京都 宮脇賣扇庵

扇子に特に趣味や思い入れがあるわけではありませんが、以前京都に行った際に、男性が夏にふつうに使う扇子を宮脇賣扇庵で買い求めました。アケビの図柄で、香が焚き込められており、京都らしい工芸品だと感心しました。しかし、和紙でできているので、次第に痛んで2年程前にとうとう破れてしまいました。

2003年
12年もたつと、当然ですが、伝統的な図柄の中にも流行があるようで、すっかり変わっているようでした。今は非常にシンプルな図柄多いようです。昔のアケビの図柄は墨絵調でしたが、墨絵調の図柄は今はほとんどなく、なかなか気に入ったものが無かったのですが、ようやく探し出したのが柿でした。柿色が印象的です。開いて見ると、昔懐かしい香が香ります。この扇子で今年の暑さも何とか凌いでいきたいと思います。

2015年

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