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2023年11月23日 (木)

北アルプス高瀬川最深部へ(5) 信濃大町「鹿ジビエと手作り定食カイザー」

 

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七倉から下山して、この日は信濃大町駅前のホテル泊まりです。三俣山荘グループでは山小屋としては珍しくジビエ料理を出していますので、大町でジビエ料理の店を探すとまずこのお店、「鹿ジビエと手作り定食カイザー」が出てきます。ホテルを出る際に、念の為、お店に電話して営業を確認します。

 

行きはJR信濃大町発18:03~JR北大町着18:06というちょうど良い時間の列車がありましたので、これで行ってみることにしました。この時間、帰宅途中の高校生が多かったでした。北大町駅、小さな無人駅で駅前も真っ暗(笑)。下車した男子高校生2人もすぐに闇に消えてしまう。駅の出口が目的地と反対側で、一瞬方向性を見失しなってしまいます。慌ててiPhoneのマップを見て、現在地と目的地を確認。まず小さな踏切を渡ります。道路自体は大きいけれども、周囲は真っ暗。歩道があるけれども、街路灯があるわけでもなく、こんなところで転んで怪我でもしたら元も子もないと思いながら、足元を注意深く見ながらゆっくり歩きます。ヘッドランプを持って来ればよかったと後悔(笑)。しばらく真っ暗な道を歩くと、反対側に煌々と灯りのついた建物と大型バスや乗用車から降りる多数の人たちが見えます。なんだろうと思い、再びマップを見ると市の文化会館のようです。イベントでもあるのでしょう。多少遠回りをしてしまい、ようやく「鹿ジビエと手作り定食カイザー」に到着。徒歩17分。

 

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「鹿ジビエと手作り定食カイザー」 一見すると、和風メニューのごく普通の食堂です。基本は普通の和食メニューで、スペシャルとしての鹿肉メニューは、主にステーキ、しゃぶしゃぶ、カツ、メンチカツの4種類です。オーダーはもちろん鹿肉ステーキです。セット内容は、鹿肉ステーキ(200g)+ご飯0.7合(大町コシヒカリ 標準1合! 0.7合、0.5合の選択肢がある)+味噌汁+サラダ+漬物。生中ビールも。晴嵐荘と協定があるようで、晴嵐荘のスタンプを持って行くとサービスのジュースが頂けました。ご飯の標準1合にはびっくり、少し考えてしまいました。また生ビールも中と大があり、最近は生大はあまり無いような気がして、こちらも少し迷いましたが、鹿肉を味わうためにアルコールは控えめにしました。鹿肉ステーキはボリューム満点、ジビエの臭みや違和感は一切なく、美味しく頂くことが出来ました。大満足! マスターは長野県認定ジビエマイスター、元山小屋小屋番だそうです。

 

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お店には1時間ほど滞在。時計を見ると信濃大町行きの列車は今出たばかり。次の列車に乗ろうとすると、あの真っ暗な無人駅で30分以上も待たないといけない。これは避けたい。改めてマップを見ると、店の前の通りをずっと行くと道なりで、信濃大町駅前に出ることを確認。外は寒いほどでもなく、30~40分歩くことにします。しばらく歩くと市街地中心部のメインストリートになり、さらにアーケード街となります。このあたりまで来ると、人影もちらほら出てきます。ふと気がつくと、そこに明日行く予定の三俣山荘図書館があるではないですか。ラッキー。アーケード街に並ぶお店の中には、昔の面影を残す趣のあるウインドディスプレーを出しているところや、いろいろなポスターが貼られています。今年は黒部ダム60周年記念で、いろいろなイベントがあったようです。その昔、父に誘われて黒部立山アルペンルートに行ったことを懐かしく思い出しました。駅前ホテルに着く頃に、ちょうど次の大町行き列車がホームに入ってきました。結局のんびり歩いて35分。旅行者にはタクシーがお薦めのようです。

 

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