ACL敗退 -ACLラウンド16ソウル戦-
3年連続ラウンド16に敗退した鹿島。
2008年を含めると、4年連続ACL決勝トーナメント初戦で敗退したことになります。
4年連続は悲しいですね。
今年こそは、と思って、ソウルに行ったのですが・・。
試合終了後、コンクリートの階段に腰をおろして顔を覆っている人を見たら、尚更、悲しくなりました。
鹿島の選手は必死に戦っていたのですが、何故か噛み合なくて・・・。
鹿島のサポーターは最後まで、奇跡を起こせ! と歌って、選手を鼓舞したのですが・・・。
FCソウルの強さと上手さが印象に残る試合でした。
ソウルワールドカップスタジアムは、無骨な鉄骨がドイツのスタジアムに似ています。
ドイツのどこですか?と聞かれると、記憶が曖昧ですが、雰囲気がドイツっぽい、と思いました。ドイツよりは規模が一回り小さいですが、サッカー専用スタジアムで、応援の声もよく響きます。
大音響の音楽と韓国語のDJを聞き流していたら、突然、目の前のオーロラビジョンに映る鹿島アントラーズのスタメン発表。
あっ、14番だ!
増田誓志選手がスタメンでした。
それも2列目での起用ということで吃驚しましたが、嬉しかったです。浦和戦での活躍が、オリヴェイラ監督のお気に召した(?)ようです。
しかし、浦和戦で無様な姿をさらしたカルロン選手が、スタメンだったことは疑問でした。
アウェイのシドニー戦で、カルロン選手と興梠慎三選手の2トップで勝利したから、今回の起用になったのかしら?
案の定、ボールを保持できず、競り負ける、シュートも打てないカルロン選手。
38分に失点。
前半からピッチ脇で、フェリペ・ガブリエル選手がウォーミングアップをしていて、ハーフタイムにはロッカールームに入っていったので、交代だろう、と思っていました。
ああ、カルロン選手の所為で前半45分を無駄にした、と思いました。
今年は選手批判を自粛していた私ですが、堪忍袋の緒が切れました。
後半、カルロン選手に代わりフェリペ選手が投入され、少し流れがよくなりました。
増田選手も果敢に攻め、シュートを打っています。
しかし、55分にまた失点。
増田選手のがっかりした姿が印象的でした。
そして、66分に遠藤康選手と交代になりましたが、残念というか、もったいない交代でした。他に代えるべき選手がいた、と思います。
後半ロスタイムの3失点目は、鹿島の心臓に止めを刺されました。
あれは、ないでしょう!
挨拶に来た鹿島の選手を、友人と共に無言で見送りました。
完敗で悔しさは湧かず、悲しみだけが湧いたソウルの夜でした。
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