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2020年4月27日 (月)

カメラ回顧録(21)  Fuji GW690II Professional

 

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早朝 中央アルプスから南アルプス南部、富士山を望む

 

富士写真フィルム株式会社(当時)のレンジファインダー式中判カメラとしては、Fuji GW690II Professional, Fuji GSW690II Professional, Fuji GW670II Professional の3種類(レンズの焦点距離と画面サイズだけが異なるシリーズ)がありました。

GW690II の主な仕様は、
画面サイズ 56 x 82.6 mm
フィルム送り 2回巻き上げ
シャッター レンズシャッター
シャッター速度 1~1/500 sec
レンズ EBCフジノン 90mm F3.5 最短距離1m
距離計 二重像合致式連動距離計
サイズ・重量 H 120 x W 200 x D128mm , 1445g (フード装着時)
その他ちょっと珍しい機能 シャッターショット数カウンター
(露出計 なし)
発売1985年6月

今にしてみると、変わった操作方法ですが、シャッタースピードとレンズ絞りはレンズフードを引き出した状態で、それぞれのリングを回して設定します。使用説明書にまた変わった説明が!「本機をご使用される大半の方々が、常時ショット数の多いプロ写真家(写真業)とご推察いたします。・・・・・・・」とあり、シャッターショット数カウンターを利用して5000ショット毎に必ずオーバーホールに出すように書かれています。シャッターの調整と巻き上げ機構のメンテナンスのようです。

このカメラをよく見かけたのは、観光地などでの大人数の記念写真撮影(学校の修学旅行や団体旅行など)だったと思います。営業写真館の方が使うカメラで、あまり個人のアマチュアが趣味で持つようなカメラではなかったと思います。そんな中、なぜ買ったのか? 長らくNikon FやF2を使用していた中でいつしか中判カメラを使ってみたいと思うようになりました。当時は6x4.5, 6x6, 6x7, 6x8, 6x9など多数ありましたが、サブとしての用途でしたので価格やコンパクトさ、できるだけ大きなフィルムサイズということで、このGW690IIとなりました。1986年当時の標準価格は155,000円。ちなみにキヤノンニューF-1(AEファインダー付き)ボディー160,000円、ニコンF3ボディー139,000円でしたから、35mm一眼レフの多様な機能に比べて貧相な機能の(露出計も内蔵されていない)GW690II、けっこう高価なカメラに思えました。ところで弁当型と評されるFUJIFILM GFX 50R(センサーサイズ 約44×33mm)ですが、そのサイズ・重量はボディのみで W 160.7 x H 96.5 x D 66.4, 775g ですので、GW690II は大きくて重いです。このII 型までは直線基調のかっちりとした外観でしたが、1992年発売のIII型は曲線を取り入れた丸っこいボディとなり、シリーズ完了となります。

 

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GW690II はミノルタの露出計とセットで購入しました。結論としては、数年間所持してスナップ・風景・山岳写真を撮りましたが、うまい写真は撮れずに終わりました。技術的には露出計が上手く使いこなせず、露出の微妙なところが上手くいきませんでした。また、プリントしてもどうも最初期待していたような仕上がり(描写の質?)になりませんでした。フィルムサイズが大きくなれば確かに緻密な描写になるのですが、描写の質とは異なるように思えました。

廃棄したフィルムも多く、残った少数のネガ・ポジを始めてフィルムスキャンしてみました。GW690IIの購入は1980年代後半ですが、他のフィルムと保管方法が違うためか、Fuji、Kodakともネガフィルムはかなり退色が顕著で、一部は補正しきれませんでした。

 

 

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デジタル化してみた画像の印象です。


・昔プリントした時と同じ印象ですが、描写が非常にあっさりとしています。後年購入したCONTAX645の濃密な描写と比べると、非常に物足りなく思います。このあたりが手放した最大の理由かと。
・スナップやポートレートなどの中距離撮影では非常に高精細の描写ですが、風景・山岳などの遠景撮影では期待以上には質感が上がっていない印象です。これは手持ち撮影で、微ブレがあるためかもしれません。あるいは、集合写真撮影が主たる目的なので、中距離で最高画質になるようにレンズ設計がされているのかもしれません。
・モノクロ画像で見る高精細さはやはり圧巻で、さすが6x9版でした。
・カラー撮影に関しては、きちんとした三脚を使って段階露出をマメにやれば良かったのかもしれません。
・何れにしても当時は、本当に下手だったとつくづく思います。GW690II は使いこなせずに終わってしまいましたが、懲りずに今度は露出計内蔵のレンジファインダー式中判カメラを探すことになります。

 

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撮影機材 Fuji GW690II Professional, EBCフジノン90mm F3.5(35mm版換算39mm)
Fujicolor100, KODAK PKR, KODAK TMX, EPSON F3200

 

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2020年4月14日 (火)

コロナ禍の 春らんまんも 心なし (2)

 

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サクラもはや葉桜となり、公園などは色とりどりの花で、もう花盛りです。

あちらこちらで西洋シャクナゲが咲いています。春の野菜、のらぼう菜のことも忘れていました。

本来ならば、いちばん過ごしやすく楽しい季節ですが・・・・。

 

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2020年4月12日 (日)

コロナ禍の 春らんまんも 心なし

 

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サクラもはや葉桜となり、公園などは色とりどりの花で、もう花盛りです。
本来ならば、いちばん過ごしやすく楽しい季節ですが・・・・。

 

 

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2020年4月 6日 (月)

旧正丸峠~伊豆ヶ岳トレッキング(埼玉県)2020冬

 

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新型コロナ感染症の最中、人の多い都心に出かけて感染を心配するよりも、郊外の山中の方が安心だと思い、気分転換にトレッキングへ出かけてきました。

西武秩父線正丸駅〜旧正丸峠〜川越山〜正丸山〜環境庁の展望台・休憩所〜現在の正丸峠(車道)〜小高山〜五輪山〜伊豆ヶ岳山頂〜五輪山〜正丸駅といった一般的なコースです。しかし、昨年秋の台風19号の影響で沢筋や伊豆ヶ岳周辺では登山道が荒れていました。また平日とはいえ、出会った人は10人ほど。

 

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正丸駅に下ってきてもう一度登山情報を確認しますが、登山道の最新情報に乏しいですね。昔は西武鉄道もこの付近のハイキングにはたいへん力を入れていましたが、現在は人気もないのでしょうか? コース途中にトレイや売店・茶店もなし。途中の道標も朽ち果てていたものが多く、環境庁の道標だけは新しいです。駅前の売店も早々と閉店。それにしても31年ぶりの伊豆ヶ岳でした(苦笑)。

(全文を見る (1), (2)

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撮影機材 CANON EOS 7D Mark II EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM

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2020年4月 2日 (木)

これも異常な暖冬のおかげ?

 

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久しぶりに都心に出ました。新型コロナ感染症に伴う外出自粛要請で、やはり山手線など、かなり空いていました。


ところで、桜(ソメイヨシノ)とツツジが一緒に咲いているのを見かけました。色のコントラストがなかなか印象的でしたが、これって多分、初めて?

ふだんは、桜の花が終わって葉桜になって、ハナミズキとツツジ・さつきが咲き出していたと思うのですか。やはり今年の異常な暖冬のためでしょうか?

 

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