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2007年8月18日 (土)

マルメゾン散策 3 ( Malmaison, France ) 2006.5

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 岡崎英生さんの「ジョセフィーヌが恋した薔薇の色香」によると、「動乱の世に毒キノコのように吹き出た女 ---- 後世、そう酷評されたナポレオン皇妃ジョセフィーヌ。彼女が愛したのは男たちと色恋沙汰と贅沢な生活。」だそうです。このマルメゾン城を欲しいとおもったのは、ナポレオンと結婚するはるか以前だったとのことです。しかし生涯をここで過ごしたのですから,よほど気に入っていたのでしょう。ナポレオンがセント・ヘレナ島に流刑される直前、ここで二人で過ごし別れを告げました。



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 ナポレオンは、ショゼフィーヌとの10年間の結婚生活の後、再婚します。相手は、ハプスブルグ家の皇女マリー・ルイーゼです。当時オーストリア・ハンガリー帝国はナポレンのフランスとの戦争に負け続けていました。大叔母のマリー・アントワネットの悲劇的な死も、まだ記憶に新しい頃でした。そんな中、人質同様に政略結婚としてナポレオンに嫁いだ悲運の皇女でしたが、ナポレオンはショゼフィーヌとは全く違うタイプで、しかもハプスブルグ家の伝統的な子女教育を受けて来た真面目なマリー・ルイーゼをすっかり気にいってしまい、別の意味での幸福な時を短いながらも過ごしました。このあたりについては、塚本哲也さんの「マリー・ルイーゼ — ナポレオンの皇妃からパルマ公国女王へ (文芸春秋) 」が、たいへん詳しく、面白い読み物です。ナポレオンとルイーゼの間には一人の男の子が出来ました。なかなか出来も良かった好青年だったようで、ヨーロッパ社交界の注目の的になったようですが、残念ながら病で20歳代で亡くなってしまいます。ですからナポレオン直系の子孫はいないわけですが、ショゼフィーヌの系統にはナポレン三世や現代のヨーロッパ王室に繋がる人達がいて、やや驚かされます。


 今見るマルメゾン城は、ただただショゼフィーヌとナポレオンの幸福な生活が忍ばれるのみです。
最後にミュージアム・ショップで買い物をします。大きくはありませんが、なかなか充実しています。いつのまにか、2時間近くたっていました。

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撮影機材 
CONTAX 645, Planar T* 80mm F2 / Fuji Pro 400 (PN 400N), KODAX 400VC

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