Nikon COOLPIX 950
(早春の浅間山)
1999年 3月発売、CCD 1/2 インチ、211万画素、38〜115mm / F2.6〜4(35mm換算)、jpegおよびtiff、ISO 80〜400、単三電池4本、重さ 約350g、価格125,000円。
(ホテル モントレ 仙台)
(同上)
(同上:広角側はかなりカッチリと写る印象でしたが、これで見ると意外と樽型の収差が・・・。)
D1(266万画素)が発売されたのが1999年9月ですので、当時のニコンのコンシューマー向けハイエンド・デジタルカメラでした。当時としては、優秀な3倍ズーム、自然な色再現性、豊かな諧調性、少ないノイズ、豊富な機能を誇り、今見ても高級感のある質感や個性的なスイバル方式を供え、描写力の優れたデジタルカメラでした。
(出雲大社: 広角側は準広角程度しか無いので、表現的にはややつらい。)
(同上)
発売以来すでに12年、水でずぶ濡れになったり埃の多い場所で使用したり、かなりひどい使い方をしているため、滑り止めのゴムのラバーがずれて来たり、接触不良気味になったりしていますが、まだ時々使用しています。A4サイズのレポートに画像を入れる場合は、そのサイズからして211万画素程度でも不足はないからです。1000万画素クラスの画像データをレポートに多用するとデータのサイズが大きくなりすぎ、そのためにわざわざ小さくリサイズすることも多いので、あまり不便を感じません。もちろん、211万画素ではトレミングは難しいのですが。
(あじさい: 背景のぼけ方はまずまずか。)
(ユーモラスな道標)
(甲府盆地の果樹園: 桃)
現状の使用感ですが、とにかくバッテリーが持たない(あっという間になくなる)、重い、動作が遅いことが気になります。撮影時にしばしばタイミングを逃します。まあ古い機種ですから、いちいち不満をいっても仕方が無く、それを承知で使いこなさなくてはなりません。
(南アルプス 小渋川源流を望む: 望遠側は、ややシャープネスにかける。)
それにしても950,990,995のシリーズ以降は、個人的にはCOOLPIXの存在感が非常に下がってしまったと思います。しかし、このような価格で高級コンパクトを出せるような時代ではもう無いのでしょうね。使える間に、もう少し工夫してみようと思います。
(初冬の夕張岳: コントラスト、それも白と黒が強烈で厳しい条件です。やや手振れしているかも。)
撮影機材
Nikon COOLPIX 950 (jpgファイルで撮影、Photoshopで微調整)
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