オペラ「カルメン」を観て 2021
久しぶりに、新国立劇場でオペラを観ました。
今回は、新制作の「カルメン」で、スペイン出身の演出家アレックス オリエの演出。
作曲は、ジョルジュ ビゼー。
フランス語上演。
カルメンは、フランス出身のステファニー ドゥストラック。
ドン ホセは、村上敏明。
エスカミーリョは、フランス出身のアレクサンドル ドゥハメル。
舞台は、現代の日本。
カルメンは、ロックバンドの歌手。
ドン ホセは、警察官という設定です。
今回で3回目の「カルメン」でしたが、新制作の「カルメン」は私の好みではありませんでした。
途中で、何度も欠伸が出ました。
特に、エスカミーリョの歌う「闘牛士の歌」がぱっとしなくて、がっかり。
やっぱり、スペインが舞台のカルメンがいいな、とオペラ初心者の私。
しかし、カーテンコールは盛大な拍手でしたので、好みは人それぞれのようです。
2020年の早春、スペインを旅しました。
セビリアでは、バスで市内観光の途中で、旧王立タバコ工場(現在はセビリア大学の校舎)を見ました。
ここが「カルメン」の舞台になったタバコ工場だ、と感激しました。
王立だったから、兵士の伍長ドン ホセがいたのね、と納得。
懐かしい思い出です。
次回も、この演出だったら観に行きません。
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