Real APS CONTAX TiX (1)
撮影機材 CONTAX 645, Fuji Apo Macro Planar T* 120mm F4, RDP III
CONTAX TiX カタログの 謳い文句は、「Real APS」「CONTAX が作ると、APSはここまで美しくなれる。」です。「唯一無比の高級APSコンパクト」という呼び方もあります。1997年発売、1999年5月生産完了、補修サービス完了2009年5月とされています。
CONTAX T, T2と所有して、次は当然T3と考えていましたが,その”つるんとした”デザインに馴染めなくて、超マイナー機種ですが、デザイン的にはCONTAX Tシリーズ中最も秀逸と思われるCONTAX TiXを選びました。性能・仕様としては最新型のT3が優れていると思いますが、TiXの性能もバランスがとれていると思います。発売当時定価12万円でしたが、APSの不人気のため、一時は信じられないほどの低価格で新品同様が売られていましたが、運良くこの時期に入手しました。
お気に入りの点は、秀逸なデザイン、APSとは思えないようなSonnar T*28mmF2.8の写り、どこでもさりげなく使えるコンパクトさ、かなりの接写ができる、ことにあります。内蔵のフードに替えて、CX-YiX 30.5 リング + CONTAX Tvs METAL HOOD を装着すると、格好良さが倍増します。シルバーとブラックがありますが、私はTシリーズはどれも、シルバー、チタン系の色が好きです。
一方不便な点は、APSフィルムが FujiにはもうISO400しかないこと (KODAKにはまだISO200がありますが)、デジタルに変換するのに自宅で出来ない(APS用スキャナーまで用意出来ない)ことでしょうか?。
12万円の超高級APSコンパクトという、やや現実離れしたカメラのためか、発売当時もカメラ雑誌にはあまり取り上げられなかったように記憶しています。新機種紹介の欄で、Sonnar T*28mmF2.8の写りは、さすがCONTAXの高級コンパクトに値する、ような書きっぷりだったように思います。後は「魅惑のコンタックスTシリーズ」2003年 マニュアルカメラ編集部 編に紹介されている程度でしょうか。
撮影機材 CONTAX TiX, Sonnar T*28mmF2.8, KONICA MINOLTA centuria 200 (IX 240)
フランス南端ランドック地方の中心都市カルカッソンヌ(カルカソンヌ)にあるホテル・トロワ・クーロンヌの最上階のバーから眺めた世界遺産の中世城郭都市ラ・シテの城郭です。朝の冷気の中、周辺の木々の緑と併せて、期待通りの素晴らしい眺望でした。普段あまり使わないKONICA MINOLTA centuriaでしたが、雰囲気がすばらしく良く再現されていました。
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