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2022年10月29日 (土)

上越 火打山 / 高谷池ヒュッテ & 笹ヶ峰 / 明星荘

 

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火打山 / 高谷池ヒュッテ

 
 高谷池ヒュッテは妙高市の妙高観光局が管理運営する山小屋です。妙高高原駅前に妙高観光局のインフォーメーションが(笹ヶ峰行きのバス停も)あります。高谷池ヒュッテのウェブサイトを見にいくと、宿泊予約は、モンベルの予約システムを利用するようになっています。妙高観光局が管理運営をすべてモンベルに委託しているのかと思いましたが、そうではなく予約システムだけだそうです。ヒュッテでの現金取り扱いが非常に少なくなり、スタッフの負担軽減も非常に大きいのでしょうね。 

 地方自治体が運営する山小屋のためか(多分、運営予算の関係もあると思いますが)、北アルプスなどの通常の山小屋と勝手が違う点も多々あるので、気になる点は事前に確認した方が良いと思います。それらの不便さをカバーする魅力がこのエリアにあるのだと思いました。

 

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・モンベルの予約システムはクレジットカード決済のみです。宿泊代金は予約と同時にクレジット引き落としがなされていますので、キャンセル規定に十分注意する必要があります。
・スタッフのマンパワーや厨房が最小限の機能しかないためか、夕食や朝食は本当に最小限です。連泊しても同じ食事です。
・売店もありますが、昼食となるようなものはカップラーメンしかありませんので、昼食のお弁当(小さめのおにぎり2個)を頼まないと食べるものが手に入りません。行動食・非常食を余分に持参した方が良いです。
・細かいことですが、少額ながら有料のサービスが多いです。

・ヒュッテの水は湧水ではなく高谷池から汲み上げているそうです。飲料水用は煮沸してあるそうです。
・ウェブサイトにも書いてありますが、乾燥室はありませんが、更衣室は複数あります。ヒュッテの屋内でも全体的にやや寒いので、濡れた衣類・着替えには注意した方が良いかもしれません。
・宿泊用の部屋(大部屋)は、いわゆる二段ベット式のよくある形です。間取りとして一人分の幅は十分広いのですが、間仕切りのカーテンがちょっと不思議でした。

・これもウェブサイトにも書いてありますが、携帯電話はDOCOMO・auで電波微弱、Softbankで使用不可です。DOCOMOでも(多分 au も)繋がるのはヒュッテの特定の場所のみ、それもアンテナが立ったり立たなかったり非常に不安定で、送信できるのはほぼテキストメールのみでした。スタッフの業務用連絡もこの環境だそうで、衛星電話は無いそうです。

・夕食終了後、談話室でビデオ放映(火打山の四季、高山植物)、NHK天気予報、スタッフからの明日の天気・登山のアドバイスがありました。最近は、ななかまどが十分に綺麗な赤にならず、ポスターやパンフレットにあるような、黄色と赤が入り乱れた美しい紅葉にはなかなかならないそうです。スタッフの方々は少人数で良く対応されていると思いました。

 

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笹ヶ峰 / 明星荘

 
 山小屋は60年ほど前から3代にわたっているそうです。山小屋は、15年前に雪で倒壊し、現在の建物に建替えしたそうです。笹ヶ峰のバス停(終点)および登山口(登山ゲート)のすぐそばにあるので、利便性が高いです。

 
 こちらのウェブサイトには、「山小屋『明星荘』 当小屋は、火打山、妙高山への登山者専用の宿泊施設です。登山の前泊、下山後の宿泊にご利用ください。一般観光客の方は大変申し訳ございませんが、ご宿泊はできません。」という説明があります。ウェブサイトの画像を見るとなんとなく想像がつきますが、どちらかと言うと山小屋というよりも簡易民宿風(風呂なし)です。新型コロナ感染症の影響もあるのでしょう、ごく少数のお客さんしか受け入れていないような印象でした。予約は電話が基本のようですので(メール・インターネット予約は無し)、電話してみないと空室状況も分かりません。

 

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 夕食・朝食とも和食の家庭料理です。夕食では実に久しぶりにいわな?の甘露煮を頂きました。ご主人は厨房、話し相手は主に奥さんですが気さくな方です。
 この付近、携帯電話(メール)は問題なく使えました。また通常の電気が来ていますので、夜もヘッドランプは不用です。下山時も昼食かカフェで立ち寄るつもりでしたが、下山がバスの乗車時間ギリギリになってしまい、ダメでした。

 

撮影機材 Panasonic LUMIX S1 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.  ( iPhone SE )

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