上高地帝国ホテル(3)-レストラン
エントランスを入ると、目の前にある巨大な煙突、ホテルの創設当時からあるそうです。もちろん輸入品。
昼間は騒がしいロビー付近も、夜になるとひっそりと。ホテルのスタッフが、頻繁に薪をくべにきます。煙突の縁に頭をぶつけそうになりながら、熱くないの? と心配になります。薪の火を見ながら、のんびりと食後のケーキセットを食べます。
そのうちに、ホテルのスタッフが集合して記念撮影をしています。どうやら、スタッフの一人が、東京の帝国ホテルに帰るようです。つまり、こちらの上高地帝国ホテルのスタッフは、東京の帝国ホテルのスタッフが2〜6ヶ月交代で勤務しているのだそうです。
夜も深まり、ラウンジから外に出てみます。北斗七星が輝いていました。
この新緑の季節、週末はランチやロビーラウンジ利用のお客さんも多いようです。晴れると「アルペンローゼ」の専用出入り口には朝から椅子が並べられていました。
ランチは、海老ピラフです。味、ボリュームとも十分でした。ハイキングの服装の人達もかなりいます。
夜は、カジュアルな洋食レストランです。しかし、昼とは雰囲気が違います。お洒落している人もいます。オニオンスープ+パエリアを頼みました。本格的なオニオンスープは久しぶりでしたので、美味しかった。パエリアも良かった。こちらのホテル、とにかくボリュームはたっぷりです。それから、コーヒーはお替わり自由のようで、無くなるとスタッフが直ぐに注ぎにきます。ちょっとコーヒの飲み過ぎです。
予約制です。バイキングではなく、アメリカンスタイルの朝食です。こちらもボリュームあります。ジュース、サラダ、メインのプレート(卵、ソーセージ・ハム、付け合わせなど)、パン、コーヒー、デザート。ここでもコーヒーは飲み過ぎ。最後のデザートがグレープフルーツ(追加のメニュー)ですが、これが大変美味しかった。添えられている一輪の花も可憐です。
「あずさ庵」の夕食
和食で予約制です。しゃぶしゃぶです。鉄板焼きもありますが、先約でいっぱいだったようです。食前酒の梅酒、先付け、しゃぶしゃぶ、雑炊(白米の御飯にかえて)、デザートです。しゃぶしゃぶのお肉、ほどほどの霜降りで食べ易かったでした。お皿の4列のお肉は二人前ですが、両側は大きめ、中2列はやや小振りでしたが、味には勿論満足。ちなみに写真は少し食べてしまった状態です(笑)。雑炊が出来上がるころには、すでに満腹状態です。最後のイチゴのゼリーのデザート、これも珍しいものでした。
バー「ホルン」
こじんまりしていますが、落ち着いた雰囲気です。カウンターで、シャンパンカクテル「穂高」とドライフルーツのセットを頂きました。そしてお代りで同じくシャンペンカクテルの「梓」を頼みました。「梓」の方がさっぱりしていて好みの味でした。
全体として
・お値段は、もちろんそれなりで安くはないですが、味も満足した上で、食べ足りないという不満はありませんでした。しかし、ずっとここで食べていると、飽きます。その場合は、河童橋周辺のビジターセンターやホテル・ロッジ・山荘の食堂・レストランに行く事になりますが、こちらはいかにも観光地の食事といった印象でした。ですから、ランチには帝国ホテルに立ち寄る方も多いのでしょうね。
・ドレスコードですが、男性の場合、ジャケットは必ずしも要求されないようです。セーターでOK。ショートパンツ、タンクトップなどは駄目です。女性の場合、きちんとした装いの方が予想外に多かったでした。
(さらに続きます) (こちらもどうぞ)
撮影機材
Panasonic DMC-LX3
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