本来はぶどう狩りの季節で、ヌーボー解禁(11月3日)まではまだ日がありますが、気分転換もかねて日帰りドライブです。
青梅市~奥多摩湖(小河内ダム)~大菩薩ライン~柳沢峠~塩山市を経て、勝沼(甲州市)到着です。勝沼は日中暑いくらいでしたが、途中の往復は標高のやや高い山岳ドライブですので、渋滞も(”3密”も)なく快適です。柳沢峠では好天に恵まれ富士山が良く見えていました。
勝沼醸造からのお手紙では、今年の梅雨は長期にわたる多量の降雨で葡萄にも病気が蔓延しその対策にたいへんだったそうですが、8月に入り梅雨明け後の盛夏になると好天と乾燥の日々が続き、ぶどうも健全な生育を取り戻し、順調に成熟に向かっているそうです。勝沼の街はまだ静かなようですが、それでもチラホラとワインお目当てのお客さんが散策していました。
シャトーメルシャン 私の知らなかった(気がつかなかった)新しいワイナリーや新しい商品ラインアップがずいぶんと出ていました。
勝沼醸造 ビデオでワイナリーを多方面から紹介しており、私も見入ってしまいました。甲州種の味を最大限に引き出すグラスとして、オーストリアのワイングラスカンパニー「リーデル」の中から選ばれた、リーデル「シャンパーニュ・ワイングラス」が紹介されていました。ちょっと価格が高いですが(笑)。
勝沼ワイナリーマーケット(新田商店) 初めてですが、商品がいろいろとあって面白いです。Kisvin Wineを初めて買ってみました。
原茂ワイン お気に入りのカフェ(レストラン)Casa da Noma(カーサ・ダ・ノーマ)が10月31日で閉店とのことで、ちょっとショックでした。
ところで、勝沼でもワインとは別にぶどうのジュースを販売しています。
いわゆる果汁100%のジュースには、1)濃縮還元ジュース、2)ストレートジュース、3)生(フレッシュ)ジュースがありますが、以下のような特徴・違いがあります。
1)濃縮還元ジュース 野菜・果物をすり潰して果汁の水分を飛ばし、5〜6倍まで濃縮。ペースト状になったものをその状態で冷凍保存。商品としてボトルに詰めるときに濃縮したペーストに再び水分(砂糖も)を加え、果汁として元に戻します。長期保存可能で低コスト。
2)ストレートジュース 新鮮な野菜・果物をしぼって、その果汁を低温で保存、容器に詰めて出荷。熱を加えていないので、味や香り、酵素などがそのまま残っているそうです。3)生(フレッシュ)ジュース 新鮮な果物をその場でしぼった、生しぼりのジュース。
実際にぶどうジュースとして飲んでみると、ストレートジュースはやや発酵したような独特の酸味・風味があります。濃縮還元ジュースはやや甘味があり、ふつうのジュースとしては飲みやすいです。生(フレッシュ)ジュースは、勝沼のワイナリーではどこも提供していないと思います。価格は一升瓶(1800ml)とワインのようなフルボトル(750ml)でほぼ同じような金額ですので、2倍程度違うようです。
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撮影機材 CONTAX645, P30+, Planar T* 80 mm F2.0, Distagon T* 35 mm F3.5, iPhone SE
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