ソウルで増田誓志を応援する -ソウルx蔚山戦-

2015.05.31（日曜日）のKリーグ第13節・ソウルx蔚山戦は、0-0で引分けでした。

順位は、第7位です。
　

　


　

増田誓志選手の応援のために、韓国・ソウルへ行ってきました。
FCソウルの本拠地であるソウル・ワールドカップ・スタジアムは、地下鉄駅の目の前にあり、簡単に行くことが出来ます。蔚山の文殊競技場へ行くよりも楽です。
蔚山へ行く時は事前の準備等で緊張しますが、ソウルへ行く時は余裕で、逆に心配になります。
　


　


　


　

試合前のウォーミングアップで、蔚山の選手がピッチに出てきました。
「増田さん〜」
と最前列で声を掛けます。
増田誓志選手はぺこりとお辞儀をしてくれました。

増田誓志選手は残念ながら、控え選手でした。
「増田は膝後方が良くなくて90分走る状態ではない」とネイバースポーツの記事を読んでいたので、仕方がないかあ、と諦めます。
でも、すごく残念で落胆しました。

シュート練習もしていなかったし・・・。
しかし、最後まで残ってロング・パスの練習をしていました。
よくよく観たら、練習の相手はキム・クナン選手でした（上の写真）。キム・クナン選手は先発選手なのに、増田誓志選手の相手をしていました。
増田誓志選手とキム・クナン選手は、2010年に山形で一緒でした。
クナン、ありがとう！
　


　


　

16:00　キックオフ。
Kリーグの試合は相変わらず烈しいです。
Kリーグの審判は、Jリーグのようにピーピー笛を吹かないので、吹っ飛ばされても直ぐに立ち上がる選手たち。
怪我が心配ですが・・・。
　
突然、ベンチに座っていた増田誓志選手が立ち上がってウォーミングアップを始めます。
選手交代だ！！



　


　

前半25分、増田誓志選手は、負傷した8番のハ・ソンミン選手と交代で投入されました。
「誓志、頑張れ〜」
と叫びます。
　

　


　

増田誓志選手は、シュート練習をしていなかったのに、積極的にシュートを打っていました。残念ながら弱々しいシュートでGKの正面でしたが・・・。

蔚山の攻撃はどうしたのでしょうか？
2列目の動きが悪く、なかなかシュートが打てません。
!0番のジェパロフ選手のCKも精度が悪く、明後日の方向にボールが流れて行きます。

後半40分に、FWの9番のキム・シンウク選手が投入されましたが、得点出来ず。
今季の蔚山は、エースのキム・シンウク選手が不調です。
どうしたのでしょうか？
　


　

試合終了の笛がなると、選手の多数がピッチに倒れ込みました。
激しい攻防戦でした。

増田誓志選手は倒れませんでしたが、俯いていました。
蔚山サポーターの前でも、メインスタンド前を引き揚げて行く時も、俯いたままで顔を上げることはありませんでした。

私は、席から立ち上がりましたが、呆然と見送りました。

これで、蔚山はリーグ戦・9試合連続無勝の泥沼にはまりました。
明日は、釜山遠征で、もう試合です。
ゲーム・キャプテンのハ・ソンミン選手が負傷したのは、痛手です。
　
誓志、顔を上げて、前を向いて、歩いて行きましょう。
勝てなくて、怪我が完治しなくて、苦しい気持ちや辛い気持ちもわかります。

それでも、顔を上げよう、誓志！！！