2015年6月30日 (火)
2015年6月25日 (木)
バッハ・コレギウム・ジャパン (2015.6)
(ウィキペディアから抜粋)

これだけ見ると、宗教改革と音楽の関係は? となりますが、
このように宗教改革運動は音楽家とも深い関わりをもつようになる。ルターが創作したコラール「神は堅き砦」は非常に有名で、200年後のバッハを初めとしてメンデルスゾーンやワグナーの作曲の中にもこのコラールが出てくる。
(今回のパンフレット、および西原 稔:クラシックでわかる世界史、アルテスパブリッシング、2007 から抜粋)
ところで、
教会カンタータ:一人、あるいは複数の歌手の歌に器楽の伴奏が付いた芸術性の高い賛美歌
2015年6月23日 (火)
万座峠 2015早春
昔、万座にスキーに来た時にリフトで万座山付近に登ったことを思い出して、万座山ってどんなところだったのだろうと思い、ついでにちょっと行ってみました。
万座プリンスホテルの脇を通り過ぎ、しばらく車を走らせました。
木々の間から浅間山がよく見えます。予想外に車、オートバイなどとすれ違います。帰宅後調べて見ると、この「万座道路」は万座温泉から長野県須坂市に至る県道で「上信スカイライン」とも呼ばれ、バイクのツーリングコースとしてはなかなか有名なようです。
万座峠周辺からの展望は、予想外に荒々しい光景です。遠くには北信越(?)の雪山が見えています。日だまりではツクシやタンポポが咲いてますが、風の通り道のようで寒いです。
帰りがけに万座プリンスホテルの側の牛沼に立ち寄りました。木道もまだ一部で水没しています。
小さな湖面が風に揺れていました。
撮影機材
EOS 7D Mark II + EF35mm F2 IS USM
2015年6月21日 (日)
万座温泉 日進館


万座温泉は群馬県の北西部、長野県の県境に近く、志賀高原〜万座温泉〜草津温泉と繋がっています。
万座温泉は3回目、約20年ぶりです。軽井沢〜北軽井沢、万座ハイウェイを経由して到着です。


(万座温泉に近い万座ハイウェイの弦ヶ池、まだ冬枯れで残雪も)
万座温泉日進館は、昔ながらの湯治の宿から最近の温泉ホテルまでを年代的に順番に詰め込んだようなところ。それぞれ「・・・・・館」と名前がついています。でも逆にこれがいろいろな客層を引きつけるこつなのかもしれません。中に入ると、建て増し、建て増しの宿でさながら迷路のよう。
私たちのとった部屋、眺めは良いです。食堂のダイニングまでは遠いです。
硫黄泉ですが、硫黄臭はそれほど強烈ではありません。あまり強すぎると洋服に硫黄臭がうつり、なかなか消えずにたいへんです。温泉としての満足度は高いと思います。



(こちらは源泉の湯畑です、露天風呂ではありません)
とにかくお客さんが多いので、新しい料理が出てくるタイミングを上手く見計らって、素早く取りに行くことが大切です。もちろん、そのために良いポジションの席を取ることが重要です。味はそれなりですが、2、3感心した味付けのメニューもありました。
今は都心の高級ホテルでもバイキングをやっているので、今更驚きはしませんが、さすがに2泊3日で計5食もバイキングが続くと、やはり飽きます(笑)。

(ミニ海鮮丼とミニ豚しゃぶが美味しいかった)
月曜の夜は、さすがに宿泊者が少ないので、地元の方のエンターテインメントでしょうか。あくまでの個人的な推測ですが、従業員によるのど自慢や歌謡ショー?これだけスタッフが国籍豊かだと、それぞれのお国自慢をするだけで立派な大イベントです。こちらの方が、お客さんに受けそうな感じ。
この日進館、ふつうの「ホテル」と違い湯治の湯から大きくなっているので、家族的な雰囲気が今でも残っており、食事で見知らぬお客さん同士が仲良くなったり、これが良いそうです。


周辺の散策。お手軽なのは、湯畑周辺の遊歩道や熊四郎山への散策路あたりでしょうか。少し高台からみると、この日進館、まるで大きなお城のように見えます。前回20年前は草津温泉経由で万座プリンスホテルに宿泊しましたが、日進館には全く気がつきませんでした。
2015年6月15日 (月)
京都 宮脇賣扇庵

扇子に特に趣味や思い入れがあるわけではありませんが、以前京都に行った際に、男性が夏にふつうに使う扇子を宮脇賣扇庵で買い求めました。アケビの図柄で、香が焚き込められており、京都らしい工芸品だと感心しました。しかし、和紙でできているので、次第に痛んで2年程前にとうとう破れてしまいました。

2003年
12年もたつと、当然ですが、伝統的な図柄の中にも流行があるようで、すっかり変わっているようでした。今は非常にシンプルな図柄多いようです。昔のアケビの図柄は墨絵調でしたが、墨絵調の図柄は今はほとんどなく、なかなか気に入ったものが無かったのですが、ようやく探し出したのが柿でした。柿色が印象的です。開いて見ると、昔懐かしい香が香ります。この扇子で今年の暑さも何とか凌いでいきたいと思います。

2015年

2015年6月11日 (木)
京都東山 高台寺界隈
初夏の陽気の中、北政所ねねさんで有名な高台寺とその界隈をちょい、お散歩です。戦国大名の中で京都に残るのはやはり豊臣秀吉と北政所ですね。1000年の歴史を誇る京都ですが、応仁の乱を初めとする度重なる大火で、さすがに平安時代から現存する建物はごくわずかで、大部分は安土桃山時代の創建か江戸時代の再建によるものが多いようです。
十二段家ですき焼き弁当の昼食です。たいへん混雑していました。歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」にも登場する歴史的なお茶屋さん「一力亭」(大石内蔵助が豪遊したと言われます)も、そばにありました。
祇園の迷路も少々歩きます。花街としての祇園の歴史は、江戸時代初期の寛文年間(1660年代、将軍家綱)に遡るそうです。歴史は意外と新しいですね。
しばらく歩くと安井金毘羅宮の「悪縁を切り、良縁を結ぶ」に。面白いですね。近くには平安時代の怨霊で非常に有名な崇徳天皇(上皇)の御廟があったり。またしばらく歩くと、いつの間にか清水寺の入口に。意外と近いです。
ごく短時間ですが、楽しいひと時でした。
撮影機材
iPhone 5
2015年6月 6日 (土)
新緑の京都「哲学の道」



「哲学の道」は、北は銀閣寺参道から南は熊野若王子神社まで、琵琶湖疎水に沿った散歩道です。春は桜、秋は紅葉で有名です。日本を代表する哲学者、西田幾多郎氏(1870年-1945年)がこの道を思索にふけりながら散歩していたことから「哲学の道」とも言われるようになりました。
西田博士の歌「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」も有名です。


私もそう思いました。「人は人・・・・」の歌を詠めば分かるように、単なる思索にふけりながら散歩したのではなく、そこには哲学者としての苦悩の日々も多かったと思うからです。
すっかり観光地化した京都の中で、昔の面影を残す数少ない場所かもしれません。


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