「くるみ割り人形」を観て 2022
昨日、新国立劇場バレエ団の「くるみ割り人形」を観てきました。
主役は、
奥村康祐(おくむら こうすけ) くるみ割り人形/王子
池田理沙子(いけだ りさこ) クララ/こんぺい糖の精
「くるみ割り人形」は、美しく、素敵な舞台でした。
夢の世界を堪能して、私は幸せです!!!
昨日、新国立劇場バレエ団の「くるみ割り人形」を観てきました。
主役は、
奥村康祐(おくむら こうすけ) くるみ割り人形/王子
池田理沙子(いけだ りさこ) クララ/こんぺい糖の精
「くるみ割り人形」は、美しく、素敵な舞台でした。
夢の世界を堪能して、私は幸せです!!!
映画館で、「ミセス・ハリス、パリへ行く」を観てきました。
明日も頑張るぞ、と元気が湧いてくる映画でした。
第二次世界大戦後のロンドンで、家政婦として働くミセス・ハリス(夫は戦死)が、ディオールのドレス(オートクチュール)を購入するために、パリに行く物語。
映画を観ている途中で、以前、原作を読んだことに気がつきました。原作は、ポール ギャリコの「ミセス・ハリス、パリへ行く」です。
おばさんになっても、まだ夢を見ることが出来る、と感じました。
パリの花市場も素敵でした。
また、パリに行きたいなあ。
夏の終わりに、浜離宮朝日ホールで開催された「藤木大地リサイタル ーカウンターテナーとの出逢いー」に行ってきました。
出演は、カウンターテナーの藤木大地さん
ピアノの松本和将さん
チケットは完売。
昼間の公演の所為か、観客は高齢者が多かったです。
藤木大地さんが出演しているBS朝日の「子供たちに残したい美しい日本の歌」のファンの方々かしら?
藤木大地さんの歌声と松本和将さんのピアノは素敵でした。
松本和将さんのピアノは、歌っているような、語りかけるような伴奏です。
拍手をする時は、松本和将さんの手の動きを見ながら拍手をしました。
私は、松本和将さんのピアノが好き!
5月下旬、東京都青梅市にある武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)に行ってきました。
武蔵御嶽神社は、御岳山(みたけさん)の山頂にあります。
目的は、畠山重忠が奉納したとされる赤絲威鎧〈兜、大袖付〉を見ること。
あかいとおどしよろい かぶと おおそでつき
国宝です。
武蔵御嶽神社の宝物殿には、武具を中心とした奉納品が多く所蔵されているそうです。
宝物殿の前には、畠山重忠の像があります。
拝観料は、大人500円。
拝観日は、土曜日、日曜日、祝日。
宝物殿の内部は写真撮影禁止です。
小冊子の写真をインターネットに載せるのも禁止です。
残念なことですが、大鎧の写真を載せることは出来ません。
NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を観て、畠山重忠に興味を持った私。
御岳山には何度も登ったことがありますが、武蔵御嶽神社の宝物殿には行ったことがありませんでした。
畠山重忠の大鎧が展示されている、と知って吃驚しました。
800年前の大鎧が現存しているのですか!!!
この大鎧は、明治時代に修復されています。
色鮮やかに残っているのが平安時代の古い茜色で、色があせているのが明治時代に修復された新しい赤糸で、すごく不思議でした。
武蔵御嶽神社には、JR青梅線の御嶽駅で下車します。
バスとケーブルカーを乗り継いで御岳山駅へ。
御岳山駅から神社まで、歩いて30分です。
今回も、満足の一日でした。
追記
以前、畠山重忠ゆかりの棒ノ折山(東京都奥多摩町)にも登ったことがあります。
畠山重忠がこの山を越える際に、杖としていた石棒が折れたことから、棒ノ折山(ぼうのおれやま)と名前が付いたそうです。
変わった名前ですね。
久しぶりに、新国立劇場でオペラを観ました。
今回は、新制作の「カルメン」で、スペイン出身の演出家アレックス オリエの演出。
作曲は、ジョルジュ ビゼー。
フランス語上演。
カルメンは、フランス出身のステファニー ドゥストラック。
ドン ホセは、村上敏明。
エスカミーリョは、フランス出身のアレクサンドル ドゥハメル。
舞台は、現代の日本。
カルメンは、ロックバンドの歌手。
ドン ホセは、警察官という設定です。
今回で3回目の「カルメン」でしたが、新制作の「カルメン」は私の好みではありませんでした。
途中で、何度も欠伸が出ました。
特に、エスカミーリョの歌う「闘牛士の歌」がぱっとしなくて、がっかり。
やっぱり、スペインが舞台のカルメンがいいな、とオペラ初心者の私。
しかし、カーテンコールは盛大な拍手でしたので、好みは人それぞれのようです。
2020年の早春、スペインを旅しました。
セビリアでは、バスで市内観光の途中で、旧王立タバコ工場(現在はセビリア大学の校舎)を見ました。
ここが「カルメン」の舞台になったタバコ工場だ、と感激しました。
王立だったから、兵士の伍長ドン ホセがいたのね、と納得。
懐かしい思い出です。
次回も、この演出だったら観に行きません。
昨日は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回でした。
「本能寺の変」をどのように描くのか、放送開始前から胸がドキドキしました。
毎回毎回、息を詰めるように観ていましたので、45分があっという間でした。最終回は、拡大版で60分。
最後の場面は吃驚しました。
明智光秀は生きていた、というよりも、生きていて欲しい、という人々の願望ではないかしら、と私は思います。
爽やかな終わりかたでした。
1年と2ヶ月、日曜日の夜が楽しみな日々でした。
こんなにも緊張しながら観た大河ドラマは初めてでした。
室町幕府の終焉を詳しく描いたTVドラマは、「麒麟がくる」が初めてではないかしら?
勉強になりました。
岐阜や丹波、丹後に行ってみたいなあ。
坂本の西教寺にある明智光秀の供養塔や明智一族の墓にはお参りをしたことがありますが、再訪してみたいです。
明智光秀関係の本をもっと読んでから、歩いてみたいです。
最後に、明智光秀役の長谷川博己さん、格好良かった!
先週、NHKBSシネマで、映画「レベッカ」を観ました。
アルフレッド ヒッチコック監督による1940年(戦前)のアメリカ映画です。
舞台は、イギリス。
原作は、ダフニ デュ モーリエ。
(昔は、ダフネ デュ モーリアと読みました)
高校生の時、本棚にあった世界文学全集の「レベッカ」を読みました。
イギリスに、マンダレーという荘園を持つ富豪のマキシム ド ウィンターは、モンテカルロで知り合った若いアメリカ人女性(主人公)と結婚して帰国します。
マンダレーの大邸宅には、先妻のレベッカの面影があちらこちらに残っていて、主人公を苦しめます。
しかし、レベッカの死は・・・。
大逆転に吃驚して、私の記憶の中に深く残った小説です。
この映画を、20代の会社員だった頃、銀座の裏通りの名画座で観ました。
あの頃、金曜日の夜は、神田神保町の古本屋街や銀座の裏通りで、ひとりで遊んでいました。
懐かしい思い出です。
納戸のダンボール箱には、映画のプログラムがぎっしりと詰まっています。
時々は取り出して、思い出に浸っています。
しかし、この大量のプログラムはどういう風に整理整頓したらいいのかしら?
また、「レベッカ」の原作を読みたくなりました。
もう、世界文学全集は字が小さくて読めませんから、本屋で新しい文庫本を買いましょう。
「レベッカ」は、お薦めの小説&映画です。
去年の12月、NHK BSシネマで、フランス映画「舞踏会の手帖」の放送がありました。
1937年(戦前)の作品ですが、修復とデジタル化で、現代によみがえりました。84年前の映画とは思えない美しい映画で、感動しました。
夫を亡くした主人公(36歳)は、16歳で初めて参加した舞踏会の手帖を見つけます。
そこには一緒に踊った10人の男性の名前があります。有能な秘書に調べてもらったところ、10人の内、2人が死亡、1人が行方不明です。
主人公は、20年ぶりに7人の男性を次々に訪ねて行きます。
7人の男性には色々な人生があって・・・。
深い余韻がいつまでも残る映画でした。
この映画のロケ地が、イタリアのコモ湖畔の「ヴィラ デステ」です。
「ヴィラ デステ」 は、現在は高級ホテルになっています。
2003年5月、イタリアを旅行した時に、「ヴィラ デステ」でランチをしました。
ミラノから電車で約40分でコモに到着。
コモ湖の遊覧船で約15分でチェルノッビオに到着。
上の写真が、「ヴィラ デステ」の全景です。
左の白い建物が本館(新館)で、右の赤い建物が旧館です。
有名な庭園を散歩して、レストランで食事をしました。
上の赤い建物の写真が、旧館です。
手前の花は、フジの花でしょうか?
白い建物の写真が、新館のホテルの正面玄関です。
丘の全景です。
高級な別荘が沢山ありますね。
「ヴィラ デステ」を訪れた時、「舞踏会の手帖」の話を聞いて、映画を観てみたいと思いましたが、やっと希望がかないました。
昨日、新国立劇場で新国立劇場バレエ団の「ドン・キホーテ」を観てきました。
1年ぶりのバレエ鑑賞です。
新型コロナウイルス感染拡大で、都心に行くのが怖くて、帰省以外は自粛していたのですが、久しぶりに出かけました。
バレエ「ドン・キホーテ」は初めての鑑賞です。
夢のように美しい舞台に感激しました。
今回は、S席とA席が取れなくて、3階のB席でした。3階には、お母さんと小学生のお嬢さんの母娘が多くて、吃驚しました。
私は、小学生の時にバレエを観たことがなかったので、羨ましくなりました。
美しい舞台を観ると、気分が高揚して元気になることが出来ます。
また、観に行きたいなあ。
久しぶりに映画館に行き、「マーティン・エデン」を観ました。
観終わった後、どっと疲れが出ました!
原作は、アメリカの作家ジャック ロンドンの小説です。
ジャック ロンドンは動物物語作家、と思っていましたので、この作品には驚きました。
小学生の時、「野生の呼び声」や「白い牙」を子供向けのダイジェスト版で読んだことがあります。
映画の舞台は、イタリアのナポリです。
主人公のマーティン エデンは、労働者の街に生まれ、学校教育は小学校4年生までという貧困家庭に育ち、船乗りや肉体労働の仕事をしています。
そんな主人公が、上流階級のお嬢さまに会い、恋をします。
「教育が必要」と言うお嬢さまの言葉に、主人公は奮起して、独学で勉強して、本を読み文章を書きます。そして、作家になることを決意して、出版社に作品を送り続けます。
前半の努力する主人公の目力(眼力)の強さは、すごく印象的です。
しかし、後半になると社会主義運動に巻き込まれ、働けど働けども貧しい人々が描かれていて、観ていて辛いです。
結末は、ネタバレになるので書きませんが、吃驚。
映画は疲れたけれども、魅力的な主人公でした。
映画館の帰りに、本屋に寄り、ジャック ロンドンの本を2冊買いました。
映画の原作本はありませんでしたが、小学生の時に読んだ本の完訳本がありました。
今週は、これを読もう。
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