トプカプ宮殿のハレム 1 (Harem in the Topkapi Sarayi)
スルタンの「ハレム」は、アラビア語のハラム(聖域)やハリム(禁じられた)を語源としているそうで、トプカプ宮殿の最大の見所とされています。しかし正直なところ、印象が今ひとつです。理由として、
1)一定の人数ごとにグループとなり、道案内のガイドが前後につきます。見学者の人数が非常に多く、狭い通路を歩くので、最後尾のガイドからは、早く進んで下さいと、催促の声が飛びます。せっかく日本語の音声ガイドを借りたのですが、落ち着いて聞いたり見ている時間がありません。2)各部屋はタイルを含めてたしかに素晴らしいのですが、調度品が無いので往時の雰囲気がつかめません。スルタンの宮殿は、19世紀中頃にドルマバフチェ宮殿に移ってしまいますので、やむおうえないのでしょう。3)結果として、どの部屋も同じように見えてしまい、直に飽きてしまいます。リピーターでも無い限り、見学のポイントが掴み難いと思いました。
空いた季節(たとえば、冬?)に行くと、ゆっくり見られるのでしょうか?
撮影機材
CONTAX 645, Planar T* 80mm F2 / Fuji Pro 400 (PN 400N)
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