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2014/05/22

国宝 金印「漢委奴国王」を見てきました

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先日の鳥栖遠征には、もうひとつの目的がありました。
それは、福岡市博物館へ行って、国宝の金印「漢委奴国王」を見ることでした。

「漢委奴国王」
かんのわのなのこくおう

日本史の教科書にも載っている有名な国宝です。
本物の金印が、福岡市博物館に常設展示されているのです。

中国の史書「後漢書」には、西暦57年、倭の奴国王の使者に、後漢の光武帝が「印」と「綬」を授けたことが記されているそうです。
1784年(天明4年)に、志賀島(福岡市)から金印が掘り出されました。農民が、農作業中に偶然、発見したそうです。

小学生だった私は、児童向けの「日本の歴史」を読んでいて、吃驚しました。
江戸時代に、農民が大昔のお宝を田畑から掘り出した、と。
確か、「日本の歴史」の冒頭の頁でした。
面白いなあ、と子供心にも思いました。

それから、歴史が好きになりました。
小学校の小さな図書館で、色々な本を読みました。
金印は、私の歴史好きの扉を開けてくれたものです。
福岡に行って本物の金印を見たい、と長い間思い続けていました。
そして、今回、鳥栖&福岡旅行の計画を立てました。

金印は、小さなものです。
しかし、暗い部屋で、照明の光を浴びて、ぴかぴかに輝いていました。
2000年前の輝き!
感動で胸がいっぱいになりました。
今、思い出すだけで、涙がこぼれてきます。


今回の鳥栖&福岡遠征は、充実した旅行でした。
 

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