アメリカ空軍太平洋音楽隊 vs 航空自衛隊航空中央音楽隊
初めて米軍と自衛隊の音楽隊の演奏会に出かけてみました。
アメリカ空軍太平洋音楽隊 パシフィック・ショーケース コンサート(主催 立川いったい音楽まつり実行委員会)、航空自衛隊航空中央音楽隊 第3回定期演奏会「パワー・オブ・ミュージック」(主催 ルネこだいら)です。
非常に対照的でした(笑)。
米軍の方、コンサートはジャズ演奏です。チケット500円で完売。地元の人が多いです。司会は、通訳兼コーディネーターと言った感じの人で、写真もムービーも撮り放題、みなさんSNSに是非あげて欲しいといった調子で始まります。演奏は、部隊のアマチュアバンドではなくて、厳しいオーディションを勝ち抜いたセミプロに近い専属隊員のようです。立川に近い横田基地に所属しているとのこと。総員24名、今日は12名程度でした。クラシックの演奏会とはまったく違うさばけた雰囲気で大変盛り上がった2時間でした。
帰りにふと見ると、隊員が乗ってきたバスと楽器などを運んできたトラックがいました。いずれも青く塗装されており、車のナンバープレートはU.S.Goverment で始まる青い文字のナンバーでした。珍しい車両を見たというおまけ付きでした(笑)。
自衛隊の方、こちらはもう”お硬い”です! 無料ですが往復はがきで申し込み、一応? 抽選とのこと。はがきには注意書きがびっしり、「消防法により・・・・・・」なども。こちらも地元の方が多く、ほぼ満席だったようです。開演前には、写真撮影や録音は固くお断り・・・・のいつものアナウンスが。そしてオープニングに際して、「御起立お願いします。国歌 君が代を演奏いたします。」配布されたプログラムも、もうまさに自衛隊の広報という感じ(笑)。
こちらは大編成の吹奏楽団ですが、音楽大学でウインドシンフォニーとしてやるクラッシク系でもないし、良く聞く行進曲でもないし、私も詳しくないのでよく分かりませんでしたが、吹奏楽専門の作曲家・編曲者の作品が多いような感じでした。女性隊員の方も多いですが、さすがに音大ほどではないです。立川の駐屯地所属だそうです。こちらも2時間近く、ソロ演奏した隊員の方のパフォーマスなどもあり、後半は盛り上がっていました。アンコール曲もたくさん!終了後は、隊員の方たちとの握手会?なども。
ちょっと気になって調べると、自衛隊の音楽隊は陸上・海上・航空自衛隊ごと、中央音楽隊・方面音楽隊などたくさんあって、音大出身者も含めてなかなか人気があるそうです。入場時に渡されたチラシの中には、「東京消防庁音楽隊 創立70周年記念コンサート」も。 米軍にも、ちょっと見ただけでも、在日米陸軍軍楽隊、米海軍第7艦隊音楽隊、米海兵隊第3海兵機動展開部隊音楽隊、・・・などたくさん出てきます。古くは、オスマントルコの軍楽隊も有名ですね。金管楽器、意外とバイオリンなどの弦楽器よりも就職先が豊富だったりして。
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