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2014年6月23日 (月)

別邸 仙寿庵 (2)

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 夕食の時間になると、スタッフが食事処に案内してくれました。
    
 仙寿庵の客室は全18室ですが、客室に対応した個室の食事処があるそうです。ちょっと驚きましたが、チェックイン時にもらった施設の案内図を改めて良く見ると、食事処のスペースが1階の客室全体と同じくらいあることに気がつきました。
 ガラス張りの曲面廊下から食事処「乍茶屋(ながらぢゃや)」へ向かうと、途中にはまたいろいろと意匠を凝らした物がたくさん飾ってありました。刈り取った稲穂を天日干しにする「稲木干し」が目について、思わず触ってしまいました。
 
 私たちは一番奥の「彩華」という部屋というかスペースに案内されました。吹き抜けのような高い天井が特徴の、広い場所です。囲炉裏(いわゆる囲炉裏座卓で、正しくは火鉢だそうです)に火がくべられており、鉄瓶のやかんでお湯が沸いていました。今では囲炉裏を見る機会もめったに無いので、意外と人気があるそうです。しかし、この季節、特に異常高温も重なり、正直なところ暑いですね。汗を拭きながらの食事となりました。
 
 
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 食事は会席料理のフルコースです。値段を考えると当然なのかもしれませんが、どれも美味しくて、量も十分でした。特に印象的だったのは、前菜と上州黒毛和牛しゃぶしゃぶでした。ちょっと変わっていたのは、しゃぶしゃぶについている「谷川茸」です。初めて食べました。かなり大きな茸ですが、味はあまりないような感じでした。
 
 
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 食事を終えて部屋に戻ると、布団が敷いてあるとともに、お夜食が置いてあります。さすがに、すぐには食べられません。
 
 
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 翌朝の朝食は、頼んでおいた時間に「彩華」に出かけて行きます。夜と朝とでは印象がかなり違います。前面は大きなテラスになっていて、谷川の清流が見えます。朝食では、お魚(鮭と鮎)を囲炉裏の炭火で焼きます。時間は十分あるので、のんびりと焼けるのを待ちながら食事を始めます。朝は気温が低いせいもあり、囲炉裏の炭火が丁度よいくらいです。
 
 
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 最近、ちょっと値段が高い和食を食べる際には、ご飯の炊き方がいつも話題になります。お米の種類や地方の習慣、あるいは料理長の考え?で、やや硬めからやや軟らかめまで様々ですが、どれが良いのか? 自宅の炊き方とどれくらい違う? との話になります。ご飯の美味しさは、お米の種類と炊き方(水加減)次第だと思いますので・・・・。
 
 食事が終わって、テラスに出てみます。まだ朝の冷気が残っていて、気持ちの良い朝です。ふと時計を見ると、予想外に時間がたっており、慌ててしまいました。
 
(続く)
 
撮影機材
Lumix DMC-TZ1、iPhone 5
 

2014年6月15日 (日)

別邸 仙寿庵 (1)

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 群馬県みなかみ町谷川温泉の「別邸 仙寿庵」に5月末出かけてきました。
 
 「太宰治 ゆかりの宿」としても知られる「旅館 たにがわ」の「別邸」ですが、かなり離れた別の場所にあります。谷川岳の眺望と森の中の静寂、そして現代建築と伝統技術が融合した「別邸」が売りです。平成9年開業だそうです。
 
 客室は全18室の6タイプ(全室露天風呂付き)、定員60名です。1階の和室Aに宿泊しましたが、満足度の高いものでした。言ってみれば温泉旅館ですが、ホテルの形態と温泉旅館が融合したような、モダンな「おもてなし」の温泉旅館です。
 

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 アクセスは谷川温泉に向かう道から分かれて、狭い町道を進みます。周りには何もありませんので不安になる方もあるそうですが、やがて木々の中に低層の建物が見えてきます。入口の表示は、凝りすぎた文字で確認にひと呼吸必要です。
 スタッフが出てきてまず駐車場に、そして「別邸」に案内されて、ロビーでウェルカムドリンクを頂きながらチェックインです。
 一休みしたのち、スタッフの案内で部屋に向かいます。部屋の設備や温泉の説明、そして食事の確認などが終わると、あとはのんびりです。

 
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 インテリアやデザインなどの意匠がなかなかの見ものです。
 まず眼につくのは、夜になると幻想的にライトアップされるガラス張りの曲面廊下。そこには手入れの行き届いた大きなガラス窓が多数。ヨーロッパでは昔から半円形状の回廊を見かけますが、最近では日本でも曲面を利用したデザインが取り入れられていますね。
 それから、江戸墨流しの手法を取り入れた食事処の天井、漆喰とスサ入り京土壁(地元群馬の土を利用)。玄関の手漉き特殊和紙やカリグラフィーアートは二人の女性デザイナーによるそうです。そして、ステンレスの畳、間接照明用の雲母刷り、食事処入口には新潟の職人さんによる最高の組子障子など。
 私も詳しくありませんが、物珍しい意匠がたくさんありました。

   
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 部屋付きの露天風呂も十分な広さです。
 そして2つの大浴場があります。こちらにも当然露天風呂があり、目の前に新緑が美しい「谷川」の渓流を眺めながら、お湯につかることができます。それなりに開放的な露天風呂です。


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 部屋にはゆかたに加えてオリジナルの作務衣(さむい)もありますので、作務衣で良ければ、館内で着る服装を特別用意する必要はありませんでした。このあたりは、日本の温泉旅館の作法です。ただし、日本旅館の仲居さんのようなサービス担当者はいませんので、これはホテル風の感覚です。

 
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撮影機材
CONTAX 645, Distagon T* 45 mm F2.8 +  Fuji Pro 400 + EPSON F-3200、SIGMA DP3 Merrill、iPhone 5

2014年6月 8日 (日)

カメラ回顧録(13)  Nikon F2 Photomic (2)

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日本光学工業株式会社 1974年11月15日 カタログより
この版から、また普通の表紙カタログに変わりました。
このようなモータードライブが懐かしいですね。


 Canon F1はNikon F, F2に対抗できる初めて機種として鳴り物入りで発表され、カメラ雑誌等マスコミでも最高のカメラと持て囃されました。その後、Nikon vs Canon の特集が雑誌などで繰り返されることになります。

 これは憧れのニコンを買ったユーザーにすると非常なストレスになりました。確かにCanon F1の分厚い赤い表紙のカタログは当時の常識外で非常に立派で内容も洒落ている。ニコンのどちらかというと建て増し式のごてごてしたデザインに対して、直線を基調としたキャノンのデザインは贔屓目に見てもとても美しいし、カタログ写真の撮り方も美しい。今は無き「カメラ毎日」からはいつもレンズの測定データが発表され、キャノンのFDレンズ群を賛辞していました。特にFDレンズはカラー特性が交換レンズすべてで統一されていることが高く評価されていました。Nikkorレンズはそれまでのモノクロフィルム対応で設計されてきたので、数多くの交換レンズに対してすぐにはカラーへの対応は難しかったようです。



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日本光学工業株式会社 1975年10月21日 カタログより



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山梨県南アルプス(1978年8月)、Nikon F2フォトミック+New Zoom 43-86mm F3.5 +Ektachrome(一部 Fujichrome) +EPSON F-3200。

 大井川源流から南アルプス聖岳を目指しましたが天候不良で挫折しました。稜線までの登りと、稜線からの下山が厳しかったでした。一見して退色もしていない奇麗なポジですが、スキャンングして等倍で見ると細かい黒カビが全面にひろがっており、レタッチではとても対応しきれませんでした。
 
 撮影用のレンズは1963年から発売されている有名な元祖標準(ショート)ズームです。
 
Zoom Auto 43-86mm F3.5(1968)
Zoom Auto 43-86mm F3.5 C(1974、多層膜コーティング)
New Zoom 43-86mm F3.5(1976、新設計)
Ai Zoom 43-86mm F3.5(1977、Ai化)
 
の4種類が出ています。
 
 前期ヴァージョンはさすがに画質は褒められたものではありませんでしたが、1976年に発売された後期ヴァージョンは、まあ、望遠側はそこそこの画質と言ったところでした。しかし、当時Canon F-1用に発売された最新鋭の2群ズームによるFD 35-70mmF3.5の圧倒的な画質の前には全く歯が立ちませんでした。

 当時はまだ珍しかった標準ズーム、安価でお手軽に買えたので、私も一時期後期ヴァージョンを所有していました。画質は良くなかったので、お散歩用という感じで、あまりネガ・ポジが残っていません。南アルプス登山には、少しでも機材を減らしたいという事情で、このズームを持参しました。


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NikonF2フォトミック+New Zoom 43-86mm F3.5 +Fujichrome +EPSON F-3200




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TSUKUBA EXPO'85 (1985年8月 つくば科学万博)
Nikon F2フォトミック(or フォトミックSB)+50mm F1.4 or 35mm F2.8 ? +Fujicolor 400 +EPSON F-3200
 
 
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同上 Kodacolor 1000 

   
 我家はあまり万博には興味がありませんでしたが、東京から近い? ということもあり家族で出かけていきました。夜間の暗い条件で家族のスナップやイベントをたくさん撮影した初めての経験ではなかったかと思います。そのために、当時はあまり使用しなかったASA 400, 1000といった高感度フィルムを用意していきました。この時は手持ち撮影で三脚は使用しませんでした。プリントしていろいろ考えた記憶があります。今見直すと、Fujicolor 400が一番まともに撮れているようです。Kodacolor 1000は、当時もプリントしてその粒子の粗さに驚きましたが、フィルムスキャンしても非常に粗いですね(苦笑)。今のデジタルカメラの方が遥かに良いですね。ちなみに、今のフジカラー NATURA 1600って、どの程度写るんだろうか? と思いました。一度テストしてみようかな。


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同上 Kodacolor 1000
 
 
 カメラと関係ないですが、
当時の新聞やパンフレットが残っていましたが、少々眼に留まったのが、「21世紀の乗り物」という記事です。
 
・HSST(Highspeed Surgface Transport) 磁気浮上式リニアモーターカー 長さ350mを時速30kmで、日本航空+住友電気工業
・ゴンドラリフト(スカイランド) 長さ316m、地上24mを8人乗りゴンドラ40台で
・その他:大観覧車、ビスタライナー(斬新なスタイルのモノレール)、スーパーシャトル(長さ18m、162人乗りの連節バス)、常磐線の万博中央駅など。
 
 リニアはリニア中央新幹線が計画されているし、都市型のゴンドラリフトはロンドンオリンピックでも出来て、2020年の東京オリンピックでも地元からの建設要望が出ているようです。


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同上 Fujicolor 100
 
 
(続く)

撮影機材

Nikon D2HS +  Ai AF Nikkor 35mm F2 S / Aperture
  

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