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2019年8月30日 (金)

特別展「三国志」 / 東京国立博物館 2019夏

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※武神として崇拝を集める関羽ですが、この明代(15~16世紀)の青銅製の関羽像は、そのような神格的表現はとられておらず、数ある関羽像の中でも屈指の「美関羽」像だそうです。今回の展示品の中では最も格好良く迫力のある像で、最初は一瞬これが2~3世紀のもの?と勘違い(笑)。

 

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上野の東京国立博物館平成館で開催されている日中文化交流協定締結40周年記念 特別展「三国志」に出かけてみました。

 

「三国志」というと、吉川英治の「三国志」(日本での底本;定番本)、NHKの「人形劇 三国志」(1982年~1984年)、NHK BSでの三国志関連(曹操高陵も含めて)の番組、映画「赤壁」などいろいろあります。三国志に関する名言・格言も数多という感じです。しかし、どうも具体的にイメージし難いというのも、出かけてみた理由の一つです。

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※ NHK「人形劇 三国志」で使用された人形は、現在長野県飯田市の川本喜八郎人形美術館に所蔵・展示されているそうですが、今も鮮やかな人形で驚きます。

 

歴史書としての「三国志」は西晋の陳寿(西暦3世紀の人)により書かれています。魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の三国が争った三国時代ですが、日本では卑弥呼の時代に相当します。卑弥呼というと、有名な「魏志倭人伝」を思い出しますが、この「魏」が三国志の魏に相当します。

歴史書の「三国志」やその他の民間伝承や説話を基にして、明代の初め(14世紀)に成立したのが歴史小説としての「三国志演義」だそうです。「漢王朝の血を引く高潔な主人公劉備」と「王朝を支配し専横を振るう曹操」という対立軸を中心とします。ここでは曹操、諸葛亮、関羽が3大主人公ですが、曹操は奸臣・残忍・覇王などの悪役のイメージ(実際には南宋時代12~13世紀から評価が変わり、2009年曹操高陵の発見も加わり、現在は改革家のイメージが定着)、諸葛亮は悲劇の名軍師(行動を共にする劉備玄徳は正義の人)、関羽は劉備玄徳に仕え豪傑・軍神のイメージ(その後、関羽信仰を通して金儲け・商売繁盛の神様へ、アヘン戦争で没落するが、華僑により再び世界へと、イメージが二転三転)です。呉の孫権は脇役のイメージで良く分かりませんが、正史「三国志」の陳寿よれば、功績を称えるも、「その性格は疑り深く、容赦なく殺戮を行い、晩年に至ってそれが愈々募った」と評したそうです。

 

展示のポイントは、「「リアル三国志」を合言葉に、漢から三国の時代の文物を最新の成果によってひも解く」だそうです。NHK「人形劇 三国志」の当時の人形が多数展示されていたり、曹操高陵の原寸大墓室が再現されていたり、写真撮影可だったり、普段とはずいぶん違ったイメージでした。時代背景的な説明は、日本ではまだ卑弥呼の時代に、こんなことをやっていたんだ、こんな生活をしていたんだと、興味深い点がいろいろとありました。

展示の流れは、

1 曹操・劉備・孫権 英傑たちのルーツ
~曹操は父祖伝来の勢力基盤を引き継ぎつつ漢王朝の中枢で実権を握る

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2 漢王朝の光と影
~黄巾の乱

3 魏・蜀・呉 三国の鼎立

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4 三国歴訪

~日本の古墳から出土する三角縁神獣鏡の源流を解く鏡:方格規矩鳥文鏡 青銅製 後漢~三国時代(魏)・2~3世紀

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※「鏡」はこんな風に使用されていた!

 

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※多層灯 死後の世界を照らす土製の灯り

 

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※揺銭樹 不老不死の女性、仙人、400枚の銅銭などが木の枝に繋がる信仰の証

 

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5 曹操高陵と三国大墓
 曹操の墓の所在については1998年に現場近くで墓誌が見つかり信憑性が非常に高まり、2006年に盗掘跡が見つかり、2008年から本格的な発掘調査が始まりました。曹操を意味する「魏武王」の文字が刻まれた石牌(せきはい)も見つかりました。非常に巨大な墓ですが、遺物には珍しい宝物はなく、「墓は質素に」にという遺言どおりの質素倹約、薄葬だったようです。

 

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※曹操を意味する「魏武王」の文字が刻まれた石牌(せきはい)

 
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6 三国の終焉 - 天下は誰の手に
魏の武将 司馬氏一族、司馬炎が建てた西晋王朝。

いつも不思議に思うのは、三国志の英雄(その子孫も含めて)の誰もが統一をできなかったこと。魏の一介の?武将が建てた西晋王朝が成立し100年振りに再統一するが、西晋はわずか50年で滅亡、魏晋南北朝時代が270年ほど続き、ようやく隋・唐による大帝国の成立となります。「三国論」の蘇轍は、「曹操・孫権・劉備は、智も勇も同程度だったために、だれも天下を得ることができなかった」と評したそうです。

 

たまたま同じような列に並んで一緒に見ていた、身なりのきちんとした中国人のお母さんと小学生くらいの娘さん。日本在住の方か、中国本土あるいは台湾・シンガポールなどからの旅行者かどうかわかりませんが、お母さんが娘に一生懸命説明しているのが印象的でした。

 

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撮影機材 SONY RX1R, Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0

 

2019年8月25日 (日)

ハクサンシャクナゲ 2019夏_北八ヶ岳北横岳

 

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 今年は天候がはっきりしないので出かけるのが遅れてしまいました。

 坪庭付近ではハクサンシャクナゲはほとんど花が終わっていましたが、7月下旬北横岳登山道の三岳分岐点から北横岳山頂付近まではハクサンシャクナゲが見頃となっていました。

 
 シャクナゲと言っても高山植物ですので、都会で観る西洋シャクナゲのような華やかさや大きさはありません。小ぶりで色も白地に淡いピンクが入るくらいの地味な花ですが、山の中ではよく目立ちます。

 

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撮影機材 SIGMA DP3 Merrill

 

2019年8月24日 (土)

北八ヶ岳 北横岳 2019夏

 
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 2年ぶりの北横岳です。この日、天候不安定で強風で雲の流れが非常に速い中、雲やガスの切れ目から一瞬見えた南八ヶ岳の峰々です。南峰からは縞枯山荘の青い屋根がちょうど見えます。

 

 北峰からは、蓼科山と浅間山が見えています。それにしても風が強すぎて、木々の中で風を避けながら休憩です。北横岳には何回も来ていますが、今回はなぜか一番楽勝の登山でした。自分でも不思議な思いです。

 

 

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撮影機材 SIGMA DP3 Merrill

 

2019年8月17日 (土)

パークハイアット東京 (PARK HYATT TOKYO) 2019 ~ 展望とレストラン

 

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パークハイアット東京はビルの最上部(39階から52階)に入っているので、昔からその展望の良さは特筆されています。ホテルの高さという点からは、地上60階とか70階とかのホテルもあるので一番高い場所にあるわけではありませんが、本当の東京都心部からちょっと離れた西新宿という地の利から、東京をまさに一望できるというのがミソだと思います。

 

客室からの眺めは、良くわかりませんが、都心側(東京スカイツリー・NTTドコモ代々木ビル・東京タワーが見える)と富士山側(富士山・関東西部の山並み・東京オペラシティ・東京多摩地域が見える)の二つなのでしょうか。

 

47階にはプールとフィットネスクラブがあります。プールの片隅からは東京都庁をはじめとする西新宿の高層ビル群が見えます。

 

 

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52階の最上階でエレベータを降りると、眼下には西新宿の高層ビル群と47階のプールが見渡せます。ここからの夜景は何回見ても美しいと思います。「ニューヨーク グリル」(New York Grill) からは、代々木公園・渋谷・川崎方面など主に首都圏南部が見えています。今回は「ニューヨーク グリル」はパスしました。

 

 

 

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お隣にはこれまた有名な「ニューヨーク バー」(New York Bar) が並びます。こちらの窓際からは都心側が見えていますが、窓際の席に案内されることはよほど運が良くないと無さそうです。外国人演奏家による生バンドが1時間おきに入ります。以前はバンドにリクエストを出したら本当に歌っていただき、感激したことがありますが、今はそんな感じではないようです。今回は、あまりこだわらずにカルフォルニア・ワインを頼みました。相変わらず外国人のお客さんが多くて、日本にいることを忘れそうです。ここにいると本当にハイテンションになってしまい、時間が過ぎるのも忘れてしまい、気がつくと午前零時です。ちょっと席を立ったついでに隣の「ニューヨーク グリル」を覗きます。テーブルセッティングはされているものの、当然ですが人気もなく、営業中の賑わいとは違う不思議な感じでした。

 

 

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40階の「梢」(Kozue)、今回はしゃぶしゃぶを頂きました。ちょっと驚いたのがしゃぶしゃぶ用の専用鍋。家庭用の鍋と違うのは当然として、日本人の感覚と少しが違うような豪勢な作り!これってインバウンドのお客さん好みなのかなとも思いました。しゃぶしゃぶ自体はもちろん大満足!ちょっと気になったのは、途中からやって来た外国人家族連れ。オーダーがなかなか決まらず、隣の私たちも気が散って仕方がありませんでした。日本料理にどの程度の予備知識があるのかわかりませんが、スタッフが英語で丁寧に説明しているのですが、やはりイメージがわかないのでしょうね、どれにするか堂々巡りをしているようでした。邪道かもしれませんが、外国人客にはお料理の写真を見せるとか、工夫が必要にも思いました。

 

 

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41階の回廊の途中にある「ジランドール」(Girandole)。朝食はやはりここになります。モノクロ写真(ヨーロッパのカフェで寛ぐ人々)が壁面いっぱいに広がる手前の席がお薦めです。ただ、スタッフは通常、お客さんを奥の窓際の席へと案内していきます。奥の席からは都心側が見えますが、お客さんが大勢いる関係でなんとなくざわざわしています。ビッフェになりますが、朝食にやってくるお客さんを観察したりしながら、壁面の写真を見ながらのんびりと落ち着いて朝食をいただきます。


撮影機材 SONY RX1R, Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0

 

2019年8月10日 (土)

北八ヶ岳 縞枯山荘 2019夏

 

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 縞枯山荘には定期的に通っているようでも、よく調べると数年間もブランクがありました。天候が定まらず予定よりも遅れて出かけたために、坪庭付近ではハクサンシャクナゲはほとんど花が終わっていました。残念!

  

 最近はこちらでも鹿が増えて困っているそうです。私たちも夕食後、外に出てみると、なんと3頭の鹿と間近で眼があってしまいました。縞枯山荘周辺の緑も心持ち変化している? カモシカも目にする機会が減ってしまったようです。

 

 

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撮影機材 SIGMA DP3 Merrill

 

2019年8月 5日 (月)

パークハイアット東京 (PARK HYATT TOKYO) 2019

 

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 新宿副都心のはずれにある新宿パークタワー、その最上部(39階から52階)にあるパークハイアット東京。1994年開業ですから、今年開業25周年です。当時すでに日本のバブル景気は崩壊していましたが、現在まで人気の高い、世界的にも有名なホテルができていました。当時は「東京新御三家ホテル」の一つともてはやされました。新宿パークタワーは東京ガスが建設・所有していることもあり、パークハイアット東京も東京ガスの関連会社が運営しています。

 「パークハイアット」は、ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ(Hyatt Hotels and Resorts)の中では、隠れ家的コンセプトを持つスモール・ラグジュアリホテルのブランド。

 建物の設計はかの有名な丹下健三氏、内装デザインはこれまた有名な香港を拠点に活躍するアメリカ人建築家ジョン・モ―フォード(John Morford)氏。帝国ホテルの設計を手掛けたフランク・ロイド・ライト氏の弟子に当たるそうです。もう80歳くらいのご高齢の方のようです。パークハイアット東京の内装は、デザイナーの名前をとって『モーフォード グリーン』とも言われるそうで、その独特な色合いが上質で落ち着いた雰囲気を演出していると言われています。

 唯一の難点は都心部のホテルとしてはアクセスが必ずしも良くないこと、でもこれが逆に「大人の隠れ家」感を高めているのかもしれません。また、新宿パークタワーに到着してホテルのレセプションに至るまでの高揚感が、何度行っても不思議なほど感じられます。

 

 まず、2階のエントランス。タクシーで来ると当然こちらのホテル・エントランスに到着しホテルのスタッフに案内されます。一方、新宿パークタワーのシャトルバスで来るとパークタワーの正面玄関に到着するので、ホテルのエントランスには”裏口”から入るような状態となり、ホテルのスタッフが気がつかないことがあるようです。エントランスにはアンソニー・ドナルドソン氏によるオブジェがあります。

 エレベーターホールには、イギリス人アーティスト、ロビン・ワイラー氏によるフロ結城氏のたくさんのアートがあります。

 エレベーターで41階へ。一面ガラス張りで緑が多い「ピーク ラウンジ」(カフェ)が広がります。長い回廊を進むと、ヴェラ マーサー氏のモノクロ写真(ヨーロッパのカフェで寛ぐ人々)が壁面いっぱいに広がるダイニング「ジランドール」。
 次は越前谷嘉高氏の「フォーシーズンズ」を見ながら回廊を折れると、「ライブラリー」と呼ばれる図書館や書庫を思わせる巨大な書棚が並びます。

 次にホテル専用のエレベーターホールを過ぎて、ようやくレセプション・キャッシャーのコーナーに到着です。

 

 

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 15時チェックイン、部屋は前回と同じタイプ、デラックス・ツインです。かなり久しぶりの滞在ですが、第一印象は、変わっていない! でした(笑)。

 色は緑、黒、ベージュを基調、シンプルながらスタイリッシュなデザイン、シンプルなベッド。壁のリーフ(葉)のオブジェやバスルームの絵画も相変わらずでした。『開業当時から「タイムレス」をコンセプトにしている時代に左右されない洗練されたデザイン』だそうですが、それを実現しているところはそれほど多くはありません。

 備品や設備の更新・補修などはいつもされているのだと思います。ちなみに、前回は、当時としても時代遅れになっていたレーザーディスクがまだあり笑ってしまいました。今度は普通の?テレビでした。変わっていないという安心感、その反面、2階のエントランスからレセプションまでのいつも感じる高揚感に対するギャップもやや感じてしまいました。

 眺めの良い窓からは、間近には東京オペラシティの高層ビル、首都高の車の流れ、多摩方面の街並み、遠くには富士山が見えます。

 部屋の観察、備品の点検をし、眺めの良い窓を確認し、お茶を飲んで一休みです。

 

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撮影機材 SONY RX1R, Zeiss Zonnar T* 35mm F2.0

 

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