花 - その他

2024年4月 9日 (火)

埼玉県小川町 カタクリ/ニリンソウ/仙元山 (2) / Dogtooth Violet, Saitama Prefecture, Japan, Spring 2024 (2)

 

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埼玉県のほぼ中央部にある小川町。東武東上線とJR八高線が通り、「和紙のふるさと」「武蔵の小京都」などと呼ばれる里山が広がる小川町。ここもうん十年ぶりに訪れました。

ここには、かつての里山の風景を取り戻す目的で始められた地域の保護活動により形成されたカタクリの一大群生地があります。エリアはほとんど連続していますが、一応「カタクリとオオムラサキの林」「西光寺境内」「カタクリとニリンソウの里」の3つに分かれています。

 

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カタクリ自体は全体として見頃をやや過ぎた状態でしたが、大きな群落もあり、まだ十分美しく咲いていました。奥多摩の御前山のカタクリなどと比べてもたくさん咲いているのですが、里山のためか下草(雑草)もすでにかなり生育しており、カタクリの周辺や背後がごちゃごちゃした印象でした。

          

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April 2024 Dogtooth Violet, CONTAX645, PhaseOne P30+, Zonnar T* 210 mm F4.0, Apo Macro Planar T* 120mm F4.0, Capture One 21 PRO

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2024年4月 5日 (金)

埼玉県小川町 カタクリ/ニリンソウ/仙元山 (1) / Wind Flower, Saitama Prefecture, Japan, Spring 2024

       

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埼玉県のほぼ中央部にある小川町。東武東上線とJR八高線が通り、「和紙のふるさと」「武蔵の小京都」などと呼ばれる里山が広がる小川町。ここもうん十年ぶりに訪れました。

ここには、かつての里山の風景を取り戻す目的で始められた地域の保護活動により形成されたカタクリの一大群生地があります。エリアはほとんど連続していますが、一応「カタクリとオオムラサキの林」「西光寺境内」「カタクリとニリンソウの里」の3つに分かれています。

ニリンソウはそれほど大きな群落ではありませんが、可憐でちょうど見頃で綺麗でした。1本の茎から特徴的に花が2輪ずつ寄り添って咲く姿から、「二輪草」の和名の由来となっています。

ニリンソウ(二輪草)は、以前上高地でよく見ましたが、俳句では晩春(清明から立夏の前日まで〜おおよそ4月)の季語となっているので、特に高山植物というほどではなく本来は里山にも普通に咲いている花のようです。春の若葉は山菜に利用されますが、花がついていない若葉のころは、猛毒をもつトリカブトやウマノアシガタの若葉にもよく似ているので十分な注意が必要だそうです。

        

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April 2024 Wind Flower,  CONTAX645   PhaseOne P30+   Apo Macro Planar T* 120mm F4.0  Zonnar T* 210 mm F4.0   Capture One 21 PRO

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2023年12月 9日 (土)

ガーデン・シクラメン

 
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10月上旬に園芸店に行った際に、秋に植えて冬の間咲いてくれる花を相談しました。冬の間咲いてくれる花というとパンジー・ビオラ・クリスマスローズなどがありますが、これらは植え付けがもう少し遅いし、少し違った花をということで話をしたのですが、そこで「ガーデンシクラメン」の提案があり、初めて買ってみました。

ガーデンシクラメンは、耐寒性のある原種のシクラメンを元に育成された小型のシクラメンで、耐寒性が弱い一般的なシクラメンとは異なり、冬の屋外でも比較的楽しむことができるそうです。改めて調べてみると、苗の植えつけは10月中旬~11月中旬、開花期は10月中旬~4月中旬と意外と長いです。

買って2ヶ月ほど経ちますが、順調のようです。それぞれの花も長持ちするようで、頻繁に花が入れ替わるという感じではないです。また、苗自体もどんどん大きくなるような感じでもありません。園芸店では一つだけ注意されました。それは水やりで、根元に直接やると根腐れしやすいようで、必ず周囲から水をやるように言われました。今回はお試しで濃い赤と白を一株ずつ買いましたが、来シーズンはもう少し増やしても良さそうです。

 

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December 2023 TOKYO, CONTAX645  PhaseOne P30+  Apo Macro Planar T* 120mm F4

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2023年6月 6日 (火)

国営昭和記念公園(立川市)〜ハナショウブ 2023年初夏

 

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こちらのハナショウブは、日本庭園と花木園菖蒲田の2箇所で見られますが、どちらかというと先に花が咲く(早生〜中生の品種が多い?)日本庭園の方に行ってきました。

 

日本庭園は江戸時代に発展した「池泉回遊式庭園」と呼ばれる様式で、日本庭園の様々な伝統技術が散りばめられているそうです。歴史のある日本庭園には常緑樹が多い(紅葉する木が少ない)のですが、こちらは紅葉する落葉広葉樹が多く、明るい武蔵野の樹木林をイメージしているそうです。ハナショウブは、かなり大きな池の一角で育てられています。それほど広い部分で見られるわけではありませんが、池の中のスイレン、池の周辺に点在する数寄屋建築などの和風建築の眺めとのセットで、ハナショウブを楽しむことができます。開花情報を見ながら出かけましたが、見頃は例年に比べてかなり早かったようです。

 

 

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撮影機材 CONTAX 645 Phase One P30+ Zonnar T* 210 mm F4.0

 

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2022年5月14日 (土)

オーベルジュ オーパ・ヴィラージェ(裏庭編) 南房総 2022年春 / Auberge OPA Village in the Southern Boso Peninsula Japan, Spring 2022 (Backyard Images)

 

南房総(房総半島南端に近い洲崎と野島崎の間ですが)のオーベルジュ「オーパ・ヴィラージェ」に行って来ました。南房総は30~40年ぶりですので、現地の状況が良くわかりませんでした。ビジネスホテルはあまり無いようですし、ホテルやペンションはコロナのせいもあると思いますが、ウェブサイトを見ても営業状況が良く分からず、こちらのオーベルジュにしてみました。

オーベルジュ(Auberge)とはフランス語で「旅籠」で、「郷土料理を提供するレストラン付きのホテル」を意味します。日本でも実態は宿泊施設を備えた「レストラン」で、オーナーは料理人であることが多いそうです。一方、ペンションは家族で経営するヨーロッパ生れの小さな”ホテル”(通常は自宅兼用)で、日本では通常夕食・朝食が提供されています。

オーベルジュ「オーパ・ヴィラージェ」は、フレンチを中心とした、完全にミニ・リゾートホテルといった感じです。創業者の方のお話が、いくつかのウェブサイトに掲載されているので、少し抜粋して紹介します。;「オーパ・ヴィラージュ」という名前は、作家の故 開高 健先生の作品から頂いた。1980年のオープンにご来館頂いた時の直筆「オーパ」がフロントに飾ってあります。OPA(オーパ)!は、ポルトガル語で「わっ」「おっ」と驚いた時に発する一言です。南房総の辺鄙な所に突然おしゃれな空間が出現して、皆様に「わっ」と感動を与えられればいいなと思います。経歴を見ると、料理人というよりは、ホテルのサービス・経営の方がご専門のようです。それにしても開業以来40年、バブル崩壊や現在進行中のパンデミックをくぐり抜けて営業を続けているので、これは凄いことだと思いました。

半円形状の車寄せから正面エントランスを眺めます。手前にミニ噴水? 左側にアーケード状のアプローチ、左手にはテラス(テラスレストラン兼用)、右手にはハート型のプールなどの庭園が見えます。
建物は緩くアーチを描いた細長い2階建てです。この建物、実は7棟の小さい建物からなっています。このあたりが「ヴィラージェ」たる由縁なのでしょう。1番目から3番目まではレストラン・ショップ・管理棟、4番目から7番目までが宿泊棟です。したがって、食事に行くときには必ず一旦屋外に出て行くことになります。

  

 

建物の裏手に出る通路が2箇所あります。建物の連結部にある狭い不思議な空間で、ちょっと別の世界への入り口のような雰囲気です。裏手には、現在でもやや荒涼とした借景の中に、花が咲き乱れた庭園と田んぼがあります。


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全体としては南フランスのプロバンスのイメージでしょうか。正面からの明るい印象と、裏手からのやや複雑で屈折した印象が対象的です。創業者のアイデアなのかホテルなどを得意とする設計者のアイデアか分かりませんが、1980年当初としては確かにたいへん斬新な設計で「オーパ」の目的は果たしていたと思われます。

April 2022  Auberge OPA Village,  Southern Boso Peninsula Japan, CONTAX645 Distagon T* 55 mm F3.5, Fujicolor PRO 160NS Professional, Film Scanner EPSON F3200

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2022年4月17日 (日)

オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開 2022春

 

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駐日オランダ王国大使館主催の「オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開」という新聞の記事に目が止まりました。わずか2日間だけ、それも2015年以来の7年ぶり、大使公邸内も見られるとのことで、急遽、混雑や入場定員オーバーを覚悟で日曜日に(笑)出かけてみました。

地下鉄神谷町下車、大使公邸に向かって少し歩くと、すでに長蛇の列。それでも早めに来たためか、整理券に書かれた時間(10:00入場)は直ぐでした。

コースは、公邸入口(守衛所)~公邸正面玄関~公邸内部~庭園~庭園を巡る外周散策路(林間コースに日本庭園の面影)~公邸側面~側道?~ストロープワッフルの販売テント~側道?を戻って出口へ、という感じでした。目安は30分ほどのようでしたが、約1時間ほどいました。入場制限のおかげで過度の混雑はありませんでした。

今年の大使公邸には、本国から取り寄せた過去最多種となる70種類、約13,000輪のチューリップが植えられているそうです。庭師さんもいました。日本の一般の公園では見られないような、珍しいチューリップもあったのかもしれません。また、あちらこちらに黄色の大きな靴のモニュメントがありますが、これはオランダの伝統的な黄色の木靴を模したものでした。

初代公邸が1923年の関東大震災で倒壊し、1928年に再建築されてから約100年だそうですので、昔からここにあったようですね。公邸内には、チューリップのさまざまなフラワーアレンジメントが展示されており、華やかな雰囲気を醸し出していました。個人的にはこちらの方に物珍しさもあり、見惚れてしまいました。

 

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ストロープワッフルの販売は、ウクライナ応援企画だそうです。公邸正面玄関の上にも、ウクライナの国旗の色の水色と黄色が掲げられていました。ストロープワッフルは、薄く焼いた1枚の生地をスライス。2枚になった生地の間にキャラメルシロップをサンドしたオランダの伝統的なお菓子。お土産に1個買えば良かったと反省。また、ふと見ると木々の間から東京タワーが間近に見えていました。

外に出ると、15:30入場の整理券を配っていました。まだ、長蛇の列が続いていましたが、まもなく整理券も無くなったようです。

(全画像はこちらへ) チューリップガーデン編  大使公邸編


撮影機材  SONY RX1R Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0

 

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2021年4月20日 (火)

奥多摩 御前山〜カタクリの花 2021年春

 

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田中澄江さんが、その著書「花の百名山」(1980年)で奥多摩三山の御前山(標高1,405m)を代表する花として紹介しています。発芽から開花まで8 - 9年(あるいは7 - 8年)ほどかかると言われ、地上に姿を現す期間は4 - 5週間程度で、群落での開花期間は2週間ほどと短いため、ニリンソウなどとともに「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)とも呼ばれているそうです。
 

妻もむかし御前山でカタクリの群落を見たそうですが、今はどれほどのカタクリが見られるのだろうかと、あまり期待しないで出かけました。小河内ダムから登ると、御前山への最後の上りにかかる場所が "群落地” のようです。確かに比較的数が多く、金網などで保護されていました。その他でも、登山道の脇に点々と咲いており、十分楽しめました。以前はGWの頃が見頃だったようですが、昨今の温暖化や今年は特に3月が暖かったために、時期的にも良かったようです。それにしても可憐な花です。

 

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全文はこちらへ(1)(2)

撮影機材  CANON EOS 7D Mark II EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM

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2021年4月18日 (日)

昭和記念公園のチューリップ 2021年 春

 

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緊急事態宣言が解除された後もしばらく閉鎖されていましたが、4月上旬ようやく再開されました。
早速出かけてみました。ちょうどチューリップが満開! 名残りのサクラが少々、菜の花、そしてシャーレ・ポピーがポツポツと・・・・。開園早々はまだ人影も少ない渓流広場、ふと気がつくともう大勢の人たち・・・・。早めに切り上げて帰りました。

 

(全文はこちらへ)

 

撮影機材 CONTAX 645, Phase One P30+ , Apo Macro Planar T* 120mm F4, Distagon T* 55 mm F3.5

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2021年2月25日 (木)

紅梅に月

 

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散歩していると、紅梅の間に黄昏時の月が垣間見えました。

その足で、パスタを食べに。今シーズンの牡蠣もそろそろ終わりです。
間も無く桜の季節に。

 

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撮影機材 iPhone SE

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2020年9月21日 (月)

昭和記念公園 2020 初秋

 

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この時期、キバナコスモスも終わりに近づき、普通のコスモスはまだちらほらの状態。
人影の少ない園内です。


そんな中で、路上にはトチノキの実がたくさん散らばり、イチョウの木には銀杏がたわわに垂れ下がり、季節の変化を感じさせます。

7月の長雨のためか、キノコもたくさん顔を出しています。

 

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(こちらもどうぞ)

撮影機材 SIGMA DP3M

 

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