PHASE ONE P30+ for CONTAX 645
CX645, P30+, Apo Macro Planar T* 120mm F4, ISO200, f11.0, 2/3s
CX645, P30+, Apo Macro Planar T* 120mm F4, ISO200, f32.0, 5.6s
ずっと現実的な話とはほとんど考えてはいなかったのですが、この春にデジタルバッグを衝動的?に買ってしまいました。
伏線としては、
・2005年3月京セラがカメラ事業から撤退。早くも10年経過し、今年の春(2015年4月)には京セラとしての正式な修理・メンテの期限が完了しました。
・2013年秋、一番使用頻度の高いフジカラーPRO400が製造終了、1年半経過しストックもほぼなくなりました。220サイズがほとんどなくなってしまったのが痛手です。(つい最近も、フジから新たな販売終了が発表されました)
・店頭用デモ機でショット数が数百コマの中古品がたまたま目につきました。
COTAX645の延命策としては
・PHASE ONE等のデジタルバックを買って645ボディ&レンズをそのまま使用。PHASE ONE(P,P+,IQ, IQ2シリーズ、x1.3,x1.1,x1.0 各種)、Leaf(Aptus-IIシリーズ)。中古も含めて価格は高価格の中でピンキリ。
・Leica Sシリーズ+CONTAX専用マウントアダプタを買って、最新デジタルボディ+CXレンズで使用。x1.3。S2中古は価格が意外と低下(人気がない?)、アダプターに抵抗感、それにLeicaには馴染みがないため判断材料に乏しい。
・CONTAX Nマウント用マウントアダプターNAM-1 購入、改造してEOSボディで使用。改造が海外発注で面倒、そもそも645レンズを35mm版で使う意味があるか疑問。
・KIPONのマウントアダプターを買ってNikonかCanonボディで使用。一番お手軽だが、一応レンズがつくだけで、実用性はあるのか疑問。
・すべて売却してNikonかCanonの高画素機に乗換。最も合理的?
CX645, Apo Macro Planar T* 120mm F4, MFB-1B, Fuji ASTIA, Nikon LS9000
P30+の場合、とにかく645の資産がそのまま使える。レンズ倍率x1.0は無理だとしてもx1.3に悩む(逆に考えると、倍率の違いを利用してフィルムとデジタルの使い分けができる?)。画素数はそこそこで(約3000万画素)趣味には十分。2007年発売(最終出荷が2012年頃)で決して新しくはないがこのシリーズはまだプロも使用?(と、自分的にも納得させる)。PHASE ONEの最新IQ3シリーズではとうとうコンタック用は消滅(メンテの期限も完了、とうとうその時が来たという感じ)。当然価格にも悩む(超望遠レンズの予約をキャンセルして対応)、信頼性やメンテへの不安(ショップからとことん説明、初期不良も問題なさそう)。マウントアダプター経由でハッセル6x6用レンズもノスタルジックに使える。
NikonかCanonの高画素機に乗換するのがコストパフォーマンス的にも一番合理的だと思いながらも、大切にしてきたCX645の資産一式をいきなりすべて売却するのも非常に抵抗感があるし、このままでもじり貧だし、ということで決断に至りました。通常使用するレンズはおおよそ揃っているし、再び最前線に復帰です。
(続く)
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