写真紀行 (Travel & Photo) - 東京散歩(Tokyo)

2024年6月25日 (火)

青梅市 吹上しょうぶ公園(吹上花しょうぶまつり)2024年初夏 / Fukiage Iris Garden, Ohme City Tokyo, early summer 2024

 

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今年も青梅市にある吹上しょうぶ公園に出かけました。今回はちょっとタイミングが悪かったようです。まず、休耕田が2枚以上ありました。また、ガイドさんのお話では、天候のせいで早生の菖蒲が6月に入りすぐに見ごろになってしまい、菖蒲園全体としての見頃であるはずの中旬には、すでに早生は終わってしまい、結果として見た目に菖蒲の花が例年になく少なくてちょっと寂しい感じでした。まあ、そのような年もあるでしょうから、やむを得ないですね。でも、十分楽しめました。

 

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Fukiage Iris Garden Tokyo, Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.

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2024年5月22日 (水)

お鷹の道・真姿の池湧水群(東京都国分寺市)

     

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今回の散策の最後のコースです。散策する人も多く、ここがいちばん賑わっていました。

江戸時代には、この付近は尾張徳川家の御鷹場に指定されていました。それにちなんで、崖線下の湧水が集まり野川にそそぐ清流沿いの小径を「お鷹の道」と名づけられました。国分寺を代表する名所として親しまれているそうです。

「お鷹の道」に沿って「真姿の池湧水群」があります。環境省の名水百選や東京都の名湧水57選に入っています。不治の病に苦しんだ女性がこの国分寺を訪れ、この池の水で洗い身を清めるといつの日か病は癒え、元の姿(真姿)に戻ったとの言い伝えにより、「真姿の池」と呼ばれるようになったそうです。現在は弁財天が祀られています。

また近くには武蔵国分寺跡資料館と史跡の道「おたカフェ」があり一休みできます。JR国分寺駅に近い都立殿ケ谷戸公園からこちらに来ても良いかもしれませんね。

           

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May 2024 Walking trail named "Ohtakanomichi" along the Masugatanoike spring water group Tokyo, CONTAX645, PhaseOne P30+, Planar T* 80 mm F2.0, Zonnar T* 140 mm F2.8, Capture One 21 PRO

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2024年5月20日 (月)

国指定史跡 武蔵国分寺跡

 

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奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうち、武蔵国国分寺(僧寺)・国分尼寺の寺院跡です。創建は750年代末から760年代初と推定されています。詔により、国分寺(僧寺)は金光明四天王護国之寺と呼ばれ20名の僧が、国分尼寺は法華滅罪之寺と呼ばれ10名の尼がおかれたそうです。

寺院の規模は、国分寺(僧寺)の金堂を中心に東西2km、南北1.5kmの範囲に広がっていたようで、全国約60カ所に造られた国分寺の中でもかなり大きなものだったようです。古代の官道である東山道武蔵路を挟んで東側に僧寺、西側に尼寺が配置されていました。すぐ北側には国分寺崖線の湧水群があります。これらの南側には参道口があり、さらに南の武蔵国府(国史跡 武蔵国府跡)に通じていました。これらは、鎌倉時代末期の分倍河原の合戦で焼失したようです。

実際に行ってみると、付近は国分寺市内の住宅地ですが、あまりにも広大な緑地が残っていて驚きです。国の史跡に指定されたのは1922年ですが、1965年以降は国庫補助事業として史跡地の買収事業が進み、史跡の3/4ほどが公有化されているそうです。現在も調査が行われており、遺跡自体はほとんど見ることは出来ず、案内の看板のみです。近くにある武蔵国分寺跡資料館には、調査で出土した瓦や土器が多数展示されており、武蔵国分寺七重塔 推定復元模型(1/10模型)もあります。将来、現地に推定復元構造物ができたら、歴史公園として賑わうのでしょうが、現在は静に眠っているようです。

                       

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May 2024 Historical Landmark "Musashi Kokubunji" (Old big temple trace)  Tokyo, CONTAX645, PhaseOne P30+, Planar T* 80 mm F2.0, Capture One 21 PRO

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2024年5月19日 (日)

都立武蔵国分寺公園

     

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JR西国分寺駅から徒歩で約10分程度でしょうか、途中、東山道武蔵路跡(遺構)、東京都立多摩図書館、東京都公文書館、国分寺市役所庁舎(建設中)などを通り過ぎながら、都立武蔵国分寺公園に到着します。円形広場、こもれび広場、野鳥の森、武蔵の池、霧の噴水、鉄道学園記念碑などがあります。中心は円形広場のようです。それにしても、広大な緑地がこんな所にあってびっくり。1987年国鉄が分割民営化される際に、その債務を返済する目的で閉鎖された中央鉄道学園の跡地を東京都が取得して、住宅と公園が整備されることになったそうです。

      

中央鉄道学園は旧国鉄の教育機関で、1909年に設置されて以来、「東京鉄道教習所」「中央鉄道教習所」などと名称を変えながら、1961年以降は「中央鉄道学園」と呼ばれました。ここでは3年の大学課程が設けられ、同課程の学生は国鉄職員として雇用され、学園内では国鉄の制服を着用。また、修了によって国鉄内部における人事処遇で大学卒業者相当の扱いだったそうです。現在における「大学校」のような位置付けだったようです。また、国分寺駅からは引き込み線が引かれており、構内には古い鉄道車両が教育目的で多数保管されていたそうです。そんな歴史的経緯から、円形広場に鉄道学園記念碑がありました。

なお、JR国立駅北側には鉄道総合技術研究所(1907年創設、さまざまな経緯を経て、1986年国鉄の分割・民営化に伴い財団法人化)もあるので、国分寺市は鉄道と深い関係があるようです。

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公園内にはたくさんの巨木・大木があるのが印象的でした。

May 2024 Musashi-Kokubunji Park Tokyo, CONTAX645, PhaseOne P30+, Planar T* 80 mm F2.0, Capture One 21 PRO

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2024年5月17日 (金)

姿見の池・日陰山~東京・国分寺崖線 2024晩春

     

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東京の国分寺崖線と呼ばれるエリアには、1)姿見の池・日陰山、2)真姿の池湧水群(周辺には、弁済天・お鷹の道・万葉植物園・史跡武蔵国分寺(僧寺)跡・史跡武蔵国分寺(尼寺)跡・都立国分寺公園など)、3)都立殿ケ谷戸公園、4)日立中央研究所内の野川源流(春秋の庭園一般公開あり)などの湧水群があります。

国分寺崖線は、武蔵野を代表する地形で、立川市から府中市、世田谷区を通って大田区の田園調布付近まで連続する約30キロメートルに及ぶ「がけ」です。(ハケともよばれています)です。この崖は、立川付近ではほとんど段差がありませんが、府中市では15m、世田谷区からは20mを超える高さになります。この崖に沿って湧水が生じていることが多いです。

国分寺周辺の湧水群4カ所のうち、3)と4)は以前行ったことがあるので、今回は1)と2)を巡ってみました。

            

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JR中央線国分寺駅北口を出て、JR中央線・西武鉄道国分寺線の線路と日立中央研究所の間にある道をしばらく歩くと、住宅地になり、「姿見の池」の入り口があります。「姿見の池」自体は大きな池ではありませんが、散策する人、自転車で通り過ぎる人、遠方からウォーキングで来ている人など、さまざまです。再び住宅地となり、すぐに西国分寺駅に到着です。ここで、とりあえず洋食屋さんで昼食です。

             

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May 2024 Sugatami Pond Kokubunji Tokyo, CONTAX645, PhaseOne P30+, Planar T* 80 mm F2.0, Capture One 21 PRO

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2024年5月 9日 (木)

新宿中央公園 / Shinjuku Chuo Park (TOKYO)

    

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この日は平日にもかかわらず大勢の家族連れ・カップル・外国人観光客が訪れていました。休日にはフレーマーケットも開催されています。一時は、とても行くような雰囲気の場所ではありませんでしたが、本当に見違えるような変わり様です。緑の公園の周りを超高層ビル群が取り囲み、日本では多分ここでしか味わえない独特の雰囲気です。行ったことはないのですが、ニューヨーク マンハッタンのセントラルパークもこんな感じなのでしょうか。

        

このエリアは、もともとは現在もある隣の熊野神社の一部でもあり、戦前は小西六写真工業(現:コニカミノルタ)の工場敷地にもなったそうです(「写真工業発祥記念碑」があります)。戦後になると、新宿副都心計画の一環として、淀橋浄水場の跡地と合わせて公園として整備されることになったそうです。

最初は1968(昭和43年)年に都立公園として開園し、1975年(昭和50年)に新宿区立公園として再出発。1991年に現在の超高層建築の東京都庁が移転。公園の整備に努めたものの、利用者の減少とともに、2000年前後はホームレスの溜まり場にもなり、治安・防犯上の問題が浮上。その後自立支援の取り組みなどで2010年前後には公園内のホームレスは激減。さらに2013年に指定管理者制度を導入し管理を民間委託したことにより、新宿中央公園を取り巻く状況が大きく好転したそうです。

               

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公園を一周したのち、東京都庁の正面側に出てみました。せっかくなので、久しぶりに展望室に上ろうとしてエレベーターホールに行ってみましたが、長蛇の列で今日は諦めました。新宿中央公園、季節を変えてまた来てみようと思いました。


May 2024 Shinjuku Chuo Park (TOKYO), CONTAX645, PhaseOne P30+, Distagon T* 35 mm F3.5, Capture One 21 PRO

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2024年5月 8日 (水)

西新宿高層街 2024春 /  Nishi-Shinjuku High-rise area (TOKYO), spring 2024

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次は、昔からある西新宿の高層街を久しぶりに歩いてみます。見慣れたビルが現れますが、基本的には大きく変わっていない印象。新録の季節のためか、緑が眩しいです!

 

そのうちに新宿住友ビルに到着。三角形の外観から「三角ビル」と呼ばれていました。ここには昔、所用で定期的に来ていたので、懐かしい! でも、雰囲気が違って、なんかおかしい? どうやらリニューアルされたようですね。“国内最大級の全天候型イベント空間 「三角広場」”が、2020年6月に完成とされていました。

 

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May 2024 Nishi-Shinjuku High-rise area (TOKYO), CONTAX645, PhaseOne P30+, Distagon T* 35 mm F3.5, Capture One 21 PRO

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2024年5月 7日 (火)

東急歌舞伎町タワー(東京) / TOKYU KABUKICHO TOWER (TOKYO)

   

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久しぶりに、西新宿の高層街を散策してみました。

     
まず最初に、最近できたばかりの良く分からない!?「東急歌舞伎町タワー」を恐る恐る覗いてみました。遠くに見えているようで、実は西武新宿駅の横でちょっとびっくりしました。

東急系の新宿ミラノ座」が入居していた娯楽文化施設「新宿TOKYU MILANO」の跡地に、この東急歌舞伎町タワー;国内最大級のホテル × エンタメ施設複合タワーができました。建設は2019年から始まり23年4月に開業(ほぼ、コロナの最中)です。まだ開業して1年。

事前にフロアーガイド(概略を以下に)を見て行きましたが、なんだかほとんど理解できません。高齢者が行くような場所ではないのかもしれません(笑)。エントランスは本当に2階? こんな巨大な超高層ビルなのにエントランスはなんかチープ。超高層のオフィスビルと雰囲気が全く違う。エントランスを入るといきなり騒然とした「祭り」をテーマにした「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」! 誰か若い人に同伴してもらわないとダメな感じでした(苦笑)。

       
B1-B4 ZEROTOKYO
(DJ、音楽、ライティングデザイン、ライブショーを新しい形で融合させた「エンターテインメント・ジャンクション」、ナイト・エンターテインメント) 
B1-B4 Zepp Shinjuku (TOKYO) LIVE VENUE
(新宿最大級のライブハウス) 
1F-5F ENTERTAINMENT & RESTAURANTS
(エンターテインメント&レストラン、1F バスターミナル、2F エントランス?、「祭り」をテーマにした「新宿カブキhall~歌舞伎横丁」、体験型アトラクションが楽しめる「THE TOKYO MATRIX」、アミューズメントマシンが揃う、namcoTOKYO、ミュージック&プレイラウンジ「ASOBINOTES(アソビノオト)」など) 
6F-8F THEATER MILANO-Za(900席の劇場)
9F-10F 109シネマズプレミアム新宿(日本を代表する作曲家坂本龍一氏が館内BGMと音響システムを監修した映画館)
17F JAM17 DINING & BAR(ホテル運営のダイニング&バー)
8F・20F‐38F HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel(東急系のライフスタイルホテル、客室数538室)
8F・39F‐47F BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel(東急系のラグジュアリーホテル、客室数92室)

       

この少々風変わりな建物の意匠(外装デザイン)は、付近にあったとされる蟹川の水源や「歌舞伎町弁財天」から着想を得て、「水」や「水の女神」をテーマにし、噴水をイメージしたそうです。また、最初はジェンダーレストイレ(男女兼用トイレ?)を導入したけれども、批判が殺到して通常のトイレに改修したとか。

  

    

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次に、西新宿の新宿エルタワーにあるニコンプラザ東京に久しぶりに立ち寄ってみました。運悪くもうGWのお休みに。でもエレベーターホールからは、東急歌舞伎町タワー・新宿プリンスホテル・西武新宿駅が一望できます。また小田急百貨店跡地の再開発工事も上からよく見えました。

        

May 2024 TOKYU KABUKICHO TOWER (TOKYO), CONTAX645, PhaseOne P30+, Distagon T* 35 mm F3.5, Capture One 21 PRO

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2024年4月15日 (月)

昭和記念公園 サクラとチューリップ 2024年春 (2)  / Cherry blossoms (Someiyoshino) and Tulips in SHOWA MEMORIAL PARK TOKYO, Spring 2024 (2)

       

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今年の東京は3月29日にようやく桜の開花宣言が出ました。昨年より15日遅く 平年より5日遅い。今年の3月は寒の戻りが続いたため、統計開始以来1位タイの早さだった昨年より2週間以上も遅い開花となったそうです。これは過去10年で最も遅い開花です。さらには、開花から満開までは6日間で、これは概ね平均的な日数だったようです。

                  

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立川市にある昭和記念公園では、さらに3日ほど遅れて満開になったような印象でした。チューリップは品種によって開花状況が全く違うようで、全体としてはまだこれから見頃といった感じでしたが、園内のエリアによってはサクラとチューリップがともに満開でたいへん華やいだ雰囲気でした。

                                   

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April 2024 SHOWA MEMORIAL PARK in TOKYO, CONTAX645, PhaseOne P30+, Distagon T* 45 mm F2.8, Zonnar T* 140 mm F2.8, Capture One 21 PRO

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2024年1月15日 (月)

新宿花園稲毛神社へ初詣、近くの「玄海しょくどう」へ

  

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この1月、2度目の初詣ですが、たいへん珍しく新宿繁華街の神社に初詣をする機会に恵まれました。

靖国通りを新宿歌舞伎町を横目に眺めながら雑踏の中を歩き、都電の引き込み線跡を利用した遊歩道「四季の路」に入り、ふたたび飲み屋街が連なる「新宿ゴールデン街」を横目に眺めながら、一旦明治通りまで抜けます。花園稲毛神社の周りを一周して、正面の参道入り口にようやく到着です。

新宿遊歩道公園「四季の路」は、昭和45年3月に廃止された都電13系統(新宿駅前~水天宮前)の専用軌道敷を整備し、昭和49年6月に遊歩道公園として開園したそうですが、新宿付近の都電にはまったく記憶が残っていないですね。

 

 

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新宿 花園稲毛神社ですが、新宿の街の中心にあり、江戸時代に内藤新宿が開かれて以来、新宿総鎮守・街の守り神として祀られています。創建の時期ははっきりしませんが、徳川家康が江戸に入った1590年にはすであったそうです。

境内には昭和にできた芸能浅間神社があり、八代亜紀ほか芸能人の奉納者の名前が多く並んでいるほか、藤圭子の『圭子の夢は夜ひらく』の歌碑が建立されています。芸能関係の催し物などが定期的に開かれています。この日も報道各社のカメラマンが大勢いて、芸能関連のイベントが開かれていたようです。祭神の木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)は火中で出産するという強さをもつ女神だそうで、本来は火難除け、安産・子授けの信仰対象のようです。芸能との関係は分かりません。

       

ところで「内藤新宿」は、江戸時代に設けられた宿場の一つで、甲州街道に存在した宿場のうち、江戸日本橋から数えて最初の宿場でした。「内藤新宿」の開設にあたっては浅草商人が莫大な金額を上納して願い出たのですが、幕府の厳しい審査がありました。宿場を運営する町人や近隣集落は公用通行に対して人馬の提供を行う義務があり、通行量が増加すると人馬の提供は大きな負担となったようです。一方で、旅籠屋や茶屋などで繁華街・行楽地・岡場所(色町)としても賑わうメリットも大きかったそうです。

  

       

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花園稲毛神社を後にして、ふたたび靖国通りを歩いて老舗水炊専門店「新宿・玄海」に到着です。ちょっと先にはヨドバシカメラ(ヨドバシホールディングス)の本社があって驚きました。水たきは主に九州と関西で食されてきた鍋料理で、水で炊く事によって出汁を作りながら具となる野菜と共に食べますが、最も味を抽出しやすい事から水たきと言えば鶏を使用することが一般的だそうです。東京では、こちらの創業者が初めて紹介したと考えられているそうです。「玄海・本店」では水たきのフルコース料理が、「玄海しょくどう」ではランチなどが提供されています。

         

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私はこちらのお店は初めてでしたが、ランチメニューは丼物+水炊きのセットメニューとなっているようです。例えば、親子丼+水炊きスープセット、親子丼+水炊き小鍋セット、親子丼+水炊き大鍋スープセットのような組合せです。私は炭火焼き鳥丼・水炊き小鍋セットを注文、ご飯は普通/大盛りを尋ねられたので、なんとなく大盛りを頼んだら、かなりのボリュームで食べ過ぎになりました(笑)。親子丼も焼き鳥丼も水炊きのスープも、一般のお店で食べる味とかなり違っていて、なかなかのお味でした。

普段めぐる新宿界隈とはちょっと違った体験で、良いお店も教えてもらい、有意義な一日となりました。 

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