青梅丘陵ハイキングコース

正月三が日が明けての足慣らしです。
JR青梅駅から鉄道公園へ向かい、永山公園がスタート地点です。コースの全長は11.5 Km。
前半、矢倉台(展望台)まではハイキングコースというか地元の人たちの遊歩道のような感じです。途中4つの休息所があり、筑波山・スカイツリー・新宿・西武ライオンズの白いドーム球場などが良く見えました。行き交う人たちは、お正月の挨拶をしたり、ペットを連れたり、荷物なしの散歩姿であったり、まさに顔見知り同士の地元の人たちという感じです。全体的に明るい、歩きやすいコースです。永山公園の北側には「青梅の森」というハイキングコースもあり、初日の出がよく見えることで人気のある展望台もありました。
後半は、矢倉台から、三方山~幸垣山~雷電山~榎峠を結ぶ本来のハイキングコースです。こちらはぐっと人が減って、出会った人は数人でした。コース全体として展望はあまり良くありません。ようやく着いた三方山は小さなピーク、最後にやや急な登りの後にたどり着いた幸垣(からかい)山は幸垣城跡だそうですが、最近人気のある山城(跡)の雰囲気はすっかり失われています。幸垣城は、青梅地域の中世豪族三田氏の城で、矢倉台は多摩川を見渡す物見櫓だったそうです。1563年、三田氏は八王子の北条氏に攻められ、一旦は逃げ延びたものの滅亡しました。山頂付近は石灰岩で、大正末期まで採掘が行われており、今は薄暗い中に巨岩が立ち並んでいるだけで、山城の遺構は少ないようです。ここも休息したり、昼食を食べるような感じではありませんでした。最後の雷電山には小さなベンチがありました。榎峠まで下ると、あとは車道(の歩道)を歩きながら、途中高水三山へ向かう分岐を見やりながら、JR軍畑駅に到着です。軍畑(いくさばた)という地名も、中世の戦乱に由来する地名のようです。
撮影機材; CANON EOS 7D Mark II EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM
| 固定リンク
「Canon」カテゴリの記事
- ニコンミュージアム企画展「光学ガラスの軌跡」(2022.11.05)
- 梅雨明けの奥高尾トレッキング(2021.07.18)
- 奥多摩 ドライブで澤乃井などを巡る(2021.05.18)
- 奥多摩 浅間嶺トレッキング(2021.06.16)
- 奥多摩 御前山〜カタクリの花 2021年春(2021.04.20)
「写真紀行 (Travel & Photo) - 国内(Japan)」カテゴリの記事
- 奥武蔵 越上山 2023新春トレッキング(2023.01.14)
- 奥多摩 大菩薩ラインから甲州市へ 2022晩秋(2022.12.01)
- 南八ヶ岳南東側山麓(甲斐大泉)から見る富士山 2022秋(2022.11.23)
- 上越 火打山 / 高谷池ヒュッテ & 笹ヶ峰 / 明星荘(2022.10.29)
- 上越 初雪の火打山 2022秋(2022.10.14)
「トレッキング」カテゴリの記事
- 奥武蔵 越上山 2023新春トレッキング(2023.01.14)
- 上越 火打山 / 高谷池ヒュッテ & 笹ヶ峰 / 明星荘(2022.10.29)
- 上越 初雪の火打山 2022秋(2022.10.14)
- 初めて聞く熊よけホイッスル(2022.09.04)
- 北アルプス 双六岳カール お花畑 2022年夏(2022.08.28)
コメント