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2024年9月12日 (木)

<movie> 北アルプス 野口五郎岳, 水晶岳, 三俣蓮華岳, 黒部五郎岳 2024夏(5)~ 水晶小屋から黒部川源流域、三俣蓮華岳巻道をへて黒部五郎小舎小屋へ / <movie> JAPAN ALPS Mt. Noguchigoro, Mt. Suisho, Mt. Mitsumatarenge and Mt. Kurobegoro Summer 2024 (5) ; from Suisho Huute to Kurobegoro Huute

 

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水晶小屋から黒部川源流域、三俣蓮華岳巻道をへて黒部五郎小舎小屋へ (from Suisho Huute to Kurobegoro Huute)

 

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鷲羽岳&ワリモ岳
 
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水晶岳
        
    

今回の縦走も後半となります。前半の絶好の好天から、天候も少しづつ変化しているようです。   

深いガスの中を水晶小屋を出発します。水晶小屋から少し下ると、幅広い尾根に出て周りは草原のような場所を歩いて行きます。しばらく行くと、ワリモ岳・鷲羽岳へ向かう「ワリモ北分岐」に到着です。今回は黒部川 最初の一滴を目指して、黒部最源流部へ向かいます。分岐から一気に下ります。ガスの切れ目から、水晶岳・ワリモ岳・祖父岳・黒部源流部などが見えてきます。「岩苔乗越」に到着です。高天原山荘(温泉)へ下る岩苔小谷の道、黒部源流部へ下る道、祖父岳から雲ノ平に向かう道が交差します。ようやくキリが晴れてきたので、高天原方面を目を凝らして見ますが、高天原山荘が見えているのかどうか分かりませんでした。

                    

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黒部源流域
    

黒部川 最初の一滴を目指して下りますが、周辺は草原状態なので、意外とあっけなく「最初の一滴」から流れ出てくる小さな渓流に出合います。本当の「最初の一滴」はこのワリモ岳の中腹のようです。高山植物が咲き乱れる中、静かに流れています。その流れに手を浸してみると、意外と冷たくありませんでした。やや期待はずれ? ふと見上げると、「岩苔乗越」「ワリモ北分岐」に向かう人影が見えています。小さな小径に咲き乱れる高山植物を楽しみながら、渓流沿いを下って行きます。

ワリモ岳や祖父岳からの水をいつの間にか集めて、この渓流もだんだんと大きくなっていきます。祖父岳・雲ノ平方面に向かう渡渉部に到着です。ロープが張ってあります。近くには、「黒部川水源地標」という立派な石碑が立っています。この後は、やや大きくなった黒部川源流から離れてしばらく歩くと、黒部川に流れ込む小さな渓流に出会います。ここから三俣山荘への登りとなります。ロープが張ってあり、昨年は「三俣山荘登り口」がロープにぶら下がっていましたが、今は無くなっていました。

三俣山荘到着です。山荘の前には、ちょうどインバウンドの団体ツアーの方も大勢いて賑わっていました。「展望食堂」で昼食にジビエ丼を食べます。受付で三俣蓮華岳北側巻道の残雪の状況を確認します。飲料水も補給。ここまでくると、飲料水もようやく無料です(笑)。

                        

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三俣蓮華岳 巻道へ
    
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鷲羽岳&三俣山荘
  

テント場を過ぎ三俣蓮華岳に向かって少し登りだすと、巻道への分岐に出ます。意外なことに、この分岐からしばらく登ったところに残雪がありました(私は、もっと先、三俣蓮華岳 北側斜面の水平トラバースのどこかに残雪があると思っていました)。意外と残雪がたくさんあるという感じで、踏み跡もほとんど無いので、キックしながらゆっくりと登りました。ここではdocomoも圏外、登山者も少なく、山荘は近くても助けも呼べない。ここを登り切ると、水平トラバースになります。鷲羽岳と三俣山荘が良く見えます。突然ヘリが飛んできました。荷物も無しで・・・・?

               

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三俣蓮華岳巻道から見る北側山腹斜面
         
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雲ノ平
   

この水平トラバースは祖父岳などからもよく見えます。水平トラバース区間に入ると三俣蓮華岳北側斜面の全体や、山頂からの合流点付近もよく見えて、黒部五郎小舎までもう少し? という安心感が芽生えます。雲ノ平方面が見えますが、淡々とした巻道で、面白味には欠けるかもしれません。行き交う登山者はごくわずか。悪天候時でも問題は無さそうです。途中、手がしびれそうになる冷たい湧水がありびっくり。周辺に残雪があるわけでもないのに・・・・。

三俣蓮華岳山頂から下ってくる登山道と合流します。次第に天候が悪化してきます。再び稜線歩きです。黒部五郎小舎まですぐのような感じで歩いていますが、なかなか着かない。 とうとう小雨に、仕方がなく雨具を着る。標高2661mのピークを下ると、チングルマの群落に遭遇します。最後の急な下りに入る。まだdocomoが繋がっています。docomoが繋がらなくなると、まもなく赤い屋根の黒部五郎小舎に到着です。雨が一時的に上がり、小屋の前にはのんびりとくつろぐ登山者が溢れています。

 

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水晶小屋から黒部川源流域、三俣蓮華岳巻道をへて黒部五郎小舎小屋へ (from Suisho Huute to Kurobegoro Huute)

August 2024 from Suisho Huute to Kurobegoro Huute Japan Alps, Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S. and iPhone 13

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