2018/03/23

「英龍伝」を読んで

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私の好きな伊豆・韮山(にらやま)の代官、江川太郎左衛門英龍(えがわたろうざえもんひでたつ)の歴史小説です。

 
「英龍伝 えいりゅうでん」
佐々木 譲 著
毎日新聞出版
2018年1月20日 発行
 

小学生の時、父の運転する車で、家族で伊豆を旅行しました。
韮山反射炉と代官屋敷江川邸を見学しましたが、江戸時代に反射炉で大砲を作った名代官の名前は、小学生の私にも強く印象に残りました。
 
その後、2002年に、再び韮山を訪問しました。
韮山反射炉は、鉄骨のフレームで耐震補強がされていて、かなり印象が変わっていましたが、遺跡として整備がされていました。
代官屋敷江川邸(旧韮山代官所跡)では、種々の書類が展示されています。
世襲代官である江川家は、伊豆・相模・駿河・甲斐・武蔵の天領の支配を任されていました。現在、私が住んでいる東京都多摩地域も韮山代官所の支配だったそうで、何か不思議な感じがします。尚、江川家は江戸にも拝領した屋敷がありました。
 
2015年、韮山反射炉を含む「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されました。
 
伊豆の国市(静岡県)の韮山反射炉の詳細はこちらから。
 

江川太郎左衛門英龍は、NHKの大河ドラマでも取り上げて欲しいです。
薩摩と長州の話は、何度もやっているでしょう。
明治維新150年の今年は、薩摩ですか・・・。
幕臣にも、有能な人はいたでしょう。
 

韮山代官として民政を任され、また、蘭学や西洋砲術を学び、海防強化を訴え、反射炉を造築し、江戸湾の台場を造築するなど種々の仕事をしました。
しかし、病に倒れ、志半ばで亡くなるのです。
 
もっと、江川太郎左衛門英龍のことを知って欲しいです。
 
 


 


 

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2018/03/11

「バッタを倒しにアフリカへ」を読んで

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久しぶりに、面白い本を読みました。

 
「バッタを倒しにアフリカへ」
前野ウルド浩太郎 著
光文社新書
2017年5月20日 初版
 

著者は、小学生の時に読んだ「ファーブル昆虫記」に感銘を受け、将来は昆虫学者になろうと心に誓ったそうです。
大学院を修了し、博士号を取得したが、就職先がない。
アフリカではバッタが大発生して、農作物を喰い荒らし、深刻な飢饉を引き起こしていると知り、アフリカにサバクトビバッタの研究のために旅立ちました。
サハラ砂漠の国・西アフリカのモーリタニアで、奮闘する昆虫学者のお話です。
 

以前、夫が、仕事でサハラ砂漠に行ったことがあります。
アフリカの過酷な生活環境(住居・食事・宗教・病気など)や政治情勢に苦労した話を聞いていたので、この著書に親近感を感じました。
そして、文章が面白く、昆虫学の素人にも楽しめました。
 
一人で、サハラ砂漠で研究した著者は凄い!
 
今後の研究に大いに期待します。






 
 

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2017/08/24

「キトラ・ボックス」を読んで

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池澤夏樹さんの「キトラ・ボックス」を読みました。

 
キトラ古墳の謎に迫る考古学ミステリーと聞いて、本を購入しました。
 
古代史に興味があった1998年の春、奈良へ旅行しました。
明日香村をレンタサイクルして、高松塚古墳、キトラ古墳、石舞台古墳などを見て回りました。
ネットで、キトラ古墳の写真を見ると、現在は国営飛鳥歴史公園として整備されているようですね。
 

「キトラ・ボックス」は、古代と現代、日本と中国とが交差していて面白かったのですが、何か物足りない感じでした。
後でわかったのですが、この作品は「アトミック・ボックス」の続編でした。
「アトミック・ボックス」は読んでいないので、それで何か違和感があるのかしら?
 

また、古代史に興味が湧いてきました。
 
飛鳥路を、地図を片手に歩いてみたいなあ。
 




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2017/02/07

「ようこそアラブへ」を読んで

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増田誓志選手が、アラブ首長国連邦(UAE)のチームに移籍して以来、気になるアラブの世界。
 

「ようこそアラブへ」 ハムダなおこ著 2016年発行 国書刊行会

を図書館で借りて読んでみました。
 

ハムダなおこさんは、1990年、UAE男性と国際結婚し、UAEに移住。3男2女をもうける。2008年、日本UAE文化センターを創設し、活動を続けている女性です。
 

UAEの人口は、約9百万人(うちUAE国民は約96万人)。
UAEの人口の約9割が外国人である、という事実に先ず吃驚しました。
 
とにかく、読み終わって、どっと疲れを覚えました。
アラブに住むことは、凄く大変なようです。
また、アラブの文化や習慣を、簡単に理解することは難しそうです。
 

増田誓志選手は1年契約、と聞きましたが、1年でも生活するのは困難を伴うのではないでしょうか?
そして、サッカーでは、結果を出さなくてはなりません。
仕事も、生活も、大変そうだなあ。

それでも、頑張れ、誓志!
 


尚、2005年からUAEでは金曜日、土曜日が週末となったために、木曜日の午後は週末の始まりだそうです。
だから、木曜日に試合があるのですね。
 





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2016/08/29

ふたたびソウルへ。 -Hanako-

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久しぶりに、「Hanako」を買いました。

Hanako No.1117 2016/9/8号の特集は、「ふたたびソウルへ。」

ソウルのお店は、明洞(ミョンドン)しか行ったことがない私にとって、知らない地域ばかりで行くのは大変そうです。

「まんぷくソウル。」は、食べたいものばかりです。

ところで、気になる表紙の男性は、モデルのチャン・ソンフンさんです。

 




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2015/05/12

「神谷玄次郎捕物控」にはまっています

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毎週金曜日のNHK BS時代劇「神谷玄次郎捕物控 2」を観ていますか?

主演の高橋光臣さん、いいですね。

原作は、藤沢周平の「霧の果て ー神谷玄次郎捕物控ー」です。
文春文庫から新装版が出ているので、また読み直しています。
 




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2015/01/20

「終りなき夜に生れつく」を読んで

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去年の12月、NHKBSでアガサ・クリスティー ミス・マープル「終りなき夜に生れつく」を観ました。
 
呪われている、と恐れられている「ジプシーが丘」の土地を手に入れた新婚夫婦に悲劇が起こる・・・。
 
すっかり魅せられてしまいました!
主人公のマイケル(マイク)・ロジャーズに・・・。
マイクを演じた若い男優は、私の好みのタイプではないけれでも、不思議な魅力を持っています。
そして、驚くべき結末。
ネタばれになるので、ここには書きませんが・・・。
 
ドラマを観た後、直ぐにアガサ・クリスティーの原作が読みたい、と思いました。翌日、本屋に走って行き、文庫本を手に入れました。
読んで吃驚!!
原作では、ミス・マープルは登場しません。勿論、名探偵ポアロも登場しません。
 
先ず、このタイトルに惹かれます。
原題は「Endless Night」と平凡ですが、邦題は「終りなき夜に生れつく」とおどろおどろしいです。
深い闇の中から邪悪のものが生まれる、という感じです。
 
この作品は、アガサ・クリスティーが自らのベスト10に選出した自信作だそうです。
是非、お読みください。
 

今月は、アガサ・クリスティーにはまっていて、録画したDVDを観たり、原作を読み直したりしています。
今日は、電車の中で、「パディントン発4時50分」を読みました。
 

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2015/01/13

甘い生活 -サロン・ド・シマジ- 

今朝、毎日新聞を開いたら訃報記事に、アニタ・エクバーグ(83歳)が載っていて感慨無量でした。
1月11日に死去したそうです。

アニタ・エクバーグは、イタリア映画「甘い生活」に出演した女優です。
フェリーニ監督の映画「甘い生活」で、共演のマルチェロ・マストロヤンニとローマのトレヴィの泉で戯れる場面が有名です。
「甘い生活」は1960年の映画で、古い映画が好きな私はTVで観ました。不思議な感覚の映画でした。
 
ある日、図書館で書架を見ていたら、「甘い生活」という背表紙が目に留まりました。
映画の本かしら、と手に取ったら、島地勝彦さんのエッセイでした。
ぱらぱらと頁をめくったら、「赤坂にアル・カポネのもとで働いていた老バーマンがいた」という話があり、夢中で読みました。

著者の島地勝彦さんは、18歳の時、映画「甘い生活」を観て、女にむちゃくちゃモテる芸能編集者役のマストロヤンニに憧れたそうです。大学卒業後、編集者になり、そして41歳で「週刊プレイボーイ」の編集長になりました。
 
毎日新聞の夕刊に「人生は夕方から楽しくなる」という連載があります。
その連載に、島地勝彦さんが写真入りで「百貨店に酒場を持つ文筆家」と紹介されました。
新宿・伊勢丹メンズ館の「サロン・ド・シマジ」です。
島地勝彦さんは1941年生まれで、シガーとシングルモルトを愛する方だそうです。
このバーに行って、島地さんにお会いしたい、と思いました。
しかし、なかなか行く機会がありませんでした。
 
去年の3月、足痛で、ウォーキングも水泳も出来ず、いらいらとしてストレスが溜まっていた時、都心に行く用事があったので、帰りに新宿・伊勢丹に寄りました。
「サロン・ド・シマジ」で島地さんの本を購入したら、店員さんが「今日、島地さん、バーにいらっしゃいますよ」と教えてくれました。
 
バーで、島地さんに「スパイシーハイボール」を作っていただきました(800円)。そして、本にサインをいただきました。
2時間ほど島地さんやお客さんたちと話をしましたが、すごく楽しかったです。勿論、映画「甘い生活」も話題に上がりました。
何か、元気を貰いました!
 
「人生でいちばん愉しくて飽きないものは勉強である」
とグラスの下のコースターに書いてありました。
 
今朝、アニタ・エクバーグの訃報記事を読んで、色々なことを思いました。
 
 

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2014/07/31

「八月の六日間」を読んで

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昨日、スポーツ新聞WEB版をチェックしたら、「監督解任」の記事に吃驚しました。
でも、よくよく記事を読んだら、清水のゴトビ監督の解任でした。
現在、清水は第12位ですよね。
大宮は、第17位ですが・・・。


毎日、サッカーのことばかりを考えていると、ストレスが溜まるので、気分転換に読書と山歩きの話をしましょう。

北村薫さんの「八月の六日間」を読みましたが、久々のヒットでした。

働く独身女性が、ひとりで山に登るお話で、連作長編です。
5回の山行記ですが、最初の「九月の五日間」が一番面白かったです。北アルプスの燕岳から大天井岳を経て槍ヶ岳を目指す山行です。

私が、友人と2人で登った初めての北アルプスは、このコースでしたので、主人公の気持ちに共感しました。

今でも覚えています。
燕岳から大天井岳へ向かう登山道で、天候が急変して、四方がガスに包まれて1メートル先も見えなくなりました。ここまで来たら、燕山荘へ引き返すよりも、前進して大天荘へ行こう、と決めて歩き続けました。道を踏み外さないように、道標を見失わないように、と緊張しました。
小説の主人公と同じように大天荘に到着した時は、ほっとしました。

「いよいよ槍だよ 槍を攻めるよ」
という主人公の高揚感。

わかります。
私と友人も、槍ヶ岳を目指して歩いて行きましたから。

この小説は、ただの山岳小説ではなく、都会で働く独身女性の物語でもあります。
私も会社員だった頃、色々と悩みながらも、山登りに夢中だったなあ。

今年の夏にお勧めの本です。
 

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2013/09/16

日曜日の楽しみ

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最近の日曜日の楽しみは、TVドラマを見ることです。

20:00に、NHKの「八重の桜」

21:00に、TBSの「半沢直樹」


今、話題の「半沢直樹」の原作は、池井戸潤さんの
   「オレたちバブル入行組」
   「オレたち花のバブル組」です。

近所の本屋さんに行ったら、レジ前に原作の文庫本が山積みされていたので、早速、購入しました。
今回はTVドラマ優先ですので、放送が終了してから原作を読みます。ドラマの大阪編が終了したので、「オレたちバブル入行組」を読みましたが、原作とドラマは若干違いますね。


やられたらやり返す。

同感です。

私も、20代の会社員だった頃、やられたらやり返す、という気持ちで仕事をしていましたから。
職場は銀行ではなかったけれども・・・。


新聞を読んでいたら、雑誌「PRESIDENT」 プレジデント 9/30号 
   「半沢直樹」でスカッとする人はなぜ二流か?
という広告が目にとまりました。

余計なお世話です。

我が家はサラリーマンの家庭です。

こんなにハマったドラマは久しぶりです。
 

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