ドコモ「持ち込み機種変更」「Apple StoreでiPhone購入」
・・・・・ケータイに疎い者の独り言(2)・・・・・
1)ドコモの「持ち込み機種変更」
iPhone SE(第一世代)を5年半(バッテリー交換なし)で使っていたところ、さすがにバッテリーの劣化が激しくなり、自宅のWifiで使用する場合はともかく外出して電波を拾う形で使う場合は、バッテリーがあっと言う間に無くなってしまう状態になりました(苦笑)。そこで新しいiPhoneを物色することになったのですが、バッテリーは出来るだけ大きいものを、でも最新機能まではいらない(価格も高いし)、と言うことでちょっと古い旧型のiPhone 13に眼をつけました。ドコモショップにあれば、ショップでごく普通に「機種変更」をしたのですが、いつの間にか在庫がなくなっている。何気なくApple Storeを見ると、iPhone 13の新品がまだ各色・各データ容量、どれでもあることに気がつきました。価格もかなり安くなっています。これならば、iPhone本体はApple Storeで好きなモデルを買って、ドコモと回線契約をすればいいや、と言うことになりました。
Apple Storeでも対応キャリアによっていろいろな購入方法があるようですが、基本はiPhone本体のみ購入で、SIMカードはついてこないようです。この場合は、ドコモオンラインショップ「ご用意いただいた携帯電話機をドコモのSIMカードでご利用する際のお手続き」に説明がありますが、AppleやAndroidを全て含んだ一般的な説明なので、分かり難いように思います。
そこでドコモショップで事前確認を行います。ショップでは特に嫌な顔もされずに、こちらの質問や確認事項についてきちんと説明をしてくれました。ドコモとの回線契約は変わらず、古いiPhoneから新しいiPhoneへの変更なので、ごく簡単でSIMカードを入れ替えるだけと説明されました。SIMの入れ替えをショップに依頼できるのかと尋ねると、あまりにも簡単・短時間の作業なので、有償の作業にならない。iPhoneの初期設定やデータ移行ができないならば、SIMの入れ替えとセットで有償の作業になるかもしれない。皆さん、自分で簡単に出来ますよ! とのこと。このような機種変更を「持ち込み機種変更」と言うそうですが、念押しされたのは、iPhone本体(本体の管理、初期設定、メッセージ・メールなどの基本アプリの設定管理)の取り扱いは全て自己責任となり、ドコモの責任は回線契約のみだということ。通常の「機種変更」では落下による液晶の破損などに対してドコモの修理サービスなどもあるが、「持ち込み機種変更」ではそのようなサービスは受けられない。サービスが必要ならばApple Careに入る。ドコモとしては、「持ち込み機種変更」(と言っても、実際にはショップに持ち込みする必要はないのですが)の場合、スマホが変更になっていることをドコモはシステム上は把握できない、プランなどの契約内容も従来通りで一切変わらないとのこと。またApple Storeでの購入は、分割払いの場合は審査に時間がかかる場合もあるので、急ぐ場合は一括払いの方が良いとのことでした。
2)Apple Storeからの購入
Macの購入でもApple Storeを利用したことはありますが、iPhoneの場合、実にあっけなくかつスマートに完了です。もちろん希望したモデルをゲットです。一番驚いたのは配送が非常に速いことです。一体どこから配送されてくるのだろうかと思いました。送り状を見てもよく分かりません。
3)自分で「持ち込み機種変更」
・まず旧iPhone のデータ整理。移行すべきデータを再確認して、必要なデーターだけicloudに保存されるように整理します。対象はメール、いわゆる連絡先(名前・住所・電話・メールアドレスなど)、画像、インターネットのお気に入りURLなど。重要な画像データはMacにもバックアップ。
・SIMカード交換 久しぶりのためか、SIMカードがピン(クリップ)でなかなか取り出せない。特に古いiPhoneでは固まっているのか、悪戦苦闘。
・初期設定 新しいiPhoneにSIMカードを入れ、電源に繋ぐと、初期設定メニューが出るので、それに従っていく。データ移行には、古いiPhoneからの自動移行と手動で新規に移行の選択があり、試しに手動で進むとicloudのデータがないと警告されて、もう一度工場出荷状態へ。自動移行で進むと、MACのパスワードを要求されるがなぜかリジェクトされて何度もやり直し。複数持っているApple IDとパスワードも再度確認した後にもう一度再開。けっきょくトラブっているパスワードは、所持している複数のMacのうちの1台の購入時のコンピュータアカウントのパスワードであることが判明。さらに何度もパスワードや電話番号を入力して認証を切り抜けると、自動的に古いiPhoneデータの転送が始まって移行作業が完了!(この場合、新旧iPhoneの本体同士を近づけることでデータ移行が進みますが、これを「クイックスタート」と言うそうです) 続いて、初めてのフェイスIDの設定。設定のために顔をiPhoneの前でいろいろ回すけれども、何度かやり直しているうちに、要領よく顔を回すことができます。これで基本的な設定が完了。
・iPhoneのiMessageとSMS/MMSの確認、ドコモの+メッセージのインストール、移行したメッセージや連絡先の確認など;
ドコモ契約の場合、Apple端末同志の場合は携帯キャリアに関わらずiMessage(メッセージ)が使えるので文字数制限や画像添付などについて問題ないのですが、相手がAndroidなどの端末の場合には相手のMMS(メディアメッセージングサービス)/SMS(ショートメッセージサービス)からは受信できるのに、自分のiPhoneからは送信ができないということになっています(ソフトバンクやauでは問題なくSMS/MMSの送受信ができますが、ドコモだけの特殊事情です)。これはけっこう使い難いです。したがって、スマホの電話番号(メッセージ)ではなく、スマホやパソコンなどの一般のメールアドレスを利用してメールしてしまうことが多いです。ただ、初めての相手の場合、状況がよく分からずメッセージ/メールのやり取りがうまくできず困ることがあります。
・ドコモメール (@docomo.ne.jp)
結論から言ってしまうと、旧iPhoneの設定でドコモメールのプロファイルをまず削除した上で、新iPhoneにおいてWifiをオフ(ドコモ回線使用)してインターネット接続・テザリング接続は解除・Safariブラウザからドコモの「iPhoneドコモメール利用設定」にアクセスして、ドコモメールのプロファイルの再設定を行います。これで、新iPhoneのメールアプリにドコモのフォルダが作成されます。
iPhone機種変更後の「iPhoneドコモメール利用設定」の解説はよくあるのですが、旧iPhoneでのプロファイル削除はあまりにも常識的すぎるのか、ウェブ検索してもなかなかこの重要な点が見つかりません。このプロファイル削除自体は、いろいろなトラブル処理の方法としても使われているようです。そもそも、旧iPhoneでプロファイルの削除が出来ていないと、新iPhoneでのドコモメールのプロファイルの再設定が出来ません。インストールしようとしても何も反応しません。一方、Wifi接続の旧iPhone(SIMカードは既に無い)には、不思議なことに(?)いつまでたってもドコモメールが来ます(笑)。
旧iPhoneでのプロファイル削除方法です。ホーム画面から「設定」「一般」「VANとデバイス管理(プロファイル)」「iPhone利用設定ver.〇〇(ドコモメール利用設定)」と進んで「プロファイルを削除」。
新iPhoneでのプロファイル再設定方法。ドコモのウェブサイトから「iPhone・iPadでドコモメールを使う」「設定手順 3. iPhoneドコモメール利用設定」で行います。dアカウントのID、パスワードが必要となりますが、簡単に終了します。
これで、ようやく新しいiPhoneがふつうに使えるようになりました(^^;)
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