北近畿タンゴ鉄道と丹後の国
北近畿タンゴ鉄道に乗る機会がありました。京都から遠いですね(苦笑)。第三セクターで赤字経営でたいへんなようですが、なかなか楽しい鉄道のようです。
西暦2013年は丹後の国誕生から1300年、「丹後建国1300年記念事業」が行われているそうです。「丹後の国」と言われてもあまりピントきませんでした。
丹後の国は、奈良時代の和銅6年(713年)に丹波の国から分離されて「丹後国」として設置されたそうです。当時は丹後地方が丹波の中心地で、朝廷からの主要交通路の行き先にあたる重要な地域であったようです。「丹後国風土記」が有名で、浦島伝説、羽衣伝説などが知られています。
ホテルのパンフを見ていると「京丹後七姫伝説」というのが出ていました。初めて知りましたが、次のような由来があるそうです。勉強になりました。
1) 羽衣天女:丹後風土記に伝わる羽衣伝説の天女
2)乙姫:丹後風土記に伝わる浦島太郎伝説に出てくる竜宮のお姫様
3) 川上磨須郎女(かわかみのますのいらつめ):丹波国の豪族の娘で、一族は後に天皇家と縁戚となり大きな勢力をもった。
4) 間人皇后(はしうどこうごう):聖徳太子の母。大和政権の蘇我氏と物部氏との争乱を避け、子の厩戸皇子(後の聖徳太子)とともに身を寄せた。
5) 小野小町 平安時代、六歌仙の一人、絶世の美女として有名、この地で没した。
6) 静御前:源義経が愛した女性の生誕地。
7) 細川ガラシャ:戦国時代、明智光秀の娘、細川忠興の妻。光秀が信長を討った後、この地に幽閉された。
撮影機材
iPhone 5, Panasonic DMC-LX3
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