コモ湖のヴィラ デステ -舞踏会の手帖-
去年の12月、NHK BSシネマで、フランス映画「舞踏会の手帖」の放送がありました。
1937年(戦前)の作品ですが、修復とデジタル化で、現代によみがえりました。84年前の映画とは思えない美しい映画で、感動しました。
夫を亡くした主人公(36歳)は、16歳で初めて参加した舞踏会の手帖を見つけます。
そこには一緒に踊った10人の男性の名前があります。有能な秘書に調べてもらったところ、10人の内、2人が死亡、1人が行方不明です。
主人公は、20年ぶりに7人の男性を次々に訪ねて行きます。
7人の男性には色々な人生があって・・・。
深い余韻がいつまでも残る映画でした。
この映画のロケ地が、イタリアのコモ湖畔の「ヴィラ デステ」です。
「ヴィラ デステ」 は、現在は高級ホテルになっています。
2003年5月、イタリアを旅行した時に、「ヴィラ デステ」でランチをしました。
ミラノから電車で約40分でコモに到着。
コモ湖の遊覧船で約15分でチェルノッビオに到着。
上の写真が、「ヴィラ デステ」の全景です。
左の白い建物が本館(新館)で、右の赤い建物が旧館です。


有名な庭園を散歩して、レストランで食事をしました。
上の赤い建物の写真が、旧館です。
手前の花は、フジの花でしょうか?
白い建物の写真が、新館のホテルの正面玄関です。
丘の全景です。
高級な別荘が沢山ありますね。
「ヴィラ デステ」を訪れた時、「舞踏会の手帖」の話を聞いて、映画を観てみたいと思いましたが、やっと希望がかないました。
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