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2016年1月25日 (月)

星野リゾート 界 鬼怒川 2016冬

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 初めて星野リゾートに行ってみました。栃木県日光市の鬼怒川温泉にある「界 鬼怒川」です。

 星野リゾートの「界」といえば、経営不振に陥った老舗高級旅館を再生・リニューアルしたものですが、「界 鬼怒川」は東京電力の保養施設跡地に建設した全く新しい高級温泉旅館です。2015年11月、全48部屋でオープンしました。まだできたばかりの真新しい施設です。キャッチフレーズは、「利用客はスロープカーで玄関口まで向かう」「ペットと一緒に泊まれる(実際は未確認)」「桜を臨める露天風呂」「地域の魅力を再発見、心地よい和にこだわった上質な温泉旅館」「とちぎ民藝が光る木漏れ日の湯宿。全客室に益子焼、黒羽藍染、 大谷石など、とちぎ民藝をモダンに設え、うち20室には名湯鬼怒川温泉を楽しめる露天風呂も。」などです。
   

 新宿・池袋駅からJR東日本・東武鉄道の相互乗り入れで鬼怒川温泉駅まで約2時間、意外と便利です。鬼怒川にかかる「ふれあい橋」を渡り、森の小道を歩いて、大谷石でできた「界 鬼怒川」のエントランスに到着。そこからミニケーブルカー(スロープカー)で建物へという、意外性と非日常性のお出迎えで、チェックインとなります。

 客室までスタッフに案内されながら、昔宿泊した箱根湯本の「桜庵」(奇しくも、現在は「星野リゾート 界 箱根」)と雰囲気が似ていると、思ってしまいました。本館~客室~温泉が離れていて、冬の最中、見事に風邪を引いてしまった苦い記憶があります(笑)。


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 「界」は温泉旅館とされていますが、旅館とホテルのいいとこ取りで、どちらかと言うとホテル、それもさまざまな点を非常に合理的に取得選択していると思いました。高級旅館に特徴的な女将さん・中居さん・部屋食などはありません。一方、高級ホテルによくあるバーは無くて、冷蔵庫のミニバーも必要最小限、アメニティも女性が必ず持参するようなものは敢えて置かずに、封書や便箋もなく、仔細に必要性をチェックしていると思われました。また、最近よく見かける、珈琲等のドリンクを無料で飲めるラウンジも充実しており、利用時間が長い事も優れたサービスでした。

 レストランと食事は、別に書きますが、間仕切りが多くプライバシーに気配りが図られていますが、女性の立場からはおしゃれをしても見せる場がない? 逆に服装にあまり気を使わなくても良いような、良いのか悪いのか何とも言えないような感じです。お客様アンケートもネット上から回答というのも、現代的です。



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 温泉(内風呂、露天風呂)はアルカリ性単純泉です。作りは極めてシンプルですが、程よい温度管理で、のんびりと長湯ができます。スタッフもかなりの頻度で整理整頓に来ます。目の前には正面の山が見えるだけで、落葉樹が多いので冬の眺めはあまり良くありません。露天風呂の向う側は敷地の外で、大きな通りとなっているので時々車の音も聞こえてきます。エントランス付近は森の中ですので、露天風呂側も深山幽谷かと思うと、とんだ勘違いになります(笑)。でも、優れた企画のレイアウトです。

 本館や客室の内装や備品には、益子焼、黒羽藍染、大谷石、鹿沼組子(鹿沼寄木組子細工)、土壁、アルミニウムの金属加工アクセサリー(キーホルダー)など、地元栃木県の名産がちりばめられており、アーティスティックとまではいかなくとも見応えがあります。また、私達の部屋は、それほど広いわけではありませんが、リビングと寝室の間取りが絶妙で、大変使い易い客室でした。部屋からは鬼怒川対岸の温泉街が見えています。

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 夕食後のひと時に、スタッフによる「益子焼楽器」の演奏会がありました。これも意外性やスタッフの人柄、栃木の地域性のミックスで、思い出の一つになりそうです。

 もちろん、気になった点も幾つかありました。大寒波のためか空調の温度調節が不調? 浴衣やタオルは1枚しかなく、最初から2枚欲しい(もちろん頼めば、もらえますが)、・・・・・・です。

 チェックアウトしスロープカーを下りて、エントランスから再び敷地を見上げます。敷地付近には水力発電所や送電線が点在し、東京電力の保養施設跡地というのも納得した次第です。

 出来立ての真新しい施設ですので、綺麗でとても気持ちがよかったこと、スタッフの対応もまずまず、オフシーズンの平日割引の料金を考えると、良かったでした。若いお客さんが多いことも意外でした。「界 鬼怒川」、行くならば、やはり今が旬であるようです。
 

撮影機材 CONTAX 645,  P30+,  Distagon T* 45 mm F2.8,  Zonnar T* 140 mm F2.8
 

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