« 背番号26 | トップページ | 筑前煮を作る »

2020/10/04

映画「マーティン・エデン」を観て

久しぶりに映画館に行き、「マーティン・エデン」を観ました。

 

観終わった後、どっと疲れが出ました!

 

原作は、アメリカの作家ジャック ロンドンの小説です。

ジャック ロンドンは動物物語作家、と思っていましたので、この作品には驚きました。

小学生の時、「野生の呼び声」や「白い牙」を子供向けのダイジェスト版で読んだことがあります。

 

映画の舞台は、イタリアのナポリです。

主人公のマーティン エデンは、労働者の街に生まれ、学校教育は小学校4年生までという貧困家庭に育ち、船乗りや肉体労働の仕事をしています。

そんな主人公が、上流階級のお嬢さまに会い、恋をします。

「教育が必要」と言うお嬢さまの言葉に、主人公は奮起して、独学で勉強して、本を読み文章を書きます。そして、作家になることを決意して、出版社に作品を送り続けます。

 

前半の努力する主人公の目力(眼力)の強さは、すごく印象的です。

 

しかし、後半になると社会主義運動に巻き込まれ、働けど働けども貧しい人々が描かれていて、観ていて辛いです。

 

結末は、ネタバレになるので書きませんが、吃驚。

 

映画は疲れたけれども、魅力的な主人公でした。

 

 

映画館の帰りに、本屋に寄り、ジャック ロンドンの本を2冊買いました。

映画の原作本はありませんでしたが、小学生の時に読んだ本の完訳本がありました。

今週は、これを読もう。

 

Img_2416

 

 

 

 

 

|

« 背番号26 | トップページ | 筑前煮を作る »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。