2018年9月
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2018年9月 9日 (日)

藝祭2018 (2) ー 東京芸術大学

 
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彫刻・先端芸術表現・管楽器・音楽環境創造・ピアノチーム:白の衣装に黒のメイクで群舞。昨年のお気に入りチームも、チーム合体で今年はかなり地味に? 
 


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デザイン・芸術学・作曲・弦楽器チーム:地味でしたが、アヌビスに乗る女性が神秘的

 
 
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撮影機材
EOS 7D Mark II  +  EF400mm F5.6L USM,  EF35mm F2 IS USM
  

2018年9月 7日 (金)

藝祭2018 (1) ー 東京芸術大学


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Fs0a5596_     日本画・工芸・邦楽・楽理チーム 今年のいちばん神輿アピール? ボディペインティングを施した男性ダンサーが大活躍

 

時々雨? と思うような、やや涼しい1日でした。
今年は、???と思っていると、神輿が4つしかありませんでした。昨年は8つあったのに・・・・。神輿の造形自体は、すごく分かりやすかったでした。
 
 
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改めて確認すると、
昨年は
(1)彫刻・管楽器・ピアノチーム。
(2)デザイン・作曲チーム。
(3)油画・指揮・打楽器・オルガン・チェンバロチーム。
(4)日本画・邦楽チーム。
(5)先端芸術表現・音楽環境創造チーム(神輿アピールではいちばん素敵だった)
(6)建築・声楽チーム
(7)工芸・楽理チーム
(8)芸術学・弦楽器

今年は
(4)+(7)日本画・工芸・邦楽・楽理チーム: 烏天狗と白龍
(3)+(6)油画・建築・声楽・指揮打楽器・オルガン・古楽チーム: 象
(1)+(5)彫刻・先端芸術表現・管楽器・音楽環境創造・ピアノチーム: 古代エジプトのアヌビス
(2)+(8)デザイン・芸術学・作曲・弦楽器チーム: バケモノ

と、チームが合体して4チームに減ったようです。
 
 

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Fs0a5696_      油画・建築・声楽・指揮打楽器・オルガン・古楽チーム:最初から会場エリア全体を利用したダイナミックな演出、司会から芸大の入試にダンスもあるのと?
 
 
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撮影機材
EOS 7D Mark II  +  EF400mm F5.6L USM,  EF35mm F2 IS USM

2018年4月12日 (木)

オペラ「アイーダ」ー新国立劇場 開場20周年記念特別公演 

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 5年ぶりにオペラ「アイーダ」を見に行きました。
 
 前回は新国立劇場開場15周年記念特別公演、もうあれから5年もたったのだと思うと、早いものです。
 
 今回はレストラン・マエストロで昼食をとり、のんびりと開場まで待ちます。さすがに今日は混んでいて、予約がないと入れないようです。今日は、「本日のお肉料理」にします。ポークソテーでした。サラダバーも含めて、まずまずだと思います。
  
 
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 演出は有名な巨匠フランコ・ゼッフィレッリ氏。新国立劇場では開場記念公演(1998年)でアイーダを公演して以来、5年おきに上演しています。ゼッフィレッリ氏は、この1998年初演から演出を担当してます。特徴は豪華絢爛たる大舞台。
 
 
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 第一幕第二場の最後、扉が開いてイシスの神が現れます。すぐに幕が降りるので前回は良く分からなかったのですが、今回はしっかりと確認できました(笑)。
 
 第二幕第二場、有名な「凱旋の場」。前回と同様、馬が2頭出て来ますが、馬も興奮気味?でしょうか、舞台をあっという間に駆け抜けてしまい、細部までよく分かりませんでした。カーテンコールでも馬はさすがに出てこないし・・・。
 
 
 アイーダとラダメス役の主役二人はどちらかというとまだ新人、アムネリス役はそれなりの実績のある人でしょうか、聞いていてなんとなくそんな感じでした。
 しかし、この「凱旋の場」のバレエもなかなか良いですね。
 
 
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 終了後、ショップでミラノのスカラ座公演のブルーレイディスクを買いました。

 2006年12月に始まる新シーズン、ゼッフィレッリ氏による20年ぶりに新演出のアイーダの初演の映像です。こちらも豪華絢爛ですが、大きな違いは馬が出てこないことでしょうか。一方、バレエの迫力は凄かったでした。
 
 
 ランチと公演、それに資料室と屋上庭園も初めて覗いて、丸一日楽しんだ新国立劇場でした。
 
 
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撮影機材 SONY RX1R ( Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0 )
 

2018年4月10日 (火)

バッハコレギウムジャパン (2018.3)

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 4回目のマタイ受難曲です。過去3回、素人の私が書けることは書き尽くしてしまったようで、だんだんネタが無くなってきます。
 
 今回はチケットが完売だったそうです、確かに大盛況でした。
 2015年NHKニューイヤーコンサートに初めてBCJが出演した時に、バロックオペラ、ヘンデルの歌劇「リナルド」で共演したカウンターテナーの藤木大地さんが、BCJ定期演奏会に初めて(?)出演されていました。アルトのソリストです。
 

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 今回に限ったことではありませんが、演奏家の方たちは意外と終了後さっさと帰られるようで、帰りが一緒になることが時々あります。一人で帰る方、数人でつるんで新宿駅で降りる方などいろいろで、初台駅のホームや電車の中で、ふと隣を見るとBCJのあの方じゃない?と思うことが良くあります。今回は、数人のグループがオペラシティのパブで一休みされるようでした。(勘違いでしたら、申し訳ありません)
 
 
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 それにしても、このマタイ受難曲、一度ヨーロッパの教会の響きで聞いてみたいものです。
 
撮影機材 SONY RX1R ( Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0 )
 

2018年2月20日 (火)

バッハコレギウムジャパン (2018.2)

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 今回は、ヨハネ受難曲ですが、鈴木優人氏が指揮者として定期演奏会にデビューです。熱演だったと思います。終了後のサイン会も大盛況でした。
 
 
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 ところで、ちょうど1年ほど前、BCJによるベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」の演奏会がありました。第9交響曲と同じ時期に作曲されたそうです。今回CDが先行販売されており、私も買ってみました。難解です(苦笑)。でも、最初のキリエでソプラノが本当に美しく、天からの声といった感じでした。
 
 外では珍しくこんな光景も。
 
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撮影機材 SONY RX1R ( Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0 )
 

2017年11月11日 (土)

バッハコレギウムジャパン (2017.10)

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 前回はやむおうえない事情で行けなかったので、久しぶりのBCJです。
 
 今回はルター500プロジェクト - 宗教改革500周年を記念して - (第5回、シリーズ最終回)です。
 
 演奏会の開演に先立って鈴木雅明氏がステージに現れて、「定期演奏会では最初にあまりお話しするようなことはないのですが・・・」と言いながら、少々お話をされてから演奏会が始まりました。ウィキペディアなどを参照しながらフォローすると、ちょっと長くなりますが、以下のような趣旨のお話でした。
 
 
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 今日は街中ではちょうどハロウィンの日です。
 
 ハロウィンとは古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。ケルト人の1年の終わりは10月31日で、この夜は夏の終わりを意味し、冬の始まりでもあり、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていた。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国では民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。
 
 したがって、ハロウィンはキリスト教の祭ではない。ただし、ややこしいことにキリスト教の「諸聖人の日」がハロウィンに重なっているために、教会でもこの日に合わせてパーティ等のイベントを行うことがある。そのために、ハロウィンに対してはキリスト教(カトリック、プロテスタント、東方教会)からは容認から批判まで様々な見解がある。
 
 カトリック教会では11月1日を「諸聖人の日」としているが、英語の「ハロウィン」は「諸聖人の日(万聖節)の夜」を意味する "All-hallow Evening" の短縮形をその語源としている。つまりハロウィンとはオール・ハロー(全ての聖人、我らの神)の日のイブという意味で、11月1日が「諸聖人の祝日」、その前夜祭がハロウィンになってしまった。これは、ケルト人が自然崇拝からケルト系キリスト教を経てカトリックへと改宗する過程で、ケルトの収穫祭に合わせて11月1日に設定したと考えられている。
 
 ところで、贖宥状(しょくゆうじょう)とは、16世紀にカトリック教会が発行した罪の償いを軽減する証明書で、免罪符などとも呼ばれています。贖宥状はドイツで盛んに売られて、ルターの批判を生むきっかけとなります。マルティン・ルターが1517年10月31日に『95ヶ条の論題』をヴィッテンベルク(ドイツ中部)の教会に掲出したことを発端に、ローマ・カトリック教会から分離したプロテスタントが誕生していく、宗教改革が引き起こされていきます。
 
 宗教改革に際して、ドイツ語聖書の出版を可能にした技術である活版印刷術は、ドイツ・マインツの出身者ヨハネス・グーテンベルクの発明とされています。マインツにはたくさんの聖遺物があるそうで(有名なマインツ大聖堂にあるのでしょうか)、その御利益を求めて贖宥状などお布施もたくさん集まったのでしょうね。ルターの書簡が本当に10月31日であったのかどうかはよくわからないそうですが、教会批判のシンボルとして「諸聖人の祝日」のイブである10月31日とどこでもされているそうです。


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 鈴木雅明氏は、以上の趣旨をごく簡単にお話しされて、シリーズ最後の演奏では、ルターに始まるカンタータ(斉唱)が様々な形で発展し最後J.S.Bachにより教会カンタータとして集大成されたその200年間の変遷の歴史を振りかえっていきたいとおっしゃられて、今日の演奏会が始まりました。
 

2017年11月 5日 (日)

新国立劇場 くるみ割り人形

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 新国立劇場バレエ団の「くるみ割り人形」(新国立劇場開場20周年記念公演)に行きました。「くるみ割り人形」は恒例のクリスマスシーズンの演目です。
 原作は子供向けのメルヘンですが、いろいろな版があるようです。
 
 今回のバレエでは、主役クララが夢の中で出会う出来事(くるみ割り人形とネズミの王様の戦い、お菓子の国での踊り)はもちろん主演の女性ダンサーが踊るのですが、冒頭のクララが夢見る前のクリスマスパーティや夢から覚めた場面は子供さんのダンサーが踊るのが特徴だそうです。つまり、クララは現実の世界では12歳の少女、夢の中では18歳のレディという設定で、夢見るシーンから主演ダンサーに入れ替わります。バレエを習っていると思われる子供さんたちが大勢来ているので、子供さんたちには分かり易かったのではないかと思いました。
 
 2015年暮れの熊川哲也Kバレエカンパニーの「くるみ割り人形」(今シーズンもやっているようです)との比較になってしまいますが、新国立劇場のバレエは生のオーケストラがつきますが、反面、舞台装置や演出がやや地味なような気もします。
 Kバレエでは、雪の国の精たちの踊りが大変印象的で、くるみ割り人形とネズミの王様との戦いやクララとの関係が分かり易かったと思います(ただし、音楽はCDですが)。
 今回は、オーソドックスに「花のワルツ」の群舞と「金平糖の精と王子のパ・ド・ドゥ」に力が入っていました。ネズミの顔は? ライオン? という感じでした。
 ちなみにパンフレットは、Kバレエは有料(高価)、こちらは無料ですので、解説の力の入れ方も違います。
 
 
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 開演前に3階のイタリアン・レストラン「マエストロ」でランチをとりました。
 ランチは、サラダ&スープバイキング+メイン料理+ドルチェ+ドリンクバーという構成で、まずまずでした。こちらは、初めてですがまあ開場までゆっくりできるのが良いのかなと思いました。
 
 
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 なんやかんやで、新国立劇場で1日楽しく過ごすことができました。
 
 
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撮影機材 SSONY RX1R + Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0
 

2017年8月20日 (日)

写真家 沢田教一展 ーその視線の先にー(日本橋高島屋)

 
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 ベトナム戦争の戦場写真家としてピュリッツアー賞ほか、国際的に数々の受賞をしたカメラマン沢田教一氏。昨年生誕80周年と言う節目で、各種の企画がなされているようです。東京ではこの8月開催で、マスコミでも随分と取り上げられていましたので、出かけてみました。
 
 曜日・時間帯にもよるのでしょうが、私が出かけた際には入場券を買うのにも長蛇の列で少々びっくり。時代は1960年代、やはり中高年が多いです。
 
 心を打たれるのは、ピュリッツアー賞受賞作品である「安全への逃避」に関する後日談でしょうか。単なる決定的瞬間ではなくて、家族の救出、受賞の賞金の一部を携えて記憶も定かでない村々を回って家族を探し出しことと、3度にわたる妻のサタさんの再訪、そして今回の相互訪問(当時2歳の女児、サタさん)など連綿とした流れがあることが(もちろん、マスコミなどの支援があったわけですが)、1枚の写真を通して歴史に翻弄される人間と歴史の流れや重みを感じざるをえませんでした。
 
 帰りに、沢田教一 プライベートストーリー、くれせんと出版部(2005年)を買ってしまいました。展示ではモノクロとカラー写真が混在していますが、モノクロ写真の訴求性に改めて感じ入りました。
 
 
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 戦場カメラマンといえば、「ちょっとピンぼけ」のロバート・キャパ(スペイン内戦、日中戦争、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線、第一次中東戦争、第一次インドシナ戦争)、今回の「ライカでグッドバイ」の沢田教一、「地雷を踏んだらサヨウナラ」の一ノ瀬泰造(ベトナム戦争)などの各氏が有名です。
 
 田中長徳氏によると「キャパからベトナム戦争まで、つまりあのグラフジャーナリズム全盛のヒューマニズムがまだ力を持っていた時代と、湾岸戦争以来の眼に見えない電子戦とでは、スチルカメラのジャーナリズムで占める地位というものが変わってしまったのだ。」(チョートクのカメラジャーナル No.1, 1993年5月)
 
 ちなみに、戦場におけるカメラ機材の伝説的話題としては、一ノ瀬泰造氏の弾丸が貫通したニコンF、「安全への逃避」はニコン嫌いでM3を愛用した沢田教一氏が実はNikon Fで撮っていたこと、またチョートクのカメラジャーナル創刊号では、ボスニア・ヘルツェゴビナの内戦でアメリカ人カメラマンのコンタックスT2に爆弾の破片が被弾し、新しい「カメラ伝説」の誕生か、と話題提供していました。
 
 
 最近では、ビデオジャーナリストの山本美香氏が2012年シリア内戦での取材中に殺害されましたが、ビデオジャーナリズムがスチルカメラよりも主流のようです。そうは言っても、NHKの番組(ディープピープル)で、3人の戦場カメラマン(渡部陽一氏・宮嶋茂樹氏・高橋邦典氏)の対談があったりして、再び注目されているのでしょうか。
 
 
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2017年5月18日 (木)

バッハコレギウムジャパン (2017.5)

 今回はまた、宗教改革500周年を記念したバッハ 教会カンタータのシリーズです。ちょうど500年前の1517年がその年だそうです。
 
 今回はカンタータ100番、140番、180番ほかでしたが、私好みのメロディーが多くたいへん楽しめました。シュープラー・コラール集第1曲(カンタータ140番 第4曲)が一番ポピューラーでしょうか。Bach meets the Future (Bernhard Lindner), 1991というバッハをシンセサイザーで編曲演奏した古いCDが手元にありますが、この中ではじめて知りました。
 
 
 今回のパンフレットによると、鈴木雅明氏は、自分の結婚式の花嫁入場にカンタータ140番の第1曲を友人達に演奏してもらったそうです。140番と婚礼の関係も解説されていますが、一言で表すのは難しいです。花嫁がゆっくりとバージンロードを歩く姿を想像しながら聞いていたのですが、落ち着いたゆっくりとした曲で、メンデルスゾーンやワグナーの華やかな結婚行進曲とは全く趣が違います。なんといったら良いのだろう、難しいです(苦笑)。
 
 
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Img_4780_      (パイプオルガンの左右に20周年記念のロゴが。もちろん演奏会が始まると消えていきます。)  
 

2017年5月15日 (月)

「19世紀パリ時間紀行」ー失われた街を求めてー 練馬区立美術館

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 凱旋門やシャンゼリゼ通りを初めとする現在見るパリの街並みは、19世紀中頃に行われた「パリ大改造」と言われる大事業で生まれたもので、皇帝ナポレオン3世の命を受けたセーヌ県知事オスマンが、中世以来の街並みを取り壊して新たに作った都市と言えます。
 
 この展示会は、19世紀前半までの中世的な街並みのパリと、19世紀後半の現代につながるパリの街並みの変遷やそれに伴う芸術の変化など、フランス文学者の鹿島 茂氏のコレクションを中心にして企画されたものです。このような企画は日本ではもちろん初めて、フランスでも無いそうです。
  
 東京も、関東大震災により、それまでの江戸の雰囲気を残した街並みが消失し、近代的な都市としての東京へと移り変わっていきましたが、パリは人為的に、東京は自然災害により大きく変貌したという違いがあります。

 

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 素人の私にもパリに行った想い出と重なりあって、なかなか興味深いものでした。たとえば、
 
■フランス文学者の鹿島 茂コレクション
 パリは紀元前にシテ島から始まりました。ルーブル宮殿の歴史などを紹介した本でパリの古い地図(絵図)を見た記憶があるので、いろいろな古地図(絵図)があって、興味が引かれました。ノートルダム寺院は今も昔もパリの中心。遠くに描かれている山は、モンマルトルの丘だったようです。
 
 
■パリ市の守護聖人として知られる聖ジュヌヴィエーヴ(5~6世紀の女性)
 すっかり忘れていましたが、パンテオンでも観たようで同じ絵葉書を買っていました(苦笑)。
 聖ジュヌヴィエーヴの死後、教会が建てられましたが、すっかり荒廃している中で国王ルイ15世により再建が試みられ、結局18世紀末のフランス革命の最中にパンテオンとして完成しました。しかしフランス革命でその遺骸は焼却されてしまったそうです。
 
 
 
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■皇帝ナポレオン3世と皇后ウージェニー
  「パリ大改造」の立役者です。二人の大きな肖像画がありましたが、ルーブル美術館でも同じような肖像画見たような気がします(たくさんあるのかも?)。
 マルメゾン城(マルメゾン国立博物館)でも皇帝ナポレオン・ボナパルトの家系として紹介されています。
 
 ■ NHKのBS番組 華麗なる宮廷の后たち「ナポレオン3世皇后ウージェニー」(2010)は見応えがあります。鹿島 茂氏もゲストとして出演しています。
 二人とも現代のフランスではほとんど忘れられている存在のようですが、鹿島氏は第二帝政期(1852〜1870年)の重要性を強調していました。政治的には失敗したが(メキシコ出兵の失敗や普仏戦争での敗北と皇帝自らが捕虜に)、パリの大改造がその後のパリの絶対的なブランド化を確立した、という意見は耳を傾けるものでした。
 
 ちなみに、ナポレオン3世(ルイ・ナポレオン)は不潔な街が大嫌いで大の女好きだったそうで、貧民街や路地を大通りに改造し、凱旋門やオペラ座(二人の頭文字 N、E)を作り、建築様式の統一を図り、パリ万博を開催しました(第二帝政の最後の輝き)。普仏戦争の後は家族でイギリスに亡命し、ウージェニーは94歳で亡くなりました。
 ナポレオン3世には著名な批判者が二人、カール・マルクスとヴィクトル・ユーゴーだそうです。
 
 
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■ヴィクトル・ユーゴとレ・ミゼラブル
  妻は大好き、私は苦手。
 この本は絶対に売れるとの見込みで、出版時の版権争いが激しかったそうです。フランスの挿絵画家エミール・バヤールによる少女コゼットの挿絵はたいへん有名です。この時代から、今でいうイラストレーターという仕事が存在していたそうです。
 
 
 学芸員の方のまさに企画力でしょうか。大勢の来場者がいて驚きましたが、パリのブランド力はさすがですね。
 結論、またパリに行ってみたい・・・・。
 
撮影機材 SIGMA DP2 Merrill