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2013年3月24日 (日)

新国立劇場開場15周年記念公演「アイーダ」

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通常の演奏会はともかく、オペラはなかなか行く機会が無いのですが、今回我が家の”記念”のために思い切ってチケットを買いました。でも演奏も舞台も本当に良かった。大満足でした!!

 

「アイーダ」、日本でも昔から非常にポピュラーで、私が中学校1年生頃、父が買ってくれた17cmのドーナツ盤レコードにも入っていました。

全4幕ですが、有名な「凱旋行進曲」は第二幕。第一幕〜第二幕は華やかな舞台、第三幕〜第四幕は音楽そのもの、主役のソリストたちの力量勝負でしょうか。日本人には第二幕の「凱旋行進曲」だけでも十分楽しめますね。時間的にも丁度、半ばです。

 

「アイーダ」役は、アメリカ出身の若手ソプラノ歌手ラトニア・ムーアさん、小柄な女性でちょっと意外でしたが、堂々たる歌いっぷりでした。

 

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 印象的な舞台は・・・・。

第一幕第2場、神殿での巫女達の踊り。どこで歌っているのか分かりませんが巫女の神秘的なソプラノ、巫女さん達の色っぽい群舞、最後に神殿の扉を開くと奥には黄金に輝く・・・・・が。これはちょっと日本的? ダンサーの手の所作も、なんとなく東南アジア的? と思いました。

一番華やかな第二幕第2場、凱旋の場。総勢300人を超えるとの解説、本物の馬も2頭舞台を駆け抜けて行き驚きました。大勢のバレーダンサーの群舞も素晴らしい。凱旋行進曲と「アイーダ・トランペット」、トランペットのファンファーレには、思わず感動の鳥肌が! でも、華やかな武将ラダメスの凱旋の中で、アイーダと捕虜になった父親の歌が悲劇性を暗示します。

第三幕〜第四幕は一転暗転して「悲劇」です。第三幕、ナイル川河畔の神殿、河畔のイメージがちょっとロマンチック。第四幕は神官による審問と地下牢での生埋めの刑、アイーダとラダメスの死で終わります。第三幕〜第四幕も、最後まで聞き入ってしまいました。

 

アイーダ、ラダメス、そして王女アムネリスの主役3人は外国人歌手ですが、その他の主役級・合唱・ダンサーは全て日本人。しかし、まったく遜色の無い歌唱・演奏と舞台で、日本のオペラも進んでいるんだと感心しました。

 

オーケストラは東京交響楽団、この楽団のことはほとんど知らなかったのですが、先日偶然行ったミューザ川崎のシンフォニーホールをフランチャイズにしているオーケストラと知ってちょっと驚きました。それにしても、観客席からはほとんど見えない位置で、気の抜けない緊張感の続く長時間の演奏、本当に縁の下の力持ちでご苦労様です。

 

 
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 会場1時15分、開演2時、終演6時、約5時間の長丁場です。幕間にはシャンペンを飲んで(いろいろな種類がありました)、会場内はやや蒸し暑いので外のテラスに出てみると心地よい陽気でした。
お土産を品定めしてみますが、パンフレットにはエジプト考古学で有名な吉村作治先生の解説もありました。
2ヶ月前にチケットを購入に行きましたが、一旦は完売と言われたものの若干の残りが見つかり漸く手に入れました。人気の高さに驚きました。会場では、小中学生からリタイヤーした高齢者まで幅広い世代の人達で満員でした。ここでも若い元気な女性達が多いですね。着物姿や正装した女性や、比較的カジュアルな服装の人達までさまざま。外国人の姿もちらほら。

 

終演後、まだ興奮冷めやらぬ中、夕闇が迫り、開場時とは少し異なる雰囲気に変わったエントランス付近を行きつ戻りつぶらぶらしていると、いつの間にか人影もまばらになり、最後になってしまいました。皆さん、食事などに急がれたのでしょう。私たちも最後にもう一度オペラパレス前の池を眺めて、食事に向かいました。

 
 
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