CONTAX 645用 Distagon T* 45 mm F2.8
CONTAX 645が発売された当初、注目のレンズと言えばDistagon 35mm F3.5、Planar 80mm F2、Apo-Makro-Planar 120mm F4 の3本でした。使用頻度の高い広角レンズであるはずのDistagon T* 45 mm F2.8には、比較的印象が薄かったようです。CONTAXフリークスの意見としては、これくらい当然でもっと質感を、ハッセルブラッドのディスタゴンのコントラストの方が優れている、シャドーがつぶれているなど、結構厳しい感想が多かったようです。カタログの作例でもそれほどの印象は確かにありません。
雑誌の記事としては「ハイライトからシャドーまで諧調を含めて再現性が良い」とされていますが、「アサヒカメラ1999年4月号のPENTAX 645NとCONTAX 645の比較記事では、大きさがかなり違う割にはほぼ互角とされたほか、他の雑誌でもテストはされても地味な扱いでした。
実際使用した第一印象です。大きさは中望遠のSonnar T* 140 mm F2.8と同じサイズです(個人的には、小振りな大きさという妙な印象です)が、予想外のズッシリとした重量です。最短距離は60cmですが、もうすこし寄りたいところです。しかし背景のぼけ方は、なかなか好印象でした。もっといろいろなシチュエーションで使ってみたいと思います。
撮影機材
CONTAX 645, Distagon T* 45 mm F2.8 / KODAX EPP, Fuji PN400N + EPSON F-3200
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