2022年1月29日 (土)

パイオニア クロ(プラズマテレビ)との別れ、そしてRECBOX

 

 Pioneer KURO KRP-500A (パイオニア 2008年3月プラズマパネル生産撤退発表、2008年10月KURO発売、2009年2月購入、2009年2月薄型テレビ事業から撤退発表、2009年3月生産終了発表、2021年3月修理受付終了)との別れがとうとうやってきました。購入後、ほぼまる13年でした。昨年初夏の頃から、ディスプレイやチューナーの電源ランプ・スタンドバイランプの点滅、モニター画面での赤・青色長方形ブロックの交互点滅の現象が出始めました。これは電源基盤の経年劣化だそうですが、年末には45~60分毎に発生するようになり、流石に使い続けるのが難しくなり、残念ながら廃棄処分とせざるを得なくなりました。2021年3月ごろに修理(基盤交換)をしておけば良かったのかもしれませんでしたが、判断の難しい状況でした。

 量販店ではKUROを知っているスタッフは、もうほとんどいなくなっているそうです。ちょうどKUROを知っているスタッフの話では、パイオニアの技術者はパナソニックに移り、パナソニックがプラズマ撤退後は有機液晶を担当しているので、KUROからの移行には画質的にもVIERAの有機液晶がお薦めと言われて(半分セールストークと思いながらも)、 VIERA TH-55JZ2000(2021年 5月発売)を買うことになりました。

 

 2つを並べて直接比較している訳ではありませんが、KURO(プラズマテレビ)と VIERA(有機液晶テレビ)の違いの印象を整理してみました。

クロ(プラズマ) 
 長期使用で電子回路の劣化があるのかどうか分かりませんが、比較するとマイルドな解像感。黒の階調はクロの方がまだ良いような印象で、見慣れているせいか眼にも優しく感じます。モノとしての存在感が圧倒的。プラズマパネルは、暖房機器並の発熱で実に暖かい(笑)。設置をお願いした業者さんは、このテレビは滅多に扱うことがないので緊張しますと言って、途中で会社にも作業確認の電話をしながら、約2時間かかりました。

ビエラ(有機液晶) 
 こちらの設置時間は約30分、あっという間に終わりました。非常に合理化されていてチューナーもスピーカーも内部に収められた一体型、ケーブルはアンテナ線と電源コードの2本だけ。時代の流れを感じます。パネルが非常に薄くて何かをぶつけると破損しそうで怖い。モノとしての存在感は薄い。
 クロは50型、こちらは55型であるけれども、テレビ本体としての大きさは相対的に小型化。端子類も少ない。有機液晶パネルからの発熱はほとんど無い。スタンドは現行機種としてはしっかりしているが、スタンド自体や転倒防止策はクロの方が頑丈。
 画質はデフォルトのAIモードでもかなり派手目、シネマ系モードでクロに似た質感となりましたが、非常に高精細でクロと同じ位置では見難いかもしれません。ただ、原色系の色はやはり派手な印象です。そのうちに慣れるでしょうが、やはり画質は違いますね(笑)。
 テレビ本体だけでもふんわりとした3次元的な音場感が出ています。実は、以前からBOSEのCINEMATE 1SR(2011年9月発売、いわゆるサウンドバー・タイプのホームシアタースピーカー)もあったのですが、クロとの配置では効果がイマイチでした。今回、テレビ配置の微調整に伴いBOSEの位置も変更せざるを得なかったのですが、その結果、音場感が激変、低音もよりいっそう出ている感じになりました。周囲の壁との位置関係でしょうか。
 便利機能満載。番組表などの文字が小さくて老眼には見にくいです。外付けHDDに録画できるのが、お手軽で便利です。取扱説明書は薄い小冊子のみ、あとはウェブサイトのPDFをダウンロードしてね、ということでした。
 一通り操作系を確認後、とりあえずSONY PS3経由でREGBOXの録画データとの接続状況を確認しました。大丈夫! 良かった!(笑)

 

 東芝 VARDIA RD-X9 から REGZA DBR-UT209 へ
 ところで、パイオニア クロとの組み合わせで買った東芝ハイビジョンDVDレコーダー VARDIA RD-X9(2009年9月発売、2010年3月購入、2010年10月頃生産完了)ですが、これもとうとう入れ替えとなりました。RD-X9は、もう1年以上前からW録画ができなくなり、それに伴い一旦間違えてW予約をするといずれも録画ができず全ての予約を解除する必要があったりして、かなり使いづらい状況に陥ってしまいました。そんなわけでしばらく前に、バックアップ機種として東芝 BRレコーダー REGZA DBR-UT209 (2019年11月発売、3番組同時録画)を購入していたので、こちらを新しいVIERAとの組み合わせとしました。こちらには伝統的な分厚い取説がついていました。


 買替えに際しては、RECBOXの利用が大前提となるので、IO DATAのウェブサイトで「RECBOX動作確認済み機器一覧」などを参照しながら、改めてRECBOX利用可能のシステム構成を確認しましたが、実質的に使える機種が非常に少なくなっているのに驚きました。したがって、乏しい選択肢の中でREGZA DBR-UT209となりました。録画データの機種依存性を避けるという意味では、コンパクトに収めることができて相変わらずメリットは大きいと思いますが、一方でRECBOXのリスクが徐々に大きくなっているような感じもします。RECBOXの利用も徐々に減らそうか(現在8台使用。これ以上、増やさないように)と思案中です。


 RD-X9は使い難い点もいろいろとありましたが、11年以上よく活躍してくれました。特に、パソコン用のキーボードが使えるのが非常に便利でした。さすがに今回のREGZAでは使えませんでした。

 

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2020年3月 7日 (土)

I-O DATA RECBOX (for MAC), Magic Finder, DR Controller

TVなどの録画データを、録画機(TV)が壊れて買え変える必要が出た時でも、問題なく見ることが出来る(いわゆる録画データの機種縛りがない)という意味で、通常の外付けHDDよりもNASのようなHDDの方が便利ということで(もちろん、管理が面倒なブルーレイディスクなどには保存しない)、I-O DATAのRECBOXを数台愛用してきました。しかしながら、安心していると結構面倒なことに巻きこまれるようです。いつも要注意です。

1)最初のRECBOX; HVL-AV*.*DTシリーズ
「ハイビジョン番組をダビング・保存 他のテレビやパソコンで見られる!」 MACで使用しますので、I-O DATAのサイトからMagical Finder for Mac (ver.2.2.1)をダウンロードして使います。

2)次のREXBOX; HVL-DRシリーズ
HVL-AV*.*DTシリーズが製造中止となり量販店にはもう在庫がなかったため、価格がかなり高い後継品とされるこのシリーズをやむおうえなく買いました。後継品とされていますが、新製品でもなく別シリーズのような仕様で大きさも違い、また設定で悩むのかなと思いながら買った記憶があります。

このシリーズはMagical Finder for Macが使用できず、I-O DATAのマニュアルからSafariの環境設定からBonjourの設定を行い、ブックマークメニューなどに表示されるBonjourをクリックすると、Magical Finderと同じような感じで使用することができます。

ところが、ある時思いがけないことが起きました。Safariがver.11にアップされた際に、Bonjourが無くなってしまったのです。Mac OSのヴァージョンアップと一緒にSafariもヴァージョンアップされてしまいました。Mac OSのヴァージョンアップの際には自分にとって不都合が無いかどうかよく調べますが、Safariまでは考えませんでした。私もしばらくは気がつかず、Bonjourがなくなったことに初めて気がついて、慌ててネット上で調べますが、対応策は無いようで、困った人はかなりいたようです。Bonjourが無くてもHVL-DR*.*に記録した画像はTVで見られるのですが、データの管理が全くできません。

しばらくは諦めて放っておいたのですが、ある時再度Bonjourに挑戦してみました。まず、Safriの機能拡張からBonjourを探しますがダメ、次にSafariの環境設定からBonjourのプラグインのようなもの?があるかを探しましたがこれもダメ。こうなったらMacのバックアップ機能であるタイムマシンを利用してSafari ver.10を呼び戻せば良いと思いましたが、OSがヴァージョンアップされているのでこれもあえなく拒否されてしまいました。

落胆しながらも、今度はHVL-DR*.*のマニュアルを改めて見直すことにしました。HVL-DR*.*の売りである「家じゅうどこでもスマホ・タブレットでテレビの録画番組を見られる!」が目に止まりました。スマホで管理できる?「活用編」ではなくて「準備編」に出ていました!Apple StoreからDR Controllerをダウンロードして同じネットワーク上にアクセスすればいいそうです。これは簡単に出来ました。Bonjourから見ていたのと同じような管理画面がiPhone上に出ていました。やれやれです。

3)今後のREXBOX; HVL-AASシリーズ
I-O DATAのサイトを見ていると、HVL-DRシリーズも既に製造中止で後継機としてHVL-AASシリーズ(テレビを買い替えても安心、録画番組をダビングして楽しめる!)が出ていました。対象はテレビ・録画機などのようです(スマホ・タブレットは除外?)。さらにサポートサイトを見ると、Magical Finder for Mac Ver.4.1.1(2020/02/03)があるではないですか! これは一体どうゆうことなんでしょうか。Ver.2.2.1(2016/01/06)→ Ver.4.1.0(2019/06/03)→Ver.4.1.1(2020/02/03)と少し時間が空いていますので、Bonjourが無くなったこと(2017.9-10 頃)への対応でしょうか? しかし、Ver.4.1.1でもHVL-DR*.*は開けませんでした。

今すぐにHVL-AASシリーズを買う予定はありませんが、RECBOX新機種に伴う機能変更、シリーズが違うことによる機能の違い、Mac OSのヴァージョンアップによる機能削除・変更など、今後とも要注意ですね(笑)。

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2017年12月23日 (土)

I-O DATA RECBOX HVL-DR2.0 と Mac OS、機種縛り

 I-O DATAの通常の外付けHDD(2TB)が壊れたようなので、HVL-AV2.0DTを追加購入しようと思ったのですが、すでに製造中止で馴染みの量販店にはもう在庫がなく、仕方がなく後継品とされるHVL-DR2.0を買いました。RECBOX(2TB)は今まで15,000~20,000円くらいで買っていたのですが、HVL-DR2.0は約25,000(税込)で随分高いと思いました。また後継品とされていますが、新製品でもなく別シリーズのような仕様で大きさも違い、また設定で悩むのかなと思いながらの作業でした。
 
1) 最初に接続中のHVL-AV2.0DTをHVL-DR2.0に置き換えます。電源ランプなどのインジケーターもずいぶんと変わっています。HVL-AV2.0DTの電源ランプは非常に使いにくかったのですが、HVL-DR2.0ではスライド式になっており改善されていました。「電源ランプ」は白色の点灯で正常なようですが、赤色が点灯しています。点滅の場合はエラーの解説が出ていますが、点灯の場合は不明です。一度、電源を入れ直しますが、状況は変わりません。
 
(その後、ファームウェアを最新のものにヴァージョンアップしたところ、点灯は白色になりました。”赤色”は橙色(新しいファームウェアのお知らせ)の勘違いだったのかもしれません。いずれにしろ、データ転送中のシグナルはないので不便です。)
 
2) 東芝 VARDIA RD-X9(まだ正常に作動しています!)のダビング機能から、HVL-DR2.0へのデータのコーピを試します。RD-X9からはHVL-DR2.0がきちんと認識できているので、ネットワークの問題はないようです。コピーが始まっても、HVL-DR2.0のインジケーターの表示は変わりません。
 
3) HVL-AV2.0DT用のMagical Finder for Macから、HVL-DR2.0に入ろうとしましたが駄目でした。HVL-DR2.0の取扱説明書(活用編)にある「MAC OS で設定画面を表示する方法について」に従います。Safariの環境設定からBonjourの設定を行い(Bonjour ! 知りませんでした。)、ブックマークメニューなどに表示されるBonjourをクリックすると、Magical Finderと同じような感じで、機能一覧のメニューが出てきます。
 
4) Magical Finderと比べてメニュ-やサブメニューが多いので、最初は映像データのコピーがどこのフォルダーに入っているのか? 現在コピー作業が進行中であるのかどうかよくわかりません。結局、コンテンツの管理→フォルダー→recordedのフォルダー内にありました。コピー作業中はタイトルのみ表示、完了するとデータの大きさなど諸情報が追加されていました。Magical Finderに比べるとシンプルというか、味気ない表示です。
 
5) 最後に、スパカーチューナー(SP-HR200H)で視聴できることを確認しますが、録画機器一覧には録画不可の表示とともにグレー表示で選択できません。スパカーの取扱説明書にはDLNAには対応していてもDTCP-IPに対応していない場合があると書かれています。BonjourからHVL-DR2.0の設定をもう一度確認しますが、問題ないようです。改めてI-O DATAのウェブサイトからHVL-DR2.0の対応機種を確認すると、なんと古いSP-HR200Hはないではありませんか!RECBOXは機種縛りがなかったはずなのに・・・・・。
 
6) 気をとり直して、もう一度対応機種を確認するとPlayStation 3があるではないですか!!! RD-X9ではDVDディスクしか見れないので、Blu-ray Disc用に買っていたのですが、たまにしか使っていませんでした。早速接続を切り替えて、試してみます。ネット接続しヴァージョンを最新のものにアップして、DTCP-IPなどの設定を何度か繰り返します。すると、HVL-DR2.0が見れました。HVL-AV2.0DTにも置き換えてみましたが、問題なく見ることができました。
 
7) スパカー契約は、DAZN(ダ・ゾーン)の出現以来、このSP-HR200Hの活用に残しておいたのですが、これでもう契約解消です。
 
8) 以上のような作業や、テレビ(KURO KRP-500A)や収納ラックの整理と掃除などで結局半日もかかってしまいました。今回の教訓は、RECBOXなどのNASは機種縛りがないと言っても安心できないということでしょうか? その意味ではシンプルなプレイヤー系の方が安心なのかもしれません。
 
 

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2015年8月30日 (日)

ドキュメンタリー映画「セバスチャン・サルドガ ー地球へのラブレーター」

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 普段あまり映画館には足を運ばないのですが、新聞の映画評にも出ていたので、「セバスチャン・サルドガ ー地球へのラブレーター」を渋谷文化村まで見に行ってきました。

 セバスチャン・サルドガは飢餓や内戦などのをテーマとした崇高なモノクロ写真で知られていますが、その有名な報道写真家が初めて取り組んだ環境問題で、多数の映画賞を受賞しています。

 有名な「トゥアレグ族の盲目の女性」は私も見た記憶がありましたが、私自身はこの方をほとんど知りませんでした。

 1944年ブラジル生まれ、サンパウロ大学修士号取得、60年代の軍事独裁政権下で政治活動参加、フランスに渡りパリ大学で経済学博士号取得。国際機関にエコノミストとして就職、妻から渡されたカメラに夢中になりその後フリーの写真家に転身。社会派の報道写真家として数々の賞を受賞。2004年から環境問題にも写真家として取り組む。

 
 
 映画としては、彼の半生を追って、過去の作品集、インタビュー映像、最近の取材現場の映像の複雑な3部構成となっていました。なかなかインパクトの大きな映画でした。
 
 作品としては、一貫してモノクロのコントラストの強烈な写真です。EOS-1そしてEOS-1D?で、昔よく見たトライXを思わせる作品、デジタルとしては今時珍しい作風です。優秀なプリンターさんがいるのでしょうか?全編を通じて、奥さんが企画・編集・売り込みに非常に重要な役割を果たしている印象でした。
 
 また、報道写真家ですが一匹狼の戦場カメラマンではないようです。取材のスタイルとしては国境の無い医師団などの国際機関と伴に常に行動しているようです。ですから悲惨な写真も多数出てきますが、リアルタイムの戦場ではなく、戦後の場面が多いようです。
  
 最近の取材現場が出てきますが、大掛かりで世界各地(辺境の地が多い)を巡るので、いまどきの取材には金がかかるものだと、改めて思いました。ブラジルにある自分の農場で環境問題も実践して高い評価を受けているので、環境問題の専門家とも言えるようです。
 
 「大地はすべての源」だそうです。DVDが出るのならば、買っておきたいと思いました。

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2015年2月24日 (火)

その後のRECBOX:トラブル顛末

 最終バックアップ用にRECBOX(I-O DATA   HVL-AV2.0DT)を導入して、約1年4ヶ月です。

 TV本体と外付けHD中に保存してある日常の録画データを整理しながら(これもそれなり面倒ですが)、現時点で5台のRECBOXにカテゴリー別に保存しています。BDよりはるかに便利ですっかり安心しきっていましたが、思わぬトラブルがある一台のRECBOXで続けて2回発生しました。2回ともまだ外付けHDに録画データを残してありましたのでデータ自体の喪失は免れましたが、再保存の作業を考えると2回目はさすがに気持ちが萎えてしまいがっくりきました。
 

1.トラブルの内容
 Magical Finder から RECBOX にアクセスするとメニュー画面になります。
・「コンテンツ操作」においてサーバーにアクセスできないとのエラーメッセージがでます。つまり、録画ファイルに対する各種の操作が全くできなくなっています。
・「詳細設定」の「セキュリティ設定」を見ると「許可」の状態が消えて、セキュリティの設定作業自体ができなくなっています。
・「詳細設定」にあるその他の設定には異常がないようです。
・「かんたん設定」にも異常はなく、「ディスク状況表示」も正常動作が示されており、データが消失している雰囲気はありません。

2.対応
・掲示板などを見ても、これに類するトラブル対応はあまり出ていないようです。
・「かんたん設定」からファームウェアの更新をかけても状況は変わりません。
・リセット、初期化してもやはり状況は変わりません。したがって修理依頼です。

3.修理
・2回とも購入した量販店で修理依頼をお願いしたところ、I-O DATAまでは行かずに、グループ内での修理部門で対応済みの模様でした。
・制御プログラム領域もしくはデータ障害発生。ドライブ初期化およびシステム再インストール後、正常動作確認との修理内容。
・部品交換などはなかったようで、無料で修理完了でした。

4.原因
・修理伝票からはシステムの破損のように思われます。
・原因は、状況からして電源スイッチのON/OFFにあるような気がします。電源スイッチには短押しと長押しがありますが、スイッチが小さいために時々どちらの押し方になっているのか分からなくなる事があります。この時、続けてスイッチを押すと、このトラブルが発生するように思えます。
・スイッチの短押しと長押しで機能が変わることは良くありますが、ちょっとしたスイッチの押し加減でシステム破損が生じるのは問題だと思います。

5.対策
・電源スイッチを押す場合はもちろん細心の注意を払いますが、たとえ押し方が意図しない状態であっても、機器の状態が確定するまで(電源が入る、スタンバイモードになる、電源が切れる)、慌てないで必ず数分待つことにしました。
・RECBOXの利用目的は機器縛りから逃れる事ですから、録画データをまめに[disk1]から[contents]に移動しておくことにしました。データでいっぱいになっているRECBOXが将来再び同様なトラブルになった際に、確認はできていませんが、[contents]に移動してあれば見る事だけは出来るかもしれないと思ったわけです。

6.最後に
 RECBOXが壊れる可能性は当然想定していたわけですが、このようなシステムの破損はあまり考えていませんでした。私の場合、RECBOXは永久保存版用で外付けHDのように日常的に使うものではないので、逆に久しぶりに使おうとして電源スイッチを変に押してしまいトラブルに見舞われるというリスクが高いようです。簡単・安心安全のRECBOXのつもりでしたが、2度も冷や汗をかく事態となりました。
 
 

[追記]

 実は、2度あることは3度ある! を地でいってしまいました。それも3度目は3〜4回の使用で全く同じ現象が発生、今度はさすがに心当たりがありませんでした。少々、実害も発生。あきれ果てて、今度はもうハードの交換を申し入れました。修理伝票では、ハードには異常が認められないが、システムの初期化とハードの交換を実施との記述が。修理後は、しばらくお蔵入りの状態です。
 

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2013年10月20日 (日)

その後の東芝 VARDIA RD-X9: スパカーチューナーでRECBOXを視る

前回の「MacでRD-X9からRECBOXへ」の続きです。

 

8)スパカーチューナーからRECBOXの録画データを視る:スパカー!HD対応チューナーSP-HR200HのLANケーブルをルータに繋げます。マニュアルを見ながらIPアドレスを再度設定します。ごく簡単です。スパカーのタイトルリスト(リモコンにボタンがあります)を選ぶと接続されている対応録画機名称、ここではRECBOXが出てきます。これを選択するとホルダーなどの階層構造が出てきて、contentsフォルダー内の録画ファイルを選択すると再生が始まります!!これで無事検証完了です。

いざ出来てしまうと、今度は録画データをRD-X9のHDDおよび外付けのUSB-HDD、RECBOXのdisk 1フォルダーおよびcontentsフォルダーのどれに、どれだけ保存しようか贅沢な悩みになってしまいます。
 

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2013年10月15日 (火)

その後の東芝 VARDIA RD-X9: MacでRD-X9からRECBOXへ

Img2

 USB接続の外付けHDが4台まで増殖してしまい将来的に録画データの保存をどうすべきか、ずっと迷っていました。素直にBDレコーダーの上級機種を買ってBDに焼くか(けっこう高価、労力もたいへん、保管スペースも必要、探して見るのが面倒)、東芝のDBP-R500を買ってお手軽なBD作成で済ますか(安いけれどもBD作成の品質に不安)、複雑で良くわからないRECBOXに挑戦するか(Macしかない我家で使える? 家族が使える?)、ずいぶんと悩みました。

 

 最近、駄目元覚悟でRECBOXを1台買って試してみたところ、問題なく使えそうになりました。RECBOXは量販店で買いました。今年になってPC関連のフロアーにはいつも無いと思っていたところ、テレビのフロアーに移動していたようでしかも奥の在庫の棚から出してきました。通常の外付けHDと違って大量に売れる商品ではないのでしょうか。


Img1
(これを見る限りでは、Macの動作保証はしていないようです。)
 

 使用環境は、13インチMacBook Pro (ver.10.8.3) (2012年6月発売モデル)+Air Mac Express BaseStation+I-O DATA HVL-AV2.0DT(RECBOX)です。

 

1)RECBOX:開封の第一印象、I-O DATAの通常の外付けHDに比べて意外と大きい。箱も大きかった。LANケーブルでネットワーク(ルーター)に接続、電源ON。緑のランプが点灯。
 

2)Magical Finder for Mac(IPアドレス設定ツール):I-O DATA のサイトからダウンロードして、Macにインストール。RECBOXのIP設定を行う。(1)ケーブルの接続ミスでなかなか認識されない単純ミス(苦笑)、(2)ログインパスワードで混乱、Macのパスワードでなくてマニュアルにあるものを入力。空欄でOK。(3)マニュアルの指示に従い、IPアドレスのチェックを一部変更して、完了。電源ランプは青色に変化。
 

3)RD-X9をLANケーブルでネットワーク(ルーター)に接続:現在、スパカーチューナーと直接LANケーブルで接続中。念のためにRD-X9のIPアドレスなどを確認。とりあえずスパカーとの接続を切って、RD-X9をルータに直接繋ぐ。しかしMagical Finder上にはRD-X9は認識されない。RD-X9はDTCPには対応しているが、サーバーとしては未対応という意味?(設定したつもりが出来ていない?) と思いながらもやや不安。
 

4)RECBOXの起動:Magical Finderを起動してその上でRECBOXのIPアドレスを検索してSafariをクリックするか、Safariの検索欄にIPアドレスを直接入力して検索を行うと、RECBOXのメインメニューが出てきます。感動しました(苦笑)。
  IPアドレスの検索で直接RECBOXが起動するとは考えていなかったので、この段階でやはりMacでは駄目?と不安になりました。もう一度ネットで調べると、「cochi:Macやテレビの使用したレビューや個人的なメモ:アイオーデータ RECBOX HVL-AV2.0 《利用メモ》」というサイトを発見し、安心しました。この際に、IP アドレスの設定を自動設定から手動設定に切り替えて、RECBOXのIP アドレスを固定。
 

5)RECBOXのメニューを確認:(1)簡単設定:確認してOK、(2)詳細設定:ファームウェア更新のみ 1.53→1.54、RECBOXのランプが緑色点滅後青色に安定したのをみて、再起動して更新を確認 OK。(3)コンテンツ操作、(4)ディスク状況表示を確認。
 

6)RD-X9からRECBOXへのダビング:同一ネットワーク上の機器にダビングする、いわゆる「ネットdeダビング」です。RD-X9の”ダビング機能選択”で”ダビング”からUSB(外付けHD)の代わりにLAN接続を選択するとRECBOXが表示されており、それを選択すると、後はいつもと同じ操作で完了。
  ダビング完了後、RECBOXにアクセスすると、RECBOXのdisk 1フォルダー内にファイルが表示されています。このDTCP-IP ダビングに要する時間は、番組の実時間の2/3程度のようです。contentsフォルダーへの移動も簡単。
  なお今回はRD-X9もRECBOXもルータに接続していますが、RD-X9とRECBOXをLANケーブルで直接繋いでも問題ないようです。
 

7)KURO  LAN接続確認:マニュアルを見ながら、イーサネットケーブル、TV画面でLANのIPアドレスなどの設定、テストして正常作動を確認。RECBOXのcontentsフォルダー映像が、KUROから直接視聴できるかどうか確認を行うが、良くわかりません。再度ネット検索をすると、KUROにDLNAクライアントの機能はなかったはずとのコメントがあり、やはり駄目か・・・。

 
 

 というような顛末で、出来てしまえば意外と簡単楽チンでした。しかしRECBOXへ移動するために、RD-X9本体HDDの作業スペースを空けたり、外付けHDからRD-X9本体HDDに実時間かけてデータを移動したり、面倒な点もありますが、BDに焼いて保管するほど多大な労力はいらないようです。RECBOXのcontentsフォルダー内映像が機器縛りから逃れて、正常に見れるかどうかの確認はこれからですが、取り敢えずは懸案事項がひとつ解決したようです。
 

 価格COMで、録画データの保存の際に「BD レコーダーに何を求めるか」「そもそも BD レコーダーがいるのか」という問い掛けを見つけて以来、長い時間がかかりましたが、ようやくここまでやってきました。感謝です。

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2013年4月23日 (火)

その後のパイオニア プラズマテレビ  KURO KRP-500A + Apple TV

 話しが前後しますが、KUROでApple TVをどの程度利用出来るのか?という興味です。用意したものは、Air Mac Express BaseStation、Apple TV、HDMI to HDMI Cable 、iPhone 5 です。

 

 最初にAir Mac Express BaseStationの設定です。多少迷う所もありましたが、すぐに設定完了。このWi-Fiを利用して、ついでにiPhone 5の各種のヴァージョンアップを行います。

 次にApple TVの設定です。アカウントの設定を求められます。付属のリモコンでテレビ画面上で英数字を選びながらIDやパスワードを入力しますが、どのIDやパスワードを入力するのか分からなくなったり、リモコンからの入力ミスが多く、何度もやり直しになり、かなり時間を費やしイライラしました。これらをパスするとようやくメニュー画面が現れます。上段にはiTunesの映画のメニュー、下段にはムービー、コンピュータ、設定、YouTubeなどのアイコンが並びます。Apple TVによるKUROの画面はなかなか綺麗です。幾つかのメニューを試してみました。ちなみに、Apple TVとはWi-FiであるAir Mac Express BaseStationと同じ程度の大きさの”箱”で、MacやiOS機器からの映像などをHD TVに映し出す中継器です。ディスプレイが付いたテレビではありません。

 YouTube:コンテンツの一覧がありますが、見たいコンテンツは検索の画面からリモコンで入力して探すことになりますが、目的のものを探すのは大変でした。ふと気がつくと、入力できるのは英数字だけですので、日本語タイトルのコンテンツを探すことはできないようです。欧米仕様のようですね。画質はソースのデータ次第のようですが、KUROで観るような高画質のものはなかなか無いようです。

 Podcast:これは優れものでした。いろいろなジャンルの膨大なミュージックが流れています。クラシックを聴いてみました。KUROで聴く音質はなかなか良いと思いました。背景映像は無いので、ながらで聴くようなBGM的な使い方だと思います。iTunesで買ってもらうための、PR的な放送が多いのでしょうか? たいへん気にいりましたが、これをKUROでいつも聴くのはさすがにもったいないと思いました。これを別の手段で聴く方法はないのでしょうか?

 iPhone 5からのAirPlay ストリーミング:iOSデバイスにあるコンテンツを、Apple TVを経由してHD TVやスピーカーにワイヤレスでストリーミングする機能です。以前、アナログテレビ用のMac対応 TVキャプチャー GV-1394TV/M3(IO-DATA)を使用してテレビ番組を録画し、Macで編集しiTunes経由でiPod touchで見ていました。このムービーをiPhone 5に入れて、このストリーミング機能を利用してKUROで見てみました。アナログTVのキャプチャーデータをデジタルの50型で見る訳ですから、そんなに期待をしても仕方が無いのですが、まあ何とか見れる程度でしょうか? しかし動きの激しい部分は上手く再生できていませんでした。スポーツ系は難しいかもしれませんね。懐かしい大切な思い出をこのKUROでも見れると言った印象でした。

 映画をiTunesからダウンロードして見る事ができるのがApple TVの一番の売りで、日本では使い難い点もまだ多いようですが、目的に上手く合えば便利なものだと思いました。

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2013年4月20日 (土)

その後のパイオニア プラズマテレビ  KURO KRP-500A + Apple AirPlay ミラーリング

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CONTAX 645,   Apo Macro Planar T* 120mm F4,  Fuji ASTIA + Nikon SUPER COOLSCAN 9000ED

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CONTAX 645,   Apo Macro Planar T* 120mm F4,  Kodax 400TX  + EPSON  F-3200

 現在使用しているiMacもそろそろ更新時期になりつつあります。これを買った当時はとにかく大画面のディスプレイが欲しくてこの20インチのiMacを買って満足していました。今Macの大画面というと、MacBook+27inch Apple Thunderbolt Displayあるいは27inch iMacが浮かびますが、省スペース・システムの整理統合・KUROの有効活用などを考えて、KURO + Apple AirPlay ミラーリングでどの程度観られるのか、試してみました。

 用意したものは、Air Mac Express BaseStation、Apple TV、HDMI to HDMI Cable 、 13インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル(ver.10.8.3) (2012年6月発売モデル)です。OS X Mountain Lion (ver.10.8)から始まった AirPlay ミラーリング機能です。最大720p解像度の動画映像としてストリーミング放送をして、Macの画面がそのままKUROに転送されて映し出されます。この自作のホームページで確かめてみました。

 結果ですが、十分どころか大変綺麗で驚きました。画像については、今の旧型iMacやMacBook Pro  Retinaディスプレイよりもコクがあるというか諧調が豊というか、大満足です。もっと大きなサイズで画像を観たくなって、KUROでのミラーリング用に(1MBの制限がありますが)いくつかアップしてみました。画面にかぶりついて詳細に観ると、テキストはデジタルのジャギーがやや目立ちますが、通常の視聴距離では問題無いと思います。このミラーリングをしながら入力作業をすることは無いでしょうが、ビューアーとしては使えますね。こんな使い方でKUROを劣化させていけないと思いながら、やみつきになりそうです。

 なお、Air Mac Express BaseStationとApple TVの設定が事前にできていれば、AirPlay ミラーリング自体の設定はほとんどありません。

 

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CONTAX 645,   Apo Macro Planar T* 120mm F4,   Fuji ASTIA-F,+ EPSON  F-3200

 

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SIGMA DP2 Merrill

MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの第一印象です。 

薄い矩形のデザインが好き(MacBook Air の底面のカーブがあまり好きではない)。Retinaディスプレイは予想外に緻密で綺麗(自宅の旧モデル2機種や勤務先のWIN用23inchディスプレイとの違いにビックリ)。無線LAN前提にやや当惑、もちろんCDドライブも無い。本当に使いやすくなっている、iPhone, iPad のようなマルチタッチジェスチャが本当に便利。OSのヴァージョンアップはまめにやらないといけないと、改めて痛感しました。

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SIGMA DP2 Merrill

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2013年1月 5日 (土)

その後の東芝 VARDIA RD-X9

こちらもトラブルも無く順調ですが、頭が痛いです。

 

1)外付けHD:USB接続の外付けHDが4台まで増殖してしまい(苦笑)、内蔵HDと併せて10T! こうなると、もうブレーレイに焼くのもおっくうになります。その時間と労力がもったいないし、保管スペースを作らなくてはならない。あるいは厳選して、REGZAブルーレイ D-BR2(?)かブルーレイレコーダーを一台買って焼くべきか、悩みが大きいです。コストパフォーマンスを狙ってRD-X9にしましたが、失敗かもしれません。

 

2)IO DATA REGBOX: HDに保存できるのは何と言っても便利です。REGBOXを使用すればレコーダーやテレビの機種依存性から逃れるようですが、掲示板を見ても専門用語が多く話が複雑で私の頭の理解を超えています(苦笑)。Macでもいけるかもしれないので、とにかく一台買って試してみようと思います。

 

3)動作性: とにかく動作の遅いのには、家族から総スカンです。

 

4)キーボード入力: 1,980円の一番安いキーボードですが、タイトル修正に大活躍、もう楽チンです。キーボードのエンターキーでも修正が一見出来たようにみえますが、画面中での登録を行わないと、次回開いた際にタイトルが訂正されていない、という現象が出ます。

 

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