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2014年5月18日 (日)

神田明神と湯島聖堂

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 久しぶりに秋葉原界隈に行きました。昔はAppleのMacintoshの中古や部品を探しに頻繁に行きましたが、最近はすっかり御無沙汰です。用件を済ますと、そこは秋葉原からやや外れた所、秋葉原駅方面の雑踏に戻るもの面倒だし、どうしようかと街の案内図を見ていたら「神田明神」の文字が眼に飛び込んできました。そういえば、昔、父に誘われて「神田明神」に行ったな・・・・と、深い記憶が甦ってきました。

 

 
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 神田明神(神田神社)というと、私などはすぐにテレビドラマの銭形平次(野村胡堂「銭形平次捕物控」)を連想してしまいます。しかし、平将門が祀られたり江戸総鎮守として尊崇されたりなど、都内では歴史ある由緒ある神社です。江戸三大祭りの一つである神田祭をおこなう神社としても知られています。お祭りの山車は将軍上覧のために江戸城中に入り、「天下祭」と言われたそうです。また「神田囃子」の由来は源頼朝まで遡るとも伝えられています。ただし、江戸時代の社殿は大正12年の関東大震災で焼失してしまいましたので、建物の歴史的な価値はありません。
 
 
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 境内にはそれほど多くの人はいませんでしたが、逆に外国人観光客が目立ちました。大祭は2年ごと(次回は2015年)で行われますが、神輿もちらりと見ることができました。昨今のパワースポットブームのせいか若い女性も多く、境内への出入りの際にはきちんと”礼”をしているのには、少々吃驚しました。
 境内を散歩して気がついたのは、ここは丁度高台の端(台地の端)にあること。昔は、秋葉原、大手町、日本橋といった下町方面が良く見えたのだろうと思いました。

 次は、東京医科歯科大学の裏の本郷通りを渡って湯島聖堂へ。こちらは人もまばらですが、新緑が美しいです。
 
 
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 湯島聖堂(国の史跡)は、元禄時代、5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟。ここが幕府の官立の昌平坂学問所となります。「昌平」とは、孔子が生まれた村の名前で、そこからとって「孔子の諸説、儒学を教える学校」の名前とし、それがこの地の地名にもなったそうです。
 教育・研究機関としての昌平坂学問所は、明治維新後は東京大学や師範学校の源になります。それゆえ「日本の学校教育発祥の地」とされています。湯島天満宮(湯島天神)とともに、受験生の合格祈願として有名です。

 

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 最後、お茶の水駅に出て家路につきます。ちょっと懐かしい一日でした。
 
 
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撮影機材

SIGMA DP2 Merrill

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