺で線形がS字型となっているので、なかなかの撮影スポット。でも踏切越しでは24-70mmではどうも画角が合わずに、D5の高速連写も宝の持ちぐされ(苦笑)。


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 ニコンの24-70/2.8は細長いのが気になっていたが、実際使ってみるとそれほどでもない?それだけD5が大きい?個人的には24-85/4.0くらいのあまり大きくない標準ズームが欲しいな。D5の機能を確認するような余裕は無し(笑)。
 
撮影機材 Nikon D5 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
 

2016年11月20日 (日)

ニコンカメラトークライブ 阿部秀之VS後藤哲朗

 ニコンミュージアム オープン1周年記念イベント「ニコンカメラトークライブ 阿部秀之VS後藤哲朗」に参加してみました。冷たい雨の中、2週続けての品川通いです(苦笑)。参加者は50名くらい、コアな方が多いような印象でした。
 
 後藤哲朗氏のパワーポイントにトーク用の様々なトピックが準備(常にヴァージョンアップされているとのこと)されており、阿部秀之氏が今日はこんな話題でどうでしょうか?と言って、パワポのトピックを順次選びながら後藤哲朗氏が話を進めて、阿部秀之氏が合いの手を入れる、といった進行でした。
 
 今日の最大の話題はスペースカメラでしょうか。数年前NASAのホームページに過去の膨大な画像(動画)がアップされて、その中からNikon関係だけ探し出したとか。

 興味深かった点は、
・Kodax HAWKEYE II + F3  1980年ごろ → TVモニターに出力
・NASAではF3の使用が多い。薄い特注フィルムを使用したSMALL(72枚撮り)、BIG(250枚撮り)がオークション?に出ている(地上での訓練用が不用になったので放出されている?)。市販のフィルムでも概ね使用可能とのこと。
 
 
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・F4用のデジタルバック
・F5からは潤滑油のみが特別仕様となった。
 
・ストロボSB-800の特殊な改良とケース(特殊チャンバー)
・船外活動用の特殊なケース(Thermal Blanket)。訓練用のケース(本物は捨ててくるので無い!)が持参されており、触れるのは厳禁だが撮影OKとのこと。
・スペースシャトルの船内では、カメラやレンズは壁にマジックテープでくっつけてある。宇宙飛行士は記念写真大好き!で膨大な写真がある。


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・カメラやレンズなどは再利用せずに帰還時に捨ててくる(もったいない!!)
・地球への帰還時にシャトル表面の耐熱タイルの点検をするが、カメラはこの点検用機材となり、単なる記録と記念写真撮影用以上の重要な機材となった。
・スペースカメラはハッセルブラッドとニコン(コダックとの組み合わせもあり)が全て。
 
・デジタルはD2Xsから採用、現在はD3からD4へ移行中(?)。イメージセンサーの放射線耐性が一番重要。
 
・ロシアではF2やFM or FEが利用されていた。


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その他では
・F5用MF28(コマ間データバック)の精度保証が非常に大変だった。
・後藤哲朗氏からニコン社員へのいつものアドバイス、「写真(画像では無い!)、忘るべからず」
 
・ニコンミュージアムで約1時間、後藤哲朗氏は「ボディーばかりでレンズ(の塊)が少ない(無い)」との御意見(私も同感で、ボディの展示はもっと重要機種に絞って、空いたスペースにはレンズをたくさん展示して欲しい)、阿部秀之氏が参画した「レンズの実験室」(非常に精密な実験装置!)の紹介。


 終了は17時でした。

 
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撮影機材 iPhone 5
 

 

2016年11月14日 (月)

「ミヤマ商會レンズの集い」セミナー

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(品川インターシティ、紅葉中)
 
 
 「Nikon D5,D500 & NIKKOR LENSES」を対象にした有料セミナーです。阿部秀之先生のお話と試写会で、久しぶりに新型Nikonに触れることができて、終日なかなか楽しい一日でした。主催はニコンイメージングジャパン、場所は品川のニコンのセミナー室。
 お話の趣旨は高速連写、動体撮影が売りのNikon D5,D500ですが、普通の撮影でもその恩恵が特筆されるべき機能の紹介でしょうか。
 
 個人的に改めて印象深かったのは(すでに既知のことですが)
D5:別格の光学ファインダー(視認性、MFにもベストの感触)、D500:AFエリアの広さ(特にクロップ時)で、フルサイズとAPSサイズとのトレードオフの問題で悩ましいですね。

 料理の撮影方法についても面白いアドバイスがありましたが、Nikon DLのようなコンパクトデジカメにもこのような機能があればと思いました。
 
 
 試写は阿部先生の案内で近辺を回ります。カメラはD5(XQDモデル)を借用。レンズは最新型まで豊富に用意されていて交換自由でしたが、少々出遅れてしまい試写できたのは24-70mm f/2.8E、300mm f/4E PF、85mm f/1.4G。人気レンズの105mm f/1.4E、70-200mm f/2.8E FLはとうとう回ってきませんでした。残念。PC NIKKOR 19mm f/4E EDもありました。

 フルサイズは自然にレンズを選べますが、APSサイズはどうしても考えてしまいますね、レンズ選びが難しい。
 
 
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撮影機材 CONTAX645,  P30+,  Distagon T* 35 mm F3.5
(セミナー終了後の品川インターシティ付近の散策)
 

2015年11月13日 (金)

Nikon Museum(品川)

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ショールーム/サービスセンターとはまるで違う「ミュージアム」ですね!
漆黒の中に浮かび出る、ちょっと神々しい雰囲気。
すでに手元には無い古い機材、伝説的な試作品、イベントでしか見られないスペースニコンや報道モデル、顕微鏡など、いろいろな想い出が巡ります。ステッパーも意外と無骨?
 
全体としてアナログ的な重厚さが目立つ中で、「ニコンがひらく世界」の映像空間は今風のデジタル空間。次回はゆっくり見てこようと思いました。
 

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