« 雨の横田基地日米友好祭2016 (2) (Japanese-American Friendship Festival, Yokota Air Base, Japan) | トップページ | グタグタ過ごす、まだ暑い秋の一日 »

2016年9月26日 (月)

バッハ・コレギウム・ジャパン (2016.9)

Img_3703_2_


 今回の主たる演目は、世俗カンタータの 音楽劇「急げ、渦巻く風よ」BWV201ーフェーブス(ポイボス=アポロン)とパンの争いーです。
 
 このカンタータの題材は、古代ローマの詩人オウイデイウスの「変身物語」の中の「パンとフェーブス」のエピソードをアレンジしたそうです。「パン」とはギリシャ神話の牧神で、葦笛を得意とします。「フェーブス」(ドイツ語)とは同じギリシャ神話の音楽の神アポロンのことで、竪琴(リラ)を奏でます。パンがフェーブスに音楽で挑戦するのですが、このカンタータでは葦笛と竪琴を、歌の競演(歌合戦)に変更しています。
 
 
Img_3710_
 
Img_3719_
仔細は不明ですが、紙芝居の原画だそうです。
 
 バッハの世俗カンタータは、通常世俗の統治者である王様(ザクセン選帝侯アウグスト三世)などの特定の人を讃える、あるいは祝祭行事のためのカンタータです。しかし、このカンタータは、かなりの大編成の大曲にもかかわらず、作曲の目的が定かでなく、バッハの真意をめぐって色々な議論があるそうです。音楽劇ですのでソリストも少々変わった衣装や小道具を用意し、鈴木雅明氏の解説も加わって、初めて聴く曲でしたがなかなか興味深い一夜となりました。

 今回はチラシ自体もかなり変わった趣向でした。

Bcj_201609_


 ところで話は少し変わりますが、NHKのFM放送で昔からバロック音楽を朝6時台に放送しています。番組の名称は時々変わっていますが、今は「古楽の楽しみ」という番組です。朝の出勤時、朝食時のBGMです。いわば、テレマンのターフェルムジークのようなものです。
 
 この4月からBCJの鈴木優人氏がレギュラー出演するようになり驚きました。BCJの最近のNHKへの露出度は非常に高いですね。8月下旬に特集があり、同じくレギュラーの大塚直哉氏と鈴木優人氏との対談(共演)「チェンバロ男子トーク」がありました。話もなかなか面白かったのですが、その中で二人でバッハの「2台のチェンバロのための協奏曲BWV1061」の共演もありました。今回の演奏会では、ちょうどBCJの鈴木父子による同じ曲の共演CDが販売されていたので購入し、ミーハーですが演奏会終了後のサイン会でサインをもらいました。このNHKの対談特集(5回?)は興味深く、朝のBGMではなくもう一度聞きたいと思いました。
 
 
P1090173_

P1090180__2


撮影機材 iPhone 5 (仕事帰りですので、手抜きです) 
 

|

« 雨の横田基地日米友好祭2016 (2) (Japanese-American Friendship Festival, Yokota Air Base, Japan) | トップページ | グタグタ過ごす、まだ暑い秋の一日 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 雨の横田基地日米友好祭2016 (2) (Japanese-American Friendship Festival, Yokota Air Base, Japan) | トップページ | グタグタ過ごす、まだ暑い秋の一日 »