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2011年4月24日 (日)

勝沼ぶどう郷 2011春 (2) ー 宮光園と勝沼醸造

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 原茂ワインでのんびりと過ごした後、次の目的地を目指します。
 ぶどう畑の中にも少し桃の花が咲いていました。
 
 
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 歩きながら、ぶどう畑の中からもシルバー/白のシャトーメルシャンのワイナリーや資料館が良く見えます。近づくにつれて、???・・・!!!。何故か人気が無い!!、あれ〜〜っ、休業だ!!東日本大震災の影響だ!

 がっかりしながらも人気の無い邸内を一巡して、仕方がないので隣の宮光園を覗いて見る事にしました。前回は確か開いていませんでした。


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 帰宅後、宮光園のホームページを見ると以下のようにありました。ついこの間オープンしたようです。幸運でした。

「甲州市が、平成18年度から近代産業遺産整備事業の一環として整備を進めてきました宮光園(みやこうえん)が平成23年3月26日オープンしました。

 宮光園は宮崎光太郎が創業した宮崎葡萄酒醸造所と観光葡萄園の総称です。明治10年(1877年)祝村下岩崎(現甲州市勝沼町下岩崎)に設立されたわが国初のワイン醸造会社である大日本山梨葡萄酒会社が明治19年(1886年)に解散した後、醸造器具等一切を引き継いで、フランスでワイン造りをした土屋龍憲とともに操業を開始しました。

 宮光園には、当時のワイン醸造や皇族の行啓、行幸の様子がわかる貴重な写真や、観光葡萄園に関する数多くの資料などを展示する予定しています。」


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 大正11年前後に撮影された映画フィルムが流されていましたが、勝沼でのワイン醸造や皇族の行幸行啓、東京目白でのワインの瓶詰めなどの映像が印象的でした。当時は舗装されていないから、ちょっと雨が降れば、道路はぐちゃぐちゃで、本当にたいへんだったなと思います。

 係の人に聞くと、メルシャンのワイナリーは地震発生後から、ずっと休業だそうです。このような時、大企業系列のワイナリーはすぐに休みになり、開いているのは地元の中小ワイナリーだけのようです。
 
 
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 最後の目的地、勝沼醸造を目指します。多少の不安がありましたが、勝沼醸造はオープンしていました。良かった!! 個人客は結構来ていました。春の柔らかい陽光の中、テラスでテイスティングをゆっくりと楽しみます。テイスティング用ワインとしては、試行的に製造している白ワインの製品が半数を占めていました。
 
 
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 まだ急いで帰る時間ではなかったので、歩いて駅まで戻ることにしました。約1時間15分。地元の人に教えてもらった勝沼ぶどう郷駅への近道の急登で、一気に疲れが出てきました。夕日を受けた駅前の桜をもう一度見て、楽しかった今日一日を振り返りました。駅には「つりびな(つるし雛)」が飾ってありました。
 
 
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撮影機材
Panasonic DMC-LX3

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