2021年4月 9日 (金)

バッハ・コレギウム・ジャパン(2021.4.2 聖金曜日)

 
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昨年2020年は、クラシック音楽の世界では、世界的にも「ベートーヴェン生誕250周年記念」で大きく盛り上がるはずでした。こちらのバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)も創立30周年記念で、本来は様々なイベントを企画されていたのだと思うのですが、新型コロナ感染症で定期演奏会はスケジュールを変更しながらもなんとかすべてを完了させました。私も感染の不安を覚えながらも、結局毎回通うことになりました。

バッハ・コレギウム・ジャパン、直近の4月の定期演奏会は恒例のマタイ受難曲(鈴木優人指揮)、その前の2月はヨハネ受難曲(鈴木雅明指揮)です。2018年秋の定期公演会から鈴木優人氏がBCJの首席指揮者に就任し、鈴木雅明氏(父)と鈴木優人氏(子)が交代で指揮をされています。

鈴木優人氏による定期公演会のマタイ受難曲指揮は初めてだと思います。
演奏形式としてはオーケストラも合唱団も左右に分かれて2編成、ソリストが8名といった構成です。
オケも歌い手も全員で一緒に演奏する場面、オケと合唱団が2つに分かれて独立して演奏する場合、ソリストとオケの組合わせ、ソリストと様々な楽器のソロ演奏の組合わせなど、演奏形態のバリエーションが豊富です。特にソロの歌い手と器楽のソロ演奏の組合わせが楽しいです。

 

今回は、特に2019年マルク・ガルニエ(オルガン製作者のお名前)製の通奏低音オルガンを使用です。
2019年のマタイ受難曲で初お目見えした、通奏低音用で、運搬可能な範囲での大型のオルガンです。可搬型といっても高さが約3mとのことで、そのままではトラックに乗らないようで、解体・組み立て・調整が毎回必要とのことで、たいへんなことのようです。さすがに、ふつうのオルガンに比べてしっかり音が聞こえていました。チェンバロ・パイプオルガンなどの演奏家である大塚直哉氏が演奏していました。

チェンバロは指揮者の鈴木優人氏が演奏。チェンバロのパートはそれほど多くはないとはいえ、チェンバロの前で立ったり座ったり忙しいです。
海外からのソリストが来れない現在、今回の目玉はソプラノの森 摩季さんです。BCJにもよく出演されています。

 

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父子でどんな感じで演奏が違うのだろうか? 私のレベルでは仔細は良くわかりませんが、一点だけはっきりと違いました。

「終曲 第68曲 合唱(安らかに憩い給え) ~(歌詞)・・・・・・、ここでこそわが両の眼もこよなく満ち足りて眠りにつかん。」 
で、約3時間の演奏が終わるのですが、雅明氏(父)はピアニッシモで消え入るように終わっていき長い静寂がありました。一方、優人氏(子)はふつうに終わっていたように思います。

全般的には、ある意味当然ながら、鈴木優人氏は同世代・若い世代の演奏家を積極的に招聘しているように思います。今日のオルガンの大塚直哉氏、ヘンデルの歌劇リナウド(2020.11)でのカウンターテナー藤木大地氏などです。お二人とも優人氏とは旧知の仲です。また、可能な範囲で自身の編曲を入れたり、即興演奏を入れたといった、ところでしょうか。もちろん、若いだけあって毎回エネルギッシュな指揮です。最近は、あちらこちらのオケに指揮者として招聘されバッハ以外の指揮も精力的にこなしたり、オルガンによるバロックから現代までの宗教曲を演奏したり、まさに大活躍ですが過労死しないかと心配になるくらいです。

 

 
バッハ・コレギウム・ジャパンの一年はマタイ受難曲で始まります。
受難曲はイエスがどのような経緯で十字架の上で死を迎えたのかを描いていますが、新約聖書におさめられた福音書記者による四つの福音書(イエス・キリストの言行録)の中の、マタイによる福音書、ヨハネによる福音書に基づいています。

J.S.バッハの場合、マタイ受難曲とヨハネ受難曲では福音書から引用しているテキストが違うために、出来上がった楽曲として、マタイ受難曲は有名なアリアが連続して華やかに(瞑想的)、一方、ヨハネ受難曲は冒頭から異常な緊張感を強いる、地味で難解(動的・峻厳的)といったイメージにあるようです。2月(ヨハネ受難曲)の鈴木雅明氏のお話では、2020年春からのヨーロッパ・ツアーがヨーロッパでのコロナ感染の第一波とまともにぶつかってしまい、時々刻々と変わる欧州の状況、演奏会のスケジュール変更や中止の状況が、たいへんな緊迫感を持って語られました。最後に、帰国直前、ドイツのケルンで演奏会中止の代わりに奇跡的に可能となったヨハネ受難曲の無観客ライブ配信(+レコーディング)が、パンデミックによる息詰まるような緊張感とヨハネ受難曲の音楽的緊張感と相まった中で行われたそうです。

 

 
春の”受難曲”シーズンはイースター(復活祭)に対応しています。春のイースター(復活祭)は十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶するキリスト教において最も重要な祭です。多くの教会で特別な礼拝(典礼・奉神礼)が行われます。「復活祭」という言葉は、ユダヤ教の「過越(すぎこし)の祭り」を表す「ペサハ」というヘブライ語の言葉から来ており、キリスト教の復活祭が旧約聖書時代の「過越の祭り」を雛形とした祝い日であることを示しています。

日本でもイースターはクリスマス、バレンタインデー、ハロウィンに続く第4のイベントとして注目を集めています。伸び悩みのバレンタインデー、落ち目のホワイデーに代わって、ハロウィーンに続く大きな商機が期待されているそうですが、日本では卒業式・入学式、お花見と忙しい季節です。

イースターでは誕生や復活をイメージする”卵”や、多産・繁栄の象徴である”うさぎ”をモチーフにした装飾で部屋を色鮮やかにして家族で食卓を囲むそうです。卵を使った料理を食べたり、卵の殻に絵を描いた「イースターエッグ」を飾ったり、卵を探すゲーム「エッグハント」などがあるそうです。

 

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2021年2月 7日 (日)

回顧録:佐賀県・有田 1994冬

 

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佐賀での所用のついでに滞在を一日延ばして有田まで足を伸ばしました。


数少ない列車を乗り継いてようやく山間部の町、有田に到着です。
どんよりと曇った真冬の寒さの中、駅に降り立ちます。
町にはほとんど人通りもなく、気がつくとクローズしているお店がほとんどです。
今日は、祝日! オフシーズンでまさかみんなお休み?
気を取り直して、とりあえず陶山神社まで行って見ます。陶祖 李参平碑や全て磁器製の大鳥居・狛犬などに驚き。

 

わずかに開いているお店を見つけて、ちょっと入ってみます。店主の方曰く、本当に良いものはみんな東京や大阪に行ってしまい、地元の店にはあまり残っていないんです。でも、せっかく東京から来られているので、少しお安くしますよ。と言われて買ったのが、源右衛門窯 染付茄子図 刺身鉢(5枚組)。この茄子の図柄がたいへん気に入ってしまい、東京でまた染濃茄子絵 飯碗を買ってしまいました。もう廃番になっているようなので、毎日大事に使っています。

(全画像はこちらへ)

撮影機材 New Mamiya 6 MF/ G75mm F3.5L, Fuji REALA, EPSON F3200(褪色補正済み)、
CONTAX645 PhaseOne P30+ Apo Macro Planar T* 120mm F4

 

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2020年3月 3日 (火)

日本音楽コンクール受賞者発表演奏会 2020

 

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今年も、昨年秋に行われた日本音楽コンクールの優勝者演奏会に行ってきました。
今回はコンクール・ファイナルに出かけようと思いましたが、出遅れてチケットが買えませんでした。

ピアノの優勝者は高校3年生(飛び級で現在大学生)。写真で見るとまだ子供っぽいところもありますが、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番のステージを見るともう堂々たる大人の音楽家!ちなみに2年前の優勝者は高校2年生で、彼が最年少優勝者だそうです。

一風変わっていたのは、作曲部門で演奏された中の2組のパーカッション。通常の楽器に加えて、水を入れた桶と柄杓、多数の石ころ、丸い石を吊るし柿風に組んだものなど、最初見た時は笑ってしまいました。まさに現代曲で難解です。

東京オペラシティコンサートホールで開催ですが、新型コロナウイルスの影響か、昨年に比べてかなり空席が目立ちました。そんな中、熱い演奏が続いて盛り上がり、若き音楽家の皆さんに期待が膨らみました。

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2020年1月 8日 (水)

特別公開「高御座と御帳台」

 


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左 高御座(たかみくら;天皇)、右 御帳台(みちょうだい;皇后)

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左 高御座(たかみくら;天皇)、右 御帳台(みちょうだい;皇后)

 


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高御座(たかみくら;天皇) いちばん上の鳳凰に加えて周囲にも鳳凰が並ぶ。鏡?がぐるりと並ぶ。

 


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御帳台(みちょうだい;皇后) 鳳凰はいちばん上のみ、装飾も簡素。鳳凰の顔や尾羽の形が違う。

 

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裏側

 

上野の東京国立博物館で、年末から短期間ですが行なわれている「高御座と御帳台」の特別公開に出かけてきました。それなりの時間、並ぶことになりましたが、大嘗宮の一般参観ほどではなかったでした。

ガラス越しでやや遠目に見る感じでしたが、テレビで見るのとはまた違った感じです。やはり大きい!展示できる場所が限られますね。
仔細に見ると高御座(たかみくら;天皇)と御帳台(みちょうだい;皇后)は大きさだけでなく鳳凰などの装飾品も随分と違っていて、即位式では放送されない高御座と御帳台の裏側もしっかりと見えます。細部を見るためには双眼鏡(オペラグラス)を持って行った方がよかったかもしれません。即位式での装束なども一部展示されていました。

 

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無料公開ですが、通常の展示は当然見れないほか、ミュージアムショップやレストランは利用できません。地下のトイレは利用可能です。

内閣府、宮内庁、東京国立博物館の三者主催になっていますが、印刷物によって主催者の順番が違っていたり、そもそも内閣府が名前を連ねていたり、いろいろと難しそうです。

 

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撮影機材 SONY RX1R, Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0

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2019年11月29日 (金)

バッハコレギウムジャパン (2019.11)

 

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今回は、鈴木優人氏の指揮で、それも珍しく器楽曲だけでした。つまり、ブランデンブルグ協奏曲全曲演奏です。ポピュラーな曲のためか、満席に近かったように思えました。

 
今でこそブランデンブルグ協奏曲はJ.S.バッハの代表的かつたいへん人気のある楽曲ですが、長らく忘れられた存在だったそうで、20世紀に入ってから見出された曲だそうです。

古楽器演奏であることや鈴木優人氏の解説も含めて、ちょっと新しい”発見”がありました(笑)。ふだんあまり聞きなれない弦楽器がたくさん出てきました。また、レコードやCDで聞いていると、演奏する楽団の名前しか出てこないのでイメージできていなかったのですが、非常に少人数で演奏しているのに驚きました。

 

第1番 ヴィオリーノ・ピッコロと呼ぶ小型のヴァイオリンが登場。弦楽器・管楽器(コルノ・ダ・カッチャと呼ばれる”ホルン”も)+チェンバロで、総勢13名の”大編成”。

 
第6番 ヴィオラ・ダ・ブラッチョと呼ばれる”ビオラ”が主役。中低音のみの弦楽器(ヴァイオリンがない!)+チェンバロで、総勢でたった7名。

 
第2番 管楽器・弦楽器+チェンバロで、総勢10名。トランペットと言っても小型のホルンのような形をした小さなトランペットで、超絶技巧が求めらる華やかなソロパート。

 
第4番 弦楽器・管楽器(縦笛のリコーダーが登場)+チェンバロで、総勢9名。リコーダーも活躍しますが、どちらかというとヴァイオリン協奏曲。

 
第5番 チェンバロによる長大なカデンツァを含む一番有名なブランデンブルグ協奏曲ですが、たったの7名で演奏。弦楽器・管楽器(横笛のフラウト・トラヴェルソが登場)+チェンバロですが、これはもうチェンバロ協奏曲。チェンバロ演奏はもちろん鈴木優人氏。


第3番 弦楽器+チェンバロのシンプルな構成。総勢11名の”大編成”。ソロパートはなくて(?)、弦楽合奏が主。

 

ちなみに「ブランデンブルグ」はブランデンブルグ辺境伯(神聖ローマ帝国)のこと。現在のドイツ・ブランデンブルク州の大部分とベルリン、その他を領有していたそうで、ドイツ(プロイセン王国)の中核部に当たりますので、僻地という意味での”辺境”ではないのかもしれません。(あるいは、ローマから見て辺境なのでしょうか?)

 

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2019年9月10日 (火)

東京藝術大学 藝祭2019〜御輿パレード&御輿アピール (4)

 

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今年で4回目、2016,2017年までは8チームあったのが、2018年から4チームに減ってしまい、今年も同じ4チームでちょっと残念でした。しかし、相変わらず力作ぞろいで、パフォーマンスも含めて素晴らしい。

 

彫刻・先端芸術表現・管楽器・ピアノ・音楽環境創造チーム
御輿:地獄の門番、牛頭と馬頭。逃げても逃げても四苦八苦
法被:阿鼻叫喚の地獄絵図、東奔西走火の車
自称:火水風土の召喚獣?
(以上、藝祭公式サイトなどから)

感想:御輿も法被もリアル感が半端ないですね。凄い。

 

 

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過去の藝祭はこちらへ。
 2016, 2017(1), 2017(2), 2017(3), 2018(1), 2018(2)

 

撮影機材
EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM, EF35mm F2 IS USM

 

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2019年9月 9日 (月)

東京藝術大学 藝祭2019〜御輿パレード&御輿アピール (3)

 


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今年で4回目、2016,2017年までは8チームあったのが、2018年から4チームに減ってしまい、今年も同じ4チームでちょっと残念でした。しかし、相変わらず力作ぞろいで、パフォーマンスも含めて素晴らしい。

 

デザイン・芸術学・作曲・弦楽器チーム_
御輿:緊急事態発生!緊急事態発生!「隊長!原因不明のトラブルです!」大空に浮かぶ飛行船は、上野の地に墜落してしまうのか……!?
法被:全隊員の力が歯車のように噛み合い、今再び飛行船を躍動させる
自称 スチームパンク神輿
(以上、藝祭公式サイトなどから)

感想:御輿はやや難解。怪獣かと思いきや、飛行船でした。白いものは雲なんですね。このチームは毎年スチーム(白煙)がお好き? 白と黒のシンプルな法被が印象的。

 

  

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過去の藝祭はこちらへ。
 2016, 2017(1), 2017(2), 2017(3), 2018(1), 2018(2)

 

撮影機材
EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM, EF35mm F2 IS USM

 

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2019年9月 8日 (日)

東京藝術大学 藝祭2019〜御輿パレード&御輿アピール (2)

 

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今年で4回目、2016,2017年までは8チームあったのが、2018年から4チームに減ってしまい、今年も同じ4チームでちょっと残念でした。しかし、相変わらず力作ぞろいで、パフォーマンスも含めて素晴らしい。


建築・油画・声楽・指揮・打楽器・オルガン・古楽チーム_
御輿:進化の続きを今、ここで
法被:植物の後ろに潜む怪しげな尾に爪。可憐な鱗が光り輝く。それはかつて生きていたあの生き物のように。
(以上、藝祭公式サイトなどから)

 
感想:リアルな2匹の恐竜。ブルーの色使いが印象的でした。また、ロボット仕立て?のミニ恐竜が2台と言うのも手が込んでいる。今回たくさんの賞を受賞していました。お疲れさまでした。躍動感あふれる御輿アピール。御輿に乗っておられた女子学生さん、振り落とされないように必死だったのか? アピール中ずっと顔がこわばっていました。


 

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撮影機材
EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM, EF35mm F2 IS USM

 

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2019年9月 7日 (土)

東京藝術大学 藝祭2019〜御輿パレード&御輿アピール (1)

 

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 今年で4回目、2016,2017年までは8チームあったのが、2018年から4チームに減ってしまい、今年も同じ4チームでちょっと残念でした。しかし、相変わらず力作ぞろいで、パフォーマンスも含めて素晴らしい。

 

工芸・日本画・楽理・邦楽チーム_
御輿:今年も上野にたくさんの“穂り”がありますように
法被:花よ よく咲け、穂よ よく実れ
(以上、藝祭公式サイトなどから)

感想:例年と比べると分かりやすい御輿? 躍動感あふれる御輿アピール

 

 

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撮影機材
EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM, EF35mm F2 IS USM

 

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2019年8月30日 (金)

特別展「三国志」 / 東京国立博物館 2019夏

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※武神として崇拝を集める関羽ですが、この明代(15~16世紀)の青銅製の関羽像は、そのような神格的表現はとられておらず、数ある関羽像の中でも屈指の「美関羽」像だそうです。今回の展示品の中では最も格好良く迫力のある像で、最初は一瞬これが2~3世紀のもの?と勘違い(笑)。

 

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上野の東京国立博物館平成館で開催されている日中文化交流協定締結40周年記念 特別展「三国志」に出かけてみました。

 

「三国志」というと、吉川英治の「三国志」(日本での底本;定番本)、NHKの「人形劇 三国志」(1982年~1984年)、NHK BSでの三国志関連(曹操高陵も含めて)の番組、映画「赤壁」などいろいろあります。三国志に関する名言・格言も数多という感じです。しかし、どうも具体的にイメージし難いというのも、出かけてみた理由の一つです。

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※ NHK「人形劇 三国志」で使用された人形は、現在長野県飯田市の川本喜八郎人形美術館に所蔵・展示されているそうですが、今も鮮やかな人形で驚きます。

 

歴史書としての「三国志」は西晋の陳寿(西暦3世紀の人)により書かれています。魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の三国が争った三国時代ですが、日本では卑弥呼の時代に相当します。卑弥呼というと、有名な「魏志倭人伝」を思い出しますが、この「魏」が三国志の魏に相当します。

歴史書の「三国志」やその他の民間伝承や説話を基にして、明代の初め(14世紀)に成立したのが歴史小説としての「三国志演義」だそうです。「漢王朝の血を引く高潔な主人公劉備」と「王朝を支配し専横を振るう曹操」という対立軸を中心とします。ここでは曹操、諸葛亮、関羽が3大主人公ですが、曹操は奸臣・残忍・覇王などの悪役のイメージ(実際には南宋時代12~13世紀から評価が変わり、2009年曹操高陵の発見も加わり、現在は改革家のイメージが定着)、諸葛亮は悲劇の名軍師(行動を共にする劉備玄徳は正義の人)、関羽は劉備玄徳に仕え豪傑・軍神のイメージ(その後、関羽信仰を通して金儲け・商売繁盛の神様へ、アヘン戦争で没落するが、華僑により再び世界へと、イメージが二転三転)です。呉の孫権は脇役のイメージで良く分かりませんが、正史「三国志」の陳寿よれば、功績を称えるも、「その性格は疑り深く、容赦なく殺戮を行い、晩年に至ってそれが愈々募った」と評したそうです。

 

展示のポイントは、「「リアル三国志」を合言葉に、漢から三国の時代の文物を最新の成果によってひも解く」だそうです。NHK「人形劇 三国志」の当時の人形が多数展示されていたり、曹操高陵の原寸大墓室が再現されていたり、写真撮影可だったり、普段とはずいぶん違ったイメージでした。時代背景的な説明は、日本ではまだ卑弥呼の時代に、こんなことをやっていたんだ、こんな生活をしていたんだと、興味深い点がいろいろとありました。

展示の流れは、

1 曹操・劉備・孫権 英傑たちのルーツ
~曹操は父祖伝来の勢力基盤を引き継ぎつつ漢王朝の中枢で実権を握る

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2 漢王朝の光と影
~黄巾の乱

3 魏・蜀・呉 三国の鼎立

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4 三国歴訪

~日本の古墳から出土する三角縁神獣鏡の源流を解く鏡:方格規矩鳥文鏡 青銅製 後漢~三国時代(魏)・2~3世紀

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※「鏡」はこんな風に使用されていた!

 

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※多層灯 死後の世界を照らす土製の灯り

 

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※揺銭樹 不老不死の女性、仙人、400枚の銅銭などが木の枝に繋がる信仰の証

 

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5 曹操高陵と三国大墓
 曹操の墓の所在については1998年に現場近くで墓誌が見つかり信憑性が非常に高まり、2006年に盗掘跡が見つかり、2008年から本格的な発掘調査が始まりました。曹操を意味する「魏武王」の文字が刻まれた石牌(せきはい)も見つかりました。非常に巨大な墓ですが、遺物には珍しい宝物はなく、「墓は質素に」にという遺言どおりの質素倹約、薄葬だったようです。

 

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※曹操を意味する「魏武王」の文字が刻まれた石牌(せきはい)

 
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6 三国の終焉 - 天下は誰の手に
魏の武将 司馬氏一族、司馬炎が建てた西晋王朝。

いつも不思議に思うのは、三国志の英雄(その子孫も含めて)の誰もが統一をできなかったこと。魏の一介の?武将が建てた西晋王朝が成立し100年振りに再統一するが、西晋はわずか50年で滅亡、魏晋南北朝時代が270年ほど続き、ようやく隋・唐による大帝国の成立となります。「三国論」の蘇轍は、「曹操・孫権・劉備は、智も勇も同程度だったために、だれも天下を得ることができなかった」と評したそうです。

 

たまたま同じような列に並んで一緒に見ていた、身なりのきちんとした中国人のお母さんと小学生くらいの娘さん。日本在住の方か、中国本土あるいは台湾・シンガポールなどからの旅行者かどうかわかりませんが、お母さんが娘に一生懸命説明しているのが印象的でした。

 

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撮影機材 SONY RX1R, Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0

 

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