2019/04/12
2014/05/22
国宝 金印「漢委奴国王」を見てきました
先日の鳥栖遠征には、もうひとつの目的がありました。
それは、福岡市博物館へ行って、国宝の金印「漢委奴国王」を見ることでした。
かんのわのなのこくおう
日本史の教科書にも載っている有名な国宝です。
本物の金印が、福岡市博物館に常設展示されているのです。
中国の史書「後漢書」には、西暦57年、倭の奴国王の使者に、後漢の光武帝が「印」と「綬」を授けたことが記されているそうです。
1784年(天明4年)に、志賀島(福岡市)から金印が掘り出されました。農民が、農作業中に偶然、発見したそうです。
小学生だった私は、児童向けの「日本の歴史」を読んでいて、吃驚しました。
確か、「日本の歴史」の冒頭の頁でした。
面白いなあ、と子供心にも思いました。
それから、歴史が好きになりました。
小学校の小さな図書館で、色々な本を読みました。
福岡に行って本物の金印を見たい、と長い間思い続けていました。
金印は、小さなものです。
しかし、暗い部屋で、照明の光を浴びて、ぴかぴかに輝いていました。
2000年前の輝き!
今、思い出すだけで、涙がこぼれてきます。
今回の鳥栖&福岡遠征は、充実した旅行でした。
2011/12/01
泰西王侯騎馬図屏風を見てきました
先日、六本木のサントリー美術館で「南蛮美術の光と影 泰西王侯騎馬図屏風の謎」展を見てきました。
泰西王侯騎馬図屏風(たいせいおうこうきばずびょうぶ)は、サントリー美術館と神戸市立美術館が分蔵する屏風ですが、展覧会では二つ揃って展示されています。
この屏風を美術書や歴史書で知って、いつか実物を見たいと思っていました。
展示室への階段を降りていき、屏風の前に立った時、「あっ」と小さく叫んでしまいました。
凄く迫力のある作品です。
今回、この屏風が、もとは会津若松城(福島県)にあったことを初めて知りました。
(クリックで拡大します)
右より
ペルシア王
アビシニア王(エチオピア王)
フランス王 アンリ4世
イギリス王(?)
タタール汗
モスクワ大公
トルコ王
神聖ローマ皇帝 ルドルフ2世
2008/02/10
六本木で鹿を見た?
六本木の「国立新美術館」に行ってきました。
現在、「国立新美術館」では「没後50年 横山大観 -新たなる伝説へ-」展が開催中です。
正直言って、絵画は苦手です。
日頃、博物館はよく行くのですが、美術館はあまり行きません。しかし、凄〜い美術館が六本木に出来た、と聞いたので興味津々で行ってきました。
横山大観 -近代日本画壇の巨匠-
大観の絵は、教科書に沢山載っていましたね。
今回の展示会で一番印象に残った絵が、鹿が遊ぶ「秋色」という作品です。この鹿の部分はほんの一部でして、全体はもっと大きな屏風絵です。
六本木で鹿を見た、と心の中ではしゃいでしまいました。
波打つような巨大なガラス壁に圧倒される、モダンな造型の美術館です。
上野の森にある博物館や美術館とは、全然違う存在感がありました。
各フロアにレストラン&カフェがありまして、館内でランチを食べました。
下の写真は、3階から1階のカフェを覗いたところですが、お洒落な感じです。お盆は赤、テーブルは白、椅子は黒と、細かいところまでデザインされていました。
しかし、日曜日でしたので美術館は大混雑で、疲れた〜。
この後、六本木の新名所である「東京ミッドタウン」に行きました。
「六本木ヒルズって、貧乏人にはつまらない所でした」
と、以前、若い友人が言いました。
この言葉は、仲間内で大いにうけましたが、「東京ミッドタウン」はどうでしょうか?
「東京ミッドタウン」を2時間半ほど見て廻りましたが、何も買うものがありませんでした。何も買えなかった?
「ザ・リッツ・カールトン・東京」も見に行きましたが、今後も利用することはないでしょう。もともと、ザ・リッツ・カールトン・ホテルとは相性が悪いですから。
とにかく、凄い人人人・・・でした。
疲れて、喉が乾いたので、カフェで休憩をしました。
そのカフェの店内にPCが設置されていたので、インターネットで鹿島オフィシャルサイトをチェックしました。遂に、鹿島の動画を見ることが出来ました。
「佐々木竜太選手バースデー」を見たら、思わず店内中に響きわたるような大声で笑ってしまいました。
ケーキの中に竜太の頭が!
面白い〜。
今日、一番の収穫でした。
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