
LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S. (ガラス越しに撮影)
LUMIX S1Rがどうも気になってしまい、写真家相原正明氏のトークショーに合わせたタッチ&トライにもう一度行ってしまいました(苦笑)。
相原正明氏のお話は、最近出した写真集「Earth*rait 光彩の大陸 オーストラリア」の裏話などをLUMIXの機材に絡めた約75分のトークショーでした。ちなみにEarthraitとはEarthとPortraitを組合せた相原氏の造語だそうです。
相原氏の思う自然の色調とグラデュエーションをjpg撮って出しで(もちろん様々なカメラ内設定がされていますが)出してくれるのは2社のカメラだけだそうで、その1社がこのLUMIXだそうです。相原氏のホームページを見ると、過去にはFujiが多くて、NIKONが少し、最近はLUMIXといった感じですので、もう1社とはFujiのことのようです。
カメラ設定を煮詰めて写真を撮る、つまりノートレミング、画像処理無しのjpg撮って出しが基本だそうです。後処理に依存すると緊張感のある写真が撮れないという主義だそうです。
富士フィルムのプリンターさんによれば、マイクロフォーサーズのカメラでもキチンとした撮影ができていれば、写真展に必要なサイズでも全く問題ないそうです。このあたりは多少のリップサービスもあるのかもしれませんが、確かにそうなんでしょうね。その一方で、最近はS1Rのハイレゾリューション1.8億画素で高精彩印刷も行っています。
話の冒頭で、なぜオーストラリア? がありました。相原氏の青年時代、パリ~ダカール・ラリー(パリダカ)という有名な車やオードバイのラリーがありました。相原氏もオートバイで参加しようとしたそうですが、「パリダカならぬパリダケにならないように」と忠告され、つまり日本人参加者はアフリカに渡った初日でリタイヤー!というのが多かったそうで、まずオーストラリア大陸の砂漠でオードバイの訓練をするということになったそうです。私自身は、面白く参考になったお話も多く、実りの多い時間でした。
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
LUMIX S PRO 50mm F1.4 (多少手ぶれ?)
肝心のタッチ&トライですが、操作感の再確認と屋外の撮影を中心にしました。
操作感ですが、一番気になるのは電源のスイッチです。これもプロの意見だそうですが、スイッチが平らでどう見ても頻繁に電源をON/OFFするような感じではないですね。手袋をしていたら使えないような感じ。プロは電源を入れっぱなしなんでしょうか。バッテリー容量が大きい割にはカタログ上の撮影可能枚数はそれほど多くないし。ただ、相原氏はバッテリーが自社製なのはパナソニックだけ、優秀なバッテリーと持ち上げていましたが、これはセールストークかと。何れにしても、バッテリーの消耗を抑えるために電源のON/OFFを頻繁にする立場からは、よくわからない点です。
前回は室内の撮影用のお花が中心でしたが、今回は前のみゆき通りの光景を歩行者を避けながら撮ってみました。と言っても、多くはガラス越しですが。また、相原氏はEVFでWBをマニュアル調整しながら撮影するそうで、私も真似してみました。普段は撮影中にこんな細かいことはできないので、途中どれが良いのか分からなくなり最後は適当になってしまいました。出てきた画像はもちろん撮って出し、それも適当な設定の画像ですが、どのレンズでも、私の手持ち機材よりはかなり濃厚というか、独特の質感でした。50mm F1.4のボケ方も綺麗でした。このような質感が手持ちの機材でも出せるのかどうか、RAW現像の際にちょっと頑張ってみようと思いました。
LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S. (ガラス越しに撮影)
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撮影機材 LUMIX S1R, LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S., LUMIX S PRO 50mm F1.4, LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S
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