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2018年9月27日 (木)

山梨県勝沼の100%葡萄ジュース

 

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 葡萄ジュースですが、まず「濃縮還元」と「ストレートジュース」という分類があります。

 「濃縮還元タイプ」は市販のジュースに多いタイプで、濃縮還元とは、果汁の水分だけを抜いてペーストにし、後で新たな水を加えて戻す方法のことです。主に原料が海外産のもので、ペーストにして量を減らすことで、輸送コストを削減するために行われています。市販の「果汁100%ジュース」(あるいは天然果汁100%)の多くはこのタイプです。
 
 もう一方の「ストレートジュース」は、100%果汁を低温殺菌した後にパックや瓶に入れられたもので、水分は100%果汁です。
 「赤」では、ポリフェノールが多く含まれている「コンコード」という品種が多く用いられいます。白は「ナイヤガラ」という白ブドウが使われます。
 
 この「ストレートジュース」の中には、一般的な飲料メーカーではないワインメーカーが製造している葡萄ジュース(葡萄液)があります。特徴はワイン醸造用のぶどうを搾った果汁100%のジュース(葡萄液)で、味わい深く、一度これを味わってしまうと一般のジュースは飲めなくなります。ワインよりもポリフェノールなどを多く含んでいるそうです。ただし、ワインメーカー製でもジュース用の「コンコード」「ナイヤガラ」を使ったものからワイン醸造用のぶどうに限定したものまで様々ですので、確認した上で買うことが必要です。値段はかなり高めです。
 
 これらはワイナリーショップや酒屋で取り扱われています。通販でもよく目にしますが、勝沼の現地に行ってみるとどこで売っているのか分からなかったり、ワイナリーでも店頭に置いてなかったり品切れだったり、欲しい時になかなか買えない印象です。多分、生産量も少ないのでしょうね。
 車で出かけた際には、テイスティングができないと言うと、代わりにこの葡萄ジューズを出してくれたりします。

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